2009/04/02 - 2009/04/07
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binchanさん
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4月4日土曜日、清明節、午後はちょっと遠出します。
台東の路線バスは主に鼎東客運が運行しています。台東⇔高雄の國光客運、台東⇔花蓮の花蓮客運という二つの長距離路線以外、当時のバスはすべて鼎東客運の路線でした。(現在は台東にも市バス(市區公車)があり、その運行には普悠瑪客運も参入しています。)
鼎東客運は「海線」と「山線」に分かれていて、あたかも別の会社であるかのように運営されています。のちに知ったのですが、2つの会社が合併し、それぞれの保有路線をそのまま継承しているのだそうです。最近は海線山線を統合したHPもあるのですが、当時はHPも別々でそれがとても分かりづらかった。しかし、システムさえわかれば情報が細かく、移動の計画を立てるのに大変役立つHPでした。
現在台東の交通を調べるのであれば、台東轉運站のHPが最も便利。
https://taitung.biz/
(この旅行記は2021年に大幅に書き直したものです。元の旅行記にいいねしてくださった方、申し訳ありません。なお、文中の「今・現在」は2021年5月を指します。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これから乗るのは「海線」です。海線=海沿いの路線というわけではないのですが、目的地である三仙台まではほぼ海沿いを走ります。
当時は海線と山線のバスターミナルが全く違う場所にありました。ここは海線のターミナル。2018年に台東へ行った時も、外観はすっかり変わっていましたが、降車場として利用されていました。
窓口で切符を買って12:40のバスに乗車。
市街地を出て30分くらいで富岡港を通過。車窓からは見えませんがここあたりの海岸は奇岩が続く景勝地とのこと。小さな集落をいくつか通り、時々右手には海が広がる長閑な風景です。東河では東河橋も見えました。
やがて「成功」に到着。
成功には總站(バスターミナル)があり、ガンガン飛ばし定刻より15分も早く到着したバスはここで時間合わせ。成功からタクシーの計画だったのを、ホテルの人に「成功にタクシーはいないよ」と言われてやめたのですが、總站には客待ちしているタクシーがいました。バスの到着に合わせてタクシーが来るのでしょう。
成功からもあいかわらずガンガン飛ばしまくっている運転手さん。目指す三仙台は成功からすぐのはず。運転手さんに「三仙台に着いたら教えて」とお願いしてあるけれど、念のため車窓を注意深く見ていなくては。出発してから10分近く経過して、いくらなんでももう行き過ぎでは?と思っていた矢先「白守蓮」というバス停を通り過ぎた!
白守蓮は私の切符に記されているバス停名で、それはこの料金区間の最遠バス停という意味なのです。ってことは三仙台は明らかに過ぎている。運転手さん、絶対忘れてるね。(か、もともと通じてないか)
その次のバス停で下車。
乗り越しになっちゃったけれど、追加料金は請求されませんでした。一緒に降りた少年に「三仙台はどっち?」と聞くと、やはり来た方角を指しました。 -
三仙台は海に突き出ているため、海岸からなら遠くからでも見えるはず。見失わないようにとりあえず海岸に出ました。この海岸、現在はアート作品などが置かれて観光地になってます(比西里海岸)。遠くに見える橋が三仙台。
集落を抜ける道すがら、清明節を家族で過ごす様子が垣間見えました。従兄同士なのでしょうか、子供たちが野球をしていたり、庭にテーブルを出して大人数で談笑していたり。墓地にはきれいな花が供えられてます。キリスト教のお墓も清明節にお墓参りするんだ、なんて思ったりして。乗り過ごしも悪くないかもしれません。 -
15分ほど歩くと三仙台の駐車場に到着。
入口に大きな岩がありました。 -
車やバイク、観光バスも停まっていました。
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まずはサービスエリアをチェック。数ある土産物や食べ物の中で目を引いたのはトビウオの唐揚げ。帰りに食べようと思ってたんですが時間がなくて食べられなかった。大きなヒレがピンと広がった立派なトビウオをまるごと揚げた、おいしそうな唐揚げだったんですよ。
見物には意外と時間がかかる by binchanさん三仙台 海岸・海
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朝の台東は小雨がぱらつく曇天だったのですが、三仙台は快晴。日焼けしそう。
水代りにと椰子汁を買ったのですが、ヤシの実にストロー挿して渡されました。これじゃ持ち歩けませんね。椰子の実はディスプレイでペットボトルに詰め替えてあると思ったのに。ちょっと青臭くて、それがまたおいしかったです。 -
8連の太鼓橋を渡った先の島に、洞窟やら奇岩やらがあるらしい。
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たかだか数百メートル先の島まで橋がかかっているという「ありがち」な景勝地、「橋と海を適当に眺めて終わり」くらいに考えていたけれど、その場に行ってみるとつい頑張って渡る気になってしまいました。
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結構な高低差がある太鼓橋を8つも上り下りするのか…。近くで見ると距離もかなりありますね。(旅名人ブックス「台湾東海岸と基隆」によると、階段は合計320段あるそう)
1987年に建設されたこの橋、昼夜太平洋の荒波にさらされてて老朽化が怖いですよね。安心してください、2017年にちゃんと改修工事が行われています。
橋の上は風がさわやかで景色にも癒され、それほど苦労を感じずに渡りきることができました。アップダウンに気を取られていたせいか、高所恐怖症でもあまり怖くなかったし。見物には意外と時間がかかる by binchanさん三仙台 海岸・海
