2014/05/02 - 2014/05/02
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tanukkoさん
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Aveiroに向かい、陶器工房を訪ねます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まだ暗い中、宿を出てTerreiro do Paco駅に向かいます。ふむ・・・この時間スーパーのエレベーターはやっていないのね。ということは、早朝便(欧州系エアラインでリスボンを訪れる場合は、基本)の場合には、この激しい坂をスーツケースで降りるのか。来るときも、深夜だと、同じこと、いや登りが発生するわけだ。
地下鉄は6:30からなので(ゆっくりだな〜)、殆ど始発。あれ、15分おきにしか来ないの?ギリギリじゃん?!とあせるも、「あと何分」表示がスゴイ勢いで回転して、電車がやってきて、Santa Apolonia到着。一体どうなっているんだ。 -
宿の朝ごはんは8:30からだったので、「明日は早く出かけたくて・・・」とパスすることに。この宿も早朝対応はムリでしょうな。
今日は、ガイドブックで気になった工房を訪問するのです。「ポルトガルに行くのですが、リスボンにショップはありますか?」と問い合わせたら、なんと「リスボンに店はないので、その代わり工房に来ませんか?街も案内しますよ」と驚きのお誘いが。 -
こんな話、あり得るのかな?と思いましたが、ガイドブックの著者の方にも聞いてみたところ、親切な人たちだから大丈夫、との言葉を得て、思い切って行ってみることにしたのです。
朝日が昇って来ます。Alfa Pendularは、メトロの駅から見て一番奥から出発します。 -
当然Turistica(2等)。座席はとてもキレイ。この手の鉄道の、1等と2等の違い(使う意味)が私には理解できないなあ。7時発、2時間強の旅です。
しまった。iphoneの充電が甘い上に、カメラ忘れた。。。 -
しばしTejo川の雄大な眺めを右に(そういう意味では右側の席がお薦め!)、その後は、Alentejoとはちょっと雰囲気違うけれど、やはり田園風景が続きます。途中、何故かこんなお天気悪い場面も・・・。
Aveiro駅に着くと、なんと私の名前を書いた紙をもった2人が!ひょえ〜。JorgeさんとMiluさんです。「はじめまして!」 -
「朝ごはん食べた?」「いえ・・・」車内には食堂車もあったけれど(そして結構使えそうな感じだったけど)、なんとなく食べなかったのだ。「じゃあ、まずは朝食ね」カフェでPastel de Nataを頂きます。
その後、運河沿いをお散歩。おお、これがモリセイロ。結構観光客が乗っています。 -
これ、説明を受けたけれど忘れてしまった・・・。すごく硬いパンを投げるお祭りがあるのです。
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Aveiroのあたりはリア(潟)が入り組んでいる地理ということで、川なのか運河なのか海なのかが分かりにくい、不思議な風景が続きます。そして、潮の満ち引きでも相当雰囲気が変わる模様。時間をかけて見てみたいなあ。
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塩田。色々な鳥が飛んでいて、こんな環境で作られている塩、絶対美味しそうだなあ。
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今度来たときには、Aveiroの塩買うぞー(塩屋さんが閉まっていたのです。リスボンでも売ってたけれど、せっかく本場に行ったのになーと思って、買わなかった)。
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ちなみに、Jorgeさんと私の英語は同レベル程度(と思われる)。Miluさんの方がJorgeさんより得意。多分、ポルトガル語でもMiluさんの方が良くしゃべる。「英語で話すのは疲れるわよねえ。こうやって、色々なところから来た人と話が出来ることは素晴らしいことだけれど、それが大変だわー。そう思わない?」「今、仕事の都合で英語勉強しなくちゃいけなくて・・・とほほー。今日もいい機会ですー」
「ポルトガル人は英語話さない人多いわ。」ええ、大変に実感してます・・・。英語話してくれると有難いと感じる現象が、私に起きるとわ。 -
砂浜がいい感じです。数日前に行ったRoca岬とは海の色が違う気がする・・・。少し北だなあ、という感じがするというか。
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Costa Novaのストライプハウス。この辺りはリゾート、という雰囲気です。
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市場♪海鮮系が中心です。どこもすごい迫力!明日のご飯の材料買っていました。
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タコだよ!
