2009/04/02 - 2009/04/07
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binchanさん
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4月3日金曜日、旅行二日目の続きです。
池上を13:30頃に出た自強2097次は、中央山脈と海岸山脈に挟まれた、まるでU字谷のような花東縦谷を順調に南下。なだらかな傾斜をもつ平地とその彼方に雲をまとった山脈が見え、台東駅が近づくころには卑南溪がもたらす独特の地形が目を楽しませてくれます。「利吉悪地」「小黄山」と呼ばれるこれらの地形は、泥岩の岩肌が侵食され、まるで月面のように荒涼とした奇観だそうです。
14:05、台東駅到着。
市街地から4キロほど離れている台東駅は、利用者数からするとかなり広い構内なのですが、清明節連休のこの日、改札口は通勤列車並みの混雑ぶり。2年前に訪れた際の閑散としたあの駅とは別物のよう。
しかし殺風景な駅前は相変わらず。広い駅前ロータリーの片隅にあるバス乗り場から市街地への路線バスに乗りました。外から来た人が乗ることは少ないようで、わかりやすい案内などはありません。停まっていたマイクロバスのダッシュボードに「台東市區」と表示されているのを見て乗車。行き先を告げ、料金を運転手さんに支払います。
(この旅行記は2021年に大幅に書き直し、3つの旅行記を一つにまとめました。元の旅行記にいいねしてくださった方、まとめてしまって申し訳ありません。なお、文中の「今・現在」は2021年5月を指します。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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20分ほどで鼎東客運の海線バスターミナル到着。当時はまだ台東轉運站(総合バスターミナル)はありませんでした。
まずはホテルにチェックインしたいのですが、場所を調べてくるのを忘れていました。当時は簡単にグーグルマップで、というわけにはいかないのです。目の前に旅遊服務中心(ツーリストインフォメーション)があったのでそこで聞いてみることに。予約確認書に書いてある住所を見せたものの、係員さんもわからないとのことで、電話をして聞いてくれました。
ホテルの人が迎えに来てくれることになり、係員さんたちとお茶を飲みながら待ちました。5分ほどでバイクが迎えに来て、後ろに乗せてもらってホテルへ。乗りなれないからちょっと怖かった。台東縣旅遊服務中心 散歩・街歩き
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15:02、台東旅行家商務會館(タイタントラベラーホテル)にチェックイン。
今でこそ台東にも新しいホテルやおしゃれなゲストハウスがありますが、当時は古いビジネスホテルや旅館ばかり。日本からネットで予約できるところも限られていて、市街地ではここと三博大飯店くらいしかありませんでした。三博大飯店はいつ見ても空室ナシで、結局はここ一択。(三博大飯店は現在の松夏大飯店)タイタン トラベラー ホテル ホテル
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外の看板は「旅行家商務會館」なのですが、ところどころが昔の看板のままになっているようです。入口は「hotel thousand Year」。
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避難経路案内は「千歳門大飯店」。
台湾の建物って空襲避難経路が必ず書いてありましたよね。なのに火災や地震の際の避難については何も書いてなかったような…。そっちの可能性の方が高いだろうに。さすがに今は違いますよね? -
ちなみに、これは2012年の入口の写真。ようやくここもトラベラーホテルになりましたね。
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この写真も2012年に泊まった時のものですが、受付のお姉さんは2009年と同じ人。
2009年は家族経営的なのんびりした雰囲気だったのですが、2012年はビジネスホテルっぽいスマートな感じになっていました。 -
ついでに外観も。2012年バージョン。(2009年は外観の写真がない)
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2018年バージョン。
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部屋の写真を撮っていなかったので、これも2012年の写真です。2009年も動画は撮ってあったので見返してみると、2012年はきっちり3年分古くなってるなという印象。
冷蔵庫は自分でコンセントを差してスイッチを入れないといけません。チェックインしてすぐに冷やしたいものがある場合は困るかも。今はどうなっているのかわかりませんが、こういう冷蔵庫って外国ではよくありますよね。とってもエコなことだと思います。 -
浴室の写真も2012年のもの。
2009年に泊まって問題がなかったのでここを選んだのですが、3年の間に老朽化し手入れも行き届かなくなった感じでした。最近の口コミを見るとリノベーションされて、おしゃれになったようですね。 -
ロビーで販売されていた釈迦頭の白酒(焼酎)を買ってみました。アルコール度数が高いので旅先で飲むのは危険です。部屋飲み用にビールも買おうとしたら、フロントのお姉さんが500ml缶をプレゼントしてくれました。ありがとうございます!
