2023/03/25 - 2023/03/26
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たっくん&ゆうすけさん
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京都・湯の花温泉 すみや亀峰菴 Art Room【呼風-KOHOO】の旅行記。現代美術家・柳幸典氏の作品世界を体験できる二つの露天風呂付きスイートルーム(140㎡)です。
https://www.sumiya.ne.jp/
まずは,アートルーム「呼風(こふう)」を動画でどうぞ。
https://youtu.be/8jrSZadySrg
旅行記の構成は以下の通りです。
【くら吉 阪急うめだ店】
【京とれいん雅洛】
【千本玉壽軒】
【茶寮 SENTAMA】
【千本釈迦堂(大報恩寺)の阿亀桜】
【立本寺の桜】
【保津峡,トロッコ列車,保津川下り(地図)】
【すみや亀峰菴】
【ロビー&ギャラリー「百代」】
Art Room【呼風-KOHOO】
【貸切露天風呂 山の隠れ湯】
【湯上り処・カフェ グリューナー】
【ライブラリー 徒然文庫】
【「呼風」限定 おまかせ特別懐石】
【内湯・露天風呂 離れの湯】
【ダイニング「旬膳瑞禾」/ 朝食】
【天ぷら処 京林泉】
【呼風】の宿泊料金は,一休で,2名1室,夕・朝食付,ポイント即時利用で 229,900円。ここから全国旅行支援の割引クーポンを使用し(6千円引き),1泊総額 223,900円でした(入湯税300円別途)。休前日でも平日でも同料金というところに,老舗旅館としての矜持(きょうじ)を感じます。
表紙写真は,すみや亀峰菴 5階エレベーターホールにて。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【くら吉 阪急うめだ店】
G7の警備のために長期広島出張するM君を壮行するため,今月2度目の京都旅行。M君へのお土産に(というより自分が食いたかったから),梅田の阪急で【くら吉】の「KURAKICHI あきた フルーツ クッキー缶」(小缶,2,700円)を買う。
http://www.kurakichi.jp/
もろこしのスノーボール
フランボワーズジャムクッキー
フランボワーズクッキー
ミニョンヌメレンゲ(ほおずき)
ショコラクッキー
ほおずきジャムクッキー
秋田犬クッキー
ミニョンヌメレンゲ(フランボワーズ)
以上8種類のクッキーが楽しめます。
M君は「もろこしのスノーボール」が気に入ったよう。おれは,ほおずきジャムが好み。
くら吉の本店は角館。関東より西の店舗は「阪急うめだ店」のみ。くら吉 角館本店 グルメ・レストラン
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【京とれいん雅洛】
2023年3月25日(土),大阪梅田11:32発,阪急の「京とれいん雅洛」で出発。
https://www.hankyu.co.jp/sp/area_info/kyotrain-garaku/
写真は「京とれいん雅洛」5号車の一人座席(優先座席)。5号車は初秋・芒(すすき)をイメージした車両で,車内に京町家の坪庭が設けられています。「京とれいん雅洛」には普通運賃のみで乗車できます。
桂で準急に乗り換えて,西院で下車。亀岡に直行するなら,西院で嵐電(京福電鉄)に乗り換え,嵐電嵯峨-(260m)-JR嵯峨嵐山から亀岡に向かうこともできます。このルート,運賃が大阪梅田から亀岡まで860円と安くてすてき。
なお「西院」の駅名は阪急では「さいいん」,嵐電では「さい」と読まれます。 -
【京都菓子司 千本玉壽軒】
西院から千本今出川上ルの「千本玉壽軒(せんぼん たまじゅけん)」さんへ向かいます。タクシーで1,500円程度。ほぼ7年ぶりの訪問。
http://sentama.co.jp/
隣は天ぷらの「天喜(「喜」は「七」を3つ)」さん,千本通りの並びには漬物の「近為(きんため)」さんがあります。
http://kyoto-tenki.com/
https://kintame.co.jp/
この千本通は平安京の朱雀大路(すざくおおじ)でした。この千本通を基準にとると,東寺は正しく都の東にあったことがわかります。現在の京都御所からみると,東寺なのに西にありますね。平安京の西寺(さいじ)は現存しませんが,「西寺跡」は国指定史跡です。千本玉壽軒 グルメ・レストラン
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千本玉壽軒の趣のある店内。「千じゅ」「かがみ石」「大内山えがお」などの定番商品をはじめ,季節の落雁の詰合せなど,可愛らしいお菓子でいっぱいです。「大内山」は,御所の雅語的表現。
千本玉壽軒 グルメ・レストラン
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季節の上生菓子のショーケース
千本玉壽軒 グルメ・レストラン
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春霞 (きんとん製,黒こしあん,486円)
春景色(ういろう製,白こしあん,454円)
を買いました。 -
【茶寮 SENTAMA】
なんと、千本玉壽軒の二軒隣には【茶寮 SENTAMA】がオープンしていました。目の前で作ってもらった出来立ての生菓子をいただけます。
https://sentama.co.jp/cafe.html -
さぁ,どんなお菓子になるでしょうか?
