【ドバイ＆イスタンブール】6日目　旧市街＆ボスポラス海峡クルーズ

2011/11/02 - 2011/11/02

イスタンブール2日目は旧市街めぐり。

まずはホテルから徒歩5分のブルーモスクへ。
中は荘厳華麗なイズニックブルーの世界。
タイルに埋め尽くされたモスク内は溜息が出るような美しさです。　

アヤソフィア博物館はイスラム教とキリスト教が織り交ざった不思議な空間、イスラム色が強いけれども、剥がれた壁の下にはイエスキリストやマリアが隠されていたりして宗教と歴史の移り変わりを感じさせます。

アヤソフィアを満喫した後は地下神殿へ。
ここはとにかく異世界。
地下の貯水池と言われているけれども、その名のとおり神殿の様でもあり迷宮の入り口のような不思議な空間でした。
奥にはメデューサがいたりしてかなり不気味。 　

その後もひたすら徒歩観光。
途中、地図看板を見てたら「どこに行きたいんだい？」とおじさんが声を掛けてきました。
行き先を言うと「連れて行ってあげる」と。
これは絶対途中で案内したから金よこせって言ってくるなと思い、
「もう大丈夫」って10歩くらい歩いた所でお断り。

きっとそのおじさんは地図を見る外国人を見つけちゃ声かけてるんでしょう。
親切なのかもしれないけど、騙す人も中にはいるのでその線引きが難しいです。

トラムヴァイ沿いに歩きランチはスィルケジのエティシュというロカンタ（大衆食堂)で念願のナスのケバブと塩味ヨーグルトドリンク「アイラン」を戴きました。

髭のオジサンがケバブの食べ方を丁寧に教えてくれ、一つ作ってくれました。チリパウダーたっぷりかけて・・・
どれもとっても美味しかったです。

この辺りはロカンタが多く、チャイを飲みながらバックギャモンをしているオジサン達が集まってたりしてなかなか面白いエリアでした。 　

食後はエミノニュまで歩き、ボスフォラスクルーズへ。
途中、大型客船を眺めながら黒海の一歩手前まで行きました。
かつての要塞や高級別荘が立ち並び90分の船旅はあっという間。　

タイルが美しいと言われているリュステムパシャジャーミィに入ると丁度お祈りの時間らしく、何人かの信者がお祈りの最中でした。
私もストールを頭に被り眺めていたのですがとても不思議な光景です。 　

このモスクはとても小さかったですが、とにかくタイルが素晴らしかったです。
無料で配ってたコーランを貰ってイスラム過激派と間違えられないかドキドキしつつエジプシャンバザールへ。。。
スパイスを買いつつ、マフムートパシャ坂を抜けて再びグランドバザールへ。

同じ店で2個目のランプを買って夕食はホテル裏手の小さなロカンタでピデ（トルコピザ）とラムケバブのヨーグルトソースを戴きました。
もちろんアイランも忘れず注文♪

ここはとにかく美味しくそして安い！！
地元の人が集まるお店なのか顔風の男性だらけ。
食後もチャイを飲んで話に花を咲かせている髭モジャのオジサン達がいるお店ってなんとなく入りづらい感じもしましたが、素朴な味とビックリ価格にどっぷりハマっちゃいました。

この日はピデ1枚、ケバブ1皿、アイラン2杯で食べきれないほどの量で15TL（およそ750円）でした。。。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食レストラン。
最上階です。

内容は至ってシンプル。
目玉焼きにチリパウダーがたっぷり掛かっているのにビックリ。

ホテル横の坂道を下って3分で到着。

コンスタンティヌス7世のオベリスク モニュメント・記念碑

ブルーモスクの内部。
広くて天井が高くて、どこを見てもタイルで埋め尽くされています。

スルタン アフメト モスク 寺院・教会

同じイスラム教でも、UAEのモスクよりも重厚感があるのは建物に歴史が刻まれているからでしょうか。

細部は模様のように掘り込まれたアラビックがびっしり・・・

スルタンアフメット・ジャーミィ：通称ブルーモスク。
外観も素晴らしかったです。

対面にあるのはアヤソフィア博物館。
数々の歴史を超えて、現在は博物館になっています。

中に入ってビックリ！
ブルーモスクはブルーの世界だったけど、アヤソフィアはブラック＆ゴールドの世界。

アヤソフィア 寺院・教会

天井のドームの中央には文字が刻まれています。

額に入れられたアラーを讃えるコーランの一説の文字。
偶像崇拝を禁じたイスラム教はカリグラフィ技術が長けてたそうです。

2階の回廊からの眺め。

円盤状のカリグラフィもこんな近くに。

元はギリシャ正教の大本山だったアヤソフィア。
その後、コンスタンティノープル陥落で漆喰で埋め固められイスラム教の寺院となりましたが、その後発掘され、キリスト教、イスラム教を併せ持つ博物館となりました。

