2013/08/13 - 2013/08/13
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トンガリキさん
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アチェンガル・ゴンパは、1985年にアチュウ・ラマ・リンボチェにより開設されたニンマ派の大僧院です。約1万人ほどの僧侶が在籍しているとされており、その内7割くらいの僧侶が尼僧と言われています。若い女性の尼僧が多く皆笑顔にあふれていて、優しい雰囲気に包まれたゴンパでした。
<日程>
8/10(土) 関空→無錫→成都
8/11(日) 成都→康定空港→康定→タウ
8/12(月) タウ→ダンゴ→カンゼ
★8/13(火) カンゼ→アチェンガルゴンパ(亜青寺)→カンゼ
8/14(水) カンゼ→ラルンガルゴンパ(五明佛学院)
8/15(木) ラルンガルゴンパ→セルタ
8/16(金) セルタ→シリンカルゴンパ→マルカム
8/17(土) マルカム→成都
8/18(日) 成都→杭州→関空
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アチェン・ガル・ゴンパの全景を丘の上から見下ろした後、僧院の中に入っていくために丘を下りていきます。
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我々の隣でピクニックに興じていた尼僧たち。
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こちらは瞑想中の尼僧。
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丘から下りる際にドライバーのニマさんとばったり出会いました。
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斜面の瞑想小屋。
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木組みの瞑想小屋。瞑想するときは布をかけて、雨露を凌ぐのでしょう。
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こちらはガラス戸が設置された瞑想小屋。小屋一つとってもピンキリです。
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瞑想小屋。
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この小屋の中にポスターが貼られていました。
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ピクニック中の尼僧を撮らせてもらいました。
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川まで下りてきました。
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僧坊へ繋がる吊り橋と僧坊群。
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通りを歩く尼僧の写真を撮らせてもらいました。
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丘と僧坊はタルチョーでもつながっています。
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無数につながれたタルチョーと川面に映る影。
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タルチョー。
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丘の上からのタルチョー越しに見るアチェンガルの集会堂。
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アチェンガルの僧坊群が天とつながっているかのように、幾重ものタルチョーが青空に向かって伸びています。
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この吊り橋を渡って尼僧の僧坊群に入ります。さきほど、ドライバーのニマさんから、僧坊の中は川沿いの道しか歩いてはダメで、そこから中には入ってはいけないと言われました。僧坊が尼僧の住む居住区だからだと思います。
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アチェンガルの僧坊をつなぐ吊り橋。
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吊り橋を渡って歩いてきた、マニ車と数珠を手に持った男性僧侶。
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先ほど下から見上げた、川岸をつなぐタルチョー。
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僧坊群にいよいよ足を踏み入れました。
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僧坊群の川岸から見上げたタルチョー。
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川沿いの道には日用品の売店がいくつもあり、多くの尼僧が集まっていました。仏教グッズを探しましたが、これといったものには出会いませんでした。
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売店の中に飾られていた高僧のポスター。
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川沿いの道を歩く尼僧。
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ほとんどの尼僧は日よけの帽子をかぶっていますが、中には円形の刺繍を施した飾りを帽子につけている人が少なからずいました。
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通りを歩く尼僧の写真を撮らせていただきました。アチェンガルの尼僧はお願いすれば笑顔で写真を撮らせてくれる方が多いです。撮影した後は写真をカメラの画面で見せてあげると喜ばれます。
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通りと尼僧の写真を撮っていたら、歩いてきた尼僧二人に撮った写真を見せるように言われました。写真撮影をとがめるのではなく、自分たちが写っている姿を見たいからのようでした。
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そこで、お願いして正面から再度撮らせてもらいました。彼女たちが手に持っているのは経典です。
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笑顔がかわいらしい子どもの尼僧。手に持っているのは、座布団用のウレタンマットです。
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アチェンガルの僧坊。さすがに僧坊の2階に設置されている瞑想小屋はガラス窓がはめ込まれていました。
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アチェンガルの僧坊。木組みもしくはブロック作りの建物の周囲に布をめぐらし、屋根は土で塗り固めた簡素な構造です。
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アチェンガルの僧坊の連なり。
