2019年末旅行スペイン＆モロッコ#3～年越しカナリア諸島・グランカナリア島

2019/12/31 - 2020/01/04

2019年年末休暇。27日1日有休取ってクリスマス休暇合わせると12連休は、スペインとモロッコへ。
年越しはモロッコかスペインかで悩みましたが、最後はお酒が気軽に飲めて暖かいスペインに決定。年越ししたカナリア諸島には雄大な砂丘もありました。

カナリア諸島はアフリカ大陸西サハラから100キロのところに浮かぶ島で、グランカナリア島、テネリフェ島 、ランサローテ島など7つの島からなるスペイン領。
旅先＆年越しの決め手になったのは、グランカナリア島の南部Maspalomasにある砂丘。
スペインはじめヨーロッパ各地からの直行便に加え、ロイヤルエアモロッコがカサブランカからラユーン経由でフライトを飛ばしてます。

エリア グラン・カナリア島(スペイン)

ラユーンからはプロペラ機ATR、1時間でカナリア諸島グランカナリア空港到着。
北欧の人たちが避寒に押し寄せるだけあって1月なのに太陽がまぶしく暖かい。
モロッコも不便を感じなかったけど、さすがヨーロッパ、空港から市内までの公共交通機関が整備されてる。
きれいに磨かれた窓のバスに乗っで島南部のMaspalomasまで。3.5ユーロ。
快適な高速道路飛ばして30分で到着。

今日から２泊するのはトイレシャワー共同のプライベートルーム。年末で1泊30ユーロと良心的。

荷物を置いて砂丘に向けて出発。
宿からは3キロくらい。
途中スーパーに寄って缶ビールを購入。ビールは瓶のほうが写真映えするの栓抜きキーホルダーを置いてきてしまった。

このホテルの入り口を入って、200メートルほど進むと・・

目の前に雄大な砂丘が現れる☆
年越しの場所に決めたNatural Dune Reserve of Maspalomas

サハラの砂塵が風に乗って運ばれ、年月をかけて積もり積もって出来上がった自然遺産

ナミビアのサンドイッチハーバーや鳥取砂丘もそうだけど
砂丘が海に落ちていく風景にグッとくる。

人が歩き回って付けられた足跡も、海風が吹いたたあとはまっさらに戻り、美しい風紋が出来上がる。

人があまりいない場所を陣取り、2019年最後の日の入りを鑑賞。
カナリア諸島ローカルビールORADA、お隣のテネリフェ島産のビールだった。
グランカナリアはtropicalだった。

このあと口の中に砂が容赦なく入ってきて、悲しいかなローカルビールは砂の味

キレイな風紋と真っ青な海と雲一つない青空
どれ１つが欠けてしまってもこの絶景は見られない

砂丘の影のグラデーション
ずっと眺めてたい

すぐ近くで忙しそうに動き回っていたスペイン人撮影隊
モデルはレースのスカーフとワンピースでばっちり決まっているが、いかんせん風が強くてポーズも写真も思うようにいかないらしい。
そのうちTMレボリューションごっこにしか見えなくなった…

砂丘を思う存分満喫したあとは、大晦日ディナー。
シーフードメニューが美味しそうなレストランに決める。
テラス席冷えるので、ストーブつけてくれた。
大晦日なのでウェイターにはチップは20%払ってねと、お約束みたい。

やっとグランカナリア島のドラフトビールTropicalにありつく。

メインはスズキに似た魚のソテー、ガーリックが効いてて美味い。

お店の人に、カウントダウン花火ってどこで見られるの？と聞くと、そこらじゅうでと返ってきた。そこら中って、激しいんだろうか。
パーティータウンのカナリアに来ておいて言うのもだけど、騒がしすぎる場所は苦手。

カウントダウンよりかなり前から、大小花火がそこらじゅうで上がっていた。
火の粉があちこちから飛んでくる。
海の方の会場から大きな花火が上がるのが見えたが、宿の近くからはよく見えなかった。

昨年のシドニー湾年越し花火から1年たつのか、早いものだ。12時間前からスタンバイ頑張った。

2020年あけましておめでとう。
今日はMaspalomasからLas palmasにお出かけ。
Las Palmas南側の歴史地区San telmoを散策する。
友人からもらったSan Telmo地図が役に立つ。

