2013秋07　ネパール(パシュパティナート)

2013/11/19 - 2013/11/19

選挙当日。
街中の交通機関はほぼストップ、外国人観光客向け以外の店舗もほとんどが閉店していた（夕方以降ぼちぼち開店）。

徒歩圏内しか出歩けないので、先日熾烈なガイド攻撃のおかげで入れなかったハヌマンドカへ行ってみることに。
ダルバール広場へと向かう途中、日本人ご夫婦と出会う。
なぜか話が弾み、その場で30分ほど立ち話。

ふと「こんな選挙の日にハヌマンドカが開いているはずがない」と我に返り、成り行きで一緒にパシュパティナートへ向かうことに。

「帰りはタクシーが動いているといいね」と話しながら向かったが、結局ストライキは解除されず、往復歩くことになった。


【旅程】
□11/12　上海泊
□11/13　昆明泊
□11/14　カトマンズ泊
□11/15　カトマンズ泊
□11/16　カトマンズ泊
□11/17　カトマンズ泊
□11/18　カトマンズ泊
■11/19　カトマンズ泊
□11/20　ポカラ泊
□11/21　ポカラ泊
□11/22　ポカラ泊
□11/23　ポカラ泊
□11/24　ポカラ泊
□11/25　カトマンズ泊
□11/26　カトマンズ泊
□11/27　カトマンズ泊
□11/28　カトマンズ泊
□11/29　上海泊
□11/30　帰国


【為替レート】
100JPY≒1USD≒100NPR(ﾈﾊﾟｰﾙﾙﾋﾟｰ)

エリア カトマンズ(ネパール)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

パシュパティナートまでは片道約5キロの道のり。
いつもは車でごった返している道路もこの状態。
これはこれで何だかスゴイ。

どうにか営業中の食堂を見つけて入店。
見つかるとマズイらしく、こそこそと二階の奥まった席へ誘導され、ひっそりとチョウメンをいただく。50ﾙﾋﾟｰ

途中の祠にあったパネル。

ずいぶんかかってパシュパティナートに到着。
1人だとつらかったと思う。

1000ﾙﾋﾟｰ支払ってチケットを購入。
ちょっとの隙に、旦那さんがチケット紛失。
ぇえ!?
1000円ほどするので旦那さんも「ちゃんと買った！」と譲らず、入口で揉めまくる。奥さんが「もぅ！あなたは！」と更にカオス状態に。
私はどうしていいのかわからず、意味なく右往左往。

結局、購入するところを見ていた人が横から助けてくれて事なきを得る。

パシュパティナート寺院入口。

ここでも自称ガイドがわらわら寄ってくる。
しかも断ると怒りだすのでそこそこ面倒くさい。
だいたいガッツリ罵られて終わる。

ヒンドゥー教徒以外はここから先には入れない。

なかなかのインパクト、金色に輝くナンディのお尻。

こうして俯瞰するとヨーロッパみたい。

読まずに食べるタイプ。
結局のところ、白ヤギさんも読まずに食べるのだが。

広場には牛がたむろする。

靴の裏に糞がこびりついてない日はない。

レンガで造られた大きなリンガ。

バグマティ川沿い、アルエガートにやってきた。

橋を挟んだ上流側にある二つの火葬台のうちの一つで、火葬の準備が進められている。
上流側で火葬されるのは社会的地位が高めの人らしい。

別の火葬台のそばには川面ギリギリに遺体が置かれている。

橋の上には火葬の様子を眺める人々がびっしり。その様子が『お祭り騒ぎ』っぽくて、文化の違いを実感する。
我々日本人よりもずっと大らかに『死』を捉えているようだ。

下流側の火葬台からはもうもうと煙が上がる。

上流側で火葬が始まったので見学したが、母親を亡くしたらしい男性の悲嘆する姿に涙が出た。
ふと隣を見ると、旦那さんがめっちゃ写真を撮っていて、ちょっと引いた。

ガートを離れ、先へと進む。

ここパシュパティナートではサドゥ（修行僧）に会えるとのことだったが、それらしき姿は見かけなかった。

サドゥもストライキ中　なのかもしれない。
楽しみにしていたのに…残念。

猿、てんこもり。

猿が怖くて近寄れず。

が、誰も猿を気にしてない様子。

芋でも焼いたのか、猿、めっちゃ物色中。

必殺　猿返し。

むしろ登りやすそうに思えるのだが。

一人で、かつ脚に余裕があれば『サドゥ探索』にもっと奥に行きたいが…（未練たらたら）

帰路の5キロに備えて、ここらで引き返すことに。
本当に、歩く以外に帰る方法がない。

先ほどのガートまで戻って来た。
火葬場の対岸では子供が元気よく走り回っていた。

橋の上には相変わらず火葬を眺める人。
人数は先ほどよりもずいぶん減っている。


往復だけで10キロほど歩いたので、帰還後に脚死亡。
ご一緒してくださったY御夫妻さま、お世話になりました。