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尼僧エリアの集会堂。
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ここの正面にもアチュウ・ラマ・リンポチェの肖像写真が飾られています。
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本堂の中に入ってみました。
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本堂の正面には、アチュウ・ラマ・リンポチェの写真が飾られていました。ここアチェンガルでは、ダライラマ14世の写真は見当たりませんでした。
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アチュウ・ラマ・リンポチェ。
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本堂の2階では、僧侶によるお勤めが行われていました。
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尼僧の人の波が先ほどよりも増えています。この本堂の奥にある大集会堂に向かっているようです。
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この本堂の入口で一枚の経文が配布されていました。この経文を読みながら歩いている人が多かったです。私もこの経文をもらおうとしましたが、ダメでした。
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尼僧が歩く写真を少し離れた所から撮っていたら、その内の一人の尼僧が大きく手を振ってくれました。アチェンガルの尼僧はフレンドリーな人が多いです。
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経文を手に持つ尼僧。
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歩きながら経文を読んで予習する尼僧。
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このお堂の広場の前の柵には、造花が植えつけられていました。
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大集会堂に向かう尼僧たち。
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隣の集会堂と尼僧。
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大集会堂に向かう尼僧たち。
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どんどん大集会堂に尼僧が集まってきます。
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靴の上に置かれた円状の刺繍を施した帽子。
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大集会堂の中に入ってみます。
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尼僧が入口で配布された経典を読んでいました。
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経典を読み込む尼僧。
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尼僧が次々と堂内に入ってくるので、このあたりでお暇します。
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入口からの堂内の様子。すでに堂内は尼僧で埋め尽くされています。
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大集会堂の尼僧。
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経典を配布していた門の柱に尋ね人の写真が貼られていました。
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その写真に見入る尼僧の二人。
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すいかを食べ終えた尼僧の二人。
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尼僧以外では珍しく、民族衣装を着たチベッタンのお母さんもやってきました。
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チベッタンのお母さんの後ろ姿。細かく編みこんだ長い髪が特徴的です。この写真を撮った後、後ろに写っていた尼僧が自分の写った姿を確認すべく、私のカメラの画面を覗きこんできました。
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そこで、彼女たちの写真を撮ろうとした時、カメラを構えてから撮るのがワンテンポ遅かったので、その彼女が待ちきれずに、シャッターを切るよりも先に前に進んできてカメラの画面を見に来ました。瞬発力が大事だと改めて感じました。
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アチェンガルの僧坊を南北に貫くメインストリート。
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そのメインストリートの一番街にある僧坊。
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川べりの通り沿いに建てられた僧坊。瞑想小屋が屋根の上にロープでつながれて設置されています。
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僧坊の中の細い小路。
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アチェンガルの僧坊。
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川沿いの小路。右上の金ピカの像は、丘の上にあるグル・リンポチェ像です。
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川沿いの道。
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僧坊群の屋根越しに見る集会堂。
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尼僧エリアをつなぐ橋。こちらの橋はコンクリート造りです。
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造花とマニ車を手に持つ尼僧を撮らせていただきました。
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入口脇にあるマニ石塚に数多くの尼僧が集まっていました。
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マニ石塚の前に積み上げられたマニ石を移動して積み上げる作業をしているようです。
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橋のたもとにある小屋の中で、尼僧がこの袋を受け取ってお金をもらっていました。マニ石を移動させることにより、その給金として対価が払われるようです。
