2005/05/14 - 2005/05/22
2位(同エリア62件中)
関連タグ
pacorinさん
- pacorinさんTOP
- 旅行記631冊
- クチコミ281件
- Q&A回答0件
- 1,292,913アクセス
- フォロワー132人
ワーホリでオーストラリアに滞在中のこと。(2005年の話です)
アリス・スプリングスからダーウィンまで、1,500km以上を旅するバックパッカー向けのキャンプツアー(6日間)に参加しました。赤土のアウトバックのど真ん中から北上するにつれてどんどん移り変わる景色に驚きつつ、オーストラリアの大きさと自然を満喫できる旅でした。
当時はシドニーに住んでいたので、ツアー出発のアリス・スプリングスまで飛行機で移動、解散場所のダーウィンからシドニーまで飛行機で戻る9日間の旅です。
もう寝袋をかついで旅をすることもないので、パッカーノリで回顧的に振り返り~。ところどころプリント写真をスマホで撮って載せている雑な画像がありますが、よろしければご覧ください。
===============================
<日程>
5/14 9:40 シドニー(QF790)12:30 アリス・スプリングス
(アリス・スプリングス泊)
5/15 (Day1) 南回帰線、デビルズ・マーブルズを経て、バンカ・バンカへ。
(バンカ・バンカ泊)
5/16 (Day2) マタランカ温泉を経てキャサリン・ゴージへ。
(キャサリン泊)
5/17 (Day3) キャサリン渓谷&エディス滝を経てダーウィンへ。
(ダーウィン泊)
5/18 (Day4) リッチフィールド国立公園、メアリー・リバー
(ポイント・スチュワート泊)
5/19 (Day5) ウビル(アボリジニのロックアート)など
(カカドゥ泊)
5/20 (Day6) カカドゥ国立公園 (ダーウィン泊)
5/21 ダーウィン街歩き (深夜便、機中泊)
5/22 1:40 ダーウィン (DJ442) 5:40 ブリスベン
7:00 ブリスベン (DJ206) 8:30 シドニー
参加したツアーの催行会社:アドベンチャー・ツアーズ
http://www.adventuretours.com.au/
<ツアー参加者>
(Day 1-3)
運転手兼ガイド:ピーター
アイルランド人カップル、イギリス人ナース、カナダ人女子、おしゃれUK女子、美少年パリジャン、オランダ人男子、ドイツ人女子、スイス人女子、アメリカ人女子
(Day 4-6) 新メンバー
運転手兼ガイド:ダリル
デンマーク人ファミリー、デンマーク人男子、スウェーデン人男子、日本人男子、ドイツ人男子、オージーおばさん
参加者は20代がメインで、欧米人がほとんど。
アジア人はpacorinとツアー後半から参加した日本人男子のみでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
<旅行1日目>
晩秋のシドニーから、オーストラリアのほぼ中心に位置するアリス・スプリングス(以下、アリスと省略します)へ。快適なカンタスのフライト、ふと窓の外を見ると一面赤土の砂漠地帯です。アリスは電信中継基地として作られた小さな町で、アウトバックの観光の拠点になります。
こじんまりした空港からエアポート・シャトル・バスで宿泊先のYHAへ。当時のキャンベラYHAはしょぼかったけど、ここは当たりな感じでした。
http://www.yha.com.au/hostels/nt/central-australia/alice-springs-backpackers-hostel/
荷物を置いたら街歩き。歩いてまわれる町ですが、たいして見るものもなく、しかも土曜日でメインストリートのトッド・モールも軒並み閉店していました。
NT(ノーザンテリトリー)はオーストラリアの先住民、アボリジニが多く居住する州で、ここアリスにも沢山住んでいますが、何をするともなくおじさんの集団が路上に座りこんでいたりします。先住民は失業率が高く、アルコールやドラッグ依存の人も多かったり、貧富の差があったり、歴史的な背景から簡単には解決できない問題があります。
特に絡まれたりはしないんだけど、皆さんお風呂とか入ってないのかなぁ…ニオイがすごかったので、近くを通るときは息を止めてました。
パノラマ・グース博物館 (Panorama Guth)
地元の画家ヘンク・グースがアウトバックを描いた高さ6m、360度のパノラマ風景画があります。休憩がてら入っただけで、特におすすめではありません。
(というより今はもうないかも)
サウンズ・オブ・スターライト・シアター
