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京都の桜をチェックするつもりだったのですが、いろいろあって気分がちょっと乗りませんでした。天気が良かったのを幸いに、二日目は久しぶりの浄瑠璃寺から岩船寺コースへ。ついでに、海住山寺まで回ってしまうというとんでもないハードなハイキングになってしまいました。<br />やっぱり、花をメインにするとあたりはずれがあり過ぎます。期待していなかったところに、きれいな花との出会いがある。二日目の方は気楽な旅になりました。

和菓子と桜の京都散策に、二日目は浄瑠璃寺から石仏巡り

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2012/04/07 - 2012/04/08

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たびたび

たびたびさん

京都の桜をチェックするつもりだったのですが、いろいろあって気分がちょっと乗りませんでした。天気が良かったのを幸いに、二日目は久しぶりの浄瑠璃寺から岩船寺コースへ。ついでに、海住山寺まで回ってしまうというとんでもないハードなハイキングになってしまいました。
やっぱり、花をメインにするとあたりはずれがあり過ぎます。期待していなかったところに、きれいな花との出会いがある。二日目の方は気楽な旅になりました。

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  • 桂で降りて、中村軒へ。桂離宮のとなりで、これまで気になってはいたのですが、今回が初訪問です。

    桂で降りて、中村軒へ。桂離宮のとなりで、これまで気になってはいたのですが、今回が初訪問です。

    桂離宮 名所・史跡

  • これが名物麦代餅。もっちりしたお餅に、あんこのほっこりとした感じは、間違いなく絶品です。<br />ほっこりの中に、まるでまだかまどの火の暖かさが残っているような。それにしても、ここまでのレベルとは思いませんでした。見た目も抜群。白いお餅に大きなクロモジが落ち着きを醸し出します。あめ釉に映える黄な粉の美しさも輝くよう。どうしたらきれいに見えるか、つぼを心得た姿です。食べながら、知らず知らず涙が出てきました。<br />あんまりすごいので、私はこれでもう帰りたい気持ち。二日の予定で来たのですが、今回これ以上の感動はもう味わえないでしょう。<br /><br />これから先のことを考えるとちょっと憂鬱です。

    イチオシ

    これが名物麦代餅。もっちりしたお餅に、あんこのほっこりとした感じは、間違いなく絶品です。
    ほっこりの中に、まるでまだかまどの火の暖かさが残っているような。それにしても、ここまでのレベルとは思いませんでした。見た目も抜群。白いお餅に大きなクロモジが落ち着きを醸し出します。あめ釉に映える黄な粉の美しさも輝くよう。どうしたらきれいに見えるか、つぼを心得た姿です。食べながら、知らず知らず涙が出てきました。
    あんまりすごいので、私はこれでもう帰りたい気持ち。二日の予定で来たのですが、今回これ以上の感動はもう味わえないでしょう。

    これから先のことを考えるとちょっと憂鬱です。

  • しかし、気持ちを落ち着かせて、嵐山へ。虚空蔵法輪寺に行ってみます。<br />ちょうど、十三参りでおめかしした子供たちがちらほら。桜が満開で、皆さん晴れ晴れとした表情です。

    しかし、気持ちを落ち着かせて、嵐山へ。虚空蔵法輪寺に行ってみます。
    ちょうど、十三参りでおめかしした子供たちがちらほら。桜が満開で、皆さん晴れ晴れとした表情です。

  • 展望台からは、渡月橋から嵐山の町並みが見えます。

    展望台からは、渡月橋から嵐山の町並みが見えます。

    渡月橋 名所・史跡

  • 梅もまだ咲いてました。<br />青空の下で、白い花が可憐です。

    梅もまだ咲いてました。
    青空の下で、白い花が可憐です。

  • 山を下って、琴きき茶屋へ。

    山を下って、琴きき茶屋へ。

    琴きき茶屋 グルメ・レストラン

    桜餅が名物 by たびたびさん
  • 餡子のない道明寺タイプの桜餅と嵐山を模した餡子の組み合わせ。<br />ずばり、あんこの方が余計ですねえ。せっかくの桜餅のよさを殺しています。あるいは、もっとあんこのレベルを上げるかです。観光客相手だとこうなるんです。<br />なかなか中村軒があたまから離れない証拠。こんな不平、不満を言っていては旅になりません。

