2013/08/10 - 2013/08/11
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トンガリキさん
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今年の夏休みは、念願の東チベットのカムを周遊してきました。数年前からずっと東チベットのカムに行きたくて旅行先の候補に入れていたのですが、チベット情勢の悪化で外国人旅行者の入域が禁止されたり、周辺地域で地震が発生したりして、旅行の断念が続きましたが、今回ようやく長年の思いを果たすことができました。
3度目の正直の東チベット・カムでしたが、ラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパなどの非常に濃厚なチベットを体感することができた素晴らしい旅でした。
<日程>
★8/10(土) 関空→無錫→成都
★8/11(日) 成都→康定空港→康定→タウ
8/12(月) タウ→ダンゴ→カンゼ
8/13(火) カンゼ→アチェンガルゴンパ(亜青寺)→カンゼ
8/14(水) カンゼ→ラルンガルゴンパ(五明佛学院)
8/15(木) ラルンガルゴンパ→セルタ
8/16(金) セルタ→シリンカルゴンパ→マルカム
8/17(土) マルカム→成都
8/18(日) 成都→杭州→関空
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東チベットのカムは四川省西北部のカンゼ・チベット族自治州に位置しています。北部の青海省に位置するアムドには、これまで2回ほど訪れたことがあるのですが、カムは今回が初めての訪問です。
カムにはラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパなどのニンマ派の大僧院があり、非常に濃いチベットが味わえるということで以前から行きたかった場所でした。
しかし、外国人の入域が閉ざされる時期が続き、旅行先として敬遠をし続けてきましたが、近年旅行者の訪問の情報がネットで散見されてきたので、今回この大僧院をハシゴする日程を組みました。 -
日程の概略です。成都起点で往復7日間の旅程です。移動はほとんどが包車(チャーター)の大名旅行です。心配された公安の検問は一切ありませんでした。
1)成都から康定空港まで飛行機で移動。2時間のディレイ。一旦康定の街に戻り(バス)、タウまで移動(乗合)。
2)タウからカンゼまでダンゴ(ルーフォー)経由で移動(包車)。道路工事のためカサル湖で迂回を余儀なくされる。
3)カンぜからアチェンガルゴンパまで往復(包車)。甘白道路は全線工事中で移動に時間がかかった。
4)カンゼからラルンガルゴンパまで移動(包車)。ラルンガルの丘の上のホテルに投宿。
5)ラルンガルゴンパ一日游。セルタに天葬経由で移動(包車)。
6)セルタからマルカムまでシリンカルゴンパ経由で移動(包車)。
7)マルカムから成都まで移動(乗合タクシー)。 -
関空から成都まではANAの特典航空券を使用しました。往路が無錫経由、復路が杭州経由です。
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無錫空港でのトランジットが6時間もありましたが、空港内で無料のWifiがつながったので時間はつぶせました。問題は両替です。空港内には銀行が無く、ATMしかありません。事前に銀行がないという情報を得ていたので、あらかじめ国際キャッシュカードを新生銀行で作っていたのが功を奏しました。
まずはVISAのクレジットカードでキャッシングをATMで試みましたが、すべてNG。次に新生銀行のキャッシュカードで銀行預金引出を試みましたが、中国工商銀行や交通銀行などはNGで、中国銀行だけがATMで引き出すことができました。
今回初めて銀行の窓口でなくATMを使用して外国通貨の両替(預金引出)を行いましたが、使用できる銀行や機器が限られるものの、非常に便利なので今後も活用しようと思います。 -
成都空港に夜の23:00に到着。手持ちのiphoneで予約していたホテルに電話したものの一向に繋がりません。それ以降、現地での電話もこのiphoneは使えずじまい。元々iphoneは持ってくるつもりはなかったのですが、出発前夜に気が変わって急遽持参しました。関空のauの窓口で電話の掛け方の確認もしたのですが、やっぱりダメだった。
空港のホテル案内のカウンターの女性にお願いしてホテルに電話してもらい、到着出口まで車で迎えに来てもらいました。
ホテル:成都機場頭等艙商務酒店(180元)
Booking.comで予約。
自分としては、もう一つグレードが上でより空港に近い成都空港商務酒店を予約していたつもりでしたが。勘違いしていました。 -
翌日は成都空港から康定空港まで飛び立ちます。あらかじめ、中国のC-trip(携程)の中国語版で予約していました。康定空港は4200mの高地にあるため有視界飛行となり遅延も当たり前のフライトですが、この当日も御多分に漏れず2時間の遅延。乗客はほとんどが漢族の人たちでしたが、カウンターに詰め寄って大騒ぎする人が多数いました。騒いだところで、どうなるものでも無かろうに。挙句の果ては、署名入りの嘆願書をカウンターの前に掲げる始末。航空会社から配られた弁当を食べた後、その嘆願書が効いたのかどうか知りませんが、12時過ぎにようやく成都空港を飛び立ってくれました。
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成都空港から康定空港までは所要約一時間です。
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康定空港は2008年に運航を開始した新しい空港で、現在は成都便のみ一日一便の運航です。
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康定空港に13:00に無事到着しました。
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康定空港は康定の町とラガン(塔公)との間に位置しており、本来ならここからラガン方面に向かいたいところですが、空港では乗合タクシーなどの便利な移動手段は存在せず、飛行機の到着時間に合わせて運行する康定までのリムジンバスしかありませんでした。やむなく、リムジンバスで一旦康定まで移動します。
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道中にある折多山の峠。ここで標高4300mです。
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所要約1時間で康定の街に到着しました。
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康定の街にそびえる山。
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その山肌には仏像の彫刻が描かれています。
