空と海でダイビング♪　ケアンズ周辺遊びたおし　

2005/10/01 - 2005/10/14

ワーホリでオーストラリア（AUSと表記します）に滞在中のこと。（2005年の話です）

ブリスベンからケアンズへ北上する旅を終え、日本へ一時帰国し、再びケアンズに戻ってきました。

当時、その後の予定を立てておらず、とりあえずケアンズに2週間ほど滞在し、いろんなアクティビティを楽しんだ様子です。内容は古いですが、OP選びのご参考にでもなればよろしいかと～

☆世界遺産キュランダ観光ツアー
☆ミッションビーチでスカイダイビング
☆パロネラ・パーク ツアー
☆タリー川でラフティング
☆フィッツロイ島
☆GBRでAOW取得（スクーバダイビング）

ブリスベン～ケアンズ北上の旅の様子はこちら♪
「Chill out in QLD☆　ブリスベン～ケアンズぶらりバスの旅」
http://4travel.jp/travelogue/10892581

＊QLD＝クイーンズランド州のことです。

エリア グレートバリアリーフ周辺(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

【世界遺産キュランダ観光ツアー】

とりあえず世界遺産の熱帯雨林は見ておかなきゃね、ということでユースの部屋が一緒だった子と1日ツアーに参加しました。まずはスミスフィールドターミナルからスカイレールに乗り、上空から熱帯雨林を眺めます。

スカイレール
http://www.skyrail.com.au/ja

スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ 体験・アクティビティ

古代から続く熱帯雨林の上空を渡る7.5kmの空の旅。

海も見えますよ～♪

ちなみに世界遺産に登録されているのはグレートバリアリーフ（GBR）とその周辺の熱帯雨林（登録名:クイーンズランド湿潤熱帯地域）です。

レッドピーク駅で降りて、全長175mのボードウォークを楽しみます。

太古の熱帯雨林を自分の足で歩いてみましょう。

再び空からの眺めです。

ちなみにスカイレールは片道約1時間半。
のんびりと空の旅を楽しみます。

次はバロンフォールズ駅で降ります。

バロン滝を眺めましょう。

バロン滝 滝・河川・湖

水が少ない・・・

バロン滝鑑賞のベストシーズンは12月?3月までの雨季です。この時は10月だからしかたないですね。

滝を見る展望台は3ケ所あります。

バロンフォールズ駅からキュランダターミナルまでは10分程度。

バロンリバーを越えると到着です。

キュランダ村は自由散策でした。お土産物屋、カフェ、レストランが軒を連ねています。ランチをしたり、お店をのぞいたり。

誕生石ということもあり、QLDで採れるオパールのネックレスを記念に買いました。（書いてて思い出したけど、コレどこにいったかな?？）

キュランダ 森林・ジャングル

帰りは鉄道に乗ります。

キュランダ観光列車
http://www.kurandascenicrailway.jp/Pages/Default.aspx

キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験

人気の観光アトラクションなのでにぎわっていました。

かわいい列車です♪

キュランダ～ケアンズ間、1時間45分の鉄道の旅です。

バロン滝駅で停車。

乗客の乗降用ではなく、お写真撮影用の停車駅です。

スカイレールのときとは違う角度でパチリ☆

上空からとは違う、車窓からの風景です。

1880年代に着工され、1891年に開通したキュランダ鉄道。当時は重機などなく、全てがダイナマイトやつるはし、ショベルを使った手作業で作られました。

切り立った崖をぬうように進みます。カーブにさしかかるとみんな窓から身を乗り出して写真を撮っていました。

知らなかったけど、TV番組「世界の車窓から」のオープニングを10年間もつとめていたんだとか。

滝を正面から。

山の中を走っているので、トンネルは15ケ所もあります。ケアンズからだと、海抜0mから328mの高さまで上っていく登山鉄道です。

キュランダ1日観光、定番ですがおすすめです☆

【ミッション・ビーチでスカイダイビング】

ミッション・ビーチ（Mission Beach）は、タウンズビルとケアンズの中間にある、ビーチフロントの穏やかな町です。

コーラル・シーの沿岸には14km以上にわたる美しい砂浜が広がり、世界遺産のGBRと湿潤熱帯地域が楽しめる自然環境です。

一生に一度はトライしてみたいと思っていたスカイダイビング。どうせならステキな場所でやるのがいいよね、ってことで、空の上から世界遺産の海と熱帯雨林を同時に楽しめるここは絶好のポイントです♪