http://www.soundsofstarlight.com/
YHAのフロントのおにーちゃんにおすすめされた、ディジュリドゥをメインにした演奏ショー。シンセとパーカッションをつかった独特のサウンドに映像とライティングの組み合わせがなかなか良かったです。
ユースの部屋(ドミトリー)では日本人女子2人から旅の情報と、使わなくなったキャリーケースをいただき、スイス人女子からハエよけのフライネット(頭からかぶる網)をもらいました。
翌日のツアー開始時間が早いので、砂漠の真ん中でたっぷりお湯が使えることに感謝しながらシャワーを浴びておやすみなさい。
-
<旅行2日目・ツアー1日目>
ツアーのピックアップが朝の5時40分!だったので、早起きして準備。パッカー旅では懐中電灯が必須。ドミ泊の場合、早朝や深夜に他人が寝ていたら電気をつけられないので、懐中電灯でこそこそ行動しなきゃいけないのです。(たまに部屋の電気をつける迷惑な人もいましたけど)夜のキャンプ場でも必要になります。
まだ真っ暗な外に出ると、アジア人男子が英語で話しかけてきた、と思ったら日本人サラリーマン。彼も他のツアーのピックアップ待ちだったのですが、ケアンズから来て時計をそのままにしていて、早く出てきてしまったのでした。(この時間、ユースが施錠されていて、一旦出ると中に入れなかったのです。)オーストラリアは広いので、3つの標準時間があります。シドニーとアリスも30分違うので、pacorinは到着の時にちゃんと合わせておきました。
ツアーのお迎えがきて、車に乗るとpacorin一人。ツアーデスクがあるバッパーに行って、手続きを済ませて車に戻ると他の参加者がどんどん乗り込んできました。pacorin以外は全員ここに泊ってたの?と思っていると、おもむろに出発。しばらく走ったと思ったら、車が停まって何やら説明が始まりました。
南回帰線のモニュメント(The Tropic of Capricorn)
アリスから、オーストラリア大陸を南北に縦断するスチュアート・ハイウェイ(Stuart Hwy)を北に向かうこと約30km。ハイウェイと南回帰線が交差する場所です。南緯23度26分22秒に位置し、冬至の日(山羊座が空に上る季節)に太陽が真上に来るんだそうです。ちなみにcapricorn=山羊座です。
モニュメントは、傾斜したポールの上に地球を擬した球体があしらわれています。実はこの時、あんまり説明を聞いていなくて、「なんだ、このオブジェは?」と思っていたんですけどね。
南北回帰線の間が熱帯になるので、この線を超えて北上すると砂漠から熱帯に突入することになります。 -
だんだん夜が明けてくると、窓の外は見渡す限り何もない赤土の砂漠が広がっています。土地の起伏もなく、赤土にハイウェイが1本通っているだけの風景です。
写真は休憩で立ち寄ったお店。カンガルーが店内に入ろうとがんばっていました。
この時点でわかっていなかったのですが、pacorinが参加したのは3日+3日=6日間という2つのツアーの組み合わせでした。他のメンバーはすでにウルルとか別の場所から続きで旅をしていて、この日からpacorinが合流する形になっていたようです。他のメンバーと話すうちにようやくそれを理解したのでした。細かい説明はなく、こちらも適当に参加しているのがオージー流です。 -
Aboriginal Art Gallery
アートギャラリーにも立ち寄りました。お土産物屋でよく売ってるドット・アートは新しい時代の画法で古来からのものではないそうです。
ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)は、アボリジニの金管楽器です。木製ですが、発音原理から木管ではなく金管楽器に分類されるんだそうです。何とも表現しがたい、独特の低音の音色です。ディジュリドゥという名称は白人がつけた名前で、 その音色が「ディジュリドゥ~、ディジュリドゥ~」と聞こえたからだといわれています。そう言われれば、そう聞こえるような、聞こえないような(笑)
アボリジニの人々は部族によって異なった呼び方をします。ひとくちにアボリジニといっても、18世紀には600もの部族がいて、200種類以上の言語が話されていたといいます。 -
車内で自己紹介などをしながら本日のハイライト、デビルズ・マーブルズに向かいます。
この場所を知ったのはシドニーの友人宅で旅行写真を見せてもらった時で、日本にいる時は知りませんでした。不思議な岩の写真を見て、「これは行かなきゃ」と思い、このツアーに参加したのです。 -
デビルズ・マーブルズ保護区域 (Devils Marbles Conservation Reserve)
