2011/04/12 - 2011/04/16
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旅人のくまさんさん
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何度も見学したことがある世界文化遺産の昌徳宮(チャンドックン)の紹介です。全体を回るには2時間ほどは掛かりますが、北側にある秘園までは歩かない、1時間ほどの見学でした。
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公園の花壇で咲き競っていた春の草花です。パンジーとビオラ、それにジュリアン当たりの草花でしょうか。花径が5センチ程度以上がパンジーで、4センチ程度以下の大きさがビオラと区別されているようです。
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花の間から茎を伸ばした土筆(つくし)のアップです。土筆は、スギナの胞子茎です。シダ(羊歯)仲間で、トクサ科トクサ属の植物に分類されます。卵とじやおひたしで戴くと、ほろ苦さが早春を感じさせます。大量の場合、袴取りが大変です。
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次の見学地、昌徳宮(チャンドックン)の前に立寄ったお土産店です。昼食のレストランをバスで出発し、近くでUターンしてきました。道路を渡った向かいでしたが、交通量の多い幹線道路でしたから車が使われたようです。
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お土産店の側から眺めた、昼食の食堂があった街並みです。昨年、ソウルとその近郊の5箇所の世界遺産巡りの時にも立寄りました。現地旅行社が契約されているお店のようです。イカキムチが美味しいお店と言うことで覚えていました。残念ながら、今日の石焼ビビンバは油を使い過ぎで、お焦げがうまく出来ていませんでした。同じ意見が、他のメンバーの方からも出されていました。
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世界遺産の昌徳宮に到着しました。李氏朝鮮の宮殿でした。1997年に『昌徳宮の建造物群』としてユネスコの世界遺産に登録されました。正面玄関に当たる敦化門(トンファムン)です。1412年当初の建築とされます。
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昌徳宮の施設案内図です。15箇所の建造物等の施設が、番号入りで示されています。今日の見学は、手前の方に記載された9箇所です。ネット情報では、2010年5月から、一般観覧エリアと後苑特別観覧エリアに分かれたようです。今回は、9箇所の一般観覧エリアの見学でした。
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敦化門から入場してすぐの場所にある石橋です。錦川橋(クムチョンギョ)と呼ばれます。ソウルで一番古い石橋とされ、1411年の建造とされます。
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錦川橋付近から眺めた光景です。ベンガラ色に塗られた塀をバックに、白とピンクの花を咲かせた木がありました。桜の幼木でしょうか。
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仁政殿(インジョンジョン)の全景です。仁政殿は昌徳宮の正殿に当たり、王の即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見などの重要行事が行われた場所です。朝鮮後期の堂々たる木造建築です。
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風化して、紋様がほとんど見えなくなっていますが、雲竜図が刻まれていた石版のようです。仁政殿に登る石段の中央部分に設置されています。
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石段の中央、上の段に置かれていた彫刻を施した石版です。鳳凰図が刻まれています。龍と並んで皇帝、王様のシンボルとされています。ルーツは中国の文化です。
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どことなくユーモラスな、石段の端の狛犬です。現地ガイドさんは、『建物を火から守るために置かれた守り』と説明されていました。
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屋根の端が少し切れましたが、手前の石段を入れた仁政殿の全景です。石段の中央に、先程紹介した雲竜図と鳳凰図の石板が見えています。
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仁政殿の基壇の右端の光景です。端の方に銅製の防火用水がありました。中国の故宮、紫禁城には更に大きな防火用水がありました。日本の寺社建築でも良く見られる光景です。
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仁政殿(インジョンジョン)の全景です。仁政殿は昌徳宮の正殿に当たり、王の即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見などの重要行事が行われた場所です。朝鮮後期の堂々たる木造建築です。
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振り返って眺めた仁政門の光景です。昌徳宮では日本でも大人気の甘苦ドラマ、チャングムなど、色々な映画やドラマのロケが行われています。この石畳の広場は、衣冠装束の高官が居並んだ場所です。
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同じく、仁政殿前の広場からの眺めです。左手に見える山は、中腹に大統領府があり、その麓には京福宮があります。京福宮から昌徳宮の間は、移動のために何度か歩いたことがあります。
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韓国の国宝に指定されている仁政殿の玉座です。仁政殿は1405年創建され、秀吉による朝鮮派兵の時代 文禄の役等で壊され、1609年に修復されました。現在の仁政殿は1803年焼失し、翌1804年再建された建物です。1908年に内部が一部西洋式に改造され、天上から吊り下げられたシャンデリアも、その時のものです。
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同じく、玉座の光景です。レプリカではなく、実際に使用されていた玉座です。壇の上に玉座が設けられ、背後には日月図があります。
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宣政殿(ソンジョンジョン)の入口となる、宣政門の光景です。宣政殿は、王が臣下と国政を議論した場所です。先に紹介した青瓦の宮殿です。
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光範門(クァンボムムン)の額があった門です。門と言うより、出入り口の光景でした。バリアフリーの木製のスロープがありました。
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光範門(クァンボムムン)の並びの建物光景です。ベンガラ色に塗られた長い塀が続いていました。その先には、別の門が見えていました。
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先に、宣政殿前の広場から紹介した青屋根の宣政殿(ソンジョンジョン)です。中には入りませんでしたが、横を通る時の撮影です。
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大韓帝国最後の皇太子英親親王の王妃、李方子さんが暮らしていた建物のようです。車寄せの構造は、外車に乗っていた英親親王が造らせたもののようです。
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次の見学先は、大造殿(テジョジョン)です。王妃の生活空間とされた建物です。門の中から、大造殿の額が見えています。この門は、大造門と呼ぶべきところですが、やや小振りの門に額は見当たりません。
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大造殿の室内光景です。薄暗い中ではっきりとはしませんが、洋風の部屋の絨毯の上に椅子とテーブルが置かれているようです。
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同じく、大造殿の室内光景です。床も、ガラスを使った扉も、20世紀初めに洋風に改造された一部のようです。
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王妃の生活空間だけあって、色彩も柔かな感触の緑が使われています。見学のために開け放たれた障子戸の先には、螺鈿細工を施した豪華な家具が見えています。
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大雄殿の中庭のようです。庭園はなくさっぱりとした光景です。奥に渡り廊下が見えました。渡り廊下の下は、人が通り抜ける高さではないようです。
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