2011春、韓国旅行記23(32/32：補遺)：百済歴史文化館(2/2)：石器、土器、瓦、金属製品

2011/04/12 - 2011/04/16

古都・扶余にある百済歴史文化館の展示品紹介の続きです。

エリア 扶余(韓国)

『対外交渉文献』のタイトルがあったコーナーです。当時の百済戸百済と外交的な関わりを持った国の文献です。

扶余での百済遺跡の発掘と湯差と同時に実施されていた文献調査の主なものを列挙したもののようです。12種類の文献が展示してあります。その中には、日本の『日本書紀』も含まれます。

『武王の権力強化』のタイトルが入った説明パネルです。中央が五重の石塔、武寧王陵などの写真が配されています。

五重塔の設計図です。再建工事の際に作成されたものでしょうか。各部の寸法が細かく記載されています。模型が作ってありました。

建物の名称は分かりませんが、二階建の建築設計図です。こちらも模型が作ってありました。

瓦や飾り金具などの展示と、写真です。展示品は真新しく、レプリカのようです。

土管
百済時代(346-660年)
ソウル出土

土製十角礎石
百済時代(346-660年)
ソウル出土

(右)円紋瓦富　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　百済時代(346-660年)
(左)無紋デン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　百済時代(346-660年)

石製臼
百済時代(346-660年)
夢村土城出土

器台
百済時代(346-660年)
夢村土城出土

虎子
百済時代(346-660年)
忠南・扶余・軍守塁出土

炉址用土製品
百済時代(346-660年)
ソウル出土

(上)銀花冠飾(男子)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　百済時代(346-660年)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忠南・扶余地区出土
(下)銀花冠飾(女子)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　百済時代(346-660年)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忠南・扶余地区出土

飾瓦
百済時代(346-660年)

飾瓦
百済時代(346-660年)

飾瓦
百済時代(346-660年)

四耳付壺
百済時代(346-660年)
忠南・扶余地区出土

硯
百済時代(346-660年)

蓮花紋瓦富
百済時代(346-660年)
忠南・扶余・軍守塁出土

蓮花紋瓦富
百済時代(346-660年)
忠南・扶余・定林寺址出土

金製耳飾
百済時代(346-660年)
扶余地区出土

金銅製帯装飾
百済時代(346-660年)
扶余地区出土

金銅製帯装飾
百済時代(346-660年)
扶余地区出土

金銅製帯装飾
百済時代(346-660年)
扶余地区出土

銀製帯飾
百済時代(346-660年)
扶余地区出土

シビ時代の年代表示パネルです。右側の文字と、左側のシビの図との関連が興味を持たれます。

左上が百済復興運動図、右上が黒歯常之・墓誌拓本、下が任存城の写真です。百済復興運動は、660年の百済滅亡の後の抵抗運動ですが、失敗に終わりました。

左上は扶余山城、右上が周留城の近景写真です。下は上空から眺めた周留城の写真です。

左上は白江、右上が唐劉仁願紀功碑の写真です。下は扶余・隆・墓誌拓本です。『隆』は武寧王を指します。