2016/12/22 - 2016/12/22
4938位(同エリア25682件中)
コスタさん
東京からピーチの夜行便を利用して、前々から行きたかった板門店に日帰りで行ってきました。
ピーチ MM1009便
東京/羽田 1時55分 → ソウル/仁川 4時35分
ピーチ MM1008便
ソウル/仁川 22時45分 → 東京/羽田 0時55分
当初、板門店(JSA)と軍事境界線(DMZ)の両方を巡る1日ツアーに参加する予定でした。しかし、旅行1週間前に旅行会社からメールが来て、最小催行人数に達さず1日ツアーを催行できないとのこと。そのため板門店のみに行くツアーに参加することになってしまい、残念に思っていましたが、思わぬ展開となりました。
また、前情報では日帰りでは板門店に行けないとの情報もありましたが、日帰りでも板門店へ行くことができました。
関連動画
板門店 南北軍事境界線上の共同警備区域 - Panmunjom. South and North Korea Joint Security Area (JSA)
https://youtu.be/T4vR5qsgxbA
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
深夜の羽田空港を出発します。
-
羽田を定刻通り出発しました。
狭い狭いと聞いていましたが、噂通り狭かったです。しかし、アイマスクとマスクをして壁に寄りかかって目をつぶれば、あっという間に熟睡できました。問題ないです。 -
定刻通りに仁川空港に到着し、20分ほどでイミグレも抜けられました。
早朝に営業している店は出発ロビーのバーガーキングと到着ロビーのロッテリアしかなかったので、ロッテリアでしばらく時間を潰しました。 -
5時半頃に店を出て、6時のソウル行き直通列車に乗ることにしました。
直通列車の料金は8000ウォン(≒797円)でした。 -
車内の様子です。日本語の案内や放送もあり、前のモニタには日本語でニュースも流れます。
-
しかし、竹島問題についてのビデオもあり、行き帰りとも数回上映されていました。(写真は帰りの列車で撮影)
わざわざ英語字幕をつけるということは、韓国を訪れる外国人に竹島問題をアピールしたいのだと思いますが、写真のように挑発的なトーンなので正直ちょっと?と思いました。 -
ソウル駅のコンビニでPOPカードを買い、南大門市場へ移動しました。
POPカードはSuicaなどと異なり、購入時は1ウォンもチャージされていないので、乗る前にチャージをする必要があります。値段は2500ウォン(≒243円)でした。 -
朝食は、會賢駅5番出口から歩いてすぐのウノ食堂(ウンホ食堂)で食べました。
-
メニューです。看板メニューのコリトマッ(牛骨テールスープ)を註文しました。値段は25000ウォン(≒2435円)と豪華な朝食になりました。
-
キムチとカクテキは無料です。
-
コリトマッが来ました。ご飯は無料でついてきます。
スープ自体の味は薄味なので、物足りなかったらテーブルにある塩を足すとよりおいしくなります。 -
スープに入っている骨付き肉です。これを箸とフォークでほぐし、ニラ風味のたれにつけて食べるのですが、これが実においしかったです。
しかし、意外と時間がかかってしまったので時間がない人にはおすすめしません笑 -
食後、歩いて市庁脇にあるプレジデントホテルに向かいました。
写真は再建された南大門です。 -
日本時代に建てられた旧市庁舎と2012年に建てられた新市庁舎です。新市庁舎は旧市庁舎を覆う津波のようだという批判に対し、設計者が津波だと認めてしまったために問題となりました。
-
プレジデントホテルにある旅行会社の事務所でチェックインを行った後、バスに乗車できるようになります。近くにはコンビニもあるので、そこで飲み物も調達できます。
-
バスの車内はこのような感じです。英語ツアーとの混載で、日本語ツアーは前に寄せられます。この日、英語ツアー参加者はバス2台分いましたが、日本語ツアー参加者は6人のみでした。
-
バスはしばらくソウル市内を走ったのち、高速に乗って北上します。
道中では日本語、英語、中国語ペラペラなガイドさんが歴史や諸注意について色々ガイドしてくれます。明るいガイドさんで、キムパブを食べているお客さんに「私の分はないの?」と言っていました笑
また、ガイドさんの話で印象的だったのは、板門店ツアーに参加して北朝鮮へ亡命しようとした人がいたという話です。しかも7年ほど前と、結構最近の話で驚きました。 -
出発して1時間ほどで、臨津江にかかる統一大橋に近づきました。統一大橋には検問があり、ここでパスポートチェックを受け、以降の写真撮影は許可された場所以外禁止となります。
検問を担当する兵士たちはみな若く、見た目は高校生くらいに見えました。 -
国連軍キャンプであるキャンプ・ボニファスに到着しました。ここで、再び歴史についてのスライドを見ました。
-
また名札も配られます。
映像を見た後、国連軍のバスに乗り換えて板門店に向かいました。この間撮影は禁止ですが、韓国軍の防御施設や北朝鮮の村だけでなく、ナベヅルやノロジカなどの野生動物も見ることができました。
板門店到着後、貴重品のみを持ってバスを降り、韓国側にある自由の家に入ります。そこで2列に並ばされ、いよいよ本会議場へ向かいます。 -
遂に来ました!