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うらら(きんとん製,粒あん)と(玉を象った)干菓子
金団の繊細さが物理的な感触としても舌に心地よく伝わってくる。そして楚々とした甘みが口の中に控えめに広がる。なんて美味しいお菓子なんだろう。千本玉壽軒 グルメ・レストラン
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自分で好みの茶器を選び,丁寧に点てられた抹茶を味わい,しばし時を忘れる。
お代は菓子660円,抹茶660円,セット割引で1,210円。千本玉壽軒 グルメ・レストラン
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【千本釈迦堂(大報恩寺)】
近くの千本釈迦堂(大報恩寺)の阿亀桜(おかめざくら)は盛りを過ぎた感じでしょうか。
ご近所の北野天満宮の桜は遅咲きで,タクシーの運転手さんの情報では平野神社は5分程度とのことでした。千本釈迦堂(大報恩寺) 寺・神社・教会
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【立本寺】
立本寺(りゅうほんじ)の桜①
https://kyoto-ryuhonji.jp/
千本釈迦堂から上七軒交差点を経て七本松通りを約750m下ると立本寺。ほぼ満開の桜で本堂が見えないぐらい。立本寺 寺・神社・教会
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立本寺(りゅうほんじ)の桜②
花曇りの土曜日の13時半,観光客はまばら。隠れた桜の名所です。立本寺 寺・神社・教会
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【保津峡,トロッコ列車,保津川下り】
立本寺からタクシーで円町駅に向かい(700円程度),14:15発のJR嵯峨野線・快速で亀岡へ。嵯峨野線は、山陰本線のうち京都~園部間の愛称です。
嵯峨野線の車窓からは,トンネルを抜ける度に,桜咲く保津峡の風景が飛び込んできます。これは大きく蛇行した通称・保津川(桂川)がそのまま隆起して山間部を流れているためです。嵯峨野線は嵯峨嵐山駅から馬堀駅までの間で5回,保津川を横断します(第一保津川橋梁~第五保津川橋梁)。途中の保津峡駅は第二橋梁上に位置しています。有名な「嵯峨野トロッコ列車」は,保津川の屈曲に沿って走っていた山陰線の旧線を利用した観光鉄道です。
地図中,最も上流に架かる保津川第五橋梁付近の小さい赤丸で示した地点が,2023年3月28日に起きた「保津川 川下り船 転覆死亡事故」の現場。橋梁より上流(北側)の赤丸が転覆現場となった「大高瀬」,下流の赤丸が3月30日に船士のご遺体が発見された「殿の漁場」。
写真は国土地理院「地理院地図」より,山陰本線・亀岡駅-馬堀駅-保津峡駅-嵯峨嵐山駅付近。保津峡 自然・景勝地
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【すみや亀峰菴】
亀岡駅には14:27に到着し,JR京都駅からやって来たM君と合流。亀岡駅南口14:55発の【すみや亀峰菴】の送迎バスに乗り,約15分で宿に到着しました。
https://www.sumiya.ne.jp/
すみやきほうあん」→(誤変換)「炭焼き法案」でも,林野庁の「木炭のはなし」などをおさえてHPが堂々トップ検索されてくるのがスゲェ。湯の花温泉 すみや亀峰菴 宿・ホテル
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「菴内のご案内」って駄洒落?
