上海の石庫門住宅・恒豊里

2013/06/18 - 2013/06/18

石庫門住宅は旧上海の路地住宅の典型的な様式です。土地を無駄なく使うため、限られた面積により多くの人を収容し、また中国人に受け入れやすいように、住宅建設では西洋人から「長屋」と呼ばれる建築方式を採用しました。この住宅の入り口には石で造られた門があったので石庫門住宅と呼ばれました。恒豊里は虹口区山陰路の魯迅故居の向かい側にあります。虹口は夜霧のブルースに「夢の四馬路（スマロ）か虹口（ホンキュ）の街か」と歌われるように日本人が１０万人住んでいたと言われています。脇の吉祥路を挟んで日本女学校（１９２３年）があった事から恒豊里にも日本人が多く住んでいたと想像できます。中は庶民の生活の場です。家の中まで覗き込まないようにして下さい。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

山陰路に面した恒豊里の入口。立派な石庫門が建っています。８５弄１〜３１号

山陰路に面した恒豊里の入口。立派な石庫門が建っています。６９弄３２〜１０８号

プラタナス並木の山陰路。両側に多くの石庫門住宅が並ぶ。魯迅故居のある大陸新村もあります。

恒豊里脇の吉祥路で日本女学校（１９２３年）の建物が今も残っています。

恒豊里脇の吉祥路で８５弄１〜３１号の建物。

恒豊里内の狭い路地。

洗濯物で玄関が見えません。

石庫門住宅の名前の謂れとなる石庫門。

９０年を経た現在、リホームしながら使われています。

石庫門住宅の名前の謂れとなる石庫門が並ぶ。

路地にあるゴミ集積所。

おじさんが洗濯物を干しています。昭和３０年代の景色です。

生活感が溢れる洗濯物の行列。

恒豊里内にも商店があります。

上海市文物保護単位、１９２７年中京江蘇省委旧址。

中京江蘇省委旧址と言っても今は一般住宅です。

裏の宝安路は商店街になっています。

吉祥路に沿って建つ 恒豊里の建物は長い。

赤煉瓦の建物は耐久性があります。

いったい何所帯が住んでいるのか解りません。

一間に一世帯が入る。

狭い路地が奥まで長く続く。

狭い路地に流し台が並ぶ。

吉祥路沿い８５弄１〜３１号に建つ建物は庭付きの花園住宅です。内側も広い路です。

吉祥路沿い８５弄１〜３１号に建つ建物は庭付きの花園住宅です。内側も広い路です。

吉祥路沿い８５弄１〜３１号に建つ建物は庭付きの花園住宅です。内側は庭付き高級住宅でした。

恒豊里内の８５弄２３号は大邸宅で、高い塀に囲まれ中は伺い知れません。