    餡子のない道明寺タイプの桜餅と嵐山を模した餡子の組み合わせ。
    ずばり、あんこの方が余計ですねえ。せっかくの桜餅のよさを殺しています。あるいは、もっとあんこのレベルを上げるかです。観光客相手だとこうなるんです。
    なかなか中村軒があたまから離れない証拠。こんな不平、不満を言っていては旅になりません。

  • さらに嵐山の稲。ここも桜餅が名物らしいのですが。

    さらに嵐山の稲。ここも桜餅が名物らしいのですが。

  • 葉っぱが塩辛いことこの上ない。餡子とのハーモニーをまったく無視。何とかしてください。<br />あー。また、不平。予想したとおり、この旅は変な感じになってきました。何とか、立て直さねば。

    葉っぱが塩辛いことこの上ない。餡子とのハーモニーをまったく無視。何とかしてください。
    あー。また、不平。予想したとおり、この旅は変な感じになってきました。何とか、立て直さねば。

  • 天龍寺へ。

    天龍寺へ。

    天龍寺 寺・神社・教会

  • だんだん晴れて。

    だんだん晴れて。

  • いい感じになってきました。ここはお天気じゃないと冴えない庭。もう少し新緑があってもいいんですが、まあ合格。

    いい感じになってきました。ここはお天気じゃないと冴えない庭。もう少し新緑があってもいいんですが、まあ合格。

  • ただ、桜はまだまだ。

    ただ、桜はまだまだ。

  • 本来はここからの眺めがきれいなんですが。。

    本来はここからの眺めがきれいなんですが。。

  • 逆に、つつじがいい感じ。

    逆に、つつじがいい感じ。

  • しゃくなげも早いですね。<br />天龍寺を出て。

    しゃくなげも早いですね。
    天龍寺を出て。

    天龍寺 寺・神社・教会

  • 野宮神社にも寄ってみます。本来なら、ここから嵯峨野巡りをするところなんですが、やっぱり何か気持ちが乗りません。<br />賑やかな京都市内に帰ることにしましょう。

    野宮神社にも寄ってみます。本来なら、ここから嵯峨野巡りをするところなんですが、やっぱり何か気持ちが乗りません。
    賑やかな京都市内に帰ることにしましょう。

    野宮神社 寺・神社・教会

  • JR嵐山駅へ。ここから京都駅に出ます。

    JR嵐山駅へ。ここから京都駅に出ます。

    京都駅

  • 遠回りになりましたが、岡崎にやってきました。

    遠回りになりましたが、岡崎にやってきました。

  • 平安神宮にしてみます。

    平安神宮にしてみます。

  • 桜はまだとのことでしたが、紅枝垂れ桜の上の方は、いい感じ。これはやっぱりきれい。<br />満開の時だとけっこういい加減に見てしまいます。これくらいの方がよかったかもしれません。

    イチオシ

    桜はまだとのことでしたが、紅枝垂れ桜の上の方は、いい感じ。これはやっぱりきれい。
    満開の時だとけっこういい加減に見てしまいます。これくらいの方がよかったかもしれません。

  • 百日紅の幹。

    百日紅の幹。

  • 馬酔木の白い花。ちょっとしたところにも見所がある。それが平安神宮です。

    馬酔木の白い花。ちょっとしたところにも見所がある。それが平安神宮です。

  • 橋殿を望む景色。枝垂れ桜はつぼみですが、その分、うまく透けています。

    イチオシ

    橋殿を望む景色。枝垂れ桜はつぼみですが、その分、うまく透けています。

  • 橋殿を渡って、振り返ったところ。<br />ちなみに、日差しの強い夏の方が、けっこういい感じなんですよね。<br />

    橋殿を渡って、振り返ったところ。
    ちなみに、日差しの強い夏の方が、けっこういい感じなんですよね。

  • 気分が少し戻ってきたところで。近くの岡北へ。

    気分が少し戻ってきたところで。近くの岡北へ。

    京うどん 生蕎麦 岡北 グルメ・レストラン

    どろんとした卵とじの汁が深い味わい by たびたびさん
  • 30分くらい並んで。いただきます。海老のてんぷらと卵とじの出汁がよくあってます。ただ、敢えて言えば、もう少し変化が欲しいような。あっている分、味が単調に感じてしまいます。いかがでしょうか。<br />ところで、並んでる最中に、となりのおばさんと京都グルメの情報交換。かなりの情報通とみましたが、着眼点も違うし、すごく参考になりました。やっぱり、私はまだまだです。京都グルメは、一通り押さえるだけでも大変。気が遠くなるような遥かな道のりです。

