2011春、韓国旅行記23(29/32)：ソウル、地下鉄に乗って夜のミョンドン(明洞)散策

2011/04/12 - 2011/04/16

東大門(トンデムン)見学の次は、ソウルで一番の繁華街のミョンドン(明洞)に向かいました。ミョンドンのメインストリートには、東日本大震災に対する支援の日本語メッセージの横断幕がありました。

エリア ソウル(韓国)

東大門から、地下鉄で明洞（ミョンドン)にやってきました。ミョンドンの端の方にある屋外ステージで、イベントが始まっていました。背後のスクリーンには出演者の名前が写されているようです。パク・チャンホさんの名前などです。

正面からはシルエットになりましたので、横に回っての撮影です。韓国の男子アイドルグループのようでした。スクリーンにダンス・チームの文字がありました。MDTは、そのグループ名のようです。

ホテルを出発したのが7時半頃、東大門の南に到着したのが8時少し過ぎ、ミョンドンに移動した時は、9時10分頃になっていました。現地ガイドさんに、まだ南大門は復旧工事が終わっていないとお聞きしていましたから、今晩はミョンドンが締め括りです。

ミョンドンはソウル一の繁華街ですから、韓国一の繁華街と言ってもよさそうです。そのメインストリートの光景です。青い横断幕がありました。

青い横断幕のアップです。東日本大震災に対するソウルとミョンドンからの支援のメッセージがりました。『災い転じて福となす』の言葉が頭を過ぎりました。東日本大震災発生した直後、支援隊のメンバーが日本入りしたり、韓流の大スターの皆さん方が、高額の義捐金を贈られたことにも、改めて感謝です。

兎の人形や、財布などを扱っていたお店です。韓国では、皮製の財布の他、鰻性も人気があります。以前に使ったことがありますが、使い込むと、かなり柔かになります。

展示方法が面白かったシャツ売りの露店です。カラフルなシャツが、細く、長く見えるように展示してありました。

紳士用の皮ベルト売りの光景です。韓国では皮製品は安くて品が良く、何度か購入したことがあります。

帽子のお店です。布を使った帽子や、皮を使った帽子です。男性だけでなく、女性にも人気が出ているようです。

眼鏡売りの露店の光景です。韓国ではメガネが安く作れることから、一時期、韓国でのメガネ造りがブームになったことがありました。グループ旅行の時、何度かお店にお付き合いしたことがあります。

串に通した揚げ物を売っていたお店です。食事は済ませましたから、食べ物をお店の前を通っても食欲は湧きません。ひたすら写真です。

時計を扱っていたお店です。5000ウォンなどの値札が見えます。日本円に換算すれば、400円少しです。

人形グッズを扱っていたお店の光景です。以前はよくキティちゃんやその他の偽物グッズを見かけましたが、最近は表向きは偽ブランド品は減って来ているかも知れません。

明るい街路ですが、ショッピングのビルも窓に明かりが灯り、観光客と地元の買い物客で賑わっているようです。不夜城の光景です。

9時を回っても人波が絶えないどころか、ますます賑わっているようなミョンドンの通りの光景です。お店の呼びこみ合戦も盛んです。

同じく、煌々と明かりが灯った表通りの光景です。ミョンドンは、若い人達に人気のファッションや化粧品等のお店が連なります。

母子で商売されているお店のようでした。日本人にも人気が高い、トッポッキ等を作っているようです。トッポッキは、韓国の餅である『トック』を甘辛く炒めた庶民料理です。

人形グッズのお店です。若い女性を目当てのお店でしょうか。この番は、中国からの観光客は普段より見掛けなかったようですが、日本人観光客の姿は多くありました。

煌々と明かりを灯した建物です。南大門は早目に店仕舞いの傾向にあるようですが、ミョンドンはまだまだ長い夜が続きます。

一度目にしたら忘れられないお店の看板です。何度もミョンドンで目にしました。メガネ屋さんの店先です。手にマイクを持った、アメリカ人らしいシンガーの人形です。

角地のメガネ屋さんですから、よく目立ちます。人形は2体置いてあります。日本では韓流の大スター、ぺ・ヨンジュンサンがイメージキャラクターを務めるメガネ○○が売り上げを伸ばしているようです。

裏通りの光景です。この通りには幌馬車(ポジャマチャ)が並びます。ポジャマチャは、お酒が飲める屋台等です。明日の朝が早いので、入るのは止めました。

裏口から、もう一度明るい通りに戻ってきました。9時半を回ったようですから、そろそろホテルに戻る時間となりました。

この辺りでは、何度も食事をしたり、コンビニで買い物をしたことがあります、ミョンドンの繁華街からは外れになります。道路工事の最中でした。

道路工事現場を振り返っての撮影です。比較的簡単な路面舗装工事のようでした。周りには、ロッテマーケットや両替店の看板が見えました。左手にはポジャマチャもあります。

ミョンドン区域の外周道路からの光景です。帰りは、地下鉄2号線の乙支路入口駅を探すことにしました。

地下鉄駅の構内です。ミョンドンで降りた4号線の明洞駅とは別の2号線の乙支路入口駅にしました。乗継は1回だけでした。ホテル近くで降りた駅も、往きの孔徳駅とは違う麻甫駅にしました。こちらの方が少しだけホテルに近い駅でした。

10時10分頃にはホテルに戻ってきました。近くのコンビニで、ビールとマッコリ、それに摘みを買ってきましたので、TVを見ながら部屋でゆっくりです。と言っても4時に目覚ましを掛けていますので、なるべく日付変更線を越えない内に就寝の予定です。

東日本大震災の発生後、海外演奏家の来日キャンセルが相次ぐ中、世界三大テノールの1人であるプラシド・ドミンゴさんが4月7日に来日し、『日本の皆さまの深い悲しみに寄り添うために』とコンサートを開きました。その締め括りの場面です。マイクの前で、静かに語り始めました。その場面を伝えていたNHK海外放送です。

これまでになかった語りの後に歌われたのが、日本語での『故郷』でした。夜TVを見ながら、つい涙が零れました。日本語歌詞がテロップで流されました。最後にはドミンゴさんに促されて、会場との合唱になりました。涙を流しながら一緒に歌う観客の方の姿にも心を打たれました。