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予想より大変だったのは渡ってから。
島は意外と広くて、整備されていて歩きやすいとはいえ「延々と」という形容がふさわしいほど歩きます。 -
前を西洋人の若者の一団が歩いていたのですが、みんな若くて何を見ても楽しいようで仲間同士でわいわいとはしゃいでいました。あんなだったら疲れ知らずだろうな。
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疲れはしますが、灌木と草が生い茂る橋付近から大岩を望む奇岩地帯、荒磯、と風景は見ごたえあります。さすが花東海岸随一の景勝地。
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これらの岩は火山性のもの。元は陸続きの岬だったのですが、浸蝕され島となり、さらに三つの岩に分かれたそうです。呂洞賓、何仙姑、李鉄拐の三仙人が海を渡る際、それぞれの岩で休んだということで「三仙台」と名付けられたとのこと。
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火山から出た石が火山灰などで固められた「集塊岩」というのが島を形作っているみたいです。よく見ると岩の中に小さい石があります。
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島の向こう側に洞窟やら灯台やらあるんですが、三分の二ほどのところで急に「路径危険請勿進入(危険につき侵入禁止)」の看板が。せっかく30分も歩いたのに…。
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この写真は動画から切り出したんですが、この人たちはロープの前でしばらく協議した後、乗り越えて進んでいきました。よく見ればその前にも団体がいるし、みんなチャレンジャーだなあ。
引き返そうとしたら、脇にちゃんと別の道がありました。 -
しかしそちらの道は未整備の岩場。こののような岩を乗り越えて進まないといけません。私の脚力では太刀打ちできそうにない…。
というわけでとっとと諦めて、再び延々と歩き、コツコツと8つのアーチを渡り30分かけて戻りました。 -
観光案内所で筆談とカタコト華語を駆使してバス停と時刻を教えてもらいました。係員さんは資料を調べて「バスは15:50、バス停は坂を登って道路を左に曲がったところです。バス停まで10分くらいかかるのでぎりぎりです。さあ走って!」とのこと。
ダッシュでバス停へ。それで売店には寄れなかったんです。次のバスでもよかったんだけど、「さあ走れ」って言われちゃったし、係員さんが私を追ってきて近道まで教えてくれたので、売店に戻るなんてできなかった…。
おかげで無事バスに乗れました。 -
16:10、せっかくなので港町で魚でも食べようと成功で途中下車。
成功バスターミナル バス系
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成功は割と大きな港町ですが、清明節だからか時間が中途半端だからか、はたまた地方都市だからなのか、軒並み店が閉まっています。墓参り用なのか、花を売るお店だけが大繁盛。
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港の活気を求めて市場の方にも行ってみましたが閑散としていました。
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活気のない港。
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営業しているパン屋さんを見つけて、明日の朝食用にパンを買いバス停へ。
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行きのバスから總站の売店で何か食べている人を見かけた記憶があったので、切符を買う時に「何か食べられますか」と聞いたけれど、「できないよ、お向かいの店でなら食べられるよ」とのこと。
よく見たら対面の店は開いていました。灯台下暗し…。でも腰を落ち着けて食事するにはちょっと時間が足りない。とりあえず待合所でパンを食べて一時しのぎするか。成功バスターミナル バス系
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清明節の夕方、バス停ではおじいちゃんおばあちゃんが、息子夫婦や孫たちと別れを惜しんでいました。お供えのお下がりでしょうか、子どもたちは果物やお菓子の入った籠を持って、バスに乗ってからも手を振って。その光景は日本のお盆明けの情景にとても似ていました。
16:50のバスに乗り、台東へは18:00過ぎに到着。渋滞もありませんでした -
繁華街でバスを降り、ウインドーショッピングしながらホテルへ。
ホテルに戻ってフロントのお姉さんに「このあたりでお魚を食べられるいい店ないですか?」と聞くと、「え?成功へ行ったのにお魚を食べてこなかったの?」と突っ込まれてしまいました。「お店が閉まっていて食べられなかった」と言うと、「清明節だからかな」とのこと。
そして「虱目魚」がおいしいお店を紹介してくれました。 -
光明路肉魯飯(場所は不明)というお店でお姉さんお勧めの「虱目魚皮湯(スープ)」と肉燥飯を注文。
虱目魚の皮は厚いのに硬くなく、スープもあっさりしていて魚の臭みもほとんどなし。皮は取り出してわさび醤油で食べてもよし。
肉燥飯はご飯の上に肉や野菜、漬物が乗っていて具沢山。ただ、私の好みの味ではなかった。栄養のバランスは考えずに肉魯飯にすればよかったかも。
夕食時のはずなのにお店はガラガラ。街の人通りも少ない。もっと別の場所がにぎわってるのかな?それとも台東はこういうもの? -
便利そうなミニショルダーバッグを衝動買い。しばらく重宝して使ってました。
三日目もこれにて終了。明日は午前中に山へ行って、午後は知本温泉に移動します。タイタン トラベラー ホテル ホテル
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