ラダック再訪の旅（４）～タクトクゴンパ、チェムレゴンパ～

2013/04/29 - 2013/04/29

ティクセゴンパの次は、チェムレゴンパ、タクトクゴンパに向かいます。チェムレゴンパは岩山の上に僧坊群が要塞の様に建てられており、青空を背景とした姿がすごく絵になるゴンパです。タクトクゴンパは、ラダックで唯一ニンマ派に属するゴンパであり、洞窟の中に作られた瞑想所には天井に無数の紙幣やコインが貼りつけられていて、独特な雰囲気を醸し出しています。

＜日程＞
　4/27(土)　関空→香港→デリー
　4/28(日)　デリー→レー
★4/29(月)　レー→上ラダック→レー
　4/30(火)　レー→リキル→ラマユル
　5/1(水)　ラマユル→リゾン→アルチ→レー
　5/2(木)　レー→チャン・ラ→上ラダック→レー　
　5/3(金)　レー→デリー→アーグラー
　5/4(土)　アーグラー→デリー→機中　
　5/5(日)　香港→関空

エリア レー(インド)

ティクセゴンパからインダス川をさかのぼり、チェムレゴンパ、タクトクゴンパに向かいます。

雪山。

ヘミスゴンパへの分岐点となるカルーの町で朝食休憩。

多くのラダッキを乗せた、ぎゅうぎゅう詰めの路線バス。

チェムレゴンパが見えてきました。

小高い岩山に僧坊群が要塞のように建てられています。

岩山の頂上に建てられたゴンパの本堂。

岩山の斜面に建ち並ぶ無数の僧坊群。

まずは、この谷あいにあるタクトクゴンパに向かいます。

タクトクゴンパに行く途中にあるサクティ村の風景。

軒先に麦わらを敷き詰めたチベット家屋。

数珠を手に持って歩くラダッキの女性。

携帯マニ車を回しながら、道端の巨大マニ車を回すラダッキ。

タクトクゴンパに到着しましたが、ラマ僧がどこにも見当たりません。近所の人に尋ねたところ、出張しているようで戻りが遅くなるとのこと。残念ながらこの日は入場できず、引き返しました。

４日後のパンゴンツォ断念日に引き返してきたときに、タクトクゴンパ再チャレンジをしましたが、運よくラマ僧にお会いできて、入場し参拝することができました。

まずは向かって左側にあるカンギュール・ラカンに入ります。

グル・リンポチェ像。

忿怒尊像。

このエンジ色の建物の奥にダクプクと呼ばれる洞窟ラカンがあります。

グル・リンポチェが瞑想したと言われる洞窟。

この洞窟の天井には、お布施された紙幣とコインが貼りつけられていて、独特の雰囲気がありました。

私も天井のすきまに１０ルピー貼りつけてきました。

タクトクゴンパから引き返し、チェムレゴンパに向かいます。

チェムレゴンパとサクティ村の道中にあるチョルテン。

雪山を背景としたマニ石塚とチョルテン。

マニ石塚とチョルテン。

道路と並行して走るマニ石塚。その向こうにチェムレゴンパが見えます。

雪山とチェムレゴンパ。

チェムレゴンパ。

頂上の本堂までは、岩山のすそ野をぐるっと回って車で行くことができます。

本堂の入口にあるマニ車。

ドゥカン（集会堂）。

チェムレ・ゴンパはヘミス・ゴンパの分院で、カギュ派の分派の一つであるドゥク派に属しています。そのドゥク派の管長であるドゥクチェン・リンポチェのお写真が、ドゥカンの正面に飾られていました。

如来の壁画の下に飾られたドゥクチェン・リンポチェのお写真。

マンダラ。

如来の千仏画。

トルマと呼ばれるバターで作られた供物。西寧のタール寺でバターで作られた仏像を見たことがあります。

ドゥカンを上がった所にある屋上。

その屋上の奥にあるラマ・ラカンに入ります。扉は閉まっていましたが、鍵がかけられていなかったので、入れました。

暗い堂内に紅帽ラマ像のリアルな塑像が数体並んでいます。

紅帽ラマ像。

花に囲まれたグル・リンポチェのこぶりな像。

屋上からの田園風景。

４日後のパンゴンツォ断念日にチェムレゴンパにも立ち寄りました。この日は晴れていたので、青空をバックにしたチェムレゴンパの風景を堪能できました。

青空とチェムレゴンパ。

チェムレゴンパを後にします。