2013/03/17 - 2013/03/18
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キリさんですさん
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韓国縦断一人旅の最終編の扶余・全州編です。
日本と最も親しく交流し、仏教を日本に伝えてくれた百済の扶蘇山城を今回の旅のテーマ「韓国城巡り」の最後の城に選びました。
水原華城、公山城に比べると小規模で建物も見劣りがします。
しかし、百済が滅亡した最後の砦の扶蘇山城は他の城にはなかった哀史を感じることが出来ました。
特に官女が身を投げた白馬江辺りは悲しい出来事とは裏腹には妙に美しい風景が印象的でした。
ついでに全州と密陽も観光してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大田西部市外バスターミナルです。
今日はこのバスで扶余に行きます。
公州の公山城でハングル語を特訓したので、やっとバスの行先表示が分かるようになりました。 特に都市名は何回も見ているので見慣れてきました。
地元の方達に混じって、バスに乗り込みました。 -
約1時間半、バスに揺られて扶余に到着です。
バスターミナル内で「韓国うどん」を食べてから扶余の街を散策です。
南北に走る広い道路を扶蘇山城方面を歩いて行くと、ロータリーの真ん中に百済を扶余に遷都した聖王の像がありました。 -
さらに北の方向に向かって歩き、扶蘇山城の入り口に到着しました。
家族で車で来ている観光客が多くいました。
入場料(2000ウオン)を買って、扶蘇山城に入城です。
今日も青空で、ソウルを出発してから、毎日晴天です。
余程の晴れ男だなと自分を褒めて、気分よく散策スタートです。 -
門を入ると直ぐに北と東に行く二つの道に分かれています。
案内図を見ると、公山城と同様に順路は反時計廻りなので東に向かっているこの道の方向に行くことにします。 陽は照っていますが涼しく、散策には最適な気候です。
木立の陰が路面に描かれた墨絵のように私を歓迎してくれています。 -
歩き始めてすぐ、左側に三忠祠が見えてきました。
今回の旅でこのような建物をかなりの数、見てきたので目が肥えてきました。
まあ普通の祠です。 -
義慈王の暴挙を諌めた成忠、興首、階伯の三人の忠臣を祀っているそうです。
このような忠臣が北朝鮮にも出現して欲しいものです。
(大きな声では言えませんが) -
迎日楼(ヨンイルル)が見えてきました。
迎日楼は百済の王や家臣が朝日を見ながら、王朝の長期繁栄を祈った場所です。
まさか約100年後に滅亡するとは・・。 哀れなものです。 -
迎日楼の天井です。
鮮やかな色合いが素敵ですね。
象形文字のような飾りも読めませんが、雰囲気があり気に入りました。 -
迎日楼の裏手にある休憩所です。
お店のおばさんと散歩に来ていた近所の奥さんが雑談をしていました。
「アンニョン・ハセヨ」と挨拶すると。
「日本人かい。 一人なの、まあ、座って休みなさい」と日本語で話しかけてきました。たどたどしい日本語でしたが愉しい対話会でした。 -
再び城内の散策のスタートです。
左側に兵糧を蓄えていた倉庫址(クンチャンジ)が見えてきました。
ここで炭化された米、大豆が発見された場所だそうです。
せっかく蓄えた食糧も使い切らないうちに滅びてしまったのですね。
哀れな話です。 -
入り口で別れた道と合流する地点の近くに半月楼(パンウオルル)が建っています。
扶余の街と月を見ながら宴会をしていた場所のようです。 -
ここが入り口方向から来た道と酒?楼方面に行く道との分岐点です。
立て看板の地図が分かりづらいので、売店の方に確認しましたが言葉が通じないので余計に分からなくなりました。
日中なので木立の陰がある方向が北と判断し、真っ直ぐ行ってみます。 -
正解でした。 右の奥に酒?楼(サビル)が見えてきました。
景色の良い重臣たちの宴会場だったようです。
やがて滅びることも知らず、白馬江の景色を見ながら宴を楽しんでいたのでしょうか
この城は所々に宴会場があり、滅びて行く国に共通する気の緩みの雰囲気を感じます
(日本の政治家にも言えることですが・・) -
酒沘楼から見た白馬江(錦江)です。
景色が良いので、ここで休憩しました。
遠くに遊覧船も見え、天気も良くのどかな風景です。 -
白馬江に向って、坂を下っていきます。
百済軍はこの先の断崖に追い詰められて、滅亡したそうです。
このあたりから急に観光客が増えてきました。 -
狭い岩場の階段を下っていくと皇蘭寺(コランサ)がありました。
百済滅亡時に白馬江に身を投げた3000名の官女の霊を慰めるために建てられた寺です。扶蘇山城で最も見たかった寺ですが観光客が多く、残念ながら無人の写真は撮れませんでした。 王様も飲んだと云われる寺の裏にある湧水を飲んでみましたが普通でした。 -
寺の下に遊覧船の乗り場が見えました。
元の道を戻り帰ることもできますが、急坂を登るのも嫌なので、遊覧船で帰ることにしました。 -
遊覧船から見た、白馬江(錦江)です。
日本史で有名な「白村江の戦い」の白村江とは白馬江の河口付近だそうなので、この先方の方に大勢の日本人の骨が沈んでいるのかなと思いながら河口の方を見つめていました。 -
イチオシ
官女が身を投げた白馬江側から見た場所と皇蘭寺です。
遊覧船から官女の霊を忍んで、合掌しました。
平家が滅びた壇ノ浦のような寂しげな雰囲気の場所です。 -
船着場に到着です。 乗ってきた遊覧船です。