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街の中央に流れる康定河と折多河との分岐点の所でバスを下車しました。街中にある川としては急流です。
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バスを下車した所の近くに松茸市場がありました。
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一袋50元くらいで売られていました。買えばよかったかなあ。
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タクシーを拾い、バスターミナルに向かいます。ものの数分で到着。
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タクシーを下りるや否や、客引きに遭遇。ラガン(塔公)までの客引きだったので、タウ(道孚)までお願いしました。この車が乗合のワゴンですが、出発まで時間があるので、車の後ろのお店で腹ごしらえ。
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青椒肉絲飯と家常茄子をオーダー。流行っている店だけあって、家常茄子はとても美味しかったです。
結局人が集まらなかったので、包車(貸切)を要求されました。すでに先客が2人いたので、残る5人分を支払うことになります。値切って、康定からタウまで500元で手を打ちました。 -
夕方17:00に康定を出発。康定空港から来た道をそのまま戻ります。空港からラガン(塔公)までは大草原の広がる非常に風光明媚な場所を通っていきます。
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この道が整備されたのは空港ができた5年前なので、それまでは新都橋経由の道を通っていたそうです。
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康定の街から一時間半でラガンに到着。町の背後の山に無数に建てられたダルシン(経文旗)が印象的です。
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ガルタル(八美)に近づくにつれて現れた、カルスト地形の岩肌と草原の山々。
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夕方近くになり、小麦畑も黄金色に輝いてきました。
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山肌いっぱいに描かれた、オムマニペメフムの経文とチベット民居。
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ガルタル(八美)に到着。
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ここで車を軽ワゴンに乗り換えます。運転手も変更となり、乗客は我々二人のみとなりました。
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その軽ワゴンの運転席に架けられていた、ダライラマ14世とカルマパ17世の写真。
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ダッシュボードに固定されていたマニ車と初転法輪の置物。この初転法輪の置物はこれまで土産物屋で見たことがなかったので、その後探しましたが出会うことはありませんでした。、
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道路脇に円すい型をしたカラフルなタルチョーがありました。
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草原の山肌いっぱいに立てられたダルシン。
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夕暮れ時の風景。タウ(道孚)の街には日が暮れた21時頃に到着しました。ホテルはタウの街中にあるカ薩飯店(100元)。
ガルタルから交代したドライバー(アワンさん)と交渉し、翌日のカンゼまでの包車を依頼しました(500元)。 -
この日の夕食は近くのレストランで、回鍋肉と三鮮湯。
タウは標高3,040mなので、この日は高山病対策としてシャワーは浴びずに就寝しました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エンガワさん 2013/08/26 21:57:18
- アチェンに行かれたんですね!
- トンガリキさん、はじめまして、エンガワと申します。
何度か旅行記におじゃまし、自分の旅の参考にさせていただいておりました。
遅ればせながらお礼申し上げます、ありがとうございました。
さて、今回の旅行記、私の次に訪れたい場所の一番手に考えていたのが、カム地方だったので
概要だけでワクワクしてしまい、コメントさせて頂きました。
しかも限られた期間内でアチェンにまで行かれたということで
驚きとともに、早く詳細を知りたい気持ちでいっぱいですあります!
以前、時期的な関係で康定以西の旅程を諦めたことがあり
それ以降憧れは日増しに膨れ、いろいろ調べるうちにアチェンのことを知りました。
もちろんラルンガルゴンバやデルゲバルカンにも行ってみたいけど
更に神秘的で隔絶された感のあるアチェンガルゴンバに一番惹かれました。
アチェンが登場するのは何話目でしょうか? 本当に楽しみです。
私も来年か再来年あたりに行けたらと思っています。
康定の壁画、滞在中毎日眺めておりました。
しかし、写真に収めていなかったため、忘れていました。
トンガリキさんの旅行記で思い出すことが出来ました。
私が見た時は、氷点下のもと所々に雪をかぶり、厳しい土地柄の象徴のような印象を受けましたが
夏のものは色鮮やかで美しいですね。
それでは失礼致します。
- トンガリキさん からの返信 2013/08/26 23:42:45
- RE: アチェンに行かれたんですね!
- エンガワ様
ご来訪ありがとうございます。
長年の夢であったカムをこの度ようやく訪れることができました。
特にラルンガルとアチェンガルは、ツッチーさんの言葉をお借りすると
本当に「奇跡の絶景」です。
3年越しの思いを存分に満たしてくれる、すごい場所でした。
5話目くらいでアチェンガルにたどり着くかと思いますので
しばらくお待ちください。
エンガワさんは昨年4ヶ月も中国を旅行されたのですね。
冬のカムは全く想像できませんが、夏のカムは緑がまぶしい草原の
美しい風景が広がっているので、夏がオススメです。
トンガリキ
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