天井にもマリア様。

こちらのキリストは綺麗に残っていました。

今度は地下宮殿へ。

イスタンブル地下宮殿 城・宮殿

その昔は貯水池だったと言うけれど、本当に宮殿のようです。

水がとても綺麗で、コイ？が泳いでいました。

中はとても広く、巨大さを実感します。

柱の根元にはメデューサが・・・

もう一体。今度は横向きです。

アーレムダール通りを抜けてスィルケジ駅へ

エティシュでランチです。

英語が全然通じないので指差し注文。
それにしても店内もタイルとは・・・

ナスのケバブとトマトとミントのスープ。

ナスは皮を剥ぎ、間に挟んで焼いたお肉とご飯とナスをペースト状にしてトルティーヤのような薄いパンに巻いてチリパウダーをかけて食べました。

スィルケジ駅の交差点にあったお菓子屋さん。
トルコ伝統のお菓子が並びます。
ハチミツとナッツたっぷりのお菓子を食べ歩き用に購入。

スィルケジ駅 (マルマライ) 駅

お菓子屋さんでもカリグラフィとタイル・・・

イェニジャーミィ

イェニ ジャーミィ 寺院・教会

ボスポラスクルーズ出発！

ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験

ガラタ橋の袂から出港です。

クルーズ船が2隻停泊してました。
こちらはオーシャニア・マリーナ号。

MSC・マニフィカ号。

別荘地を抜けて・・・

橋を通過

ちょっと色づいてます。

砦が折り返し地点でした。

クルーズの後は合羽橋のようなハスルジュラル通りへ。
トルコのピデ（ピザ）は長いからか、ピザピールもみんな細長かったです。

道端でざくろジュース、オレンジジュース、にんじんジュース等々、フレッシュジュース屋さんが多いです。
オレンジジュースはとっても濃くて美味しかった♪

こじんまりとしているけれども一番気に入ったリュステム・パシャ・ジャーミィ。
見過ごしそうなほどな入り口の小さなモスク。
中は見事なイズニックブルーの世界でした。

リュステム パシャ ジャーミィ 寺院・教会

壁一面・・・

エジプシャンバザールでサフラン購入。。。
イラン産がお薦めだと言われたけど、高いのでトルコ産にしました。
イラン産に比べると20分の1のお値段・・・

エジプシャンバザール 市場

夜はホテル近くのロカンタで。
ひき肉と卵のピデ。
これ、半分の大きさです。1つ頼んだら分けてきてくれました。

卵とひき肉でなんだか懐かしい味。
ピデもカリっと香ばしく、ハマる味でした。

Yabaci Pide ve Kebab Salonu 地元の料理

羊肉のケバブ、ヨーグルトソース。
飲み物はアイランで。

英語のメニューが一応あるけど、全く英語が通じないのでメニューの写真を指差し注文。。。

ヨーグルトの量がかなり多いけど、さっぱりしているのでお肉料理に合う！！

ホテルの近くなので夜でも安心。
本当に美味しいお店でした♪

この旅行記へのコメント （2）

• エンリケさん 2012/05/04 13:56:01

  壮麗なイスタンブールのアヤソフィア

  花琳さん
  
  こんにちは。
  イスタンブール旅行記、拝見しています。
  
  ブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿、リュステム・パシャ・ジャーミィとありますが、やっぱりアヤソフィアは圧巻ですね。
  
  後世のブルーモスクにもこのアヤソフィアの影響がうかがえますし、古代ローマ建築の技術の高さに驚きっぱなしです。
  
  だからこそオスマン帝国軍も異教の象徴であるこの大聖堂を破壊せずにモスクに転用しようとしたのでしょうね。
  
  イスタンブール、ますます行ってみたくなりました。
  またほかの旅行記も拝見させていただきます！

  KRNさん からの返信 2012/05/04 14:53:00

  RE: 壮麗なイスタンブールのアヤソフィア

  投票ありがとうございました。
  
  ドバイのダイナミックさにも圧倒されましたが、イスタンブールの歴史の重みには全くかないませんでした。
  アヤソフィア、混み合っていたので見送る所でしたが親切なトルコ人のお陰ですぐに入れたのでとても良かったです。
  
  イスタンブール良いですよ。
  
  カッパドキアの気球にも興味はありますが、またトルコに行く機会があるのであればイスタンブールでのんびり旧市街めぐりをしたいと思うくらいです。
  
  もう少し続きますのでよろしくお願いいたします。