アリスから北に約400km、テナント・クリークから南へ約100kmに位置する、約1800ヘクタールのエリアに「悪魔のおはじき」と呼ばれる花崗岩の奇岩が点在しています。
デビルズ・マーブルズはアボリジニの言葉で「カール・カール(Karlu Karlu)」と呼ばれます。直訳すると、「丸い巨石」という意味で、ワルムング族(Warumungu)、ケイティト族(Kaytetye)、アリアワー族(Alyawarra)、ワールピリ族(Warlpiri)の人々の昔からの土地にあります。
落ちそうで落ちないまるい岩。まさしく「丸い巨石」です。 -
なぜか一番有名なこの2つの岩をデジカメで撮っていなかったので、プリントした写真をスマホで撮影してのっけてみました。
下の写真が人物入りなので岩の大きさがおわかりいただけるかと思います。ここでは岩の真ん中で手足を広げて空中に浮いたような写真を撮るのがお約束なんだけど、pacorinは上品に(?)たたずむにとどめておきました。 -
どうしてこのような不思議な岩ができたのか。
始まりは何億年も前、もともと地中に埋もれた大陸地殻の表面にある花崗岩(マグマが固まって出来た層)が、砂岩や土などにより強い圧力がかかって大きな岩に固められていました。 -
地質の変化により、花崗岩が隆起して砂岩が侵食されて圧力がかからなくなると、花崗岩に亀裂が入り、たくさんの大きな四角い形のブロック状の岩に割れていきます。
その後、風雨にさらされ岩の角がとれ、今のような丸い岩になったと考えられているんだそうです。 -
ひびが入ったり、完全に2つに割れてしまっている岩を見かけますが、これは、昼と夜の寒暖の差が岩を膨張させ、時には岩を壊してしまう事が原因と考えられているんだそうな。
現在もひび割れと浸食が進んでおり、その風景は常に変化し続けています。 -
アボリジニの部族の1つケイティト族は、デビルズ・マーブルズのことを土地を創造した虹色の大蛇(Rainbow Serpent)の卵だと信じており、ここは先住民にとって非常に重要な場所です。
そのような場所の大部分は、NTの先住民の神聖な土地を保護する法律(Northern Territory Aboriginal Sacred Sites Act)によって保護されています。ウルルやカタ・ジュタ同様大切な場所なんですね。 -
奇岩を見てまわった後はランチタイム。屋外でパンと具材が並べられ、各自で適当にサンドイッチを作って食べました。
が、このエリアはハエがとても多いのです。奇岩を見学しているときも、外でランチをしているときもハエ(日本のとは違う小さいやつ)がバンバン飛んでくるので、追い払うのに疲れました。ハッと気がつくとTシャツに何匹もとまってる人がいたり・・・閉口しました。ユースでもらったフライネットの出番だけど、網かぶって食事はできないしねぇ。
あと、ここは砂漠の真ん中なので、水は節約しなくてはいけません。使用したプラスチックの食器を洗うのも屋台状態で、同じ水を使いまわし=衛生状態が・・・(汗)潔癖な人にはきついツアーです。 -
テナント・クリーク (Tennant Creek)
最後のゴールド・ラッシュ(1930年代)に栄えた町。砂漠に突然現れます。
メアリー・アン湖 (Lake Mary Ann)
テナント・クリークの北5kmに位置する人造湖で、もともとはメアリー・アン・ダムと呼ばれていました。現在は泳いだり、ボートで遊んだりするレクレーション用の湖になっていますが、乾季のせいか干上がり気味で水も濁っていたので、日陰に座って眺めているだけでした。
この後は夜のキャンプファイヤーに使う枯木を集めたりしながら(やはりハエが多いのでフライネットかぶりました)、宿泊地のバンカ・バンカへ。(Banka Banka Cattle Station)設備の整ったキャンプ場でした。
ガイドのピーター指導の下、皆で作った夕食は予想外に豊富なメニューと美味しさで、元々アウトドア派ではないpacorinも一安心。キャンプファイヤーを囲んでビールを飲みながら星空を見上げていると、「来て良かった~♪」と思えました。
が、食器洗いでカルチャーショック。欧米系の人って、食器を洗うときに洗剤の泡を流さない人が多いんですよね。布巾を持って待機するpacorinに泡だらけのお皿を渡してくるカナダ人。一瞬固まっていると、他の人は何の躊躇もなくさくさく拭いている。
水節約のために、ためた水で洗っている時点でだいぶきれいではないし、さらに泡だらけのままだから布巾もあっという間にベトベト、これってめっちゃ汚いやーん!と気にしても仕方ないので、「郷に入っては郷に従え」ってことですかね。