すみや亀峰菴の館内の見取り図です。 -
【ロビー&ギャラリー「百代(はくたい)」】
現代美術家・柳 幸典(やなぎ ゆきのり)氏の手に成る,伝統と現代アートが邂逅(かいこう)する 空間。すみや亀峰菴のロビーを兼ねています。
Gallery Hakutai (1)
柳 幸典|Yukinori YANAGI
《 Study for Japanese Art -Hokusai- 》
北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》を引用した作品で,砂絵を蟻に掘り崩させる『アント・ファーム』シリーズの一つとして制作された。
蒼がにじむ漆喰の黒壁は,左官職人・久住 章氏 (Plasterer: Akira KUSUMI) による。 -
Gallery Hakutai (2)
柳 幸典|Yukinori YANAGI
《 Study for American Art -Flowers- 》
アンディー・ウォーホルの「花」を引用した作品。
利休の茶室「待庵」を再現した土壁は,左官職人・久住 章氏による。 -
Gallery Hakutai (3)
このカウンターでお茶と桜餅をいただいた。 -
Gallery Hakutai (4)
柳 幸典|Yukinori YANAGI
《Nagato70・Ⅰ-Ⅱ》(立体作品)
《Nagato Blue - (propeller)》(写真作品) -
Art Room【呼風 KO-HOO】
5つの鉄のキューブ(ないしは隧道,たいどう)からなる【ギャラリー百代】と,5階の新しい客室・Art Room【呼風】は,柳 幸典氏により一体を成す作品として構想されている。
【呼風】511号室の鉄の扉を開けると,再び異空間に包み込まれる。写真はアートルーム【呼風】のコンセプトを示すスケッチ。 -
アートルーム【呼風】の平面図。
真ん中の和室(菊花の間)を中心に,
向かって右側にはダイニングルーム(地の間;「刀」),
左側にはベッドルーム(天の間;「菊」)が配され,
3つの部屋が,上に開いた「コ」の字型のイカロスの回廊によって結ばれる。
回廊の窓からの明かりは,回廊の角に45°の角度で設置された鏡により,回廊の奥まで達する。
部屋の構造に慣れない間は,鏡にぶち当たりそうになるので注意。
アートルーム【呼風】511号室の様子を動画でどうぞ。
https://youtu.be/8jrSZadySrg -
呼風のエントランス
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「イカロスの回廊」
そもそも私は地に属するのか? -
「破れ壺」
陶芸家・石井直人氏 (Ceramic Artist: Naoto ISHII) の作品。 -
イチオシ
「破れ壺」はイカロスの回廊の向かって右側の端に置かれており,「地の風呂」に入浴しながらも鑑賞できる構造になっている。
-
「破れ壺」とダイニングルルーム「地の間」,壁には「菊と刀」の「刀」
The Chrysanthemum and the sword :sword
「刀」には日本国憲法第九条が刻まれている。学生時代,故・小林直樹教授(1921-2020)から直接「憲法第一部(総論・人権)」の講義を受けた者として興味深い。
思うに,戦争が決してなくなることがないのは,或いはまた核兵器を廃絶することができないのは,至極単純な理由による。それは凡そ可能であることを禁じることはできないからである。もっと言ってしまえば,人類は法を守れるほど賢く作られてはいない。恐らくAIもそうであろう。
薄ら笑いを浮かべながら『法治主義』を蔑んでいる習近平の方が正直なのかもしれない。 -
ダイニングルーム「地の間」と「夕焼けの土壁」
夕焼けを思わせる土壁は,左官職人・久住 章氏による。 -
和室「菊花の間」
窓側左手はクロゼット。浴衣,羽織,足袋,大浴場利用時のバスタオルなどが用意され,鍵式の金庫がある。 -
若冲の菊花から直観を得た,帯匠(おびしょう)・山口源兵衛氏の作品で、ごく最近,設られたものだそうである(中にはTVが収納されている)。
淡くて繊細で,それでいてくっきりと艶やかだ。 -
「地の風呂」
浴槽は,左官職人・久住 章氏による。 -
「地の風呂」と「織部釉の壁」
地に抱かれるような,たおやかな浴槽である。
織部釉(おりべゆう)の緑の陶板は,陶芸家・石井直人氏の作品。 -
「地の風呂」の洗い場
シャワーの水圧はやや弱いものの,シャワーヘッドは ReFa.
