2014GWポルトガルほんわか旅行1

2014/04/25 - 2014/05/05

今年のGWはポルトガルへ。GWはヨーロッパの大陸側、北緯50度より南(寒すぎない)で、あまりメジャーではない国、というのを基本的な考え方にしています。最初はオーストリアとチェコを組み合わせようかな?と考えていたのですが、オーストリア航空ってなんだかいつも高め･･･GWだと尚更。去年、KLMとルフトを使ったから、その近辺は外したい(こういうこと言うから、プランが複雑になるのよねー)。ふーむ、ポルトガルがあるじゃないですか。

いつもは一人を楽しむスタイルですが、今回は何故か色々な出会いがあり、それもまた楽しい旅になりました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポルトガルは遠いです。直行便は無いので、様々なルートを探します。どのルートでも(欧州系の場合)遠回りということはあまり無いので、選択肢としては多いです。うーん、でも、遠いだけあって、殆どの便で到着が夜になってしまう･･･。それにやっぱり結構高いなあ。相当悩んだ末に、エミレーツを選択。かなり安かったのと、成田を夜に出て、朝にドバイで乗換、昼過ぎにリスボンに着く、というのは欧州便にはないメリットです。ちなみに、スイスエアは明るいうちにリスボン入り出来そうでした。高くて断念しましたが。

夜便なので、GW開始前日に仕事を終わらせてそのまま出発できるのもヨイです。そして、26日便よりも安い。迷いましたが、会社から一度帰宅して空港に向かうことに。会社に荷物を持ってきても良いけれど、人目を気にしながら着替えたりするよりも、敏捷な動きが取れそうだし。結果は十分間に合いました。これ以上早い便は怖いな。晩御飯が真夜中にがっちり出るのは分かっていたので、途中おにぎりをパクつくだけに留める。夜の成田からの出発って久しぶり。もう便も少なく、お店も結構閉まっていて閑散としています。GW開始直前とは思えません。

エミレーツに一度乗ってみたかった、というのも選んだ正直な理由の一つ。チケットを取った後に調べてみると、結構、ヨーロッパに行く安い選択肢として利用されているんですね。

ディスプレイに席の番号が書かれているのは、単純だけど便利です(席の上に記載されている目印は、前後どちら側を示しているのか分かりにくいですよね？)

エコノミーでアメニティがもらえるのは、最近では珍しい感じがします。中身は、アイマスク・靴下・歯ブラシ。ポーチがしっかりしていて、生地の感じも良いし、色々活用できそう。帰りも同じものをもらいました。

というわけで真夜中の食事。24時前に配られたかな？でも、食べるし。パンとコーヒーはやっぱり欧州系に比べると気合いが入ってないな〜と思いますが、味自体は美味しいな。そのあとは寝ます。夜便はやっぱり寒いな。。

朝ごはんもしっかり食べます。到着1時間前くらいです。

エミレーツ、普通にヨイと思いますが、激しくヨイかというと、エコノミーだと他と一緒ですね。ビジネスとかファーストには違う世界があるのでしょうが。あと、マイルがたまらないというのも微妙(東京-ドバイ間は、OWでは貯められません。ドバイ-リスボンは貯まります)。

ドバイに到着。チェックインカウンターに寄って、次のフライトの席を窓際に変えられないか交渉。窓際を確保したはずなのに、機体が変わったのか何か分かりませんが、何故か通路側になっていたんですよねー。しかも、3-4-3の4部分。「窓際はもうないです。でも、この席もいいですよ！」ぬー。

ショッピングゾーンは、想像していたよりも魅力的ではありませんでした(私にとっては。免税ショッピング好きの方にはヨイと思います)。

行きは3時間程度の乗継時間。お店を見るのも早々に終わってしまったので、ハイネケン・バーで時間をつぶします。本当はもっとアラブ的なお店が良かったのですが、あまり魅力的なところが無く･･･。この店のにーちゃん'sはやたらとフレンドリー。「どこ行くの。ポルトガル？！ポルトガル語しゃべれるの？」「いやー･･･全く」