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山と積まれたマニ石を袋に詰め込んでいます。
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そのマニ石の袋を肩に担いで、マニ石塚に向かいます。
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マニ石の袋を担いで、この斜面を歩いて登っていって、マニ石をきれいに積み上げる作業を繰り返します。
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ここでの修行生活を送るためには、持参した支度金だけでは苦しい尼僧も数多いと思うので、これも修行の内のひとつでしょう。
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こちらが整然と積み上げられたマニ石塚。
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男性僧侶エリアの本堂の脇では、僧侶がマニ車を回してお祈りしていました。
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堂内ではお勤めの時間が始まっており、僧侶が建物の中に入りきれずにあふれていました。
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売店で販売していたルンタを購入。アチュウ・ラマ・リンボチェのブロマイドは販売していませんでした。残念。
午後3時前にアチェンガルゴンパを出発します。入口脇ではカンゼ行きの乗合ワゴンのタクシーが客引きしていました。 -
アチェンガルの大門を過ぎた所の大草原。
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森林と草原の風景。
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ヤクが工事中の道路を歩いていました。
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途中でニマさんが車を停めて、連れていってくれた所に、何と温泉が湧いていました。
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この川まで温泉が流れていて、石垣を作ってせき止めている場所があり、そこの温度は湯と水が混じってちょうど良い湯加減になっていました。
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再び拉龍湖に立ち寄ります。湖畔まで歩いてきました。
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濃紺の青空と湖の絶景。
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拉龍湖の遠景。
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湖に流れ込む川。
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小さな湖が見える見晴らしの良い場所で停まってもらいました。標高4,500mくらいの場所にあたります。
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カンゼの南にそびえる山を南側から見渡すことができます。
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カンゼの岩山。手前は道路の工事中です。
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雪を頂いたカワロジ山。
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濃紺の青空と高原の風景。
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岩山と湖。
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この高原地帯には、黄色の葉っぱをくるくるまとった縦長の花が道路際に数多く咲いていました。帰国して調べてみると、チベット南東部に分布する、「レウム・アレクサンドラエ」と呼ばれる植物で、ダイオウ(大黄)の一種だそうです。
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甘白路の峠を登っていきます。
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川沿いに点在する工場。
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峠を登ってきました。
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夕暮れ時の七時半頃にようやく標高4,800mの峠に到着しました。早朝は逆光のためよく見えなかったのですが、夕陽を浴びた岩山の美しい風景を楽しむことができました。
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夕陽を浴びた岩山。
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岩山が夕焼けの光を浴びて赤く染まりだしました。
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8時頃、最後の夕暮れの風景を楽しみました。日も暮れて真っ暗になった9時前くらいにやっとホテルに到着しました。アチェンガルから所要6時間もかかってしまいました。はーっ、疲れた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エンガワさん 2013/09/02 23:38:27
- 充実の旅行記、堪能しました!
- トンガリキさん、こんばんは
アチェンガル編拝見しました!
三年越しの念願が叶いおめでとうございます。
あれだけの絶景が待っていれば往復10時間なんて、なんてことありませんね。
それに、尼さんたちのあの笑顔、素敵でした。
こらだけ充実した旅行記は、今後アチェンガルを目指す者にとっては貴重な記録だと思いました。
それにしても凄い所ですね、同時代に存在しているとは思えません。
尼さんたちのピクニックや瞑想小屋もこの世のものとは思えません。
私も航空写真でアチェンガルの全貌を見た時、ゾウリムシの様で鳥肌がたち目を疑いました。
しかし、建設中のチョルテンなどの写真をみると、現代なんだなーとあらためて感じました。
この後は、ラルンガル編ですね、まだまだ楽しみは続きます。
それでは、失礼します。
- トンガリキさん からの返信 2013/09/03 21:39:14
- RE: 充実の旅行記、堪能しました!
- エンガワさん、こんばんは。
さっそく、アチェンガル編をご覧いただき、ありがとうございます。
アチェンガルは本当にすごすぎる場所でした。今でも、あのアチェンガルの
僧坊群の風景を見たときの感動がよみがえってきます。
尼さんたちも皆笑顔であふれていて、写真撮影も気さくに応えてくれました。
滞在は3時間と非常に短かったのですが、想像以上に楽しむことができ、
3年間待った甲斐がありました。
観光客も非常に少なくて、この日も中国人数名くらいしかいませんでした。
今後、道路状況が良くなれば観光客が多くなりアチェンガルの状況も変わって
しまうかもしれないので、早めに訪れることをオススメします。
検問の状況は情勢次第なので何とも言えませんが、ラルンガルも検問は
無かったので、カムエリアに入域できれば何とかなるかと思います。
それでは。トンガリキ
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