2017夏 西アフリカ～#1サントメ・プリンシペ

2017/07/14 - 2017/07/16

7月の夏休み旅行は、海の日の3連休に2日休みをつけて5日間で西アフリカ、未踏の西アフリカの島国サントメ・プリンシペ、そこへの拠点となるガーナ、もう一カ国はお隣トーゴへ。
エチオピア航空ETのアクラinロメoutに、アクラからポルトガル航空TAPのサントメ往復をくっつけました。

サントメプリンシペは西アフリカ（正確には中部アフリカ）にある、サントメ島とプリンシペ島、その周辺の島からなる島国です。
ポルトガル語表記でSao Tome、なんと早乙女です。

★3か国の旅程
7/14　成田～香港～アディスアベバ/エチオピア航空
7/15　アディスアベバ～アクラ/エチオピア航空
　　　アクラ～サント/ポルトガル航空　サントメ泊
7/16　サントメ1日観光/タクシー
　　　サントメ～アクラ/ポルトガル航空、アクラ泊
7/17　アクラ観光、アクラ～アフラオ/乗合タクシ
　　　トーゴ国境越え/徒歩、ロメ泊
7/18　ロメ観光、ロメ～アディスアベバ/エチオピア航空
7/19　アディスアベバ～香港～成田/エチオピア航空

★航空券
・エチオピア航空　成田-アクラ、ロメ-成田
　　成田～アディスアベバは往復ともに片道ＵＳＤ330でビジネスクラスへアップグレード
・ポルトガル航空　アクラ～サントメプリンシペ往復

★サントメプリンシペの宿
Sweet Guest House

エリア サントメ(サントメ・プリンシペ)

• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機

金曜日仕事終えて成田空港へ。

UAラウンジでシャワー浴びて、ANAラウンジに移動、これから旅立つ友人らと乾杯。ボーディングタイムになったので、ゲートに向かおうとすると、早い心配性だねと言われる。
早く乗ってシャンパン飲みたいじゃない?

ETはビジネスクラスに空席があると、有償入札方式でアップグレードができる。
GWは300ドルで落ちてこなかったので330にしたら、今夜はアップグレードに成功。半分埋まってなかったから290でもいけたな。

ＣＡさん、今日も美人揃い。
シャンパンの後はProsecco、メッキボトルのボッテガ。

続いてエチオピアのハニーワイン。

二種類積んでたので、
行きはBee d'Vine、帰りはSaba Tejを。

Beeの方が甘くて飲みやすい。

美味しくなさそうなメインはパスし 、ひたすら飲みに。
つまみにチーズ、たっぷり盛ってくれた。
ブルーチーズが美味い。

大酒飲みの友人が横の席だったので 、機内で酒盛り。
アディスアベバに着く直前まで飲み続け、最後は白ワインを１本あけた。

アディスアベバには予定時刻よりだいぶ遅れて到着、乗継時間が30分くらいになってしまった。
冲止めの機体のタラップ降りたら、連絡バスに乗せられ、直接アクラ行きの機体の真下へ連れて行かれ直接ボーディング。
なんて効率的な、でもセキュリティチェックなくていいのか^^;

実は成田出発時点でサントメのeビザの承認メールが届いておらず、ここアディスアベバの空港でメールチェックしたかったのに。降りてそのまま次の機体に連れて行かれるとは。。

ビザを証明するものがなくて別切り発券したTAPに乗せてもらえるのかな？←4月のミャンマー旅行で痛い目に合ってる

乗継アディスアベバ空港で飲み損ねたので、機内でビール。

エチオピアのhabesha。
ラベルよく見るとエチオピア教会の天井に描かれた天使だね。

アディスアベバからアクラの機内食。
お腹空いてたので、かろうじて食べられたが。味が。。。

クラッカーとチーズはうれしいね。

アクラまでのフライトは約５時間。アフリカの横移動は長い。

TAPのサントメ行きがオンラインチェックインができなかった。
ガーナビザはシングルエントリーしか取っておらず、トランジットエリアでチェックインできなければ、ガーナに入国しなくてはならず、サントメから戻ってきたときにガーナに入国できない。