このビール、去年オランダで飲んだな。ディルハム払いでいくらのビールか分からず。･･･908円だった！ちょっと！！

あとから気が付いたけど、JALサファイアがあったのでラウンジ入れたかも。

リスボン行き。ドバイ空港で過ごしていると、「東西の交差点」というのが実感されます。なるほど、夜のうちにアジアからの客を吸い上げて、朝から西に送り込むのね。というわけで、中国系の団体さんと一緒です。混んでるわけですよ。インド系とかはあんまりいないのね。

もしかして、団体の予約で機体を途中で大きいのに変えたのかしら(そんなことってあるのだろうか)。

朝日が楽しめるかな、と思っていたのですが、外の景色を見やすい場所が見つけられず･･･。ハイネケン・バーから出てきたら、もうこんな感じでした。

通路側なので、ドバイの街並みは拝めず。他の3回の離発陸はいずれも夜なので、ここは是非とも窓際を取りたかったんだけどなー。

なんだか機内食の写真ばかりのような気もするが、1時間くらい経過してから、2回目の朝ごはん。間隔はそれなりに空いているのでフツウに食べちゃうよ。欧州行きの便のためだからでしょうか、さっきよりパンがおいしいな。コーヒーはイマイチなのではないかと、紅茶にチェンジ。

サウジアラビアのあたり、かな？。実は、中東・アフリカって見るの初めて(空からだけど･･･)。

ところで、今回のフライト、なんと二重請求されました。どうもWeb予約をしたときの操作が、エミレーツ側では2回予約が入ったことになっていたらしい(私の方には1回分のメールのみ)。コールセンターとやり取りをして返金されましたが、同じ名前で同じフライトの予約が2回、はシステム的にもあり得ないような気がするんだけどなー。どうなっているんでしょう。

オレンジジュースとワインで自主カクテル。アルコール度数が下がってヨイのだ。

さらに、昼ごはん。と言っても、10時前(リスボン時間)だけど。ローズマリー風味マトン。

缶のデザインに魅かれて、炭酸水ゲット。このアラビア文字がなんとも。

欧州大陸が見えてきました。着陸前のリスボンの街並みが見られないのは残念〜。

後半は目がしょぼしょぼ。10時間+7時間のフライト自体はそれほど苦痛ではないけれど、今度からはコンタクトは止めて、眼鏡にした方が良いかも(いつも寝るときでも、機内ではコンタクトなのだ。良くないのは分かっているのですが)。

リスボン空港では、新しく出来た部分を延々歩かされましたが、早速タイルがお出迎え。写真の青の他にも、赤・オレンジ・緑とカラフルでかわいかったです。

入国は中国ほかの皆さまと一緒なので、1時間くらいかかりました。カウンターは余っているんだから、もう少しスタッフ増やせばいいのにな。こんなの久しぶりだ･･･。ヨーロッパって直接入ったことしかなく(＝日本からの直行便)、基本楽だったのよねー。待ち時間に読む本の準備とかしておけば良かった。

なんとか入国、荷物も無事ピックアップして、地下鉄でホテルに向かいます。ちょっと迷ったけれど、1日券購入。

地下鉄の駅はこんな感じ。駅によって、明るくてイイ感じのところとそうでも無いところがあったかなー。エスカレーター(もしくはエレベーター)の場所が分かりにくすぎて参りました。大きいスーツケース持っている時はねー。後半は、事前に荷物が無いときにエレベーターの場所をチェックするようにしていました。

車内。この後、混みました。いつも混んでいる気がします。タイミングと場所によっては、東京の朝並みに混んでいる時もあったので、そういうときはそれなりにスリなども出るんだろうな〜。基本的には安心して乗れる感じです。

Saldanha駅で乗り換えたあと、うっかり一度Marques de Pombal駅で降りてしまいながらも、Rato駅に到着。地上に上がると、予想はされましたが、道が斜めに交差していて、どこが目的地やら･･･しかも雨が降ってきた。人に聞いたりしながら、なんとかテキトウにたどり着きます。本当は、駅からすぐ、かつ、分かりやすいです。

