鎌倉坂ノ下界隈のカントウタンポポ

2014/04/08 - 2014/04/08

　極楽寺坂を下ると星ノ井がある。このあたりには古くからのお屋敷もあり、その前に咲いているキバナタンポポの花をめくるとカントウタンポポであった。もう一株もカントウタンポポである。こうした道路沿いに咲くキバナタンポポがカントウタンポポであることは意外であった。
　さらに、御霊神社横から伸びる長谷寺方面に伸びる道沿いの家の広い庭にもそこここにカントウタンポポ（キバナタンポポ）があり、たくさんの花を咲かせて、まさに花盛りである。この家では好きでおばあさんが庭の花いじりをしており、それでもキバナタンポポは抜いているのだという。それにしてもこの多さであるから抜き切れないでいるのではなく、残しているのであろう。
　鎌倉市内には意外にもカントウタンポポが多く残っているのだと実感した。
（表紙写真は御霊神社脇のお宅の庭に咲くカントウタンポポ）

エリア 鎌倉(神奈川)

お屋敷の前にカントウタンポポ。

お屋敷の表門。

和館の横に小さな洋館が建てられている。
由比ガ浜教会の前にも和館（関東大震災前の建物）の横に小さな洋館が建てられている古いお宅があり、似ていると思った。由比ガ浜のそのお宅はこのお屋敷とは親戚で、この向かいのお宅が本家なのだという。100年前頃まではこのあたりに住んでいたのだという。

お屋敷の表門。

御霊神社脇のお宅の庭に咲くカントウタンポポ。

由比ガ浜教会の前の和館（関東大震災前の建物）の横に小さな洋館のあるお宅。