すっかり疲れて、アメリカ人とシェアしたテントで寝袋にくるまっておやすみなさい。キャンプツアーは寝袋持参なので、これもまたpacorinにとっては初の体験なのでした。 -
<旅行3日目・ツアー2日目>
本日もハイウェイを北上します。ダリー・ウォーターズというところで、オーストラリアで最初の国際飛行場跡地に立ち寄りました。
Daly Waters Airfield
ウィキペディアの説明→http://en.wikipedia.org/wiki/Daly_Waters_Airfield
その近くにあるNT最古のアウトバックのパブ(Daly Waters Pub)でランチタイム。
http://www.dalywaterspub.com/ -
1930年につくられたこのパブには世界中からの旅行者の名刺やIDが壁一面に貼りつけてあり、天井からは下着(!)がぶらさがっていたりします。
西部劇に出てきそうな、雰囲気満点のパブでした。 -
テナント・クリークから北上すること530km、トップ・エンドの玄関マタランカ(Mataranka)にやってきました。
ここは温泉が有名で、1日3000万リットルものお湯が湧き出ています。ガイドブックを見て期待しすぎていたので、実際見ると「あれ?こんな感じ?」と思いましたが、シュロの木に囲まれた、青く澄んだあったかい天然プールはなかなか素敵な空間でした。
近くには「淡水ワニ注意」の看板がある川があり、行ってみるとドイツ人女子とアメリカ人女子がスイスイ泳いでいました。「え?クロコダイルで出たらどうすんの??しかも水汚いし~」と思ったけど、せっかくなのでpacorinも一瞬だけその川で泳いでおきました。
マタランカの写真はお風呂に入ってるような写真だったので、ポストカードを載せました。 -
この日のキャンプ地はマタランカから約115km、キャサリン近くのツアー会社が持っているキャンプ場でした。虫が多くて、シャワーやトイレにもカエルやヤモリが盛りだくさんなのがちょっと困る感じ。
ビーフストロガノフがメインのわりかし素敵なディナーをいただいた後は、キャンプファイアーの周りでおしゃべりしたり、宴会ゲームのようなことをしたり。
このツアーはガイドのピーターが皆仲良くなるように気を配っていたので、ツアーメイトとも話しやすく、ほとんどが1人参加者だったので、修学旅行気分で楽しめました。
写真は翌朝のキャンプ場にいたカンガルー。 -
<旅行4日目・ツアー3日目>
ダーウィンの320km南西に位置するキャサリンの町から北東に30kmほど行くと、ニトミルク国立公園(Nitmiluk National Park)があります。ニトミルクという地名は、先住民の言葉で「セミの夢」を意味するそうです。その中にキャサリン・ゴージ(Katherine Gorge) と呼ばれる渓谷があります。ニトミルク クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
大陸縦断鉄道「ザ・ガン」も停車するキャサリン渓谷は、急流で分断された13の渓谷が集まり、変化に富んだ景色を眺めることができます。
この日の午前中はオプショナルで、カヌー、ボートクルーズ、リラックスに分かれて行動。カヌーは日に焼けそうなので、pacorinはボートクルーズを選択。オーストラリアの紫外線は日本の8倍だと言われていましたので、日焼けには要注意です。 -
ボート乗り場に行くと、中高年旅行者軍団がいました。こういう風光明媚なところはお年寄りに人気なのでしょうか。峡谷をボートで進んでいると、なぜか京都の「保津川くだり」を思い出しました。
-
第1峡谷から少し歩いて第2峡谷へ。写真はありませんが、数万年前のアボリジニのロックアートがあったり、洞窟っぽい岩や絶景ポイントが沢山ありました。そこから先はキャンプツアーなどでしか行けないところになっています。
昨夜のキャンプ場に戻ってランチタイム。 -
エディス滝(Edith Falls)
ニトミルク国立公園の西端にある滝、というか、激しく流れ込む水、という感じ。わかりづらいですが、写真の奥に白く見えているのがそれ。(落差2~3m?)
写真に写っていない手前側にも細い滝があります。
滝つぼが大きな池になっているのが特徴で、岸から滝までの距離は150mとのこと。pacorinが人生で一番長い距離を泳いだのが小学生のときの300mだから、なんとか行って帰ってこれるかと思い、数名につられて泳いでみました。
が!泳ぐのも久しぶり、普段運動すらしてないので滝にたどりついた時点でへとへとに。しかもここ、淡水ワニが出ることもあるんだって!
