よっしゃ、京都へ行くどす(ぇ)！2012。　化野念仏寺へ。

2012/10/16 - 2012/10/16

愛宕念仏寺から徒歩で街道沿いを下ること10分弱で化野(あだしの)念仏寺へ到着します。

化野念仏寺は浄土宗のお寺となります。
山号は「華西山」を号します。

化野という地は東山・鳥辺野、洛北・蓮台野と並ぶ平安時代からの墓地で、風葬の地とされています。
寺伝によると、この地にお寺が建立されたのは今より1200年前のことと云われます。
弘法大師・空海が五智山如来寺を開創、野ざらしの状態出会った遺骸を埋葬したとされます。

その後は法然上人の常念念仏道場として、浄土宗・華西山東漸院念仏寺と称します。
本尊である阿弥陀仏は湛慶の作。

現在ある本堂や庫裏は正徳二年(1712)、岡山より参られた寂道和尚によって復興されたものです。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

鳥居本。

ホンダフリードのCMで使われた平野屋さんです。
この周辺はおみやげ屋さんや雑貨屋さんも多く良い町並みです。

イナバウアーならぬイヌバリアー(爆)

化野念仏寺へ到着。

山門前の釈迦・彌陀二尊像は本尊の阿弥陀仏座像と共に鎌倉時代のものです。

受付からは左方向が順路だそうです。

仏舎利塔。

こちらが西院の河原の入り口。
8000体ともいわれる無縁仏の霊を弔い、供養するために作られた場所です。
むむ？

うむむむ・・・。

本堂でお参り。

こちらも竹林も有名です。

竹林を抜けて石段を登ると六面六体地蔵があります。
六地蔵で表す6つの世界は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人道・天道となります。
いわゆる六道。

化野念仏寺はその場所柄か、危ない噂も多いですね。

私の場合、相手が攻撃的だと頭が痛くなるタチなのですが・・・
この日の化野念仏寺は穏やかでした。
ただ水子地蔵様周辺はやはりまずいですね。
空気が違います。
朝だったためか境内では野焼きしていて煙が多少漂っていました・・・そのせいじゃないね(汗)

とにかく、風がないのに渦を巻いている感じ？
感情的にはざわつきもせず、フラットなんですけど。
やっぱり賽の河原というか、生と死の間の場所は不思議な空間になるのかもとおもいます。

境内は紅葉も進んでいて、黄色のモミジ。
異様なほど静かに感じる化野念仏寺でした。

それでは祇王寺へ向かいます。