バリ舞踊とバリアートに触れる旅 in Ubud★2014　01　1-2日目　【名古屋⇒KL⇒Bali】

2014/04/26 - 2014/05/03

なかなかご縁が無くて5年ぶりの渡航となったバリ島。
Air Asiaがセントレアに再就航（2015年春には1年待たずに撤退してしまったけど…）したおかげで、久しぶりに行くことが出来た。
滞在先はずっと憧れていたウブドの素敵なヴィラを確保。
ところが出発時から飛行機遅延・空港送迎ドタキャン・風邪の悪化・夫のぎっくり腰…と次々と困ったことが起こる今回の旅。
バリ島からまだ呼ばれていない時期に無理して行ってしまったのか？
バリ島に歓迎されていない気がする旅のはじまり、はじまり。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の手配内容: 個別手配

春にセントレアに就航したばかりのAir Asia（1年待たずに撤退してしまったけど）に搭乗するため向かったのは、今まで使用したことが無い奥まった搭乗ゲート。

中部国際空港セントレア 空港

待ちあい椅子が少なくて、ほとんどの人が立ったまま待機していた。　

中部国際空港セントレア 空港

噂のレシート搭乗券かと思っていたら、普通に立派なチケットだった。

中部国際空港セントレア 空港

バスで飛行機まで移動。
飛行機の外観が撮れるから嫌じゃないけど、天気が悪いときは困るかも。

中部国際空港セントレア 空港

枕部分が赤いのはHOT SEATと呼ばれる、座席の足元がゆったりしている追加料金が必要な特別席。
Air Asiaは、予約時に座席指定するから事前予約が必要だけど、搭乗後にHOT SEATに空きがあれば、現金で追加料金を支払うことによって移動することも出来る。

中部国際空港セントレア 空港

最初に向かうクアラルンプール国際空港までは7時間の距離。
早めに予約したおかげでHOT SEATでも特別広い非常口近くを確保できた。

中部国際空港セントレア 空港

9：35出発予定だったのに大幅に遅れて10：45にやっと動きはじめ、結局離陸したのは11：00ジャストの1時間半遅れで出発。
乗継に余裕を持たせていたとはいえ、こんなに遅れるとは思わなかった。
Air Asiaでは通常受けられるあらゆるサービスが有料なので、折り畳みダウンを持参したけど、機内でブランケットをレンタルすることも出来る。
近くの席で離陸前にレンタル申請した人がいたけど、サービスがかなり遅く、離陸後1時間経ってからやっと持ってきたので、ガタガタ震えていて可哀想だった。

機内食も必要なら航空券購入時に予約できる（割引有）し、選択肢は少なくなるけど機内で購入（先払い）することも出来る。
Air Asiaにサービス面を期待していなかったけど…INETで事前予約済みなのに機内食の配膳は遅いし、機内食の予約確認されたと同時にお酒もお願いしたのに、持ってきたのは食べ終わったころだった。
夫の機内食は、正体不明のマレー料理っぽい辛いペーストゴハン。

私の機内食はベジタリアンMenuの、大豆で作られた甘辛い肉団子風ゴハン。
風邪の引き始めだった体調は機中でどんどん悪化し、その影響で鼓膜が破れそうな激痛が断続的に起こって最悪の状態に。

16：30にKLLTに到着した頃にはぐったり。
でもこのあとすぐに乗継が待っている。
本当はマレーシアに入国する予定だったけど、大幅な遅れで時間が無くなりそのままLCCターミナルへ移動した。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

GW明けから新LCCTへ移動予定らしく、古くて如何にも感が否めないLCCT内をウロウロ。
薄暗い上に、人で溢れてるから席を確保するのも大変。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

KL⇒バリ便では機内食を頼んでいないので搭乗前に腹ごしらえすることに。
どの店も時間潰す人で満席で屋台風の店しか選択肢が無く、夕食は美味しそうな匂いが漂うクレープの店に決定。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

生地を温めながら、手前で中身を調理。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

【サテ入りピタサンド】7.5RM
カレー味でマリネしてあるチキンが挟んであって美味しかった。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