岩にへばりついて休憩していると、オランダ人男子が滝で水浴びをしている姿がまるでギリシア神話に出てくる神のように美しかったので、若干癒され、なんとかかんとか岸まで泳いで戻ってきたのでした。めちゃしんどかった~。 -
滝で泳いだ後は300km離れたダーウィンを目指します。
NTでよく見かけるのがコントロールド・ブッシュファイヤーです。故意に火事をおこして動植物の循環を促進させるのです。ブッシュファイヤーが起こっているところでは、地面から逃げ出す虫やトカゲなどを狙って鳥が沢山飛んでいて、独特の光景でした。
ダーウィンでの宿泊は町の中心部のバッパー、CAVENAGHでした。人生初の男女ミックスドミトリー(!)部屋に入ると愛想の良い白人男子がニコニコと「ここあいてるよ♪」と自分の隣のベッドを指さして教えてくれて「あ、ありがと(汗)」って感じでした。4つベッドがあって男女2:2だったけど、男女3:1とかだったらきついわ~
この日のディナーはミールクーポンをもらって近くのパッカー向けホテルでいただきました。会場は大勢の人でごったがえし、自由参加のゲームが開催されてとても賑やかでした。
適当に切り上げてバッパーの部屋に戻ると、ニコニコ男子がパンツ一丁でベッドに寝っ転がってました。日本ではこのシチュエーションはないなぁ~と思いつつ、就寝。 -
<旅行5日目・ツアー4日目>
本日よりツアーは後半に入り、ガイドとメンバーが一部入れ替わります。ピックアップは6時15分、別ルートをいくメンバーをお別れして、待つこと30分。
本日からのガイド、デビッド・ボウイ風のダリルが「ごめんよ~ちょっと遅れちゃったね~」とのんびり登場。さすがオーストラリア、時間にルーズです。
そしてツアーのチェックインのために事務所に行って、ホワイトボードを見てへこむpacorin。楽しみにしていたジムジムフォールズ&ツインフォールズがCLOSEDだったのです(沈)乾季のみ、4WDでしかアクセスできないこれらの滝はあと数週間すればOPENだったみたいです。5月は乾季なのに、タイミング悪くて残念。 -
リッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)
ダーウィンの南西約100kmに位置する、美しい滝と巨大なアリ塚が有名なpacorinおすすめの国立公園です。
写真はバレー・ロックホール (Buley Rockhole)、自然に出来た岩のプールです。リッチフィールド国立公園 国立公園
-
遊歩道を歩いて、2筋に分かれて流れ落ちるフローレンスの滝(Florence Falls)へ。
昨日のエディス滝よりよっぽど滝らしい!美しい!
めちゃくちゃきれいな水で超贅沢な天然プールです。 -
こんなに素敵な場所なのに、この日泳ぐと思っていなかったpacorinは水着を着ておらず、眺めるのみでした。
く~!残念すぎる!泳ぎたかったよぉ~!! -
巨大アリ塚 (Termite mound)
アリ塚の形状は写真のような Cathedral termite moundsと灰色で薄いMagnetic termite moundsがあります。
カテドラル型はかなり高さがあります。(pacorinの身長は167cm)マグネティック型は写真がないけど灰色で薄く、墓石のような形状です。 -
ランチの後、メアリー・リバー湿地帯(Mary River Wetlands)でワニや野生動物の探索クルーズへ。この日から車は4WDになっていましたが、それもそのはず、ものすごくラフな道路で座席から飛び跳ねるほどのデコボコガタガタ道でした。
ディズニーランドのジャングルクルーズのような船に乗り、クロコダイルを探しながら水路のような川を進んでいきます。いきなり淡水ワニを発見しました。
写真はフルーツバット(オオコウモリ)です。 -
鳥が羽を広げてボートをお出迎え。
-
ようやくソルト・ウォーター・クロコダイルを発見!