    30分くらい並んで。いただきます。海老のてんぷらと卵とじの出汁がよくあってます。ただ、敢えて言えば、もう少し変化が欲しいような。あっている分、味が単調に感じてしまいます。いかがでしょうか。
    ところで、並んでる最中に、となりのおばさんと京都グルメの情報交換。かなりの情報通とみましたが、着眼点も違うし、すごく参考になりました。やっぱり、私はまだまだです。京都グルメは、一通り押さえるだけでも大変。気が遠くなるような遥かな道のりです。

  • そういう意味では、近くの平安殿。ここも押さえるべきお店です。<br />名物も店名と同じ平安殿。しっとりしたお饅頭は、ゆずの香りがいいですね。

    そういう意味では、近くの平安殿。ここも押さえるべきお店です。
    名物も店名と同じ平安殿。しっとりしたお饅頭は、ゆずの香りがいいですね。

    平安殿 本店 グルメ・レストラン

    食べて驚くのは、ゆずの香り by たびたびさん
  • 白川の桜。ここは早咲きで有名です。

    白川の桜。ここは早咲きで有名です。

  • 夕方の祇園らしい雰囲気に誘われて、観光客も集まっています。

    夕方の祇園らしい雰囲気に誘われて、観光客も集まっています。

  • その裏通り。するがや祇園下里に寄ってみます。<br />

    その裏通り。するがや祇園下里に寄ってみます。

  • この飴がお目当て。透き通った飴に閉じ込められた豆がきれいです。

    この飴がお目当て。透き通った飴に閉じ込められた豆がきれいです。

  • 同じ祇園の甘泉堂へも。

    同じ祇園の甘泉堂へも。

    甘泉堂 グルメ・レストラン

    即席しるこの「四君子」 by たびたびさん
  • これが四君子。前から気になっていた即席汁粉。帰っていただきましたが、これまで味わったことがないような、本当に上品でやさしい味。きめ細かな粉末にした即席だからこその味かもしれません。<br />なお、沸騰したての熱い湯がおいしくいただけるコツです。

    これが四君子。前から気になっていた即席汁粉。帰っていただきましたが、これまで味わったことがないような、本当に上品でやさしい味。きめ細かな粉末にした即席だからこその味かもしれません。
    なお、沸騰したての熱い湯がおいしくいただけるコツです。

  • その足で、八坂神社から。

    その足で、八坂神社から。

    八坂神社 寺・神社・教会

  • 円山公園の枝垂れ桜。<br />花見の人で溢れていましたが、花はまだまだですねえ。

    円山公園の枝垂れ桜。
    花見の人で溢れていましたが、花はまだまだですねえ。

    円山公園 公園・植物園

    現在は2代目 by たびたびさん
  • それなりに歩いて、疲れてきました。<br />もう宿に帰ってもよかったのですが、今日はもやもや不完全燃焼。

    それなりに歩いて、疲れてきました。
    もう宿に帰ってもよかったのですが、今日はもやもや不完全燃焼。

  • 久しぶりに清水寺の夜間拝観に行って見ますか。今日が最後だということだし。

    久しぶりに清水寺の夜間拝観に行って見ますか。今日が最後だということだし。

    清水寺 寺・神社・教会

  • だんだん暮れてきました。

    だんだん暮れてきました。

  • 京都タワーの瞬きがきれいです。

    京都タワーの瞬きがきれいです。

    京都タワー 名所・史跡

  • 舞台の全景も。

    舞台の全景も。

  • ライトアップされると、

    ライトアップされると、

  • やはり迫力があります。<br />たぶん桜は、まだつぼみが多いような。でも、ライトアップだと関係ないでしょう。

    やはり迫力があります。
    たぶん桜は、まだつぼみが多いような。でも、ライトアップだと関係ないでしょう。

  • ブルーの光が空に向かって。この演出も誰が考えたのか。すばらしい発想。こっちの桜は満開。池の水面には夜桜が写っています。<br />やっぱり清水に寄ったのは正解。どうにか気分が晴れてきました。

    イチオシ

    ブルーの光が空に向かって。この演出も誰が考えたのか。すばらしい発想。こっちの桜は満開。池の水面には夜桜が写っています。
    やっぱり清水に寄ったのは正解。どうにか気分が晴れてきました。