バスアメニティは OSAJI で統一されている。
https://osaji.net/
洗い場には
●ヘアシャンプー
●ヘアコンディショナー
●ボディソープ
ダブルシンクの洗面台には
●ハンドソープ
●フォーミング フェイシャル ウォッシュ(洗顔料)
に加え,
●クレンジング リキッド
●フェイシャル トナー(化粧水)
●フェイシャル ゲル
バスローブ,ReFaのドライヤーも用意されており,タオルウォーマーの設備がある。
洗面台やアメニティの詳細は動画でご覧ください。
https://youtu.be/8jrSZadySrg -
「イカロスの回廊」
私はそもそも天に属するのか?
回廊の壁は,和紙職人・ハタノワタル氏による。
回廊の途中に1つ目のトイレがある、 -
イカロスの回廊の向かって左側の端は,天窓からの光を45°の鏡で回廊に取り込む構造。
-
ベッドルーム「天の間」,「菊と刀」の「菊」
The Chrysanthemum and the sword :Chrysanthemum
菊の壁は,和紙職人・ハタノワタル氏の和紙を加工した作品。
向かって左側には2つ目のトイレ,シングルシンクの洗面台,ウォークインクロゼットがあり,
向かって右側には「天の風呂」と,ベッドルームとの間をカーテンで仕切った脱衣場がある。
SIMMONS のやや硬めのベッドの寝心地も抜群であった。 -
ベッドルーム「天の間」の洗面台。
和室「菊花の間」の洗面台と同じく,アメニティはOSAJI.
向かって右側がトイレ,左側にはウォークインクロゼットがあり,浴衣,羽織、足袋が準備され,セーフティボックスも収納されている。 -
「天の風呂」(1)
浴槽の中までスケスケなので,なんかちょっとエッチw
浴室の左手前の角にはレインシャワーが,カーテンで仕切られた室内の脱衣スペースにはタオルウォーマーの設備がある。 -
「天の風呂」(2)
透明でミニマルな直方体の浴槽から,プリズムの虹が現出する。 -
【貸切露天風呂 山の隠れ湯】
夕食前,17時半から利用しました。45分間,3,300円。フロントで鍵を借りて行きます。草庵風の簡素な脱衣処があるだけですが,露天風呂には洗い場とシャワーも設けられています。 -
湯わき口のところは,手前の石を枕にした寝湯になっているみたい。
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夕暮れが迫り,行燈に灯が入りました。
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湯の湧き口から遠ざかるにつれて湯温が少しずつ下がっていく感じで,自分好みの場所を見つけやすい。
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M君夕涼み(広い休憩スペースも設けられています)。
-
【湯上り処・カフェ グリューナー】
Café Grüner(緑のカフェ)ではオーストリアワインを嗜めます。 -
【ライブラリー 徒然文庫】
漆喰の壁に直接,投影されている映像。 -
可愛いオブジェ
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京都に因むものを中心に500冊ほどある蔵書。
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【「呼風」限定 おまかせ特別懐石】
夕食は部屋食。客室【呼風】のダイニングルーム「地の間」にて18:30から。最終19:30スタートです。 -
八寸(写真は2人前)
ふぐ煮凝り
サーモン絹多巻
春子焼き揚げ
スナップエンドウ
金柑
わらび白和え
亀岡牛てっぱい
春子は,一般的には「かすご」と読み,鯛の幼魚のことを言うそうですが,京都では「はるこ」と読んでアマゴの稚魚を指します。
また「てっぱい」は,酢味噌和え(ぬた和え)のことだと思います。 -
鍋吸物
焼ふぐ 白葱 きのこ 木の芽