オーストラリアには淡水に住むワニ(fresh water crocodile)と海水や汽水域に住むワニ(salt water crocodile)がいます。淡水ワニは北部の川に生息し、およそ3mまで成長します。人を襲うことは滅多にないといわれているので、「ワニ注意」の川でも泳ぎました。 -
しかーし、ソルトウォーター・クロコダイル(イリエワニ)は世界で一番大きく凶暴なワニで、7mまで成長すると言われています。
実際見ても淡水ワニと比べてやっぱり大きいし、迫力が違います。じーっとかたまっていることが多いワニですが、いざ動くととても素早く、あっという間に水の中に入っていきました。
pacorinは見つけるのが下手だから何回か見過ごしたけど、それでも3匹は見たし、けっこういるんだな~という印象でした。 -
乾季なので鳥の姿も沢山見ることができました。雨季だと水の面積が広がって鳥が散らばってしまうため、一度に沢山見られないんだとか。NTの観光地は季節に大きく左右されるので、要事前調査です。
ハスの花が沢山咲いているところがあったり、予想外に楽しめたクルーズでした。きれいな夕日も見られたし。
再び激しい道を通って、今夜のキャンプ地へ。 -
ポイント・スチュワート
http://www.pointstuart.com.au/index.html
カンガルーやワラビーがぴょんぴょんいてなかなか良いと思いきや、蚊が多くてまいりました。
夕食はクルーズの間にダリルが準備していたBBQで、給食のようにふるまわれました。ダリルはピーターと違ってちょっとおじさんだし、皆で楽しく♪というよりは、淡々とスケジュールをこなすタイプのガイドでした。
夕食後はアボリジニのダンス(Aboriginal Corroboree)がありました。蚊対策のためにフリースを着こんで見物です。
ボディペイントをしたボーカル/ダンサー、ディジュリドゥ奏者、こどもの3名で火を囲んでおもむろに歌いはじめ、短いダンスが次々と披露されます。ちょっと微妙な雰囲気のショーが終わり、写真タイムとオーディエンス参加タイムになりました。これが意外におもしろかった♪
ディジュリドゥに初挑戦しましたが、音を出すのが難しくてホラ貝のような音しかでませんでした。(ちなみにpacorinは昔ブラバンをやってたので金管も木管も音を出すことはできます) -
女性陣は2本線のフェイスペインティングをしてもらいました。炭と何かをまぜたもので描きます。アメリカ人のクリステンは腕にも描いてもらっていますが、蚊にさされるので遠慮しておきました。
男性陣は上半身に亀やカンガルーなどの動物のボディペインティング。蛇のペイントをしたpacorinお気に入りのフランス人男子とパチリ☆
それぞれの動物のダンス、女性陣は皆で一緒に鳥のダンス、最後には全員楽しんでいて、とても面白い体験となりました。
それにしてもここは蚊が多かった。日本のよわーい虫よけは何の役にも立たず、注意していたのにけっこう刺されてしまってめっちゃかゆかった~(>_<) -
<旅行6日目・ツアー5日目>
カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)
ダーウィンから東へ200km、世界複合遺産に登録され、熱帯雨林や280種もの野鳥が見られる大湿原、1000以上のアボリジニのロック・アート(洞窟壁画)などが含まれます。カカドゥには40万年以上前から人が住んだ形跡があるそうです。
カカドゥの北東に位置するウビル・ロック(Ubirr Rock)にやってきました。カカドゥ国立公園 国立公園
-
描かれた絵は時代によってモチーフ・技法が異なりますが、ここウビルで有名なのはX線画法といわれる壁画です。オーカーという泥絵の具で描かれています。
-
この一帯は昔からアボリジニが住んできた土地で、2万年前から狩猟採集の知恵を伝えるために、こうした絵が描き続けられてきたといいます。
左側の黄色いのはカメの絵です。 -
動物やハンター、ドリームタイム(天地創造時代の神話)の登場人物など、1kmほどの遊歩道を歩きながらロック・アートを鑑賞できます。ロック・ワラビーの姿もちらりと見かけました。
-
ウビル・ロックの頂上からの眺め。
緑豊かな大自然が広がっています。 -
ウビル・ロックの頂上からの眺め。
方向を変えるとゴツゴツとした岩場があったり。 -
ウビル・ロックの頂上からの眺め。
ナーダブ氾濫原は雨季には水につかってしまうんだとか。360度のパノラマを満喫しました。
バワリ・ビジター・センター(Bowali Visitor Centre)
カカドゥの自然や動物について紹介されていました。 -
ノーランジー・ロック(Nourlangie Rock)
1.5kmの遊歩道に沿って、2万~6000年前までアボリジニがシェルターとして使用していた岩に描かれたロック・アートを鑑賞できます。
カンガルーだ♪ノーランジーロック 山・渓谷
-
人がカンガルーを捕まえているところ。
アボリジニは文字を持たず、狩猟民族で農業は行いません。定住はせず、家族単位で移動しながら生活します。スキン・ネームや半族という考え方があり、結婚制度はとても複雑なんだそうです。
-
アボリジニは代々「ドリームタイム」という天地創造の神話を語り継いできました。 「ドリームタイム」には3つの重要な時代があります。 「始まりの時代」は何も存在しない暗黒の時代、「創造の時代」はドリーミングにより天地や動植物が生まれた時代、 そして最後の「伝承の時代」が現代を含む時代を指します。
アボリジニは部族の歴史や生きるために必要な知恵といった「創造の時代」の考え=「ドリーミング・ストーリー」を絵を描いたり歌を歌うことで語り継ぎながら生きてきました。
-
なんだこの絵は〜?