落下高度を14000フィート（4267m）か10000フィートで選べましたが、一回しかやるつもりがないので「そりゃ最高高度でしょ」ってことで14000フィートを選択。違いはフリーフォールの時間が長いか短いか、だったと思います。

追加料金で空中ビデオ撮影をプラスすることができましたが、サンプルビデオを見て却下。BGMもいい感じでとても良く編集してくれていますが、顔のお肉がぶるぶる揺れてる映像なんか、誰にも見せられません。おまけにワーホリでビンボーだしね。

説明を聞いて、免責事項の書類にサインし、ハーネスを装着したら小型の飛行機に乗り込みます。

今回はもちろんイントラと一緒に飛ぶタンデムジャンプです。パッセンジャーのpacorinが下、タンデムマスターが上になりうつぶせの状態で落下していきます。

飛行機の中は長イス状のものが縦に設置されていて、後から飛ぶ人が奥からそれをまたぐように座っていきます。（イタリア人だったか男子2人組が先にジャンプ、pacorinが最後）

座ったと同時に後ろからタンデムマスターがpacorinとハーネスをつないでいきます。壁の薄いはかなげな飛行機がぐんぐん上昇。pacorinは高所恐怖症ではありませんが、しょぼい飛行機でちょっと心配な感じ。そうこうしてるうちに高度14000フィートとなり、次々にジャンプが始まります。

前の人がジャンプするたびににじりよって前方に進み、いよいよ自分の順番です。「あ、ちょっと心の準備が・・・」と思ってる間に、「３，２，１」とカウントダウンが勝手にはじまりあっという間に空中へ！

（写真はジャンプ終了後、一緒に飛んでくれたイントラとその時使ったパラシュートを持って記念撮影したものです。）

「ぬおーっ！すごい速さで落ちてる～！！」

時速200kmで落下するフリーフォールの時間は30秒から1分弱ぐらい？
落ちている間は怖いというよりものすごい風圧と空気の冷たさで、ひたすら「寒いー！冷たい～！！」と叫んでいました。

落下時間がやたら長く感じて、「もうこれいいんだけど・・・なんか気持ち悪くなってきたし～」と思ったころに、パラシュートがひらいてガクンと減速。一瞬自分が上昇したように感じましたが、気のせいですね。

パラシュートが開いてからの空中散歩は5分ぐらいだったかな？これが最高に楽しかった♪GBRの青い海にうかぶ島、珊瑚の影、熱帯雨林の緑、世界遺産の絶景です☆

写真がなくて残念ですが、ウミガメが泳いでいるのが見えたり。その光景は今でも目に焼きついています。

無事ビーチに着地♪

このロケーションは最高なので、スカイダイビングに興味のある方はぜひチャレンジを♪
http://jumpthebeach.com.au/

手書きでしょぼいですがジャンプの証明書をくれました。今だったらもうちょっと見栄えの良いものになっているのかな？

裏を見たら「わたしはパラシュートの講習を受けました」的なシールが貼ってあったけど、どんな説明を聞いたかきれいさっぱり忘れています（笑）

またやりたいとはそんなに思わないので、一生に一度のスペシャルな体験となりました。

【パロネラ・パーク ツアー】

「天空の城ラピュタ」の世界に似ていると宣伝されていたパロネラ・パーク。AUS各地には実際に関係はないのに、宮崎アニメのモデルになったというふれこみの観光地がいくつかありました。