実際は、アクラから先の乗継客向けに、トランスファーカウンターがあり、手続すると搭乗ゲートのあるフロアに通してもらえた。
我々の乗る便はカウンターが開いてないためイミグレ手前の椅子で待つはめに。

この間、空港職員に頼んでビールを買いに行ってもらってた友人。ハイネケン２本で10ユーロｗ

ネットも繋がらず暇もてあましながら待つこと2時間半。
TAPのカウンターがオープンしたようで、空港職員が代わりにボーディングパスを発券しにいってくれた。サントメビザがなかったため時間かかったようけど無事に。もれなくチップを請求された。

やっと搭乗ゲートへ移動でき、プライオリティパスでラウンジへ。
真っ先にネットにつなげてビザ承認メールが届いてるかチェック。

"Visto de Entrada para Sao Tome"のタイトル見てガッツポーズ。現地時間金曜日の夜に承認が下りたみたい。
よっしゃー！の乾杯。

ちなみに7営業日前に申請してれば、何の問題もない。出発3日前まで申請を放置してた自分の責任。

リスボンから飛んできたTAP。
アクラで乗り込んだのは20人ほどかな。サントメプリンシペへ向かう。

機内で寝てたら、軽食も飲み物もスルーされたが、コーヒーだけは頂いた。

1時間半ほどで、サントメプリンシペに到着！

イミグレは待ち時間は長いものの、ビザ承認を提示し、滞在日数や目的なんかを聞かれて、問題なく入国。
eビザ代の20ユーロは到着時に支払うってあったけど、徴収されず。無料ってこと？

宿からの情報では、空港から宿までのタクシーは15ユーロと聞いてたので、帰宅しそうな空港職員に10ユーロでお願いした。

サントメのゲストハウスってやはりここ、Sweet Guest House。

予約していた2階の部屋の場所がいまいちだったので、3階の空きのあったトイレバス付きの部屋に変えてもらって、1泊40ユーロ。

すぐ近くのミニマーケットに出かけて飲み物を買う。
宿の周りは夜出歩いても問題なさそうだった。
1ユーロ、25,000ドブラの計算で買い物ができた、ユーロコインは、欧米人のいるレストランや宿を除いて基本的に受け取ってもらえない。

翌朝、宿のテラスからの眺め。
のどかな島の風景。

ここが赤道直下なのを忘れそうなくらいに爽やかな朝。

1日ツアーの前に朝ごはんの買い出し。

提示されたツアーはこんなメニュー。いくつか省いて離島訪問を組み込んでもらう。
一人55ユーロ、飲食代は別。
同じ値段で島の北部、中心部を訪ねるツアーがあった。

Excursion to the South Island (Tour South)
Departure from São Tomé: 7:00 a.m.
Pass the City of Santana
Visit the Roça Água-Izé and Dryer Cocoa
Visit the Boca de Inferno (Hellmouth)
Visit the beach of Sete Ondas, Ribeira Afonso community and Micondó Beach
Lunch in Roça São João dos Angolares or Restaurant Mionga
Stop to photograph the Pico Cão Grande (Big Dog)
Visit to Cascade Praia Pesqueira (optional)
Pass the Roça Porto Alegre
Visit to Jalé Beach
Stop the Praia Piscina (Beach Pool)
Visit to Praia Inhame
Return to the city of São Tomé: 17:30 .

