2014春マダガスカル＆レユニオン～バンコクからマダガスカルへ。アンタナナリボ散策

2014/06/21 - 2014/06/23

ずっと行ってみたかったマダガスカル。
南アフリカ在住時、ヨハネスブルクからの直行便があり目と鼻の先（たったの3時間！）だったにもかかわらず、政情不安のために渡航ができなかった。
今年4月に首相&内閣誕生で政権も安定してきたので、すぐさま航空券を手配し行ってきました。

バンコクからレユニオン（フランス海外県）経由でアンタナナリボ（タナ）へ。タナに1泊して翌日からは1泊2日ででペリネ特別保護区を訪ねました。
タナは丘の多い素敵な町並みでした。

[両替レート]
タナの空港で6/22現在
1USドル=2200マダガスカルアリアリ(MGA)

[フライトスケジュール]
エールオーストラル(UU)
6/21 14:45 22:25 Bangkok Sain Denis
6/22 11:10 12:25 Sain Denis Antananarivo
6/24 15:15 17:35 Antananarivo Saint Denis
6/24 21:45 11:40 Saint Denis Bangkok

[Hotel]
Hôtel Restaurant La Ribaudière
1泊80,000MGA（約40USドル）

エリア アンタナナリボ(マダガスカル)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩

出発はいつものようにビエンチャンから。
バンコクまでのフライトは、乗継のよかったバンコックエアウェイズ（PG）。機内食もワインも美味しい〜☆

最近、LCCラオセントラル（バンコクまで往復120ドル）が運行中止しちゃってバンコク行きがコスト高。PGはフライトが昼のみだから使いづらく、ラオス航空は安全性が…タイ国際航空は通常300ドルするしね。

バンコクにいったん入国し、UUのチェックインカウンターでチェックインを済ませた後、すぐさま出国。
今日はイミグレがガラガラで、入国＆出国に10分かからなかった！最短記録。

この時期のスワンナプーム空港、雨季だし昼間なので利用客が少ない。1月の空港なんてもうロシア人だらけだったのに。

UUは一番端っこの搭乗ゲート。歩く歩く。ここの空港来るたびに最低1キロ以上歩いている。

いつも思う疑問、エルアル・イスラエル航空は私が見る限りどこの空港でも沖止め（テルアビブ除く）。ボーディングブリッジ接続しているところをまだ見たことがないのだけど、やっぱり安全上の問題なのかな。

サンドニまでのフライトは、エコノミーの最前列の通路側席。
ビジネスクラスとの仕切りカーテンがひらひら足に当たって邪魔だった。

B737-800の小型機なので途中チェンナイで燃料補給。
数人のインド人が下りてった以外は、全員機内待機。セキュリティーチェックもあり、ボーディングパスと荷物検査も行われた。

機内でもらったアメニティ。
Air Australストラップ嬉しい。

たぶんもう二度とのることないだろうから記念に。
帰路にもも１こもらえたので飛行機マニアの友人に一つあげた。

機内食1回目。
パンが冷たくて硬いのが残念だったけど、メインのチキンはまあまあ。チーズとクラッカーをワインのお供に。
2回目の機内食はサーモンで美味でした。
毎回キットカットが付いてくる。

バンコクからサンドニまでのフライト、CAが美男美女だらけで驚いた。
笑えたのが若手の男性CAが先輩にスパークリングウォーターをぶちまけたこと。イケメン先輩CA、水も滴るいい男になってた笑

現地時間夜9時半頃、レユニオン到着。
やっぱりアフリカは遠いー！

ここはフランスなのでスタンプはEU共通のものかと同じかと思ったらデザインが違った。
国としてはフランスだからカウントなしだけど、4トラではカウントされる。

1泊してサンドニ町歩きをして、
http://4travel.jp/travelogue/10890353

いよいよマダガスカルへ！
プロペラATRだったので所要時間2時間、ジェットだと1時間でした。

レユニオン空港は海に面していて、滑走路が海に並行して走っている。
気持ちいい眺め。

マダガスカルのこの長〜い海岸線。
島というより大陸だ。さすがに世界4番目の大きさ、日本の1.5倍。

この海岸線、ヨハネスブルクからモーリシャスに飛んだ時に2回見ましたよ。
あの時は窓から指をくわえてるしかなかったけど、こうして戻ってこられて本当によかった！
しかもタイミングよく友人がマダガスカル赴任になった。