  • 翌日のために、奈良に移動。これは近鉄奈良駅のすぐそば。桜バーガーです。奈良にうまいものなしというんですが、ここは例外。本格的なハンバーガーを楽しみました。

    翌日のために、奈良に移動。これは近鉄奈良駅のすぐそば。桜バーガーです。奈良にうまいものなしというんですが、ここは例外。本格的なハンバーガーを楽しみました。

  • 翌朝の散歩。目に入った大仏アンパン。パネトーネです。餡子がぎっしり。昼飯も兼用になってしまいました。

    翌朝の散歩。目に入った大仏アンパン。パネトーネです。餡子がぎっしり。昼飯も兼用になってしまいました。

  • やすらぎ通りを南へ。<br />漢国神社の桜は満開。

    やすらぎ通りを南へ。
    漢国神社の桜は満開。

  • さらに、卒川神社に。

    さらに、卒川神社に。

  • 傳香寺の椿も。

    傳香寺の椿も。

  • 今度は奈良町を抜けて。<br />興福寺も桜が満開。奥に三重塔が見えています。

    今度は奈良町を抜けて。
    興福寺も桜が満開。奥に三重塔が見えています。

  • 地味ですが、これも国宝。平安末期の再建です。

    地味ですが、これも国宝。平安末期の再建です。

  • 南円堂に。

    南円堂に。

  • 北円堂が静かにたたずみます。

    北円堂が静かにたたずみます。

  • 浄瑠璃寺のバスが気になり始めまして。奈良公園から。

    浄瑠璃寺のバスが気になり始めまして。奈良公園から。

    浄瑠璃寺 寺・神社・教会

    極楽浄土を表現するコンパクトな配置 by たびたびさん
  • バス停のあるやすらぎ通ります。<br />でも、時間があるので、称名寺。村田珠光の菩提寺です。

    バス停のあるやすらぎ通ります。
    でも、時間があるので、称名寺。村田珠光の菩提寺です。

  • これが珠光のお墓。

    これが珠光のお墓。

  • 境内には白もくれんに。

    境内には白もくれんに。

  • 桜も、見ごろです。

    桜も、見ごろです。

  • さて、バスでいよいよ浄瑠璃寺へ。かなり久しぶり。前回は夏だったと思います。以来、紅葉の時期を狙っていたのですが、機会がなく。まあ、新緑でも十分。狭い空間に、別世界を作り上げる浄瑠璃寺の魅力は変わりません。

    イチオシ

    さて、バスでいよいよ浄瑠璃寺へ。かなり久しぶり。前回は夏だったと思います。以来、紅葉の時期を狙っていたのですが、機会がなく。まあ、新緑でも十分。狭い空間に、別世界を作り上げる浄瑠璃寺の魅力は変わりません。