いよいよ搭乗…と思っていたら、KLでも遅延して20：35出発予定が…

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

21：10出発に変更。
色々とツイていないけどツイてないのはココで終わらず、また後ほど。
マレーシア特有のムンムンの熱気漂う半屋外の通路を進んで…

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

歩いて飛行機へ。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

疲れもピークの中、機内に移動。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

飛行時間は短いので今回は普通シート。

日付が変わった0：05にバリ島に到着すると小雨が降っていた。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

ネームカードを持つ送迎者を舐めまわすように確認すること、3往復。
Agodaでホテル予約した際に空港送迎をリクエストし、心配だったから出発数日前にHOTELのHPにも直接問合せメールを送り、返信も貰っていたのに…迎えがいない。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

とりあえず電話を…と思って慌てて携帯会社のブースに飛び込み、帰り支度をしようとしていたスタッフに、ウブドで使用可能なSIMをセッティングしてもらう。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

空港では選択肢が少なくて事前に調べていた会社の物じゃなかったけど「大丈夫」と言われ、購入。
【INET Free（1か月）＋国内通話（1時間）】200.000Rp。
大抵どこの国でも「INETが繋がったか確認して」と言われ、駄目なときはSIMを変えたり…とりあえず開通まで面倒見てくれるけど、閉店間際だったのもあって彼らは帰宅したいらしく、セット後すぐにスマホを手渡してきて「大丈夫だと思う、じゃぁね」と姿を消した。
HOTELに電話しようと番号を押したけど、私のスマホも夫のスマホも無反応（どちらもSIMロック解除済）。
これはセッティングしたフリして、面倒だから逃げたんじゃ？
とっくに携帯会社ブースは閉まっているから自分たちで開通作業をして、やっとHOTELに電話したところ…
（ヴィラタイプなのでフロントが閉まり常駐しているスタッフは警備員だけ）
「えっ？迎えの予約？聞いてないけど。迎えに行っても良いけどウブドから空港は1時間かかるから空港TAXIでこっちに来てよ」と。
ここまででングラライ国際空港に到着してから1時間半。

気が抜けたのと、眠さでフラフラになりながらエアポートTAXIチケット売り場へ。
空港⇒ウブド（ビスマ通り）まで300.000Rp。

深夜のバリ島を走り抜けて、ウブドにあるHOTELに到着したのは結局明け方3：00。
申し訳なさそうに警備のおじさんが小走りで駆け寄って迎えてくれ、見上げたら降ってきそうな満天の星空があり、泣きそうになった(笑。
フロントが閉まっているので手続きは翌日でOKと言われ、ヴィラに案内後なぜかTAXI料金も聞かれたので答えたら、そっくりそのまま現金で手渡してくれた。（このTAXI料金をくれた事が最終日、大問題に…）
とりあえず就寝。

今回宿泊したのはRouge Bali - Lounge Bar, Villas & Spa。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/indonesia/bali/tips/11256721/

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

HOTELの紹介を…
私たちが宿泊したのは一番奥の“3”ヴィラで、入口にあるBarから離れている分騒音とは無縁で過ごせた。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

OPEN。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

部屋は非常に広くて天井も高く、赤を基調としたモダンなインテリアが素敵でテンション上がる♪

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ベッド脇には目覚まし時計と、アクセサリートレイが。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ロールカーテンを開けると大きな窓がある。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ベッドの反対側にある高さと奥行きがあるフカフカのソファーベッド。
よじ登るように腰かけないと座れない高さ(笑。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

室内から見た入口。
ガラス戸なので、優しい光が奥まで注ぎ込む。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

インテリアの世界観を崩さないためか、TVは箱の中に。
椅子をわざわざ動かさないと立って観るしかなかったので、一度もつけなかった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

TVの下には旧式ドッグのApple製品専用スピーカーが。
2人ともiPhone5なので使用できず。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

サニタリースペースへ。
トイレの扉は擦りガラスで、天井まで届く大きさで重たい。
写真だと違和感なく見えるけど便座と扉の間隔が異様に狭くて、人ひとり立つのがやっとのスペースしかなく、足が長い人は膝が扉に当たるはず。
トイレは水の流れは良好で、予備トイレットペーパーが常備されている。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

右手側に３枚扉の大きなクローゼットがあり、右は広い空間で、中央は棚になっていて、左は掛物。
奥行きもあるので使い勝手が良かった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

