2013/08/12 - 2013/08/12
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トンガリキさん
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ダンゴ(ルーフォー:炉霍)を昼過ぎに出発し、今日の目的地のカンゼ(甘孜)に向かいます。タウからダンゴまでの道のりは非常にスムーズだったのですが、ダンゴからカンゼまでが道路工事の真っ最中で、昼間は何と道路封鎖されていて通行止のため迂回を余儀なくされましたが、そのおかげでカサル・ツォの湖畔にも立ち寄ることができました。
<日程>
8/10(土) 関空→無錫→成都
8/11(日) 成都→康定空港→康定→タウ
★8/12(月) タウ→ダンゴ→カンゼ
8/13(火) カンゼ→アチェンガルゴンパ(亜青寺)→カンゼ
8/14(水) カンゼ→ラルンガルゴンパ(五明佛学院)
8/15(木) ラルンガルゴンパ→セルタ
8/16(金) セルタ→シリンカルゴンパ→マルカム
8/17(土) マルカム→成都
8/18(日) 成都→杭州→関空
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ダンゴ(ルーフォー:炉霍)を昼過ぎに出発し、今日の目的地のカンゼ(甘孜)に向かいます。ダンゴからは「達曲」という川沿いを走ります。この「達曲」とその東に流れる「泥曲」の川がダンゴで合流して、鮮水河となります。
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入母屋造の木造住居の前に多くのチョルテンが建ち並んでいます。
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川沿いの小麦畑。
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川のすぐそばに、もうすぐ完成されるチョルテンが建っていました。
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そのチョルテンの背後の山に書かれたオムマニペメフムの経文。
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このあたりから、平屋根の民居がポツポツ現れてきます。
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ダンゴを出発して約一時間くらいの場所にある、カサル・ツォの湖畔の充古郷に来ましたが、ここで長蛇の列の車が足止めされていました。出発前に、甘孜州交通運輸局のサイトの路況信息をチェックしたところ、炉霍県新都鎮から甘孜県庭カ郷まで道路工事のため、朝7:00から18:00までは通行禁止の交通規制が敷かれるというニュースが掲載されていました。そうは言っても、軽ワゴンくらいは通れると思っていましたが、まさか全車両通行止めとは思ってもいませんでした。夕方6時にならないとゲートが開かないようで、今の時間が2時前なので、道路を通るためには4時間も待たないといけません。なお、工事期間は7/2から10/31までと記載されていました。
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とりあえず車から降りて、カサル・ツォが見えるところまで歩いてきました。
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村人総出で小麦の収穫中です。
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カサル湖畔の充古郷。
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カサル・ツォ。大型トラックが列をなしているそばで、この湖を眺めている時に、アワンさんが車に乗って走ってきて、車に乗るように言われました。6時まで待っていてはラチが明かないので、迂回路を探すようです。
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充古郷の近くで集まっていた僧侶にカンゼまでの道のりを確認したところ、カサル・ツォ沿いに道を進めばカンゼまで行くことができるようです。
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慎重なアワンさんは、別の僧侶にも道のりを確認したところ、きちんと教えてくれたので確信が持てたようです。
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充古郷の家屋。
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カサル・ツォに近づいてきました。
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カサル・ツォに立ち寄ります。この道路での足止めが無かったら、カサル・ツォに立ち寄ることはなかったと思います。
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真っ青な空とカサル・ツォ。本当に美しい風景です。
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湖畔には沢山のコイがうようよ泳いでいました。
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湖畔のコイ。
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カサル・ツォ。
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斜面に建てられたカサル・ゴンパの僧坊群。風光明媚でいいところです。
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チベッタンの観光客?が現れて、コイに餌を与え始めました。そのエサはインスタントラーメンを粉々にしてばらまくというやり方です。最後には、スープの粉末も餌としてばらまいていました。
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その豪勢なエサに反応して、コイが水面を飛び跳ねるように乱舞していました。標高3500mの高地の誰もいない辺鄙な湖畔で、日本のどこかの小さな公園の池にあるような光景に出合えるとは驚きです。
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カサル・ツォの湖畔沿いを進んでいきます。
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「達曲」の川に再び合流しました。
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高原地帯の快適なドライブです。
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道路の状態は悪く、ダートなガタガタ道がしばらく続きます。
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「達曲」沿いの高原ドライブ。
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道路の状態を除けば、天気もいいし最高のドライブです。
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このあたりの家屋は平屋根で、木材も正面の2階部分しか使用されていません。
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しばらくして、セルタへの分岐点で左折し、カンゼに直進します。
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峠を登りきると、高原地帯に入りました。標高は4000mくらいです。
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高山植物が咲き乱れる高原地帯です。
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カンゼの南側に位置するカワロジ山が見えてきました。このあたりは、雪山と緑の草原と五色のタルチョーが見事に合わさって、最高の風景が広がっていました。
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カワロジ山と草原地帯に映えるタルチョー。
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カワロジ山(5992m)。
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草原とタルチョー。
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カワロジ山と我が軽ワゴン車。
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高原地帯をカンゼに向けてひた走ります。カンゼ・ダンゴ間の幹線道路に合流してしばらく走ると、庭カ郷でカンゼ方面からの車が数珠つなぎ状態で並んでいました。カンゼから帰る際は早朝にこのゲートを抜けないとエライ目に会います。
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4時過ぎにようやくカンゼに到着しました。
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こちらが、ダンゴからご一緒した僧侶です。
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左側の男性がドライバーのアワンさんです。右側はドライバー仲間のカンゼの男前カムパです。翌日はアチェンガルに向かいますが、道路状況が非常に悪いそうで、この軽ワゴンでは身体が持たないので、アワンさんにグレードアップした車を持つ運転手を紹介してもらいました。その彼はニマさんというチベッタンで、彼との交渉でアチェンガルまで900元で連れて行ってもらうことになりました。
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