空港で両替して、タクシーで市内へ。40,000MGA、約20ドル。

ホテルは町の中心にありかつ友人宅にも近い
Hôtel Restaurant La Ribaudière

1泊約40ドル。昨夜のホテルの約半額なのに、はるかに居心地いいオシャレなブティックホテル。

夕飯の待ち合わせ時間まで町歩き。

地元の子供たちが金欲しさにまとわりついてくるので足早に歩く。

政府系の建物。
独立記念日6月26日が近いので、政府系の建物、田舎の家でも国旗が掲げられていた。

坂が多い街なので、こんな狭い路地や階段を通り抜けて歩く。
車だと20分かかるところが、路地を登れば5分かからないことも。
足腰鍛えられる。

そして登りついたところから、この眺め！
壁の色がカラフルなこの町が気に入った。

ホテルの周辺はつい最近も日本人が被害にあったと聞いていたので、町歩きもそこそこで切り上げ、バーでマダガスカルビールのスリーホースビア。
THBのロゴみてタイバーツかよ、と突っ込み入れたくなったのは私だけではない。

少し渋めのビールかな。
レユニオンのドドビールのほうが爽やかで好み。

日差しは強いけれど、日陰に入ると冷え込む。
猫も室内で丸まってるよ。

本読みながら寝落ちしてたみたい。
車で迎えに来てくれた友人のノックの音で目が覚めた。

日曜日なので開いているお店が少ない中、リクエスト通りフレンチへ。

スポーツバーも併設のレストランの大スクリーンではちょうどサッカーの試合が始まったところ。
ベルギー対ロシア戦で、ベルギー人らしい人がTVかぶりつきで見ていた。

我々も準備ができるまでバーで待つ。

準備ができたころ、レストランの座席へ移動。
いろいろ食べたいのでアラカルトで注文しシェア。

アミューズは甘いたれのかかった一口ビーフ。これが美味。

前菜はパンプキンスープ。
1人前のポーションが大きい。

夜になるとかなり冷え込むので温まった。
でもこのスープでかなり空腹が満たされてしまった。

メインはフォアグラとエビ。
フォアグラのソースがまた美味で、バゲットに取って残さず食べた。

デザートはチョコレートムース。
これはちょっと甘過ぎかな。

シェフおすすめのデザート盛り合わせ。私もこれにすればよかった。

食後はコーヒー飲みながらおしゃべり。私の弾丸癖を理解しつつも、マダガスカル滞在が短すぎる（2泊3日）と怒られた^^;

友人とは2010年年末にオマーン旅行を一緒にして、マスカットの最高級ホテルでブッフェを食べた。当時友人はイエメン、私はシリアとお互いイスラム圏に住んでて豚肉に飢えていて肉を食べまくったなあ。
それから数か月後、アラブの春の影響でお互い違う場所から日本に退避することとなった。

タップリ話してホテルまで送ってもらった。今度はどこで会えるのかな？

翌朝。
2日目からは1泊2日で東部のアンダシベにあるペリネ特別保護区を訪ねる。
事前に車と日本語ガイドを手配していた。

朝8時前にマダガスカル人のガイドがやってきた。
日本語が少し怪しいけれど、礼儀正しくて好感持てた。

平日の水曜日、タナ市内へ向かう道路は大渋滞。乗合バスが何台も連なって完全にストップしている。
これ完全に仕事に遅刻するんじゃないかな…。

我々は反対車線の市内から出る方なので楽々ドライブ。

タナ市内を一望できる丘で写真ストップ。

写真撮るの好きだからちょこちょこ車止めてね、と初日にリクエストしておいた。

マダガスカルの農産物の豊富さには感激した。

路上マーケットには色とりどりの野菜や果物が所狭しと売られている。
葉物野菜が山盛り。

通り過ぎた村のいくつかで、週に1度のマーケットが開かれていた。

マーケットから自宅まで延々と歩いて帰っている人たちを見ながら車は走り続ける。

タナから1時間走るとのどかな田園風景が広がってきた。

米が主食のマダガスカルでは、日本人の2倍消費量をほこる。
ここに住む多くの人がインドネシアを起源とするアジア系。

稲の刈入れが終わった場所では、マダガスカル日干しレンガが作られている。

マダガスカルの伝統的な家は、牛糞やわらで作られる。

アンダシベまではタナから3時間の道のり。
国道2号線が、東海岸の港まで伸びていて、その一部日本も援助している。

道路と並行し、鉄道も走る。ほとんどが石油を運ぶ貨物列車。
タイミングよく石油を積んだ列車とすれ違った。

最初のストップ、カメレオンパークに到着。

入口ではマダガスカル航空のロゴでもあるRavinalaの木がお出迎え。

旅人の木とも呼ばれていて、太い幹から出る水で旅人を渇きから救うという。葉っぱは屋根にも使われるそうです。

正直、爬虫類は大の苦手です。
見た瞬間、体が受け付けないビジュアルのやつとかたくさんいました。
でも写真バンバン撮っちゃったので、別途カメレオンパークの様子は口コミに載せるようにします。