本日から3日間お世話になるCasa de Sao Mamedeです。

「こんにちは〜(予約したときのメールを出そうと、ごそごそ)」「**さんね。分かるわ〜」(･･･アジア人少なさそう)「静かなお部屋をご希望ですよね。2部屋用意したので、見てください。」へー、そんなことしてくれるんだ。TripAdvisorに、表通りに面した部屋はうるさいと何人も書いていたので、リクエストしておいたのよね。

見せてくれたのは、両方とも道路に面していないお部屋。うーん、そこまでしなくてもいいんだけど。ピンクを基調とした可愛いお部屋の9号室に決定。そうそう、このイメージ！！

デスク。左側に窓、ですが、建物の内側に2?ほどの空間があるだけで、エアコンが密集しているので、開けてもあまり爽やかではありません。

ところで、チェックインしたときに、1泊60ユーロね、とメモをもらいました。あれ、予約したときは80ユーロって言われたんだけどな。そして、HPにあった「バレンタイン(もう4月だけど)フェア特別価格」の続き出ないのかな、と期待してたんだけど、ヤッター。

水回り。アメニティは、シャンプー・リンスに石鹸。だったかな？バスタブがあり、かつ、扉がきちんとしているのがウレシイです。しかもこのバスタブ、短くて、深い！！

ソファ。この部屋、結構広いんですよ。着替えやらなんやらをするのにも便利なスペースでした。

フロントからすぐ、ど真ん中の部屋です。

一息ついて、少しだけ街を散策しましょう。さすがに疲れているけれど、明日は日曜日でお店も皆閉まってしまうし、街の雰囲気を把握しておきたいのです。

雨は止んだみたいだけど、微妙な空だなあ〜。

青空！

Escola Politecnica通りとDom Pedro V通りの平坦な道を15分ほど歩きます。

リスボンの宿探しで悩んだのが、ホテルの立地。大型ホテルやコギレイ系はMarques de Pombal広場近辺に集中していますが、さすがに街中まで歩ける距離ではない。一方、Baixa地区はすり鉢的な地形の底で、イマイチ心惹かれる宿が無い。今日のお宿は、今回大変お世話になったガイドブック「レトロな旅時間　ポルトガルへ」で気になって決めたものの、距離感には若干の不安がありました。でも、この道はお散歩に気持ちいいし、平坦だし(リスボンでは超重要)、許せる距離かな〜。

Sao Pedro de Alcantara展望台に突き当たったら、ケーブルカー(Gloria線)に乗って下界へ。混んでる。

最初にツーリストインフォメーションに行って、Monsarazのバスの時間を確認。日本で色々調べるも、結局イマイチ良く分からなかったのだ。しまった、研修生に声をかけてしまった。すごーく熱心に調べてくれるけれど、微妙。バス会社に電話してくれと思ったけど、あまりそういう雰囲気でもなく。とりあえず、ポルトガル人が検索してもイマイチ良く分からんということだけが分かった。そして、Evoraにはやっぱり電車ではなくバスで行った方が良さそう。

Baixa/Chiadoの間あたりを下って、お店をぷらぷら見ていきます。うーん、お腹すいてきた。しかし、今からお茶して小腹を満たして、さらに歩き回るガッツは無いな〜。もう、晩御飯にしちゃおうかな〜。

Bairro Altoのレストランを目指して歩き始めるも、裏道から入ったせいもあり、場末感に萎える。Chiado側に引き返して、無難にTrindadeへ。

とりあえず、ビール！(ビアレストランですから)。正確に言うと、パナシェ(ビールのソーダ割り)。甘いけど、いいの？って確認された。確かに甘い、けど、好きな味〜。

あ、グラスの正面こっちだった。飲みかけだけど。このマーク、かわいい。

そして、Bife？Bitoque？目玉焼きを付けました。パンはいらないよって言って、ご飯を頼みます。日本人ならこの組み合わせじゃー。うーん、目からぼろぼろウロコが落ちたり、ほっぺたが落ちたりするかというと。単に好みの問題ですが。

デザートもおいしそうだったけれど、今日のところはコーヒー(Meia Leite、ミルクコーヒー)で〆。

Sao Roque教会の前を通って、帰ります。途中見つけたバカリャウコロッケ屋さん。おいしそう〜。

もう疲れた、寝る〜。