釈迦頭酒の味は、正直なところよくわかりませんでした。釈迦頭の風味があったような…。 -
荷物を置いたら、台湾史前文化博物館へと向かいましょう。
時間がなかったのでタクシーで行きます。フロントでタクシーの相場料金を尋ねたら、呼んで料金交渉もしてくれました。台東はメーターではなく交渉制なので助かります。250元でした。
ホテルで台東の地図や博物館のパンフレットももらいました。国立台湾史前文化博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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平日の夕方、あと一時間半で閉館という時刻です。社会見学の子供たちも見かけず、ほかの見学者はほとんどいませんでした。というわけで、撮影も寂しくセルフタイマー。
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顔ハメはカメラが置ける適当な台がなく、ハマることすらできず。
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展示は「定期の企画展示」「自然科学分野」「先史文化」「原住民族の民俗」と大きく4つに分かれていました。この写真は先史文化の展示室入口のものだったかと。
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自然科学分野の展示。
内容は日本の博物館と似たり寄ったりの模型やビデオ、押すとランプのつくジオラマといったところ。 -
台湾の遺跡は、巨石文化が太平洋側、土器文化が台湾海峡側に集中しているのだそうです。文化の担い手が違ったということでしょうか。
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芝山岩遺跡出土のヒスイの装飾品。3500年前のものだそうです。
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ホールにあった巨石風オブジェ。出土品というわけではないようです。
ミュージアムショップで買い物がしたかったのですが時間がなかった。またゆっくり見学しに行きたいものです。 -
帰りは鉄道で。
博物館から歩いて10分で康樂駅に着きます。窓口で切符を購入。台東までは1区間です。康楽駅 駅
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ホームへは線路を越えて行かないといけません。ちゃんと跨線橋があるけれど…
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線路を渡っていく人も。当時はゆるかったんですね。今だと厳重注意されますよね。
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帰省土産を持った人でホームも混雑。小さな駅ですが莒光(特急列車の一種)が停車します。これらの人々のほとんどが高雄方面の列車に乗っていきました。
17:19の莒光93次に乗車。 -
17:32、定刻より少し遅れて台東駅に到着。改札が混んでますね。
市街へのバスはマイクロバスではなく大型バス。その大型バスが通勤バスのように満員です。さすが清明節前日。
この混雑では運転手さんに迷惑をかけられないので、一緒に乗るおばさんたちに行き先が正しいか確認。おばさんたちは老眼なのか地図がよく見えないようで、近くにいた高校生の男子を即座に捕まえて聞いてくれました。高校生が「僕、台東の人じゃないんで…」と逃げようとするのを、「地図を見るだけよ、見なさい」と詰め寄り、このバスの終点まで乗っていけばよい、という結論に達したのでした。
ところが、乗っている最中、私とおばさんたちのやり取りを聞いていた他の人が、「このバスの終点は台東大学だから、終点じゃダメ」だと言い、どこかよくわからない市街地でその人と一緒に降りることに。降りた場所が分からないので、その人に地図を見せて「ここはどこですか」と聞きましたがなぜかその人も「私も分からない」と…。なんですと!?
台湾の街は通りの名前が交差点ごとに書いてあるので、少し歩くとすぐに現在位置はわかりました。ホテルのすぐ近くでした。台東駅 駅
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晩御飯前に、このお店でシャンプーしよう。
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トリートメントもして148元。
美容師さんに「夜市ってないの?」と聞くと、「夜市は日曜だけだから、今日はないのよ」とのこと。今でこそ週三日の観光夜市がありますが、当時は日曜の四維路夜市しかなかったんですね。 -
19:53、台東名物の米麺「米台目(米苔目)」を食べます。ここは下調べしてありました。
現在は移転していると聞いたので検索してみたのですが、同じ名前の店が2つあって、どちらが正しいのかわかりません。看板の雰囲気からすると大同路のお店がそれっぽい。 -
小菜一つと米苔目、そしてビール。本日のA小菜は筍の炒め物でした。金針(金針という花のつぼみ)はシーズンじゃないようです。
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麺はタラタラになるまで煮てあるので箸ではつまめません。ステンレスのレンゲで切ってすくって食べます。濃い目のブシ系の味がしみていておいしいです。すっかり米苔目好きになってしまいました。
さて、お会計してホテルに帰るか、と店内を見まわして、ふと天井に目をやると… -
私の頭上にあの虫(G)が!(写真は関係ありません)
天井にへばりついているじゃありませんか。あまりのショックにどうやって店を出たかも覚えていません。外から改めて店内を覗いてみたんですが、まだへばりついてました。ヤツがうっかり手を滑らせていたら…、と思うとぞっとします。
こういう時に一人旅だと気を紛らわせるすべがないんですよね。動揺が治まらないので夫に電話しました。国際ローミングで…。
海外から電話をかけてくるなんてどんな緊急事態かと夫は驚いたそうです。それが「レストランにGがいた」だったので、「そんなことで電話すんな」と怒られました。でもさ、泥棒とか怪我をしたとかだったら警察なり保険会社なり、頼りにするところはあるけれど、これはそういう救いがないんだもん、仕方ないじゃん。とりあえず「大変だったね。きっともう出ないよ。」ととってつけたような慰め言葉をいただき、不思議と立ち直って、この夜は熟睡できました。ありがとう、夫。
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