贅沢なフグの土瓶蒸しです。出汁が最高。香りが命の三つ葉だけは残念でした。どうすればいいのかな。 -
酒は二人でビール(中瓶)2本を空けた後,亀岡・丹山酒造の「純米吟醸 雪中仕込 (300ml , 1,430円) 」を。
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向付
桜鯛 まぐろ ほたる烏賊
あしらい一式
M君が「烏賊」を「とりぞく」と読む。漢字力,アカンやつやw -
亀岡牛と鰻が登場。
-
ここからはパントリーとダイニングルームの間の仕切りを開けて,細井久仁彦 料理長自ら調理してくださいます(写真掲載許可承諾済)。
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お凌ぎ
鰻握り寿司
亀岡牛炙り寿司 松茸ぽん酢
これがお凌ぎ?って思うほど豪勢なお寿司。M君が小声でしきりに「お凌ぎ,リピート!」と言うw これがメイン料理でも良いぐらい。ただし二貫ずつねw -
次は塩釜。トンカチで割って・・・
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焼物
塩釜焼
のど黒 京筍
雲丹 山葵 木の芽
のど黒,若筍,雲丹のミルフィーユ!
もっさり,たっぷり盛られた木の芽が香り立ちます。 -
温物
鰆あられ揚げ 厚揚げ
菜の花餡
華やかさはなくとも,これぞ懐石と言えるような実に春らしく優しい味わいの一品。 -
替り鉢
亀岡牛すき焼き
割り下で自分で作るスタイルなんだけど,(できれば砂糖と醤油を使って)中居さんにやってもらいたかったな。固形燃料では,一から作るには火力も物足りない感じがしました。
余った生卵はもちろん卵かけご飯に。一人鍋なら,しゃぶしゃぶとの選択ができてもよいと思います。 -
御飯 亀岡産コシヒカリ
香の物
留碗 八丁味噌仕立 -
水物
三宝柑ゼリー
飲み物代は,ビールが2本で1,760円,「純米吟醸 雪中仕込」が1,430円でした。
ご馳走様でした。 -
夜食はおいなりさん。冷酒の残りとともに,いただきました。
お茶をいれて【千本玉壽軒】の生菓子と【くら吉】のフルーツクッキーも。
おやすみなさい。 -
【離れの湯(内湯・露天風呂)】
朝5時に目が覚めたので,ひとりで大浴場【離れの湯】へ。 -
離れの湯(内湯)
朝10時までならいつでも入浴できるのがいい。M君はまだ寝てる。 -
離れの湯(露天風呂)①
内湯も露天風呂も貸切状態。そぼ降る春雨の下,昧爽(まいそう)の湯を浴む。 -
離れの湯(露天風呂)②-イ
こちらの露天風呂は屋根あり。 -
離れの湯(露天風呂)②-ロ
朝風呂の後は朝寝。M君は8時に起きて風呂に行った。8時台も貸切だったそうだが,露天風呂で滑って転んだw 雨降ってるしな。 -
【ダイニング「旬膳瑞禾」】
朝食は,9時から一階の【旬膳瑞禾(しゅんぜん ずいか)】で。最終スタートは9時半。 -
大きな「おくどさん(かまど)」で炊いた亀岡産コシヒカリのふっくらと粒立った白ご飯が格別。旅館の朝食は,ご飯が最高に美味しくなければ,お話にならない。
小松菜のたいたん,ひじきのたいたん,刺身湯葉,茄子の揚げ浸しなどの京のおばんざいが並ぶ。なかでもよく味のしゅんだ茄子がとびっきり旨い。大袈裟でなく,こんな旨い茄子、生まれて初めて食った。白ご飯と味噌汁と茄子と漬物だけであったとしても,十二分に満足に思える朝食だ。
広げて炙る自家製朴葉みそで,さらに飯が進む。玉子かけご飯用の生卵も用意されている。
お猪口に入っているのは,ぶどう酢の牛乳割り。 -
さらに,焼き鮭,おぼろ豆腐,笹の葉?に包まれた松茸おこわが供される。おこわに朴葉味噌を取り合わせるのも良き。
11時の出発までは,また温泉露天風呂三昧。 -
チェックアウト時に,一休のダイヤモンド会員特典として,【すみや亀峰菴】のウリの一つであるオーストリア・ワインのお土産をいただきました。
