2014/05/28 - 2014/06/03
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Rail Starさん
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60歳を超え「シニア世代」になった途端、家族や定年後の仕事に関して難しい問題への対応で苦労をすることが多くなりました。特に親の介護や子供の将来等、この先どうなっていくのかもよくわからないことも多く、漠然とした不安を抱えながら、毎日を懸命に生きているのが現状です。
そんな同年代のWカップルでいく今回の旅は、私たちが明日からまた、様々なくらしの問題に懸命に取り組み、前を向いて進んでいくための「リフレッシュ旅」にしたいと願って、「素晴らしい歴史遺産や風景を楽しむ」「いろいろな人と交流する」「おいしい食べ物、ビール、ワインを堪能する」ことをテーマに計画しました。
今回は、5月29日(木) 第2日目 ライン川クルーズと流域の街歩き編の途中下船地バッハラッハまでの記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
コブレンツ中央駅です。どこなく風格があるいい感じの駅です。
さて、ここコブレンツを宿泊地に選ぶまではずいぶん悩みました。
理由は、「荷物を持っての移動をどうするか、逆に荷物を持たないで観光するにはどうしたらよいか」と「できるだけ無理のない旅行計画にしたい」ことが悩んだ大きな要因でした。このことは、旅行全体の計画にも大きな影響がある要因でもあります。
昨日は、デュッセルドルフからケルン(大聖堂訪問)に行くことで目一杯ですので、宿泊先をいろいろと検討しました。当初は、
①そのまま「ケルン」泊
②「ライン川クルーズ(下り)の乗り場のある街とその周辺」泊
※マインツ、ヴィースバーデン、ビンゲン、リューデスハイム等を考えたのですが、以下のような難点がありました。
①は、翌日の出発・移動(ビンゲンorリューデスハイム)が朝早くなり時間もかかる。クルーズ後ケルンへ戻るのは不効率なので、「荷物」を持って移動する必要がある。
②は、第1日目のホテル着がかなり遅くなる。しかし、翌日のクルーズ後ホテルまで戻ることができるので、荷物を預けて身軽に行動できる。
どちらも一長一短があり悩んでいましたが、「コブレンツ」泊がこれらの問題を解決してくれるだけでなく、より無理のない柔軟性が高い計画にしてくれました。
その理由は、まず、
①「デュッセルドルフ→ケルン→コブレンツ泊」なら、そんなに遅くならずにホテルへ到着でき、「途中下車」を利用すると1枚のチケットで移動できる。
②コブレンツからだと、ライン川の「右岸」と「左岸」どちらの鉄道路線も利用できる。これなら、行きたいと考えたリューデスハイム(右岸)に立ち寄ってから乗船できるし、1日目がハードなので、もし体調不良などで朝ゆっくりしたいなどの場合は、ビンゲン(左岸)へ直接移動して乗船できる。また、いずれにせよ、クルーズと流域の街を散策して、コブレンツまで戻ってくれば、荷物を持たずに観光もできる。
※ライン川には両岸とも鉄道線があり、「右岸」は、主に貨物列車と私鉄VIAが運行している。「左岸」は、DBの列車と私鉄MRBが運行している。なお、左岸には、ライン川からは離れるが、ICE専用の別の線路もあるそうです。
おまけに、コブレンツまで移動したことで、この日宿泊するマインツまでの移動を含む鉄道利用は、「ラインランド・プファルツ・チケット」を使うことができ、4人で1日乗り放題(ICE、IC以外)35ユーロになりました。さらにおまけでこの日は祝日(キリスト昇天祭)なので、午前9時にならなくてもチケットを利用できました。
荷物はホテルへ預けて、さあ出発です。 -
朝食は、写真にあるパン屋さんで済ませました。
駅の構内にあり、祝日でも朝早くから営業していました。(7:00頃です)
この店はマインツにもありましたので、チェーン店のようです。
隣にあったコンビニ風の店舗は、祝日なので少し開店時間が遅くなっていました。
コーヒーとサンドイッチで、一人4ユーロ程でした。
サンドイッチは、バゲットにハム&チーズ&レタスでしたが、パンがおいしいのには皆でちょっと感動しました。 -
駅にあるトイレです。有料です。
写真の左側に写っている黄色い機械に1ユーロ(コインのみ)入れると、ゲートを通って中に入れます。
ただ、機械からは、「50セント」のバウチャー(次回利用時に使える金券のようなもの?・レシート状)」が出てきます。
このトイレだけで使用できるのか、他の例えば店舗等でも使えるのかはわかりませんが、この日もう一度戻ってきた時にトイレで「50セント」として使用しました。結局2回トイレを利用して、1.5ユーロという計算になりますね。
※ケルン中央駅のトイレは、1ユーロで、コインへの両替機も設置してありました。 -
コブレンツ駅のプラットフォームからいろいろな車両が楽しめます。①
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コブレンツ駅のプラットフォームからいろいろな車両が楽しめます。②
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コブレンツ駅のプラットフォームからいろいろな車両が楽しめます。③
これは帰りに利用する左岸をはしる私鉄MRBの車両です。 -
右岸を走る私鉄VIAでリューデスハイムへ向かいます。車内の様子です。
この車両にわれわれ以外に3〜4人の乗客がいました。途中駅での乗降も少ないようです。
やはり祝日だからでしょうか。
※VIA25009 7:54発 リユーデスハイム8:51着 定刻よりは少し遅れていました。
進行方向の右手にライン側を望みながら走っています。 -
リューデスハイムの駅に到着です。降りたのは我々だけです。
着いたプラットホームは、地面とと高低差がなく幅が狭いので、電車が体のすれすれで動き出しました。
行かれる方は気を付けてください。 -
プラットホームからの景色です。
ブドウ畑が山の斜面に続きます。 -
プラットホームからの景色です。
-
つぐみ横丁を目指して歩き始めます。
写真の建物の後ろには、ぶどう畑が続きます。
お天気は、薄曇り。気温はやや肌寒い感じですが、想像していたよりはるかに暖かいです。 -
リューデスハイム付近の案内地図がありました。
-
ワイン博物館がありました。
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昔のワインづくりに使った木製の機械などが展示されていました。
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バラがきれいな庭のあるお宅です。
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リューデスハイムの街並みに入りました。
このホテル付近のお土産物屋さんはもう開店しています。 -
つぐみ横丁にやってきました。
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つぐみ横丁
