アフリカの島国アイランドホッピングの旅　マダガスカルは世界中のカオスが融合したような雰囲気ですごかった。。。

2014/12/28 - 2014/12/29

日本→モーリシャス→マダガスカルとマダガスカルに近づくにつれ首都の呼び名がアンタナナリボ→タナナリボ→タナといった感じで簡略化されていきました。タナは今までに見たことのない光景の広がる街でした。貧富の差が大きいようで家を持っていない人もたくさん居て、夜の街では建物の壁に沿って野宿する多くの方を見かけました。場所によっては極端に雰囲気の良くない所もあり、怪しい感じもありましたが身に危険が迫ることはなく行動できました。

どんな手段でも何処でもいいのでバオバブとキツネザルを見てみたいと言うのが今回のマダガスカル旅行の目標で双方ともタナの動物園で確認することができました。食べ物は屋台に美味しそうな物も有ったのですが衛生状態がおもわしくなくあまり挑戦できなかったことが心残りです。また現地の言葉はフランス語が主流でフランス語を全く話せない私にとっては少々ハードルの高い旅となりました。

レート
１円＝２１．４アリアリ


ここまでの行程は以下のとおり
１日目　日本→香港（キャセイ）
　　　　少しだけ香港観光

２日目　香港→モーリシャス（モーリシャス航空）
　　　　モーリシャス路線バスで南北縦断旅行

３日目　モーリシャス→マダガスカル（モーリシャス航空）
　　　　モーリシャス海遊び＋タナ到着

４日目　タナ観光（動物園）

エリア アンタナナリボ(マダガスカル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

機内からマダガスカルの大地を見て驚いたことがありました。
道路はたくさん張り巡らされているが全て未舗装なのです。
未知の国マダガスカルにいよいよ到着です。

入国審査でビザが発行されました。
外に出ようとすると出口はインドの空港の様な人口密度で人がた〜くさん。
人をかき分けて外に出ました。

タクシーで街まで行くと５００００アリアリ。アリ得ない高額のためタクシーに乗る気は最初から無し。偶然にも１００００アリアリのタナ行きのエアポートバスが停車していたので乗り込みましたが３０分待っても一人も乗客が来ないため、外の道路でタクシーかタクシーベをつかまえることにしました。

空港の敷地を出た所に人だかりが有り様子を見ていたらタナ行きのタクシーベが頻発していました。待っている最中、タクシーに乗らないかと話が有り遊び半分に値切っていたら２００００という金額が提示されましたが乗らないです。
次々にやってくるタクシーベは満席だったり、人が押し寄せて乗り損ねたり、ようやく空のタクシーベが来て乗ることができました。タナまで正規タクシーの１／１００の運賃の５００アリアリで済みました。５０００アリアリを渡したところ、おつりを渡さず惚けようとしていたのでおつりを渡すよう要求して無事にもらえました。

のどかな風景が広がる道中。
途中で先ほど乗ろうとしていたエアポートバスに追い抜かれました。乗客は２人くらいしか乗っていませんでした。

よく分からない場所で終着になりました。

この光景を見た瞬間、来たな〜という気分にまりました。

カオスだなぁ
とにかく雰囲気がよくない。
ここを早く抜けよと本能が叫んでいる

マーケットもあり人通りも多いが初めての感覚で何だかこれまでとは雰囲気が違う

衛生状態がよろしくなさそうな感じで。。。

教会が有りました。
気になる光景を見かけるたびにパッと写真を撮って超早歩きで街を抜けていきました。

ようやく開けてきました。
脱出したようです。

あらかじめ予約しておいたホテルにチェックイン。
これで３５００円ほど。
思っていた以上でも以下でも無いレベルでした。

土地把握のため荷物を全部置いて散策に出かけました。
高〜い立派な木がそびえます。

独立大通りです。
山の上の建物に夕日が当たり綺麗でした。

行政系っぽい建物
日中はこの建物の前の道路が解放されて自動車では横切ることができるのですが歩行者は立ち入り禁止。

ここがメインストリートなのですが全てのマンホールのカバーが無くなっていました。深いので落ちたら大けがするので、周囲の景色に気を取られないよう気を付けながら歩きました。

