ルーマニアの旅（４）・・王侯貴族の別荘地として繁栄した、「カルパチアの真珠」と愛称されるシナイアを訪ねて

2014/06/06 - 2014/06/06

２０００ｍ級のカルパチア山脈の麓、標高８００ｍの景勝地に、「カルパチアの真珠」と愛称される、シナイアがあります。首都ブカレストから近く、夏は避暑地として、冬はスキーリゾートとして、沢山の観光客を引き付けています。

シナイアは、王侯貴族の別荘地だったところで、現在も旧別荘だった素敵な建物や、歴史的建造物を利用したホテル・レストランがあり、シナイア駅近くの公園と合わせての散策はお薦めです。

シナイア僧院には、１７世紀にワラキア公カンタクジノが建立した「古い教会」と、１９世紀にルーマニア国王カルロ１世が建立した「新しい教会」があります。古い教会入口に描かれているフレスコ画が見どころです。

ペリショール城は、カルロ１世の狩猟用の城でした。ペレシュ城は、カルロ１世の夏の離宮で、ドイツ・ルネサンス様式で建てられており、ルーマニアで最も壮麗な城といわれています。

エリア シナイア(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

ブラン城からシナイアへ向かいます。車窓は羊の放牧風景です。

ホテル・カライマンとシナイアの公園です。

公園には「木の根のオブジェ」があります。

公園の「玉で遊ぶライオン像」です。

公園にはリスもいました。

公園には彫刻や銅像が沢山あります。

オクタヴィアン・ゴーガ通りです。

シナイアは標高８００ｍの景勝地で、王侯貴族の別荘地でした。

素敵な建物です。

ホテル・パラスです。シナイアで最も豪華な、宮殿のようなホテルのひとつです。

昼食は、パラスのレストランです。

フロント奥の、豪華な応接セットです。

レストランでの食事風景です。

ナスのペーストのサラダ、サラタ・デ・ヴィネテ（Salata de Vinete）です。

メインはマスのフライのポテト添えです。

デザートはクレープ巻です。

シナイア僧院の入口です。

１９世紀にルーマニア国王カロル１世が、建立した「新しい教会」です。

新しい教会の礼拝堂は、撮影禁止でした。

井戸がありました。飲めるようです。

「鐘楼」です。

「博物館」と「売店」の建物です。

左の建物の門をくぐり、古い僧院側に入ります。中庭の中央に「古い教会」があります。

１７世紀にワラキア公カンタクジノが、建立の「古い教会」です。僧坊が取り囲んでいます。

古い教会の正面です。

教会入口天井の、「最後の審判」のフレスコ画です。

礼拝堂入口上の、「マリアの昇天」のフレスコ画です。

礼拝堂の入口です。

礼拝堂のドームにも、見事なフレスコ画が。

礼拝堂正面のイコノスタシスです。

キリストのイコンです。

聖母子のイコンです。

散策も楽しみながらの、お城巡りに出発です。

素敵なお屋敷です。現在はホテルのようです。

素敵な建物です。現在はレストランとカフェ、お土産屋のようです。

カロル１世の狩猟用の城、ペリショール城です。

お城の庭のライラックです。

ペリショール城を横から見ています。

子供達も見学です。

夫婦杉ですね。

各国語の歓迎の言葉が。ペレシュ城の時計塔が見えてきました。

カロル１世の夏の離宮、ペレシュ城です。
ペレシュ城内の写真撮影料；８ユーロ（１,１２０円）です。高いですね。

宮殿内の部屋数は、１６０はあるという。

宮殿の壁面の、フラスコ画や装飾も凄いです。

入るとすぐ武器が、展示されています。

次に白い大理石の彫刻が、並んでいます。

城の中央にある玄関ホールです。３フロアー吹き抜けです。

このホールで使用されている木材は、ドイツ産の樫の木とのことです。

「儀式の間」に入ってきました。

この螺旋階段の装飾は、凝りに凝っています。手彫りだそうです。

天窓のステンドグラスです。

「武器の間」です。

人も馬も鎧を着けています。

「ニコポリスの戦い」のレリーフと異民族の刀の展示です。

王冠と勲章の数々が展示されています。

「控えの間」でしょうか。ステンドグラスが綺麗です。

王の執務室の「談話スペース」です。

豪華な暖炉です。

「図書室」です。

「王妃の読書室」でしょうか。

王妃エリザベートの読書像があります。

王妃の「音楽室」です。

音楽室の壁の絵です。

一番豪華な「フィレンツェの間」です。

玉座と王妃の座が、ここは謁見の間として使われていたのでしょう。

大理石の暖炉です。

この時代に「大きな質の良い鏡」は貴重でした。

来客時の「晩餐の間」です。使っていた当時のままだそうです。

「トルコの間」です。絨毯とミフラーブが目を引きました。

ペレシュ城の全景です。ルーマニアで最も壮麗で、世界でも屈指の人気のお城です。

カロル１世の像です。

カロル１世の妻であるエリザベート王妃の像です。

庭園の彫像です。

ドイツ・ルネッサンス様式で建てられています。