とりあえずどんなもんか行ってみよう♪

パロネラパーク ツアー 体験・アクティビティ

パロネラ・パークはケアンズの南約120km、イニスフェイルという町の近くに位置します。

この川は記憶にないけど、途中で立ち寄ったところのようです。

ブッシュ・ウォークもしたようです。（覚えてないけど）

同上。

同上。

同上。

パロネラ・パーク（Paronella park）

1930年代にスペイン人移民であった実業家ホゼ･パロネラによって建設された庭園や建物。最初は住居として、のちにテーマパークとしてオープンし、一時は大変なにぎわいをみせたそうです。

詳しくは公式HPの日本語版をどうぞ。
http://www.paronellapark.com.au/

パロネラ パーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

滝を利用してQLD初の水力発電も造られたんだとか。

1946年以降、たび重なる自然災害により廃墟化。長い間見捨てられていましたが、近年、その独特の景観が観光施設としてよみがえることになりました。

広い敷地に個人でこれだけ色々造ったのはすごいなぁ。

あ、これがラピュタに似ているとかいう建物かしら・・・？

う～ん、微妙？？

テーマパークっぽく「愛のトンネル」なんてものがつくってありましたが、中はコウモリのすみかになっていました(>_<)

最初はジャングルを開拓してつくったんでしょうね。当時の苦労がしのばれます。

テーマパークの廃墟より、ウォーキングが気持ち良かったです。

あんまり覚えてないけど、アボリジニのカルチャーを紹介するコーナーもあったのかな？でもここの人たち、ポーズがあまりにも観光客向けすぎる感じ。NTで一緒にアボリジナルダンスをした時の方が良かったな。

「From "Red Centre" to "Top End" 　アリス・スプリングス～ダーウィン NT縦断の旅」
http://4travel.jp/travelogue/10879484

パロネラ・パーク見学後、アサートン高原へ。

アサートン高原 草原・平原

緑豊かでいい感じ。

ミラミラ滝（Millaa Millaa Falls）

いかにもマイナスイオンが出てそうな、涼しげな滝でした。

ミラミラの滝 滝・河川・湖

雨季だともっと水量が多くて様子が違うかもだけど、これぐらいでも良い感じです。

ミラミラ滝を見たらのどかな牧場風景を抜けてカーテンフィグツリー国立公園へ。

カーテンフィグツリー　別名「絞殺しのイチジク」

樹齢500年以上といわれているAUSで最大級のイチジクの樹です。絞め殺しのイチジクと呼ばれる所以は、親木に鳥によって運ばれたイチジクの実が着生し、寄生したイチジクが根を垂らしながら成長し、やがて親木を絞め殺してしまうことからきています。

カーテンフィグツリー国立公園 国立公園

まさにカーテンのようでした。

バリン湖（Lake Barrine）

火山によってできた湖のようです。

バリン湖 滝・河川・湖

カウリパインズ　（Kauri Pines）
湖を一周するウォーキングコースに、樹齢1000年といわれる松の巨木が並んでいました。

このツアーは全体的にあんまり印象に残っていないので、おすすめ度は低いけど、QLDのおおらかな景色を楽しめると思いました。

そうそう、この時のツアーガイド（オージーガイ）、2日後ぐらいに泊まってたユースの部屋にたずねてきたりしてちょっと職権乱用してました。好みのイケメンだったら遊びに行ったかもしれないけど、ちょっとキモい系だったので丁重にお断り（笑）

【タリー川でラフティング】

ケアンズで仲良くなった子と一緒にラフティングにも初挑戦しました。女性ガイドに、陽気なオージー夫妻、かわいい日本人男子2人組という楽しい組み合わせで、グレード４の激流をエンジョイしました♪

