現存天守丸亀城

2014/06/27 - 2014/06/27

ここ丸亀城天守は、日本に残る現存天守の中でも最小の規模です。
しかし現地に出向き石垣の下から見上げるとその規模感には圧倒されます。
別名【石の城】とも呼ばれるだけあって、その石垣とその上にそびえる天守の光景は見事の一言に尽きます！

梅雨空の山陽道から瀬戸大橋を渡り讃岐の国へ。今にも雨が降り出しそうな天候でしたが何とか雨には降られませんでした。が、蒸し暑い！

この後、金比羅様にも向かいましたが、"登り"にはきつい一日でした。
（お陰でビールはめっちゃ旨かったです。）

エリア 丸亀・宇多津・多度津(香川)

• 旅行の満足度: 5.0

思うところあって越すことになった広島から、高速バスに乗って一路四国を目指します。

倉敷JCTを分岐し瀬戸中央道へ。

このトンネルを抜けると・・・

瀬戸大橋！！

巨大な吊り橋。

対岸にはかすかに讃岐富士が見えてきました。

四国側坂出に到着。

坂出インターＢＴで下車し、手配していたタクシーに乗り丸亀城を目指します。

大手門前のお堀に着きました。

大手二の門。

お堀と石垣。

亀、完全に土着化してますね・・・

標高66ｍ、約500ｍ角の規模。

いきなり心臓破りの見返り坂を。

ここ丸亀城は?石の城?と言われるだけあって、その石垣の造作は見事です！！

緩やかな弧を描き空に伸びる美しい曲線！

ビシッと決まった角！

このボリューム感、築城技術の粋が集められてます。

三の丸を帯状に囲む帯曲輪。

搦手口の石垣はより堅固な作りになってます。

継ぎ足しされた石垣。

月見櫓跡、讃岐富士を正面に望みます。

昔も今も日本人の考えることは同じですね！

ここを登ると・・・

本丸そして天守

確かに小振りな天守ですが、慶長の時代(１６００年)に築城され歴史の荒波を乗り越えた姿は威風堂々としてます！

中の階段、この城もかなり急です。

そして例にもれず、綺麗な飴色お木調。

天守からの眺め！
瀬戸内の島〃も望めます。

攻め入ってきた敵勢に石攻撃を加えるための石落とし。

ここから石を落とします。

本丸の四隅には櫓跡が残ってます。

讃岐富士！

レオマワールド

瀬戸大橋

石垣の技術を今に残す色々な技法が確認できます。

石をよく見ると様々な文様が残されています。

天守と石垣

絵になる光景です！

大手門まで下って来ました。

大手門の中を見学できます。

大手門内部、貴重ですね。

鯱鉾。

大手門内部にも石落としが。

石落としを外から見ると・・・

お堀と石垣。

大手門正面に見られる"切込みハギ"、ある意味シンボル的に作られた巨石を用いて作られた石垣の一部。

大手門に残された敵勢攻撃用の窓。

下から眺めた天守と石垣！

威風堂々とはまさにこの姿かと感じ入りました！

近くの公園のはサギ。人が近寄っても微動だにしません。

さて、丸亀と言えば・・・うどん（！）ですね。
市民会館の中で営業しているお店へIN。

このボリュームで６５０円。
ぶっかけ１玉、かき揚げ天、メンチカツ、温玉天。

丸亀駅に向かう途中は・・・

シャッター商店街が・・・

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、谷口吉生設計の建物。

現代アートを集めた美術館、時間が無いので中は残念ですがパス。

駅前広場のオブジェと一体化された作りになってます。

そう言えばカマタマーレのホームですね。

２時間ほどの滞在でしたが、丸亀に別れを告げ琴平に向かいます。