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海外に近いレストランでお昼ご飯。チーズと、写真には入っていないけれど、パンが美味しい!!この辺りのワインでいただきます。幸せ―。ポルトガルのチーズとパンは、有名ではないように思うけれど、おいしいわー。
「Mare」というお店です。 -
Bacalhauのグリル。ボリュームたっぷり。パン粉みたいなの?がカリカリになっているのと野菜がかかっています。
「これ、まさか干しダラではなく、フレッシュなものですよね?」「違うわよー。干しダラを時間をかけて戻すのよ。戻すのにはタイミングが重要で、難しいのよ」このジューシーさ、身の厚み・・・うーむ、信じられない。
このお店のために、工房でつくったという「Reserved」プレートを見せてもらいます。かわいいー。これから見るものへの期待が膨らみます。「でも、これ席数に対して、数が多すぎないかな?」「夏になると、全部の席が予約済みになるのよ!」なるほど。 -
昼食後、いよいよAveiroの隣町、Ilhavoの工房に向かいます。IlhavoはVista Alegreなどもあり、Jorgeさんも地元の大学で陶芸を学んだと言っていましたし、窯業が重要な産業になっているようです。
とうとう工房到着。かわいい入り口です。出入り口に大量にバナナの空き箱が。「なんでバナナなの?」「丈夫でいいのさ。これで、オーストラリアにも日本にも運んでいて、問題無し!」 -
おうちのワンコ。名前忘れてしまった。ナツッこい。
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アヒルとガチョウ・・・だったかな。Jorgeさんが見せてくれようと、捕まえようとしたけれど、激しくお断りされていた。
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そして、じゃじゃーん、工房でーす。
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ステンシルの薄紙を器に乗せて、絵の具を塗っていきます。相当地味な作業。型紙をつくるところも見せてもらったのですが、見た目ゴツメのJorgeさんが、カワイイお花模様などをチクチク切り取っているのは(眉毛ハサミみたいな細かいヤツでやってる)・・・失礼ですが、なんだか可笑しい。
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曲面に、模様を繰り返し、繰り返しつけていきます。手がつりそうだなあ。毎回、同じだとつまらないからなのか?それぞれの器で、少しずつ色を変えているのが面白いです。
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伝統的なお魚の図柄。繁栄を意味しているらしい。焼く前はこんな感じの色で(これは釉薬がかかった状態のハズだと思う)、
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焼くとこうなる。
その後ショップで、お皿を2枚お買い上げ。非常に様々な種類があって(少しずつ色が違ったりするので、同じものは2枚とないのではないかという感じ)悶絶しそうになりますが、やっぱり手書きよりステンシル、絵柄が分かりやすい適度なサイズの平皿、釉薬はスクラッチが入っている方が好き、お花の模様がかわいいなーという感じで順番に絞り込んでいきました。帰ってきて見たら、私、地味なのが好きなんだなあと感じました。 -
キッチンに飾ってあったお皿たち。紺と黄色が効いているのが基本。この色遣い、好きだー。
お皿を選んでホッとしたところで、お茶をいただきます。
「自分たちの器が、どういう町で、どういう風に作られているか理解した上で、使ってほしいんだ。だから、こういう風にしているんだ」というお話には、なるほどなあ、素敵だなあ、と思いました。 -
最後にAveiro旧駅舎のアズレージョを見て、お別れです。「またね!今度はポルトから行くね〜(リスボンからより、ポルトからの方がずっと近い)」仲の良い素敵なお二人に会えて、素敵な器を見て、本当に来てヨカッタ〜。Obrigada!
Aveiroは、北海道の父の田舎の(元)漁師町と同じ雰囲気を感じる町でした。 -
ちなみに今回切符を買うときに、往復買う時点で帰りの電車も決めろと言われました。予定はどちらにしても変わらないかな?と思ったので、決めてしまったけれども、イマイチだなあ。まあ、日本でもそうだけどねえ。新規購入よりも変更って大変だから、好きじゃないのだ。
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あっという間にリスボンに戻ってきました。もう今日は、このまま部屋でのんびりしましょう。夕焼けが美しいです。部屋にいながらに見られるという点では、一昨日の部屋よりいいかも・・・。
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空港が近いからでしょうか、夕焼けの中を、何機も飛行機が通過していきます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- モーツァルトさん 2018/07/07 21:56:11
- tanukkoさん、こんにちは!
- Formigaのお皿とっても素敵ですよね!私も
工房に行きたくて、直接メールを送ったらMiluさんから到着日と時間わかったら連絡下さいと言って下さいました!
そこで質問ですがtanukkoさんはこちらの工房にどのくらい滞在されましたか?
- tanukkoさん からの返信 2018/07/08 14:55:51
- Re: tanukkoさん、こんにちは!
- モーツァルトさん、おお、工房行かれるのですね。とても楽しい一日になると思います。私は、旅行記の通り、昼食を取ったあと向かいました。大きな工房というわけではないので、工房を見させてもらって、お皿を選んで、お茶をして、2時間程度だったと思います。ただし、町を見せてから工房に連れて行きたいという考えを持っていらっしゃるようです。今、手元に記録が無いのですが、7時台の電車に乗って、17時台ので戻ってきた記憶で、丁度良かったです。時間が無ければそれはそれで相談に乗ってくれると思います。回答になっていますでしょうか。
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