タナの駅です。
旅客はやっていないようで駅舎にはテナントが入っていました。

もうゴミだか何だか分からないです

屋台と歩道と車道と駐車場が一緒になっていて、もうメチャクチャ。。。
ここの一画で焼鳥屋みたいのが何店舗も並んでいて美味しそうだったので食べてみたかったのですが暗くて商品の状態も焼け具合もあまり見えないので危険と判断し後日に見送りました。

マダガスカルのビールを飲みたいと思い歩いていると、バーの中から民族音楽みたいのが聞こえました。これはいいと思いビールを飲みながら踊りを鑑賞しました。
ＴＨＢというタイバーツのようなビール。３５００アリアリで生ビールが飲めたのは非常に嬉しい。そして美味しかった。

なんだか派手な格好した女性が多いと思っていたらタイのゴーゴーバーのような店でしたので踊りが終わったタイミングでさっさと退散

夕食を探すためホテル周辺を歩きましたが特に無く。
この建物ですが翌日撮影しようとしたら警備員にやめろと言われました。

結局ホテルの下のレストランでマダガスカル料理を食べました。
何の肉だか忘れましたが、使い切ったお茶の葉っぱで肉を煮たような食感と味でした。

高くて１５０００アリアリくらいしましたが食い逸れるのは嫌なので仕方ありませんでした。屋台で食べようと思ったのですが真っ暗で料理がよく見えないし衛生状態が悪く手が出せませんでした。

空港のＡＴＭで１９５０００アリアリを出したところ
全て５０００アリアリで出てきたので使いやすかったが量が多くて財布に入りきれなかった。

翌朝です。
身軽に街を歩きながら動物園までお出かけしてみたいと思います。

干しきのこが売られていました。

マーケットの並ぶ階段ですがまだ朝早いため静かです。

斜面に並ぶ建物の不規則さが美しい

階段の様子

まだこういった旧い車が現役というのがすごいです。
あとで旧い車のタクシーに乗ってみたいです。

建物があるのにごちゃごちゃしていてわけがわからないアナラケリーマーケットです

向かい側の階段の頂上に登ってみました。

道端に無造作に並ぶマーケットと人ごみがカオスです。

道端にはこのような屋台があり多くの方が食事をしていましたが、衛生状態が微妙で食すことができませんでした。
いままで様々な国を旅してきていろいろ衛生状態の悪い風景を見てきましたが、これは結構難易度が高い。。。

食事ができずちょっと困りました。

薄暗い市場

独特なデザインの建物

開店前のマーケット

食堂のようなところを発見したので朝食することにしました。

どのお店にもこの類のサラダがありました。

この類のヌードルを出している屋台も多く見かけました。
色が付いている割にスープの味が全く無くお湯でした。

サラダとヌードルで１４００アリアリ
あまりの安さに驚きました。

どうしてこういうふうになってしまうのだか後ろの扉が前に立てかけてあります。

壁に貼られた新聞を読む人々

人工湖のアヌシ湖

手作り感満載の遊園地

アヌシ湖の南側にある街

アンタナナリボの巨大文字が格好いい

錯覚でしょうか。
集落の下の壁がえぐれているように見えます。

開園前に到着してしまい、開園を待ち一番乗り。
入場料１００００アリアリ、カメラ持ち込み２０００アリアリ
カメラ代を払わないと中でチケット確認とか有ったら厄介なので１５０００アリアリを渡したところ、おつり３０００のはずが１０００しか来ない。。。
さらにカメラ代支払いの証明書も無し。見事にネコババされました。
以降マダガスカル人を信じなくなり慎重に行動することにしました。

