2013/11/14 - 2013/11/19
263位(同エリア1166件中)
小心者さん
日本出国から3日目にしてやっと入国。
弟の古いカトマンズの写真集を見てからずっと行きたいと思っていたネパール。
しかし、バンダ(ストライキ)と食あたり(全力で)によってコテンパンに。
訪れたいと考えていた場所のほとんどをあきらめざるを得なかった。
バンディプルもキルティプルも、バナウティも、
ナガルコットさえ。
終わり頃は『なんとか生きて帰国する』ということが最大の目標となってしまった。
それでもどうにか観て歩いた記録です。
【旅程】
□11/12 上海泊
□11/13 昆明泊
■11/14 カトマンズ泊
■11/15 カトマンズ泊
■11/16 カトマンズ泊
■11/17 カトマンズ泊
■11/18 カトマンズ泊
■11/19 カトマンズ泊
□11/20 ポカラ泊
□11/21 ポカラ泊
□11/22 ポカラ泊
□11/23 ポカラ泊
□11/24 ポカラ泊
□11/25 カトマンズ泊
□11/26 カトマンズ泊
□11/27 カトマンズ泊
□11/28 機内泊
□11/29 上海泊
□11/30 帰国
【為替レート】
100JPY≒1USD≒100NPR(ネパールルピー)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昆明→カトマンズの便は約1時間遅れて出発。
ヒマラヤが眺められるよう、予約時に右側の座席をガッチリ押さえたのだが、乗り込むとそこには既に若い男性がちゃっかり着席していた。
この男性、チケットを示しても移動をガン拒否。
じゃあ私はどこへ座れば?(困惑)
仕方なくCAさんにお願いしたところ、ものすごくしぶしぶ自席に戻って行った。
恨めしげな視線に罪悪感を覚える・・・。 -
トイレから戻ると、今度は別のおじさんが着席してめっちゃ写真を撮っている。
なんで自分のシートに座る難易度がこんなに高いのか。
そういえば、中国系の飛行機で窓側の席を取ると、高確率で先に誰かが座っている。
そして席を空けてもらうと心底残念そうな顔をされる。
なんだか自分がとっても大人げないことをしているような気持ちにさせられて、ちょっと凹む。 -
トリブバン空港には約1時間遅れの到着。
長蛇の列に並んでビザをもらって出てくると既に薄暗くなっていた。
空港ピックアップがこんなにもありがたいものだとは。
宿泊したのはタメル地区にある『Madhuban Guest House』。
スタンダードルーム(シャワー・トイレ付)1泊10ドル
(税+13%はネット割引で相殺)
HPから3泊の予約を入れた。
2泊以上すると空港出迎えと朝食が無料になる。
到着するなり停電の洗礼を受けたが、中東のように「真っ暗」にはならず。
シングルで予約した部屋はツインで用意してくれてあった。
薄暗い中、宿から近い『Tribeni』へ夕食にでかける。
すると、アライバルビザの行列で少し話したカップルに再会し、一緒にダルバードを。
彼らは街に到着した時点ですでに停電中だったため停電に気付いてなくて、復旧したら「ま、眩しい!」と狼狽えていた。
これが文明だよ。 -
翌早朝、部屋の前のテラスからの眺め。
夜はかなり寒かったので、布団を二枚使えて助かった。 -
部屋の窓からの眺め。
遠くに真っ白な山頂がちょっぴり見える。 -
宿の朝食。
オプションで頼むと200ルピーくらい。 -
電線がベトナムふう。
・・・確か、別の旅行記でも同じことを書いたな。 -
タメル地区の土産物屋。
気になる品が目白押し。 -
ここは曼荼羅ストリートというらしい。
-
そこはかとなくオシャレな空気が漂う。
ちょっと別天地的な雰囲気・・・。 -
宿の近くの店『Google first food』にて。
「辛くない野菜のカレーが食べたい」と言ったら出てきた。
・・・・・・。
ちょっと違うような気がするけど、バターナンが美味しい!
50ルピー。ついでに、安っ!
食べ物の写真を撮るのはどうにも苦手で、今回もあんまり写せなかった。 -
ダルバール広場方向に歩き始める。
-
建物の間に立つ立派な大木。
左側の建物のベランダがヤバイ。 -
小さなチョーク(交差点)に出た。
-
チョークに建つガネーシャを祀る祠。
-
ガネーシャやガルーダが彫られている。
-
だんだんとカトマンズにやって来た実感が沸いてきたぞ。
-
・・・とテンションを揚げた矢先、インド人の『勝手にガイド』に取り憑かれる。
断っても「私はガイドじゃないし」とか言って離れない。 -
タヒティチョーク近くの『カテシンプー・ストゥーパ』。
街の中にこんな大きなストゥーパがあるんだなぁ。
勝手にガイドさんはずっと離れずに、勝手にしゃべり続けている。
あぁ面倒くさい… -
ストゥーパの周りを土産物屋が取り囲んでいる。
特に曼荼羅を売る店が多い。 -
立派な彫刻の木製窓。
屋根の上の突起に鳩がキレイに一羽ずつ止まっている。 -
ずらりと並ぶバターランプ
-
これは『ゴンパ』かな?