    浄瑠璃寺 寺・神社・教会

    極楽浄土を表現するコンパクトな配置 by たびたびさん
  • 三重塔の薬師如来像が開帳されていました。

    三重塔の薬師如来像が開帳されていました。

  • これが本堂。九体阿弥陀如来像が安置されています。

    これが本堂。九体阿弥陀如来像が安置されています。

  • 拝観を終わって。対岸の三重塔を眺めます。向かい合う石灯篭も、あちらとこちらを結びつける役割でしょう。

    拝観を終わって。対岸の三重塔を眺めます。向かい合う石灯篭も、あちらとこちらを結びつける役割でしょう。

  • ここから、岩船寺に向かって歩きます。<br />浄瑠璃寺を出たところにあった無人販売所。草もちはまだ暖かくて、おいしい。

    ここから、岩船寺に向かって歩きます。
    浄瑠璃寺を出たところにあった無人販売所。草もちはまだ暖かくて、おいしい。

  • 途中の石仏めぐり。

    途中の石仏めぐり。

    石仏めぐり 名所・史跡

    浄瑠璃寺から岩船寺まで by たびたびさん
  • 歩き始めてすぐに、やぶの中の三尊像。

    歩き始めてすぐに、やぶの中の三尊像。

  • 少し国道を歩いて、ここから山道に入ります。

    少し国道を歩いて、ここから山道に入ります。

  • 分かれにある、あたご灯篭。

    分かれにある、あたご灯篭。

  • さて、からすの二尊。

    さて、からすの二尊。

  • 端正な印象です。

    イチオシ

    端正な印象です。

  • からすの壺。

    からすの壺。

  • やや登りになってきました。

    やや登りになってきました。

  • 険しい場所も。

    険しい場所も。

  • 大きな丸い岩に彫られた、不動明王(一願不動)。岩の大きさに対して、不動明王は小さいような。手の届く範囲で彫り上げたんでしょうか。

    大きな丸い岩に彫られた、不動明王(一願不動)。岩の大きさに対して、不動明王は小さいような。手の届く範囲で彫り上げたんでしょうか。

  • これが石仏めぐりのスター。笑い仏。

    これが石仏めぐりのスター。笑い仏。

    石仏めぐり 名所・史跡

    浄瑠璃寺から岩船寺まで by たびたびさん
  • 見晴らしのよい高台です。

    見晴らしのよい高台です。

  • 始めからなのか、後でこうなったのか。斜めに傾いてます。<br />さて、名前のように表情は笑っているのでしょうか。これは難しい。顔の目鼻立ちがそれぞれ丸みを帯びているので、そんな印象になるんでしょう。<br />

    イチオシ

    始めからなのか、後でこうなったのか。斜めに傾いてます。
    さて、名前のように表情は笑っているのでしょうか。これは難しい。顔の目鼻立ちがそれぞれ丸みを帯びているので、そんな印象になるんでしょう。

  • これは、みろくの辻弥勒磨崖仏。

    これは、みろくの辻弥勒磨崖仏。

  • 最後の三体地蔵磨崖仏。

    最後の三体地蔵磨崖仏。

  • コケの色が鮮やかで、美しい。これは絵になります。

    イチオシ

    コケの色が鮮やかで、美しい。これは絵になります。

  • 二時間くらいかかって、岩船寺に到着。<br />境内に鮮やかなミツマタの変り種。観賞用に改良されたもののようです。

    イチオシ

    二時間くらいかかって、岩船寺に到着。
    境内に鮮やかなミツマタの変り種。観賞用に改良されたもののようです。

    岩船寺 寺・神社・教会

    本堂の大仏に四天王立像も圧巻 by たびたびさん
  • こっちは普通のミツマタ。

    こっちは普通のミツマタ。

  • 本堂の拝観。<br />10世紀半ばに造られたという本尊の木造阿弥陀如来坐像は、圧巻。坐高2.8メートルの堂々たる大仏です。周囲を固める四天王像は室町時代。内陣に見事に安置されて、見ごたえ十分。しばし、時間を忘れて眺めました。<br />ただ、以前来た時の記憶がまったくなくて。こんなだったかなあ。ちょっと、不思議な感じも。どうも、三重塔でいっぱいいっぱいだったようで。やっぱり、こうした古刹は一回くらい来ただけではだめのようです。今度は、アジサイの季節に来てみたいものです。

    本堂の拝観。
    10世紀半ばに造られたという本尊の木造阿弥陀如来坐像は、圧巻。坐高2.8メートルの堂々たる大仏です。周囲を固める四天王像は室町時代。内陣に見事に安置されて、見ごたえ十分。しばし、時間を忘れて眺めました。
    ただ、以前来た時の記憶がまったくなくて。こんなだったかなあ。ちょっと、不思議な感じも。どうも、三重塔でいっぱいいっぱいだったようで。やっぱり、こうした古刹は一回くらい来ただけではだめのようです。今度は、アジサイの季節に来てみたいものです。

  • つまり、これしか記憶に残っていなかった、シンボルの三重塔。

    つまり、これしか記憶に残っていなかった、シンボルの三重塔。

  • 境内は日当たり良好。

    境内は日当たり良好。

  • 梅の花もまだ見ごろでした。

    梅の花もまだ見ごろでした。

  • 十分堪能して、加茂駅までバスで。しかし、時間にはまだ余裕があるようで。<br />京都に帰っても今からでは混んでるだろうし、がんばって海住山寺まで行きますか。海住山寺は、普通なら、車なんで。ちょっと無謀かもと思いつつも、歩き始めます。

    十分堪能して、加茂駅までバスで。しかし、時間にはまだ余裕があるようで。
    京都に帰っても今からでは混んでるだろうし、がんばって海住山寺まで行きますか。海住山寺は、普通なら、車なんで。ちょっと無謀かもと思いつつも、歩き始めます。