しかし、感慨にふける間もなくガイドさんに急かされるまま本会議場に入り、そのまま奥につめるよう言われあっという間に越境してしまいました笑
そのため、この写真も本会議場見学後に撮影したものです。 -
全員北側に立って記念撮影をした後は自由時間になります。
コンクリートの線が軍事境界線で、手前の砂地が北朝鮮、奥の砂利が韓国です。 -
会議場中央にあるテーブルです。テーブル上にあるマイクコードが軍事境界線なので、これも北朝鮮側から撮影しています。
-
今度は南側から北側を撮影してみました。奥に立つ兵士の背後には立たないよう、事前に注意を受けています。
本会議場の見学は5分ほどで終了。 -
本会議場見学後、自由の家入口での撮影タイムとなります。北からは宣伝放送が流れてきていました。
北側を撮ることは自由ですが、南側の施設を撮ることは厳禁となっています。 -
奥にある白い建物が北朝鮮側の監視哨です。
-
北朝鮮側の板門閣という建物です。入口には北の兵士が立っています。
-
南北の兵士が境界線を挟んで睨みあっています。
5分ほどで撮影タイムは終了となり、キャンプ・ボニファスに戻りました。最近までは帰らざる橋の車窓観光もコースの一部だったのですが、2016年8月に北朝鮮が脱北防止を目的として、橋の近辺に地雷を敷設して以来、国連軍が許可を出さなくなったそうです。安全第一ですね。 -
キャンプ・ボニファスで20分ほど、トイレ休憩兼買い物タイムとなります。米軍放出品や北朝鮮の紙幣やワインなどが売っていて、北朝鮮の紙幣セットの値段は40000ウォン(≒3892円)でした。
ここに来る途中、ガイドさんが英語ツアーなら軍事境界線ツアーにも参加できると言ってくれたので、午後はバスを乗り換えて英語ツアーに参加することになりました。 -
再び統一大橋を渡り、臨津閣という公園で昼食を摂りました。
なお、統一大橋の検問では、行き帰り関係なく通過の度にパスポートチェックがあります。 -
メニューはプルコギかビビンバから選べ、他にキムチやカクテキ、ナムルなどが付きます。味はまずまずといったところ。
-
食後は自由時間となります。
まずは臨津閣屋上に上りました。 -
鮮鉄ミカサ型機関車が展示されています。
この機関車は、平壌から後退中に現在の軍事境界線近辺にあった長端駅にて放棄されたもので、2004年に移設されたそうです。
説明文には北の攻撃によって破壊されたとありましたが、機関士の証言によると北に鹵獲されることを恐れた韓国軍が破壊したとのことです。 -
左が2002年に再開通した京義線の鉄橋で、右がかつて上り線として使われた橋です。右の橋は途中まで行けますが、民間人統制区域内となるため、橋での撮影は禁止されていました。
-
バスを乗り換え、また統一大橋を渡って第3トンネルに来ました。
ガイドさんも英語ガイドさんに交代です。 -
ヘルメットを借り。第3トンネルへはこのケーブルカーで移動します。
ケーブルカー降車場から、軍事境界線まで170m地点にある機関銃座までは歩いていくことができるのですが、300m以上中腰で歩かなくてはいけないので結構ハードでした。ちなみに内部の撮影は禁止です。 -
トンネル見学の次は、資料館を見学しました。全員でスライドを見たのち、資料館の見学となります。軍事境界線のジオラマや北朝鮮から鹵獲したソ連製兵器などが展示されていました。
-
第3トンネルの次は都羅展望台を見学しました。
最初に建物に入って、ジオラマをもとに説明を受け、その後自由時間となります。近いうちにここも新しい建物になるそうです。 -
ここから北朝鮮を眺めます。以前は撮影厳禁だったらしいのですが、監視役の兵士もおらず皆自由に北に向けて写真を撮っていました。撮影が解禁されたのでしょうか?
望遠鏡をのぞくと、雨の日で視界が悪いにもかかわらず、開城工業団地がよくみえました。 -
最後に見学したのは都羅山駅です。ここは軍事境界線間近なので、南北の宣伝放送が入り混じって聞こえていました。北朝鮮側は軍歌や民謡?のような曲を流し、韓国側はクリスマスソングを流していました。
-
以上でツアーの全日程が終了し、統一大橋を渡ってソウルに戻りました。
帰りの高速道路からも北朝鮮の山々が見えました。
なお、半日ツアーから1日ツアーへの変更に伴う追加料金は、プレジデントホテル到着後にガイドさんと一緒にオフィスに行き、そこで支払いました。料金は46000ウォン(≒4485円)でカード支払いも可です。 -
プレジデントホテルから明洞までは歩いてすぐでした。
-
青園という焼肉店に来ました。明洞の路地裏にあります。
-
キムチやサラダ、サンチュなど。奥にあるタコはコチュジャンをつけて食べるとおいしかったです。
-
メインのヤンニョムカルビ(味付けカルビ)です。店員さんがはさみでチョキチョキ切って焼いてくれます。
味は最高でした。 -
ほかにユッケやロースなども食べたら、サービスでテンジャンチゲも出してくれました。どれもおいしくいただきました。
JCB韓国のアプリにクーポンがあったので、会計は10%割引になりました。 -
食後、屋台でバナナクレープを食べました。おいしかったです。
今回6年半ぶりに明洞に来ましたが、随分中国語表記が増えたな~と思いました。地理的に近いですし、観光に来やすいのでしょう。 -
明洞駅から地下鉄でソウル駅に移動し、そこから19時半発の直通列車に乗り換えて仁川空港に戻りました。
-
仁川空港です。無料のシャワールームを利用しようと思っていたのですが、イミグレが大混雑で、営業終了時間の21時に間に合いませんでしたorz
-
帰りの飛行機です。
-
機内食の販売もあったため、桃シャーベットを食べました。味は甘さ控えめで、さっぱりしていておいしいです。
この後羽田には20分遅れで到着しました。この日の羽田はベンチはおろか、まともに寝られそう場所はすでに人でいっぱいで、展望デッキまで人がたくさんいました。脱出しようにも新宿駅や東京駅といった行き先のバスは満席で脱出できず、寝場所を探すのに苦労しました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソウル(韓国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
51