2014/05/05 - 2014/05/06
302位(同エリア4353件中)
たっくん&ゆうすけさん
- たっくん&ゆうすけさんTOP
- 旅行記169冊
- クチコミ99件
- Q&A回答103件
- 2,072,676アクセス
- フォロワー187人
俵屋、炭屋と並び称される京都・柊家旅館(ミシュランガイドで1ミシュランキー獲得)の準特別室宿泊記(ブログ)。
https://www.hiiragiya.co.jp/
『<再訪> 柊家旅館 特別室 宿泊記(ブログ), りょうりやステファンパンテル, 仙洞御所・京都御所』は,下記のURLからどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11355090
2014年5月4日(みどりの日)、ゴールデンウィークも終盤になって、なにげに「一休.com」で調べていたら、翌5月5日泊の柊家旅館に空室が出ていた。6日は振替休日。おまけに、どこぞのホテルみたいに、連休中だけべらぼうに高いということもない。二食付きで2名分の総額が、129,600円。またとないチャンスだから、急遽予約を取って、悠佑と京都に出掛けることにした。
表紙写真は旧館25号室の襖。金箔は張り替えられているが、襖絵は江戸期のもの。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
京都は雨模様。阪急の四条・河原町から麩屋町(ふやちょう)通を上がって、降り始めた小雨の中、徒歩で柊家旅館に向かう。
途中、「炭屋旅館」の門の上には、菖蒲が懸けてある。
めざす「柊家旅館」は、「俵屋旅館」と向かい合って建つ。炭屋旅館 宿・ホテル
-
今日は、端午の節句。
まずは部屋でゆっくり、柏餅と抹茶をいただいた。悠佑は味噌あん、俺は粒あん。
茶碗にも、部屋の鍵にも、座っている座布団にも、ヒイラギの葉のモチーフが用いられている。柊家旅館 宿・ホテル
-
部屋は旧館2階の25号室。
各部屋の間取りがよくわかる避難経路図。2階25号室と、1階33号室が、準特別室。1階30号室が特別室かな。 -
6畳と12畳の二間続き。
手前の6畳の部屋の左側に、洗面台と1畳大の化粧部屋が、
部屋の入口を入ってすぐ右側に、トイレと内風呂がある。柊家旅館 宿・ホテル
-
柊家旅館25号室、12畳の主室。
柊家旅館 宿・ホテル
-
イチオシ
主室の二方に、縁側がある。
柊家旅館 宿・ホテル
-
広縁からは、庭園の緑が鮮やか。
-
女将さんのお話によると、木々が建物に近接しているため、秋の紅葉よりも新緑の方が美しいそう。そして窓のカーテンは電動!
広縁には冷蔵庫・ミニバーも。
冷酒柊家(300ml)1,270円、
焼酎(芋)海童(300ml)1,770円、
ビール中瓶750円、
サントリー響12年、ヘネシーVS、シーバスリーガルのミニボトルが1,050円など。柊家旅館 宿・ホテル
-
みごとな書院に青もみじ。
柊家旅館 宿・ホテル
-
イチオシ
スマホでメールなんて無粋なことはやめて、筆でさらさら手紙をしたためられたらカッコいいな。
柊家旅館 宿・ホテル
-
イチオシ
細やかな意匠に、光と花が、墨絵のような世界を現出させる瞬間。
時が経つのも忘れてしまいそうになる。柊家旅館 宿・ホテル
-
(左上) 洗面台
(右) 化粧スペース
(左下) 内風呂
悠佑が、風呂に葱の束が置いてある!と言うから見に行ったら、菖蒲だったwww
さすがに、葱湯には浸かりたくないw
内風呂の脱衣スペースは少々手狭。由緒ある建物なので仕方がない。柊家旅館 宿・ホテル
-
到着時にはすでに、お湯を張った状態で蓋を閉めてあったので、すぐに菖蒲湯を楽しむことができた。
冬至の柚子湯ぐらいは家でもやるけれど、菖蒲湯は初めての体験。
広くはないが、手入れの行き届いた高野槇の内風呂で寛ぐ至福の時。柊家旅館 宿・ホテル
-
18時半から夕食を用意してもらった。お酒はモエ・シャンドン(10,500円)。
先付には、邪気を払う菖蒲と蓬があしらわれている。
食前酒
古都 大吟醸 おりがらみ
先付
板屋貝 車海老葛打ち とり貝 蓮芋 梅酢ゼリー 花付胡瓜 紫蘇の花 土佐酢
鯛の子白子旨煮 木の芽柊家旅館 宿・ホテル
-
椀
春山真丈 白魚 筍 若布 矢羽根 人参 木の芽
文句なく、素晴らしい。柊家旅館 宿・ホテル
-
向付
鮪 さより 鯛 車海老 甲烏賊 とりあわせ 山葵柊家旅館 宿・ホテル
-
焼物八寸
蛍烏賊山独活木の芽味噌和え
菜の花平目昆布〆巻き 蒸し雲丹 飯蛸 小梅甘露煮 空豆 鯛ゼリー寄せ
鱒木の芽焼き柏葉 こごみ白和え はじかみ