昨夜、空港からのタクシーに乗ってて目星をつけてたベーカリーで焼きたてのパン1個、5,000ドブラを買って持ち帰り。
宿で紅茶と一緒にいただき。トウモロコシの粉かな、歯ごたえあり素朴な味で美味しかった。
事前に宿にお願いすると、別料金8ユーロでボリュームたっぷりの朝ご飯がつく。

教会で朝早くからミサが開かれていて、歌声が聞こえてきた。

7時過ぎてもガイドが現れないので、宿の人に電話してもらうと、向こうの勘違い。
で１時間遅れて、午前８時に出発。

前を走るトラックの荷台に乗った地元の人たちが繰り出す先はビーチらしい。
カメラを向けるとノリノリ。

道路はほとんど一本道。
舗装されている道が多かったが、山道になると穴ぼこだらけ。

ポルトガル植民地時代に建てられたカカオの工場に到着。

サントメプリンシペはアフリカで最初にカカオの栽培が行われた場所。

敷地内には大量のカカオを積んで運んだと思われる貨車を運んだ線路跡。
工場責任者の住まいも。

カラフルな色がポルトガルらしい。

サントメ島の南部は、湿度も高くなり緑にあふれている。
さらに赤道に近づいてきた感じ。

曇ってるけど、海の透明度は高かった。

ドライバーが車を止めたので、目の前を見ると

Pico Cao Grande、Big Dogの姿がうっすら見えてた！

さらに走ってビューポイントでストップ。
突如現れるその姿は圧巻。

600メートルある岩頸の山。これほど飛び抜けている形は珍しい。

行った所だとスリランカのシーギリヤロックもこの仲間なのか。

初めて頂上まで登ったのは日本人登山家だとか。

サントメ島には2000メートル級の山もあるので、ハイキングの格好した旅行客も見かけた。

突如変な音がし、タイヤがパンクした。
道路がデコボコだもんね。アフリカあるある。

手際よく交換するドライバー、眺めてる私。
予備のタイヤは使い切ったので、残りは踏ん張っておくれ。

私もアフリカに住んでた頃に、何度かパンクを経験して同乗者に助けられたなあ。

ほぼサントメ島南端まで来た。

漁村を通り抜けて

ロッジに到着。
ここでランチを食べて離島に渡る。

欧米の観光客が、海見ながら飲んだり、本を読んだりのんびり滞在中。
1泊2日の我ら。

サントメのローカルビール、Rosemaという。
ラベルはなく、このサイズ一種類だけかな？

エビとカニの揚げ物がビールに合う。

放っておくといつまでも飲んでいると思われたのか、

ガイドに、そろそろ行くよ！と急かされた。
ボートに乗って離島へ。

片道15分、往復10ユーロ。
ドライバー兼ガイドと一緒に島に渡ると、島に渡ってガイドを雇うより安いのでお願いした。

波が穏やかで風が気持ちいい。
風を感じられる乗り物最高！

サントメ島の離島、ロラス島。
海の透明度は高い

地元の子供たちが遊んでた。

村を抜けて目的地を目指す。

レゲエの音楽が流れてきてカリブ海の島にいる気分。

前を歩いて行く、スタイル抜群のガイド。
無駄な贅肉がない。

10分くらいハイキングして、赤道記念碑のある場所に到着。

赤道記念碑といえば、エクアドルが有名だけど、
ここまで来た人って少ないんじゃないかなあ。

記念碑は世界地図を描いた地面の、サントメの場所の真上に建ってる。
この世界地図が微妙で、ここ問題になるだろうなあという区分がいくつかあった。

アフリカは国土も広く国数が多い。
この旅終えても54か国中まだ31か国、
あと23残っていて、私の世界未踏国数の半分以上を占めている。

本島に戻ったボートが戻って来るまで船着き場近くを散歩。

可愛い配色の教会。

放し飼いの豚が多いなあ。
山の中もウロウロ歩き回ってた。

桟橋降りたところにはダイビングショップもある。

サントメ島に戻るボートが戻ってきた。

サントメ島に戻って、同じレストランでランチ。

ビール飲んで魚料理を食べた。ガイドのぶんは我々で出す。

最後に出てきたバナナチップス。
バナナがたわわになってたが輸出するほどでないらしい。