と思ったら、絵の解説を見てみましょう。 -
ナーブルウィンブルウィン?
精霊らしいけど、女性をヤム芋で殴って食べる?悪者?? -
ノーランジー・ロックで有名なのがアンバンガング・ギャラリー(Anbangang Gallery)に描かれたナマルゴン(Namarrgon)と呼ばれる雷男(ライトニングマン)<右上の触角みたいなのがはえたの>とその妻バラギンジ(Barrginji)<真ん中の白い絵>、そして天地創世記の祖先のひとりで後にオオワニとなるナモンジョック(Namondjok)<雷男の左隣>たちの壁画です。
約6000年前に描かれたといわれ、今もその伝説が岩の形や雨季の到来とブッシュフードの食べ頃を示す季節のサインとしてアボリジニの間に生きているといわれているそうです。雷男は雨季の激しい雷雨を思いのままに操ると信じられています。 -
ノーランジー・ロックを望むナウランジャ(Nawurlandja)展望台からの眺め。
カカドゥ国立公園より東はアーネムランド(Arnhem Land)と呼ばれるアボリジニの居住区です。入るには特別な許可が必要です。夕焼けのカカドゥを眺めて、何万年も前からこの地で生活してきた先住民に思いを馳せました。
この日のキャンプはAurora Kakadu Resort。
夕食の準備を手伝わなくてよかったので、プールサイドで飲みながらツアーの大人メンバーとおしゃべり。海外の旅行者と話をすると、自由な生き方をしている人が多いなって思います。
コウモリがバサバサ飛んでいる音に時々起こされながら、キャンプ最後の就寝。 -
<旅行7日目・ツアー6日目>
ガンロムの滝(Gunlom Falls)
険しい岩場を登っていくと、あら素敵。こんなところに自然のプールが。小さい滝が流れ込んでプールをつくり、さらに段々になって水が落ちていき、最後は高いところから落ちる滝になっています。 -
ここを登るのはかなりハードだったので、オージーおばさん(推定50代~60代)とイギリス人ナースのジャネットは下で休憩していました。
なんでこんな内容のツアーにオーストラリア人のおばさんが1人で参加していたのか謎でした。 -
上の写真の小さい滝が、下の写真のプールをつくっています。
ちなみにここ、映画「クロコダイル・ダンディ」でエコー・プールとして登場したそうです。見てないからわからないけど。 -
そしてここから水が落ちていきます。
-
滝を下から見たところ。
-
Bolaina Pool(たぶん)
ここも小さい滝が自然のプールをつくっています。トップエンドって本当に滝が多いですね~ -
ちなみにここもワニ注意。入るのは自己責任でお願いします。
ここでカカドゥともお別れ、再びダーウィンに向かいます。
Adelaide River Inn
http://www.adelaideriverinn.com.au/
休憩で立ち寄ったところ。映画「クロコダイル・ダンディー」に出ていた有名なバッファローのチャーリーがいたところだそうです。2000年に死んでしまって、今ははく製となってバーのカウンターにいます。
ダーウィンでツアー終了、希望の場所に送ってもらえるので、宿泊地のYHAで下車。
http://www.yha.com.au/hostels/nt/darwin-surrounds/darwin-yha-backpackers-hostel/
ここのユースはやたら部屋が狭かったです。
3日目と同じミールクーポンをもらっていたので、仲良くなったイギリス人のジャネットと夜に待ち合わせをしてディナーへ。他のツアーメンバーもいたのでここでお別れしました。
最後の方はとても疲れましたが、充実のNTツアーでした。せっかくNTに行ったのに、ウルルは行かなかったの?ってなりますよね。この10日後、日本から遊びにくる友人と一緒に行くことにしていたので、それはまた別の旅行記で。 -
<旅行8日目>
この日は真夜中のフライトまでダーウィンの街をぶらぶらしていました。
トップエンド最大の町、NTの州都(準州都)ダーウィン。NTの人口の半分以上はダーウィンで生活しています。ここからはシドニーより、インドネシアの方が近いんですね~。ちなみに街の名前は「種の起源」で有名なイギリスの生物学者チャールス・ダーウィンが訪れたことがきっかけで付けられたそうです。
じりじりと暑い中、海辺を散歩。途中、日本人墓地がありました。昭和初期には真珠採集やナマコ漁で日本人がきていたようです。
わ~い、ビーチだ♪と思いきや、10月~5月は遊泳禁止。この時期は超危険なクラゲ(box jellyfish)が発生し、さされると死に至ることもあるのです。 -
暑くてしんどいなぁ・・・と思った頃、カフェらしきもの発見し、そこでランチをすることに。NT産バラマンディのフィッシュ&チップスを美味しくいただきました。このカフェは博物館に併設されたものだったのでついでに見学しました。
ノーザン・テリトリー博物館/美術館
http://www.artsandmuseums.nt.gov.au/museums