この写真の右手にあるお土産物屋さんは開店していました。
日本の団体旅行の方もおられました。 -
つぐみ横丁
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つぐみ横丁
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つぐみ横丁
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つぐみ横丁
屋根の上、「つぐみ」でしょうか? -
リューデスハイムでは著名なホテル&レストランである「リューデスハイマー・シュロス」の外のテラス席。
あまりにもいい雰囲気なので、ちょっとカフェタイムにすることにしました。 -
コーヒーと朝から白ワイン。
私とM君の奥様が白ワインを、M君と我が女房殿がコーヒーを注文。
「上戸と下戸」の組み合わせのWカップルですが、組み合わせはまったく逆ですね。
白ワインは甘口にしましたが、程よく冷えていて本当においしかったです。
一杯4ユーロしなかったと記憶しています。 -
ここで記念に一枚。民族衣装がかわいい店員さんにお願いしました。
逆に衣装姿も撮影させてくれましたので、チップも忘れずにお支払いしました。 -
クルーズの時間がせっまってきました。
乗船場付近のベンチでは、地元の方がゆったりライン川をながめておられました。
ここから「ボッパルト」までのチケットを買い、途中「バッハラッハ」で一度下船する予定です。
リューデスハイム10:15発→バッハラッハ11:15着街散策後、12:15発→ボッパルト13:50着
料金は、一人24.60ユーロ、男性二人は60歳以上のシニア割引で、30%OFFでした。(パスポート等の年齢チェックはありませんでした) -
クルーズ船が近づいてきました。5分ほど遅れています。
乗船待ちの列は、一番先頭に日本人の団体さん、その後外国人観光客が数グループ、そして私達でしたが、後ろで何やら日本語(しかも関西弁)が聞こえるので振り返ると、小学4年生くらいの坊やを連れた若いご夫婦がおられました。
オランダに在住されているそうで、休暇でドイツに来られているそうです。「ドイツに来たのに、関西弁が聞こえるし、このようにお話しまでできるなんて思いもよらなかったです」と奥様もおっしゃっておられました。
お二人とも関西出身で、出身地のことやオランダの生活ぶりなどの話しで、ひとしきり盛り上がってしまいました。
異国の地で、日本の方とお話しできるのも旅の楽しみですね。 -
クルーズ船の到着です。
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いよいよ楽しみにしていた「ライン川クルーズ」に出発です。
リューデスハイムの街並み -
左岸の風景です。
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あっという間に、「ビンゲン」の街が見えてきました。
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ビンゲンからもかなりの方が乗り込まれます。
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いよいよお城とローレライ、流域の街並みを楽しむ本格的なクルーズがスタートします。
スピードが想像していたよりも「ずいぶん速い」のでちょっとビックリ!!
デッキ上も、船が進む向い風はありますが「寒い」こともなく、お天気も薄曇りで日差しも強くなく、大変快適なクルーズなりました。 -
「エーレンフェルス城」
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「ねずみの塔」修理中でした。
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流域の街並み
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「ラインシュタイン城」
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「ライフェンシュタイン城」
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景色を楽しんでいるうちに、バッハラッハの街に到着です。
船内放送では、「バッハッハ」と聞こえます。
何組かの方も一緒に下船されました。 -
乗船場から見た街並みです。
セント・ピーター教会と左側が街への入口であるマルクト塔。 -
丘の上、「シュターレック城」
※ユースホステルになっているそうです。 -
乗船場から道路を渡り、線路をくぐり、マルクト塔を抜けると街に入ります。
すぐ左に感じのいいホテルがありました。 -
セント・ピーター教会が見える街の中心に続く道。両側はホテルやレストランが並んでいます。
いかにもヨーロッパらしい風景だと思いました。 -
印象的な看板が多いですね。
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脇道も雰囲気があります。
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小さな広場に出ました。中心地でしょうか。
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祝日のせいか観光客も思ったより多いようです。
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「Altes Haus」
「最も古い家」という意味でしょうか。「Gasthof」ですのでホテル&レストランでしょうか。修理中でしたが、こうして補修や改修をしながら古いものを大切にして日常として使っているのが、ヨーロッパに共通する「よき伝統と文化」の一つなのだと思います。 -
シュターレック城がよく見えます。
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思わず笑ってしまったペンションの看板。
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バッハラッハの街並み
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バッハラッハの街並み
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昔の教会跡でしょうか。
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そろそろ時間が無くなってきました。
乗船場へ戻ります。
小さな街でしたが、落ち着いた雰囲気がとっても良かったですね。 -
バッハラッハの街を背景に記念写真です。
シュターレック城とマルクト塔と街並みが絵になりますね
この後再度クルーズ船に乗り込みます。
続きは④へ。
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