見ると幸せになれると言われる青い蝶・ユリシス（日本名「オオルリアゲハ」）を見ることもできました。

この写真は誰に撮ってもらったのか謎ですが、カメラを預けていたのかな？

【フィッツロイ島】

みんなが行くグリーン島を避けて、ちょっとマイナーなフィッツロイ島へ。グリーン島が珊瑚が堆積した島であるのに対し、フィッツロイ島は約６千万年前に海面が上昇するまで本土と陸続きだったため熱帯雨林が多く、山がちな島です。

フィッツロイ島 ビーチ

ということで、ブッシュウォーキングを楽しみました。

灯台が見えています。

山上からの眺め。空と海が一体化してる感じ。

空と海が溶け合っています。

頂上は行ったのか行かなかったのか忘れてしまいました。

岩場もあり、なかなか大変な道だったような気がします。

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

リゾートエリアにはプールや売店などがありました。

そういえば！ここにはケアンズで仲良くなった日本人男子と来たけど、お弁当をつくって持ってきてくれたことを思い出しました。女子力に欠けるpacorin・・・（笑）

ブッシュウォークで疲れ、ランチを食べた後はビーチでまったり。

ここは砂浜ではなくて、珊瑚のビーチでした。

行ってないからわからないけど、グリーン島の方がアクティビティなんかが充実して普通に楽しめる感じかな？人が少なめなところでのんびりまったりしたい人にはフィッツロイ島がいいかも。

勝手にランキング：訪れたQLDの島々

1位：ウィットサンデー島　　ホワイト・ヘブンビーチが良かった
2位：フレーザー島　　　　　マッケンジー湖は必見
3位：グレート・ケッペル島　きれいなビーチを独り占め♪
4位：フィッツロイ島　　　　山も海も楽しめる　
5位：マグネティック島　　　モークのドライブが楽しい

ケアンズからは他にもいろんなツアーが出ているので、興味に合わせて楽しみましょう♪

【GBRでダイビング】

当時オープン・ウォーター・ダイバーだったpacorin。せっかくだからGBRでダイビングを楽しみたい、ついでに次のステップのアドヴァンスドを取っちゃえ！ということで、ダイブショップDEEP SEA DIVERS DENの船上2泊3日のライセンス取得コースに参加。

参加日までにテキストを借りて学科のお勉強をしておきます。初日は港から送迎船でGBRのダイビングポイントへ。

1日目はNorman Reefにてファンダイブ2本、トレーニングダイブ2本です。

グレート バリア リーフ 海岸・海

ファンダイブでは小さいけどナポレオンフィッシュやアオウミガメに遭遇。ＧＢＲ固有のクマノミにも会えました。

午後には宿泊船に乗り換え、初めてのナイトダイブ。穏やかな波に揺られながら船の上でおやすみなさい。

朝目覚めるとこの景色♪

2日目はSaxon Reefに移動してトレーニングダイブ3本（内1本はナイトダイブ）、ファンダイブ1本でした。

AUSのファンダイブは基本的にガイドがつかないので、初のガイドなしダイブを体験。バディと一緒に相談しながら珊瑚に沿って進みました。

3日目の午前中にトレーニングダイブを1本こなしてAOWダイバーに認定されました☆その後のファンダイブはバディと2人で迷子になりながらもGBRの海を満喫したのでした。

”Nice & slow”が口癖のNZ出身のイントラは優しくてイケメンだったし、船酔い・波酔いすることもなく、終始楽しいダイビングでした。何よりGBRの海で3日間過ごせたのは貴重な経験。終了後、港に着いて船から下りたら地面が揺れてる気がしてふらついたのも楽しい思い出♪ダイビングのライセンスに興味のある方にはかなりおすすめです☆

ケアンズ拠点で遊びつくして次はどこにいこうかな・・・AUS旅行記、しつこく続きます！（ちなみにケアンズの街自体はpacorin的にそんなに好きではなかったようで、写真が1枚もありませんでした。あと、ポートダグラスに行ってみたかったのですが、行けずじまいでした。）