夕方、海沿いの公園のようなところを散歩していると、戦争記念碑(War memorial)がありました。第二次世界大戦中、ダーウィンが日本軍からの空襲を64回にわたって受けただなんて、ここにくるまで知らなかったのでショックでした。
夜はツアーで一緒だったジャネットが宿泊しているバッパーの部屋を使わせてもらってシャワーを浴びたり、休憩したり。その後エアポート・シャトルバスで空港へ。
<旅行9日目>
LCCのヴァージン・ブルー(現ヴァージン・オーストラリア)を乗り継いでシドニーへ。初めてオーストラリアに行ったときに利用していたアンセット航空が見当たらないな~と思っていたら、2001年に倒産、2002年に営業停止していたんですね。ちなみに、カンタス航空がヴァージン・ブルーに対抗するために設立したのがジェット・スターです。
この旅行は日本からのパックツアーではまず行かないようなコースで、ちょっとハードではありましたが、オーストラリアの大自然を満喫でき、また、歴史にも触れることができた貴重な旅となりました。
今回初参加のパッカー向けキャンプツアーですが、この後何度も利用することになり、その度にどんどんたくましくなっていくpacorinなのでした。
この旅行記のタグ
関連タグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
Working Holiday in Australia
-
前の旅行記
計画都市キャンベラ Australian Capital Territory (ACT)
2005/03/19~
キャンベラ
-
次の旅行記
Red Centre Highlights ウルル~カタ・ジュタ~キングス・キャニオン
2005/05/31~
エアーズロック
-
BEAUTIFUL AUSTRALIA 旅のハイライト
2005/01/30~
オーストラリア
-
Memories of Sydney シドニーあれこれ
2005/01/30~
シドニー
-
計画都市キャンベラ Australian Capital Territory (ACT)
2005/03/19~
キャンベラ
-
From "Red Centre" to "Top End" アリス・スプリングス~ダーウィン NT縦断の...
2005/05/14~
ノーザンテリトリー準州
-
Red Centre Highlights ウルル~カタ・ジュタ~キングス・キャニオン
2005/05/31~
エアーズロック
-
Wild Wild West パース~エクスマス 西オーストラリアの旅
2005/06/17~
西オーストラリア州
-
パース近郊散策 ~フリーマントル、ロットネスト島、スビアコ~
2005/06/24~
パース
-
Life in Brisbane ブリスベンの日常生活と郊外へのお出かけ
2005/06/28~
ブリスベン
-
Chill out in QLD☆ ブリスベン~ケアンズぶらりバスの旅
2005/09/04~
クイーンズランド州
-
空と海でダイビング♪ ケアンズ周辺遊びたおし
2005/10/01~
グレートバリアリーフ周辺
-
ちょっぴり地味目な州都アデレード&AUS最大級のワイン産地バロッサ・バレー
2005/10/18~
アデレード
-
野生のコアラと鉢合わせ! アデレード~グレート・オーシャン・ロード~メルボルン
2005/10/22~
グレートオーシャンロード周辺
-
ペットはアルパカ♪ VICでなんちゃってオーガニック生活
2005/10/25~
ビクトリア州
-
Taste of Tasmania 手つかずの自然の宝庫
2005/11/09~
タスマニア州
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- notchさん 2014/05/08 20:17:27
- オーストラリア!
- pacorinさん,こんにちは。
いいですねー オーストラリア! 大自然のバックパック旅の旅行記は読んでいてわくわくします。こういうスケールの大きいツアーに参加してみたいなあと思いました。
オーストラリアは行ったことがないのですが,いつか大陸縦断列車「ザ・ガン」に乗るのが夢なのです。ますます行ってみたくなりました!
notch
- pacorinさん からの返信 2014/05/09 10:35:15
- RE: オーストラリア!
- notchさん、こんにちは〜
いいでしょう、オーストラリア!(笑)
大自然あり、都会あり、訪れる場所によって全く違った姿を見せてくれる国です。西海岸と東海岸でも全然違う印象なんですよ〜
ザ・ガンとかインディアンパシフィックとか、長距離列車の旅ってあこがれですよね〜♪わたしも乗ってみたいです。
オーストラリアはとても旅しやすい国ですので、チャンスがあればぜひぜひ行ってみてくださいね。
pacorin
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
305円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ Working Holiday in Australia
2
58