まずはメインと思われるPlaza de Santa Anaを目指す。
Catedral de Santa Ana大聖堂

クリスチャンじゃないけど大聖堂の中に入って礼拝に参加、これは元旦の初詣代わりだな。
ステンドグラスの窓に日が差して柱に反射してる。

このカテドラル、尖塔にも登れて、そこからの町の眺めが素晴らしいんだって。

カテドラルが面している広場Plaza de Santa Ana
カテドラルの向かいには、タウンホール
まだクリスマスの飾り付けが残っている。

赤＆黄のスペイン国旗に建てられてるのが、
カナリア諸島の旗で、白・青・黄

通りの名前は王冠などのカナリア独特の紋章の入った
こんなかわいいタイルに刻まれている

この木の出っ張ったバルコニーがカナリアでよく見る建築様式

目を引く黄色の建物はレストラン
どのレストランやバーを見ても、ローカルビールTropicalのサイン

毎週木曜夜はタパスナイトをやってるときいて楽しみにしてたんだけど、今日は水曜日。
そして明日はテネリフェ島に移動。
タイミング合わず残念。

外観がピンク色のメルカド

一角に立ち飲みバーがあったので外から眺めてみると、かなり出来上がったおっちゃんたちが上機嫌に飲んでた。
お昼過ぎならご一緒したなあ、その前に朝ごはんがまだだった。

カフェで遅めの朝ごはん。元旦だから閉まってる店も多くカフェ難民になるとこだった。
絞りたてのオレンジジュース、生ハムのサンドイッチ、カフェラテで4ユーロ

銀行のATMでユーロのキャッシュをいくらか入手。
道路にマシンがむき出し、警備員不在のATMを久しぶりに見る。治安がいんだなあ。毎日、強盗盗難アラームが来る国に住んでる身としては、違う惑星に来たみたいに感じる。

San Telmoの歩行者天国、ショッピングストリート。
ここもまだクリスマスだね。

海岸沿いに続いているプロムナード。
現地の人に交じって数キロ散歩。

遠くに見えるタンカーがすごいな。
数日後の夜明け前に近くを通ったら、タンカーの光が綺麗だった

プロムナードからこんな素敵な風景も見られた♪
さっきのカテドラルの尖塔からはもっと間近に見られるらしいよ。

まだ時間が早いけど、Maspalomas行のバスに乗る。
街を通り過ぎて、終点グランカナリア島の最南端のFaro de Maspalomasで降りる。

灯台の周りにレストランが軒を連ね、すごく多くの人たちで賑わっている。
太陽まぶしくて暖かいから半そで短パン姿も多い。

適当にバーに入ると、ちょうどサッカープレミアリーグの試合が始まるところ。
元旦から試合してるのね。Fish&Cihpsつまみながらしばらく観戦。

グランカナリア島には多様な植物が多く、島全体が植物園みたい。固有種も多いんだとか。
サボテン園に見えるけど、公道の脇にあったもの

これも町中にあるファーストフード店前の景色。

このあと1月2日からは1泊2日でグランカナリア島お隣のテネリフェ島へ
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11590840

1月3日、テネリフェ島から戻ってきた。

San Telmoのホステル泊。翌朝早いので、San Telmoバスターミナルから徒歩5分ちょっとのところにあるCabrian 54 Rooms、天井高くて新しくて居心地いい宿だった。

バスターミナル前のSan Telmo公園のカフェが素敵。

この公園の一角に、ちょっとだけクリスマスマーケットが残っていた。

1月4日、移動の日。
朝5時のSan Telmo発のバスで空港へ。朝5時30分Las Palmas発だと飛行機に間に合わないので、各停の路線バス利用で空港まで45分くらいかかった。

6時35分発のIberiaのマドリッド行き。
搭乗券スマホにダウンロード済み、預け荷物ないので、30分前にはゲートに到着。
機内で日本からのカナリア諸島ツアーと一緒になる。カナリア4島めぐりかあ、いいなあ。

マドリッドからはTKでイスタンブール経由でヨハネスブルグまで。
TKの機内食はエコノミーでもハズレない。器から違う。

1月5日の昼前にヨハネスブルク到着。
珍しく南ア人側のイミグレレーンが溢れかえっていて、我々外国人のレーンががら空き。みんな今日バカンスから戻ってきたんだね。
明日から仕事開始です～