Dürnberg EASTER Grüner Veltliner 2021
11時の送迎バスで JR亀岡駅に送ってもらい,京都駅に向かいます。 -
【天ぷら処 京林泉】
https://www.kyoyamato.com/kyorinsen
ランチは予約しておいた「ホテルグランヴィア京都」内の【京林泉】で。
そういえば昨晩の「すみや亀峰菴」の夕食には天ぷらは付かなかったので,丁度よい。天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
-
雪コース
前菜
平貝焼霜 菜の花
若芽 酢ゼリー掛け
いかと竹の子木の芽和え
花びら人参 玉あられ -
野菜スティックって,串カツ屋さんみたい。
M君の人参嫌いは伝えてあってので,M君のには代わりに胡瓜が2本w天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
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天婦羅より
白魚あられ揚げ
竹の子天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
-
天婦羅より
蛍いか
一寸豆天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
-
天婦羅より
穴子
蓮根
穴子はカレー塩がおすすめって言われたけど,たっぶりの卸しを乗っけて天だしにくぐらせていただきました。天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
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御飯
桜海老と青さ海苔のかき揚げ丼
赤出汁
香の物
かき揚げ丼は新しく取り替えられた大根おろしとともに,薄口の天だしをたっぷりかけていただく「汁だく」スタイル。漬物も美味しい。
御飯は,「ちりめんじゃこ御飯」を選択することもできます。
おいしゅうございました。天婦羅処 京林泉 グルメ・レストラン
-
果物
清美オレンジ
苺
お勘定は,
雪コース 10,000円×2
追加の天婦羅(イカ) 800円×2
追加の天婦羅(舞茸) 400円×2
キリンラガー(小瓶) 850円
グラスワイン(白)1,200円×3
ウーロン茶 600円×2
で,総額28,050円でした。
帰り際,M君が京都駅中央口前で「SPがめっちゃ多い」と言う。文化庁京都移転の前日,都倉俊一長官ごときが来るぐらいで,そんなにSPいるんか?と思ったけど,後から聞いたところによると岸田総理も来てたらしい。
滅多に京都駅には来ることがないから,久しぶりに東本願寺の裏手,東洞院通(ひがしのとういんどおり)にある【京扇堂】さんを覗きに行く予定にしていたが,
https://kyosendo.co.jp/
雨は降ってるし,内外の観光客でごった返している京都駅にうんざりして,烏丸から阪急で帰路につく。扇子,せっかく気に入ったのを買ってもすぐに失くしてしまうんねんなぁ。
了
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この旅行記へのコメント (1)
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- salsaladyさん 2023/06/25 10:30:37
- Art room ~呼風~常にSuit Room !
- ☆いつもゴージャス過ぎてコメントの手が震える様な気分~どんな方たちかしらと。。。
☆どこへ行くにもお二人揃ってかな❓It's not your business !と言われそうだが、興味津々!
☆神戸の北野ホテルで満足するレベルでは太刀打ちできませぬ~see you~
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