    海住山寺 寺・神社・教会

    屋外に建つ国宝の五重塔は日本に9つ by たびたびさん
  • やはり、想像したとおり、1時間歩いてやっとふもとへ。ここからがきつい上りです。

    やはり、想像したとおり、1時間歩いてやっとふもとへ。ここからがきつい上りです。

  • へとへとになって、やっと到着。

    へとへとになって、やっと到着。

  • 本堂に腰掛けてしばし休みます。

    本堂に腰掛けてしばし休みます。

  • 落ち着いたところで、国宝の五重塔。

    落ち着いたところで、国宝の五重塔。

  • 前回来た時は屋根と屋根の間が狭くて単調な造りといったイメージがありましたが、そうでもないような。伸びやかというほどではありませんが、すっくと建っています。

    イチオシ

    前回来た時は屋根と屋根の間が狭くて単調な造りといったイメージがありましたが、そうでもないような。伸びやかというほどではありませんが、すっくと建っています。

  • 周囲の雰囲気とあわせると。

    周囲の雰囲気とあわせると。

  • ちゃんとバランスが取れています。国宝の五重塔としては、二番目に小さいのですが、そんな感じも持ちません。やっぱり、計算されつくして、この形・大きさになっているんでしょう。<br />それに、こうした感覚は歩いてきたからというのもあるかも。前回は車で乗り着けたんで。やっぱり、それでは、体感にはなってなかったのだと思います。

    ちゃんとバランスが取れています。国宝の五重塔としては、二番目に小さいのですが、そんな感じも持ちません。やっぱり、計算されつくして、この形・大きさになっているんでしょう。
    それに、こうした感覚は歩いてきたからというのもあるかも。前回は車で乗り着けたんで。やっぱり、それでは、体感にはなってなかったのだと思います。

  • さて、今日はよく歩いて。これで帰るはずだったのですが、お寺で話し込んでいたら、是非にと恭仁京を薦められ。どうしても行かないといけない雰囲気に。<br />

    さて、今日はよく歩いて。これで帰るはずだったのですが、お寺で話し込んでいたら、是非にと恭仁京を薦められ。どうしても行かないといけない雰囲気に。

  • 仕方ありません。またしても大回り。<br />恭仁京とともに。その後、この地には山城国の国分寺が置かれまして、整備された広場の一角には七重塔の礎石が残っていました。<br /><br />

    仕方ありません。またしても大回り。
    恭仁京とともに。その後、この地には山城国の国分寺が置かれまして、整備された広場の一角には七重塔の礎石が残っていました。

  • 恭仁京のことですが、天皇の権威が確立したとされる奈良時代でも、体制を揺るがす事件はあったようで。740年に起きた藤原広嗣の乱もその一つ。藤原氏に代わって重用された吉備真備への不満から、大宰府で挙兵した乱。これはほどなく鎮圧されますが、その後、聖武天皇は、平城京からこの恭仁京に遷都。続いて、近江紫香楽宮、難波京へと転々とした後、745年に平城京へと戻ることになります。<br /><br />

    恭仁京のことですが、天皇の権威が確立したとされる奈良時代でも、体制を揺るがす事件はあったようで。740年に起きた藤原広嗣の乱もその一つ。藤原氏に代わって重用された吉備真備への不満から、大宰府で挙兵した乱。これはほどなく鎮圧されますが、その後、聖武天皇は、平城京からこの恭仁京に遷都。続いて、近江紫香楽宮、難波京へと転々とした後、745年に平城京へと戻ることになります。

  • さて、加茂駅からは京都に向かいますが、宇治駅で途中下車。伊藤久右衛門で抹茶ロールをお土産に買います。ちょっと、やりすぎ。もう本当にへとへとです。<br />これが、抹茶ロール。

    さて、加茂駅からは京都に向かいますが、宇治駅で途中下車。伊藤久右衛門で抹茶ロールをお土産に買います。ちょっと、やりすぎ。もう本当にへとへとです。
    これが、抹茶ロール。

  • 味にさほどのインパクトはないのですが、変に飾らないのが人気の秘密でしょうか。

    味にさほどのインパクトはないのですが、変に飾らないのが人気の秘密でしょうか。

  • ところで、京都駅からは、東京へ。なのに、名古屋で降りて、住吉のきしめん。最後まで懲りない私でした。

    ところで、京都駅からは、東京へ。なのに、名古屋で降りて、住吉のきしめん。最後まで懲りない私でした。

    京都駅

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