ケニア・タンザニアの旅（５）～セレンゲティ国立公園１・ヌーの大軍団～

2012/12/30 - 2012/12/30

いよいよセレンゲティ国立公園に突入します。地平線の広がるサバンナの風景を車を走らせながら感じていると、道路の両脇に突如ヌーの大軍団が現れました。行けども行けどもヌーの群れが大平原に広がっており、いきなりセレンゲティの凄さを味あわせてくれました。

＜日程＞
　12/28(金)　関空→インチョン→機中
　12/29(土)　ナイロビ→ナマンガ(国境)→アルーシャ→マニャラ湖
★12/30(日)　マニャラ湖(サファリ)→オルドバイ渓谷→セレンゲティ
　12/31(月)　セレンゲティ(サファリ)
　1/1(火)　　セレンゲティ(初日の出バルーンサファリ)
　1/2(水)　　セレンゲティ→ンゴロンゴロ(クレーター内サファリ)
　1/3(木)　　ンゴロンゴロ→ナマンガ(国境)→アンボセリ(サファリ)
　1/4(金)　　アンボセリ(サファリ)→マサイ村→ナイロビ
　1/5(土)　　ナイロビ→機中
　1/6(日)　　インチョン→関空　　

エリア セレンゲティ国立公園周辺(タンザニア)

オルドバイ渓谷からセレンゲティに向かいます。地平線の広がる大平原の中の一本道を進んでいくと、道路の両脇にヌーの群れに遭遇しました。

ヌー（英名：Wilde beest、ウィルデビースト）

その名の通り、「ヌー」の鳴き声が聞こえてきました。

セレンゲティは「ヌーの大移動」で知られています。毎年４〜６月にセレンゲティからマサイマラへに向けて、草を求めて数百キロを大群が大移動を行い、１０〜１２月に戻ってくるそうです。年末年始の頃は、セレンゲティの南部に集まっているので、このヌーの大群を目にすることができました。この時期は、セロネラ地区では一頭もヌーには出会いませんでした。

シマウマの道路横断。シマウマもヌーとともに大移動を行うようです。

ヌーの横断。

ヌーの大群。

ヌーの大群。

ヌーの大群。

ヌーはアフリカの神話では「神様が、ウシの角とヤギのひげ、ウマのたてがみと尻尾を集めて作った」と言われており、どこかつぎはぎ感のある動物です。

どこまでも地平線の広がるセレンゲティ平原。

セレンゲティ平原とヌーの群れ。

こちらを注視するトムソンガゼル。身体の横腹に太い黒い帯が入っているのが特徴です。

アフリカオオノガン（英名：Kori Bustard）

実はまだセレンゲティに入っていませんでした。この小さな門がセレンゲティの入口であり、ンゴロンゴロ自然保護区との境界線となっています。

ヌーの道路横断が続きます。

ヌーの移動。

小さな入場門からしばらくすると、ナービ・ヒル呼ばれると小さな山にさしかかります。ここにあるゲートで入場料を支払います。

この丘の上から眺めるセレンゲティ平原は、まさに緑の海です。

その緑の海に無数に点在するヌーの群れ。

ソウゲンワシ。

ゲートの駐車場でうろつく、アフリカハゲコウ（英名：Marabou Stork）。コウノトリの仲間で、草原ではハイエナやジャッカルの残り物をあさり、街中ではゴミ捨て場にうろつく、カラス的な存在です。

ツキノワテリムク（英名：Superb Staring）

ナービ・ヒルを下ると、まずはシマウマに出会いました。

ヌーとシマウマの共存。

シマウマ。

シマウマはこのように、よく複数で重なり合っています。

シマウマ。

シマウマの横断。

道路の両脇に広がるヌーの大群。

ヌーの道路横断。

ヌーの飛び跳ねて走る姿。

ヌー。

シマウマ。

２頭のお尻に挟まれたシマウマのこども。

シマウマの親子。

シマウマの親子のお尻。

ハーテビースト。

ハーテビースト。

しばらく行くとヌーとシマウマの群れがいなくなり、動物のいる雰囲気が無くなりました。本日宿泊するソパロッジへ向かう道へ曲がり、動物のいない道をひたすら西に進んでいくと、一匹のジャッカルに出会いました。

大平原とジャッカル。

ソパロッジに向かう道は一部が悪路で、車がまるで踊るかのように揺れ動きながら進んでいきました。日も暮れてしまい、途中で道に迷いながらもようやくソパロッジに到着しました。