距離は短いですが、休憩所のおばさんに聞いた百済と日本との繋がりを意識して白馬江から扶蘇山城を見つめてのクルージングは予想以上に良かったです。 -
忠南食堂で遅い昼食を食べた後、扶余のもう一つの見所の定林寺址に行きました。
百済時代に建てられた五重石塔です。 7世紀の創建当初のものだそうです。
唐と新羅が百済を滅ぼした時に「大唐平百済国碑銘」と功績を塔身に刻んだそうです
高さ8.33mの堂々とした塔です。 -
石仏坐像です。
予想していたよりも大きいです。(5.62mだそうです)
穏やかな良い表情をしています。
この後、同じ敷地内にある百済時代の遺跡と日本と関連の深い仏教関連の展示館を見学し扶余観光は終了としました。 -
百済最大の英雄の階伯将軍の銅像に見送られて大田に戻ります。
大田のホテルに戻り、当初目的の3つの城巡りが完了したので、翌日釜山に行く準備をしていたのですが、「折角、ここまで来たので、ついでに全州に寄ってみるか」と気が変わり、全州のホテルを予約し、行ってみました。 -
大田から市外バスで全州市外バスターミナルに到着し歩いて5分程のグッドステイ アリランホテルにチェックイン。 場所が分かりづらく、ラブホテル街をウロウロと探し廻り、やっと見つけました。 しかしホテルのスタッフは感じが良く、早めのチェックインが可能でした。
早速、全州観光をスタートします。
全州のシンボルとなっている豊南門です。 -
続いて慶基殿です。
朝鮮王国を建国した李成桂が安置されている祠堂です。
入り口に全州の観光案内所があったので、フリーマップ等をもらい、全州の見所を教えてもらいました。 案内所の若い女性は久し振りの日本人客のせいか、ニコニコして気合いの入った観光案内をしてくれました。 分かり易い説明で助かりました。 -
慶基殿の先を5分程歩き、急な階段を登り梧木台に来ました。
梧木台からの眺望です。
韓国の伝統的な家並みと反対側に全州川が見渡せる小高い丘で李成桂が王になる宣言をしたことで有名な場所だそうです。 -
続いて朝鮮王朝発祥の地の全州客舎の豊沛之館にきました。
全州を訪れた客をもてなす迎賓館のようなものですが実務も行われていたようです。
途中で休憩したカフェの奥さんがわざわざこの前まで案内してくれました。
全州の方は皆さん親切です。 -
全州客舎は作りは旧いですが、さすがに迎賓館として使われていただけのことはある建屋構造と色合いです。
今回の旅でかなりの数の韓国の建物を見てきたので安普請と本物の違いが何となく分かるようになってきました。 -
市内バスで金山寺に向ってます。観光案内所で79番のバスで行けると聞いたので飛び乗ったのですが、運転手も乗客も日本語、英語共に通じず大変でした。停車するたびに何故か運転手も乗客も話しかけてくるのですが、サッパリ分かりません。やっと若い女性が乗ってきて「行先を間違えてませんか?」と英語で聞いてきました。 私が金谷寺に行くことを知って全員が笑顔で納得してくれました。
-
金山寺に到着しました。 到着したのが4時過ぎで、うす暗くなっておりで終点まで乗っていたのは私一人でした。
結局、こんな遅い時間に日本人が一人でお寺に行くはずがないので、バスを間違えて乗っていると、親切に教えてくれようとしていたようです。優しい皆さんに感謝。
夕暮れが近いので急いで金山寺を廻りました。 -
金剛門です。
二人の金剛力士像と普賢菩薩、文殊菩薩が金山寺を守る守護神として祀られています。
日本でも良く見る金剛力士像と菩薩像を見ると、韓国が身近な国であることを改めて感じました。 -
室内立像仏としては東洋最高規模(11.82m)の弥勒菩薩が安置されている弥勒殿です
外形は三層ですが、内部は単層の建物で韓国では1つだけとのことです。
この弥勒殿も馬鹿な秀吉により1598年に焼失したのですが、1601年から35年かけて再建されたそうです。 -
六角多宗層石塔です。
六角形の石塔が多層に積み上げられた珍しい石塔です。
日本の塔はほとんど花崗岩ですが、この塔は粘板厳で作られているのが特徴です。
昔は上部2段のように各層の間に塔身が全ての層にあり、もっと高く立派な石塔だったそうです。 -
金山寺は予想以上に広い寺で30以上の建物があり、日本では見ることのできない諸々の建物も観れました。
今回の韓国旅行で観たお寺の中では最も見応えのある立派なお寺です。
無理して全州に来た甲斐がありました。 -
金山寺発の最終バスです。
来る時と同じ運転手で、乗客も私一人なので笑っていました。
たぶん「一人でこんな時間までお寺参りとは変わった日本人だな」と思っていたのでしょうね。
市外バスターミナルまで行き、全州名物のビビンバブを食べてホテルに戻りました。 -
イチオシ
全州からバスで釜山に移動し仕事を済ませた後、帰国前に密陽に行ってきました。
(今回もタップリ観光、チョコット仕事でした)
普州のチョクソウル、平譲のブビュツ楼と共に三大楼閣と呼ばれている嶺南楼です。
今回の韓国縦断一人旅で観た建物の中では最大級の楼閣でした。 -
今回は「イサン」のセソン様とソンヨンに夢中になり韓国の古都を散策してきました。城壁巡りも楽しかったですが、今回の旅の収穫は韓国の地方都市の方々の優しさに触れてきたことです。バスの中、食堂、カフェ、ホテル等何処に行っても暖かい対応をしてくれました。将来に目を向けて、韓国人ともっと仲良くしなければいけないなとの思いが強くなったことが最大の収穫でした。 人生勉強になるので一人旅は当分やめられませんね。
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