飲みに出る予定にしているので控えめにしているが、酒が進む。鯛のゼリー寄せに唸る悠佑。
柊家旅館 宿・ホテル
-
肉料理
牛ろーす 筍木の芽焼き いんげん豆 人参
牛肉の質はいまひとつだと感じた。しかし、片泊まりの料金との差額はせいぜい一人1万円余りなので、むしろコストパフォーマンスは良いと言うべきだろう。柊家旅館 宿・ホテル
-
(左上)
炊合せ
甘鯛東寺蒸し うすい餡 生姜
(左下)
揚げ物
あいなめ黄身揚げ たらの芽 すだち 天出汁
(右上)
留碗
赤だし 揚げ麩 畑しめじ 菜種
御飯
豆ご飯 桜海老
香の物
赤紫蘇大根 小松菜 日野菜
(右下)
水物
抹茶ぷりん めろん 苺 みんと柊家旅館 宿・ホテル
-
肉料理以降は、やや平板かなと感じてしまったけれども、
この、まさに皐月らしい彩りのごはんには感動。柊家旅館 宿・ホテル
-
夕食後は外出。下足番が、雨に濡れたスニーカーを、きちんと乾燥させてくれている。
柊家旅館から歩いてすぐの bar K家。
町家を改造したバーで、カップル向きのお店。bar K家 別館 グルメ・レストラン
-
こちらは、「麩屋町通」の一本東の「御幸町(ごこまち)通」を、ずっと下ったところにある Bar Rocking chair
http://bar-rockingchair.jp/
音楽の趣味もよく、いかにも京都らしく個性的な(=二癖も三癖もありそうなw)人々が集うショットバーである。ロッキングチェア グルメ・レストラン
-
バー・ロッキング・チェアでMKタクシーを呼んでもらって、午前1時頃に、宿に戻る。
夜の麩屋町通。北側から撮っているため、左手が「俵屋旅館」、右手が「柊家旅館」。俵屋旅館 宿・ホテル
-
柊家旅館、旧館2階の廊下。
柊家旅館 宿・ホテル
-
寝具は、幅は若干狭いものの頗る快適。布団はもちろん、行燈のデザインも柊。
朝食時に布団をあげないでおくこともできるそうだ。柊家旅館 宿・ホテル
-
ヒイラギ文様あれこれ
(左上) 布団
(右上) ティッシュボックスと各種アメニティ
(左下) 石鹸と石鹸皿
(右下) 浴衣柊家旅館 宿・ホテル
-
湯豆腐が付いた柊家旅館の朝食。9時からお願いしておいた。朝から幸せな気分に浸れる。
飯が美味い。少し炙った明太子も堪らない。湯豆腐のタレは、タレだけでも飲めるほど旨い。柊家旅館 宿・ホテル
-
湯豆腐は、こんな特殊な容器に入れられてやって来る。
中に炭が入っていて、豆腐も、湯豆腐のタレも、同時に保温されている。柊家旅館 宿・ホテル
-
朝食後は、11時のチェックアウトまでうたた寝 … zzz
ほんとに、いい季節…。柊家旅館 宿・ホテル
-
帰りも四条・河原町まで歩く。
麩屋町通の銭湯「明治湯」(閉業)。 -
こちらは錦市場。麩屋町通〜御幸町通間。
鮮魚「丸弥太(まるやた)」、煮豆・惣菜「あづま屋」、京生麩「麩房老舗(ふふさろうほ)」等の看板が見える。
2014年のGWが、素敵に終わった。麩房老舗 グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
京都旅行記・ブログ集 ~旅館編~
-
端午の節句・菖蒲湯の京都 柊家旅館 準特別室宿泊記(ブログ), 湯豆腐の付く朝食
2014/05/05~
二条・烏丸・河原町
-
天橋立『茶六別館』宿泊記(ブログ),かやぶきの里・美山町,"枕川楼"の松茸会席,宮津・旧三上家住宅
2014/10/04~
天橋立・宮津
-
<再訪> 柊家旅館 特別室宿泊記(ブログ),"りょうりやステファンパンテル",仙洞御所・京都御所
2018/05/05~
二条・烏丸・河原町
-
京都・湯の花温泉『すみや亀峰菴』 露天風呂付スイート Art Room【呼風-KOHOO】宿泊記
2023/03/25~
湯の花温泉
-
『南禅寺参道菊水』 スパスイート宿泊記(ブログ),青蓮院,金地院・鶴亀の庭,南禅寺,美濃吉 竹茂楼
2023/09/05~
下鴨・宝ヶ池・平安神宮
-
2024年 天橋立離宮 星音 特別室「天」宿泊記(ブログ),温水プール・温泉露天風呂・温泉内風呂付
2024/05/03~
天橋立・宮津
-
『HOTEL 宇多野京都別墅』 鳴滝本館 松-MATSU-(138㎡) 宿泊記(ブログ)
2024/11/30~
嵐山・嵯峨野・太秦・桂
-
2025年『京都 上七軒 億』 白梅 宿泊記(ブログ),祇園いわさ起,北川半兵衛,レストランおがわ
2025/01/01~
今出川・北大路・北野
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 京都旅行記・ブログ集 ~旅館編~
0
31