ダチョウさん

亀さん

バオバブですね

悪そうな顔の動物

すごく地味な廃れた感じの動物園内

ピンクの花が満開に咲く木と白い鳥

いろいろな猿が居る檻の所に来ました。

が、、、

柵が邪魔で写真が撮れない

ピントをずらして上手くいくとこんな感じで撮れますが非常に難しい

きちんと写真を撮りたいと思っていたその時。。。
片言の日本語を話す係員から呼ばれ半ば強引にバックヤードへ案内されました。
これはタダでは帰れないので逃げたいと思いながらも直接サルを見たくて中へ入ってみました。

扉を開けた瞬間、大量に飛び出てきました〜

飼育員が蜂蜜を差し出すが気に入らなさそうな表情

ものすごく悪そうな顔つきで蜂蜜にむさぼりつく黒いやつ

キツネザル
マダガスカルの動物というとこのイメージが強い

ここで私の手の平に蜂蜜を塗られカメラを貸せと言われ記念撮影会
顔にも蜂蜜を塗られてしまい、顔もペロペロされました。

最初、竹筒の穴の奥の方に入っていて眼だけが見えていて面白かったです。
飼育員が強引に引っ張りだすと全貌が明らかに。夜行性でこの大きさで成人とのことです。
この後、予想通りチップの要求があり残念で不愉快に感じましたが、特別なことしてもらったので気持ちよく渡しました。１０００アリアリ程度でいいかなと思ったのですが、手探りで手に取ったのが２０００紙幣だったので奮発。続いて日本語を話す人もチップを要求してきたので平等に２０００。どさくさ紛れに何もしていない奴が要求してきたのであんたにはやらん！とキッパリ断りました。最後に１万よこせと言ってきたので、無い！と言ったらあっさり諦めてくれました。
様々な不測の事態に備えポケットに少額紙幣を入れておいたのが正解でした。

鳥さん

ワニさんを見て動物園を去りました。

帰りはタクシーベでアヌシまで楽に戻りました。
２００アリアリ

ふと目に止まったお菓子の様なもの
眺めていたら試食させてくれて美味しかったので思わず買ってしまいました。
少々で良かったのですが少額紙幣が無かったので１０００アリアリを渡したところ１５ｍｍくらいの厚さでカットしてくれました。黒糖まんじゅうの塊みたいな味でしたが量が多すぎて飽きました。

ホテルに荷物を取りに戻りチェックアウト

インフォメーションセンターでタクシーベの路線図を見てみましたが複雑すぎて見る気力も起きません。

階段のマーケットもお店が開きパラソルが並んで大勢の人で賑わっていました。

インフォメーションセンターで聞いたところ１万アリアリでタクシーブルースのターミナルまで行ってもらえるとのことでしたが、５台くらい交渉しても行きたがらず１万５千で決着。本当は先ほどの動物園から歩いて行ける距離なのですが荷物を持って長い時間行動したくありませんでした。あと、ここから１キロくらい歩けば半額以下になったと思うのですが歩くのが面倒になってしまったため高いと思いましたがタクシーを利用しました。どうしても古いタクシーに乗りたくてルノーの旧いやつをつかまえました。

他のタクシーが行きたがらないのも無理ありません。アメ横の人ごみの様な所を走ったり渋滞で全然進まなかったり酷い思いをしました。５キロくらいの距離ですが１時間以上かかりました。

ガソリンスタンドで金をくれと言うのでお金を渡すと、燃料を買って足元のペットボトルに入れ始めました。まさか？？？ガソリン？

この車、ハンドル横のレバーがギヤになっていて手前に引って棒を伸ばすとギアが変わるようになっていて面白い仕組みでした。

タクシーブルース付近に来ると客引きがタクシーを追いかけてきて盛んに行き先を確認してきます。

場所が分かりにくいので自力でここに来るのはちょっと難しいかもしれません。
タクシーブルースに乗り込んだものの乗客が集まるまで９０分も待つことになりました。
ようやく車が動き出すが客引きがマージンをもらおうと運転席に群がりなかなか出発しない。

アンツィライベに向かいます