-
どうにかして人目につかないエリアに誘導しようとするガイドさんをひたすら無視すること数十分。
-
ガイドさん、仕方なく人目につく場所でこそこそとお金を要求し始める。
「私の幼い娘がもう何日間もまともに食べてなくて…」
高そうな革ジャンに小綺麗な身なり。確実に私の方が貧乏くさい。
とりあえずその煙草買う金で何か食べさせてあげたらどうか。
ものすごくしつこくて困り果てていると、突然大きな声で「大丈夫ですか?」と話しかけられた。
ガイドさん、速攻で逃走。
近くの土産物屋の方で、
「あのインド人が観光客を騙しているのを何度も見てるから」
親切な人もいるんだなー、と嬉しかった。 -
広場を後にして未舗装の路地を進む。
車両が通り抜けると凄まじい土埃が舞う。 -
小さな祠がいたる所にある。
-
ガネーシャ神を祀るものが多い。
-
「最もカトマンズ的」と言われる『アサン・チョーク』
-
物を売る人、買い物する人、学生、僧侶、旅行者、リクシャにバイク・・・
まさしく『混沌』 -
周囲の建物も非常に興味深い。
-
アサン・チョークの南に建つ『アンナプルナ寺院』
-
傍らには、ヤギを叩きまくる子供。
ヤギはちょっと困惑している。 -
ダルバール広場へと延びる道を進む。
キラキラ光るテープのチープな飾りがなんだか楽しい。 -
びっくりするような所にも神様。
-
これぞ思い描いていたとおりのカトマンズ!
-
建物に施された彫刻も素晴らしく、時の経つのも忘れて見入ってしまう。
-
この建物の窓下には、兵士らしき像がずらりと並ぶ。
-
『インドラ・チョーク』
-
寺院の階段で店開き。
-
『アカシュ・バイラヴ寺院』
二階バルコニーに金色の像が並ぶ立派な寺院。
・・・それにしてもすごい交通量だ。
クラクションの騒音も凄まじい。 -
不思議な祠。
-
ダルバール広場からの帰路に立ち寄った広場。
-
『セト・マチェンドラナート寺院』
参拝する人が絶えない。 -
このお寺はとても美しく、もう一度訪れようと思っていたのだが、食あたりで叶わなかった。
無念。 -
その近くの陶器屋さん。
こちらも寺院の階段に店を広げている。
上に見える仏像が売り物ってことはないですね? -
一輪挿しに良さげ。
-
宿に戻ると、空に月が出ていた。毎日快晴だ。
夕方になると一気に冷えこみ、タイツとヒートテック出動。
それでも芯から寒くて、タンスから予備のタオルケットみたいなヤツ出動。
しかも今日は湯が出ないわね。ぉぃ。
仕方ないので、歯だけ磨いてフテ寝。
翌朝5時ごろに目が覚め、試してみたら熱い湯が出たので、ゆっくり浴びて洗髪も済ませる。 -
朝食の時に日本人女性二人組と一緒になり、盛り上がる。
後にドアの下から彼女たちの名前とメアドが書かれたメモを入れてくれてあり、ポカラでもお会いした。
コテンパンにやられたネパールだが、良い出会いにはとても恵まれた。
当初は、カトマンズ3泊後に移動する予定だったのだが、選挙によるストライキで動けないことになった。
そのまま『Madhuban Guest House』に泊まっても良かったのだが、せっかくなので宿を替えることに。
何軒か訪ねて『Hotel Premium』に決めた。
安いところだと500ルピーくらいからあったが、ここが一番キレイで快適そうだったので。 -
ダブルルーム 1泊1000ルピー(税込)
この部屋は南向きで一日中ポカポカと暖かいのがいい!
ついでに、毛布がめっちゃフカフカだ! -
シャワーが可動式なのも良かった。
お湯の出も問題なし。 -
てくてく歩いて『ニュー・エヴェレスト・モモ・センター』へ。
店はけっこう混んでいた。
地元のおじさんがたに混じって頂く。ピリ辛で鼻水必至。 -
夕刻に訪れた街中のストゥーパ。
-
露天商がストゥーパを囲んでいる。
-
街で見かけた看板。
・・・看板ではないかも。 -
更に近くなった『Google first food』でのランチ。
今回も「辛くないカレーをお願いします」と注文。
結果、出てきたのは多分『ほうれん草チーズカレー』。
美味しかった!
バターナンを付けて95ルピー。 -
こちらはある日の夕食。
日本料理店『ふるさと』のトンカツ定食。400ルピー。
カツは若干揚げすぎの感があったが、胡麻ドレッシングや漬物などにこだわりを感じる。
日本を出て1週間も経ってないのに日本食という体たらく・・・。 -
そこらへんの店で飲んだミルクティー。15ルピー。
個人的には、愛想のないガラスコップで出てくる『Google First Food』のミルクティーが一番美味しかった。 -
こういう所でよくおじさんたちがたむろっている。
-
街じゅう選挙ポスターだらけ。
これがストライキの原因。
混雑が苦手なので事前に『祝日』や『祭り』なんかは調べるようにしているのだが、選挙は分からなかった…。
思った以上にとばっちりを喰らうこととなった。 -
『バンギャムダ』、通称『コインの木』。
歯痛を直す神様だとか。
こんなところにまで選挙ポスター。 -
5円玉なら打ち付けやすそうだが、あいにく持ってない。
-
ガイドブックにあるとおり、近くには歯科が並んでいた。
-
切手のデザインにもなったという窓。
道行く人にガイドブックを見せるとすぐに教えてくれた。
さて。否応なしにカトマンズに6泊することになった。
しかも、出会ったカトマンズ在住の日本人女性から
「パタンでも爆弾が見つかった。バスにも仕掛けられている。どこにも行ってはダメ。タメル地区から出ないように」
とアドバイスされる。
…何をして過ごそうか。
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旅行記グループ
'13 ネパール・中国
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2013/11/13~
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2013/11/14~
カトマンズ
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2013秋04 ネパール(カトマンズ ダルバール広場)
2013/11/15~
カトマンズ
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2013秋05 ネパール(バクタプル)
2013/11/16~
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2013/11/18~
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2013/11/20~
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2013/11/25~
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2013/11/26~
パタン
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2013/11/27~
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