2010年　四大縣政府と鹿谷　06　員林客運で鹿谷へ

2010/07/13 - 2010/07/18

　７月15日木曜日、旅行３日目午後。

　台中からバスに乗って、凍頂烏龍茶の故郷「鹿谷」へ向かいます。

エリア その他の観光地(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

　員林客運干城站。
　9：30のバスに乗るつもりがバス停探しに手間取って乗り遅れ、次のバス（13：00）まで台中観光していました。

　待合室。冷房はありません。無料で荷物を預かってもらえましたが、待合所の片隅にただ置いておくだけ（笑。
　係員さんはランニングシャツに草履履き。この方にどのバスに乗ればいいか聞いていたら、タクシーの運転手さんが「鹿谷まで700元でどうだ」と言ってきました。実際は1,200元くらいかかるみたいなので、700はお得だったのかも。

　鹿谷を通るバスの行き先は「溪頭」または「杉林溪」。終点の杉林溪まで２時間40分ほどかかる長距離路線で、鹿谷まででも１時間45分くらいかかります。

　私たちが乗る13：00のバスは共同運行している台中客運の車両。そのためこの営業所で切符を買うことができません。バスが到着したら運転手さんに払ってくれとのこと。

　当時の台中発の長距離バスはほとんどが干城のバスターミナルから出発していました。バスターミナルといっても、雙十路一段の路上にバス会社の営業所が並んでいるだけです。バス会社によりますが、台中駅から歩いて10～15分くらい。片側一車線分がバスの停車場所になっていて、各社のバスが次々とやってきて出発して行くのは見ていて面白いです。
　写真のバスは私たちが利用したものとは別のもの。利用した車両は観光バスタイプで、トランクルームがあり大きな荷物はそこに預けました。

　私は台湾通（交通カード）を利用しましたがＮさんは現金での乗車。通常は乗車時に運転手さんに行き先を告げて切符を買いますが、今回はこのカードを渡され、降車時にこのカードを読み取り機にかざし、表示された金額を運転手さんに支払う形式でした。なるほど、便利な方法だ。

　バスは台中駅前を通り、建國路、台中路を南下。台中市から大里、霧峰へと進み烏溪を越えると南投県に入ります。草屯、中興新村と前回の旅行で通った道を南へ。南投市ではあのカルフール裏のバスターミナルに停車しました。名間を通りすぎ、濁水溪を名竹大橋で越えると竹山鎮に入ります。竹山の市街地には入らず省道３号から県道151号へ。このあたりから上り坂が続き、沿道には茶園の看板が多くなってきました。
　鹿谷の中心部に近づいたので、運転手さんに「遊客中心の近くで降りたい」と伝え、下車の準備。

　鹿谷中心部では鎮公所（役場）や農会（農協）といった主要地点を通りながら進みます。
　下車したのは「廣興」というバス停。到着予定時間より20分ほど遅れての到着でした。鹿谷バス停より先にあるので料金は171元。

　鹿谷遊客中心。鹿谷に着く前から雨が降り出し、このころは少し強い降りになっていました。

　予約してある民宿「鹿鼎荘」は、ここからまだ２キロほど山道を上らなくてはなりません。歩くのは難しそうなので、旅客中心の人に電話してもらって宿の人に迎えに来てもらう計画です。最近少しは中国語が通じるようになってきましたが、電話でのやり取りはやはり不安なのです。
　幸いすんなり話は通じて、宿の人が来るまでここで待たせてもらえることになりました。

　遊客中心の奥は特産品の展示販売場になっていて、テーブルではご近所の方々と係員さんがお茶を楽しんでいました。Ｎさんと私も混ぜてもらい歓談。今回の旅行はお茶に誘っていただく機会が多いですね。鹿谷の観光パンフレットもいただけましたよ。
　10分ほどで宿の人が車で迎えに来てくれて宿へ。

　15：30頃、本日の宿「鹿鼎荘」に到着しました。