輸出はカカオが主産業。

17:00過ぎにはサントメ市内に戻って、そのまま空港まで海岸沿いをドライブ。
19:30発のフライトなので、ツアーの後そのまま空港へ送ってもらった。

遠くに見えるサントメ市内、カテドラルが見える。

夕日が沈む時間

海辺に集う地元の人たち。

このあと、再びTAPでアクラへ戻る。

サントメの空港には、マイナーなアンゴラ航空が就航。
アンゴラに行くことありそうだけど、このエアラインに乗ることあるかな。

空港で買ったサントメ土産のチョコレート。

カカオしっかりで、この後、炎天下持ち運んでも全く溶けなない。

行きのフライトで食べ逃した機内食。
ジュースがフルーツ果肉たっぷり濃厚。

1泊だけのサントメ・プリンシペ。
ここでは赤道ギニアのトランジットビザが取れると聞くので、
どなたかチャレンジしてください。

この後はガーナへ。

この旅行記へのコメント （4）

• フォートラベル次郎さん 2018/02/18 14:34:33

  サントメプリンシペ良かったです。

  はじめまして。サントメ情報がすごく役に立ちました。ちっちゃい島ですが見所が点在していました。

  sunnyさん からの返信 2018/03/04 19:29:01

  RE: サントメプリンシペ良かったです。

  フォートラベル次郎さん
  
  メッセージありがとうございます。
  サントメ、小さい島ですが、なかなか面白い場所ですよね。
  チョコレート工場いいなあ。
  
  suuny

• telescopioさん 2017/07/30 15:47:11

  さすがです。

  こんにちは。
  
  5日間で西アフリカ3か国って、読んだだけで腰痛悪化しそうです（笑）。
  しかもﾋﾞｻﾞ、ギリギリだったんですね。
  小心者の私だったら、心配で機内でじっとしていられず、不審者通報されてしまいそうです。
  アフリカって、日程に余裕があっても予定通り進まなくてドツボりそうなイメージがあるんですが、問題なく行ってこられたようで何よりです。
  
  エチオピア航空の落札方式アップグレードって面白い！
  ＣＡさんのキュートさ、制服の品の良さもあり、一気に好印象。
  でも、機内食はイマイチなんですか？
  香港までなら乗ってみたいです（後ろ向き）。

  sunnyさん からの返信 2017/07/31 08:40:29

  RE: さすがです。

  pioさん
  
  こんにちは。
  西アフリカ、面倒なところはすっ飛ばしたので、案外うまくいったのかもしれません。
  最近、どうしても行きたい国というのが減ってきて、でも行ってみたい国に行くときは、初回さくっと行ってみて、気に入れば再訪するようにしています。
  今回はそんな旅なので、こんな弾丸になってしまいました。
  
  エチオピア航空、ごはん以外はいいと思います。
  CAのサービスのばらつきも多いのも事実ですが。
  ビジネスなのに、具ののってないパスタが出てきたときはギャグかと思いました笑。
  アディスアベバ→香港で、インジェラ（！）とエチオピア料理が出てきたのは面白かったです。
  話のネタに、ぜひ一度〜！
  
  sunny
  
  > こんにちは。
  >
  > 5日間で西アフリカ3か国って、読んだだけで腰痛悪化しそうです（笑）。
  > しかもﾋﾞｻﾞ、ギリギリだったんですね。
  > 小心者の私だったら、心配で機内でじっとしていられず、不審者通報されてしまいそうです。
  > アフリカって、日程に余裕があっても予定通り進まなくてドツボりそうなイメージがあるんですが、問題なく行ってこられたようで何よりです。
  >
  > エチオピア航空の落札方式アップグレードって面白い！
  > ＣＡさんのキュートさ、制服の品の良さもあり、一気に好印象。
  > でも、機内食はイマイチなんですか？
  > 香港までなら乗ってみたいです（後ろ向き）。