上海の石庫門住宅・余慶坊

2013/06/18 - 2013/06/18

石庫門住宅は旧上海の路地住宅の典型的な様式です。土地を無駄なく使うため、限られた面積により多くの人を収容し、また中国人に受け入れやすいように、住宅建設では西洋人から「長屋」と呼ばれる建築方式を採用しました。この住宅の入り口には石で造られた門があったので石庫門住宅と呼ばれました。余慶坊123号に1926年春と1928年暮から翌春にかけての二度の上海旅行で詩人金子光晴(1898-1975)とその妻森三千代が住んだ所。（金子光晴『どくろ杯』1971）を読んでいただければ当時の生活が手に取るように解ります。金子光晴の面倒を見た日本書店の内山完造さんの店も四川北路にありました。現在銀行の２階に記念館があります。中は庶民の生活の場です。家の中まで覗き込まないようにして下さい。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

四川北路から長春路に建つ 長春公寓。前の路が広いので建物全体が見渡せます。

玄関前でリサイクルショップを開店。

大変美しい建物です。

玄関口です。

招待所です。泊まりたいのですが外国人はお断りです。

優秀歴史建築に指定されています。四川北路１９１４−１９３２号

余慶坊の四川北路沿いは店舗になっています。

余慶坊の四川北路沿いは店舗になっています。

四川北路からの狭い入口。

余慶坊の中の狭い通路。

上を見上げれば洗濯物が空を塞いでいます。

余慶坊の中の狭い通路。

富源春鶏湯麺の店

余慶坊内は上も下も見ながら歩きます。

網の目のような路地。

網の目のような路地。

石庫門が並ぶ。

屋外の流し場。

洗濯物の中にキティちゃんが干してあります。

隣も石庫門住宅です。