掛物側には、薄めのサラサラした生地の真っ赤なガウンと室内金庫がある。
金庫の大きさは十分でネットブック・タブレット2個・一眼レフ2個・レンズ数個を入れることが可能。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

同色の真っ赤な室内スリッパ。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

サニタリールームもゆったりとした造りで、ちょっと高めの洗面台が2台並んでいて便利だった。
アメニティーは…水×2本・綿棒・コットン・石鹸・ドライヤー・ティッシュＢＯＸ。
タオルは本当にフカフカ♪1日に2回タオル交換してくれるのは嬉しかった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

洗面台の反対側は大きなバスタブが設置してあり、大人がゆったりと足を延ばせる長さと、肩まで浸かれる深さがあった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

その先の硝子戸奥が半屋外のシャワールーム。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

シャワールームの石像。
外国人が好きそうなモダンアジア風のインテリアでセンス良く揃えられている。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

石像の横には石柱が立てられていて、ボディソープが置いてあった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

シャワーの水圧は十分で、熱いお湯がすぐに出る。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

クリーンカードは可愛らしい表情の木彫り。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

各ヴィラの入口には2脚ずつチェアが用意されていて…

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

毎朝、自室のヴィラ前に朝食を届けてくれる。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

シートにチェックを入れて、前日の就寝前までにスタッフに手渡せばOK。
時間指定もできるし、ツアー参加で片方だけ食事時間が早いときも事前にお願いすれば、別々に対応してくれる。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ヴィラの外観。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ヴィラ正面は背の高い垣根で隠されているので、プールからの視線を遮り、プライバシーを保ってくれる。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

25ｍ程の縦長プールを挟んで3棟ずつ、計6棟のゆったりとした造りになっている。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

写真左側の1番奥のヴィラに宿泊したけど、ちょうど朝日を正面に受ける位置で眩しくて朝食がゆっくりとれ無かったので、指定できるなら反対側の4・5・6棟ヴィラがお勧め。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

プールを抜けた先は石畳の通路があり…

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

並行して入口側から伸びる石畳の前には、こじんまりとした建物が立っている。
向かって右側がフロントで、左側はキッズルームだったけど、滞在中利用は見かけなかった。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

オーナーは外国人の話好きのおじさん。
ゲストを見かけるたびに声を掛けずにいられないらしく、いつも誰かと談笑してた。
オープン当初に、日本人がこのHOTELで映画撮影したけど見たことある？とタイトルと監督名を教えてもらったけど、Google先生に尋ねても情報なしだったので自主制作映画なのかも。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

プールから並行した通路に戻って…真っ直ぐに視線を伸ばすと無機質な建物が。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

ここはHOTELのエステ。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

エステの建物を通り抜けると急に広い空間が広がって、オープンバーになっている。
夜は華やかな雰囲気のなか、ピアノの生演奏が鳴り響く。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

HOTELの入口は通り過ぎてしまいそうなほど小さい。
でもウブド内では有名らしく、TAXIドライバーは名前を告げるとすぐにわかってくれた。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

HOTEL正面は実はレストランバーが大半を占めていて、もし宿泊していなかったら、奥にこんな素敵な空間が広がっているなんて気づかなかったと思う。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

入口にスタッフは居るけど、昼間は営業していなくて静か。

こちらが“rouge sushi bar”のフライヤー。
ドリンクは普通のBarと大差ない価格だけど、意外とFood類がお値打ち。
オーナーに何度も何度も「うちのSushiは本当に美味しいから、絶対食べに来て！」と声を掛けられた。
日本人にSushi食べに来いって凄いな！と思ったけど、行ってみたら普通に美味しかった。その話はまた後日。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

静かなビスマ通りで異彩を放つRouge Bali - Lounge Bar, Villas ＆ Spa。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

Barの脇にはRouge Baliオリジナル商品を扱うショップもあった。
HOTELの調度品をはじめ、このビスマ通り界隈のお洒落なレストランのインテリアは、Rouge Baliの数メートル奥にある洗練された雰囲気のインテリアショップのものらしく、そこもで同じものを購入することも出来る。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル

HOTELが素敵なのが救いだけど…出発時からこんなに色々不運続きってあまりない。
まずは状況打破するため、美味しいバリご飯を食べないと(笑。
続きは02へ。

ルージュ ヴィラ&スパ ホテル