台東旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 4月5日日曜日、午後。<br /><br /> 今日はこの後知本温泉へと移動します。予定では延平から直接台東へバス移動だったのですが、布農部落での滞在を早めに切り上げたため、台東行きのちょうどよいバスがありませんでした。そのため反対方向のバスで駅のある鹿野へ向かい、鉄道に乗り換えて台東に戻ることにしたのです。ちょっと予定外の寄り道です。<br /> 鹿野は日本時代の移民村跡の散策とか、お茶農家でのアグリツーリズムとか、高台でパラグライダーなど、見どころがたくさんあります。残念ながら、今回は乗り換え時間での短い観光なので、タクシーで茶園を見て茶葉を買っただけになりました。<br /><br />(この旅行記は2021年に大幅に書き直しています。旅行記の区切りも変更しています。元の旅行記にいいねしてくださった方、申し訳ありません。なお、文中の「今・現在」は2021年5月を指します。)

2009年 春の台東旅行 8 鹿野でお茶を買って知本温泉へ

7いいね!

2009/04/02 - 2009/04/07

323位(同エリア404件中)

旅行記グループ 2009 春の台東

0

15

binchanさん

 4月5日日曜日、午後。

 今日はこの後知本温泉へと移動します。予定では延平から直接台東へバス移動だったのですが、布農部落での滞在を早めに切り上げたため、台東行きのちょうどよいバスがありませんでした。そのため反対方向のバスで駅のある鹿野へ向かい、鉄道に乗り換えて台東に戻ることにしたのです。ちょっと予定外の寄り道です。
 鹿野は日本時代の移民村跡の散策とか、お茶農家でのアグリツーリズムとか、高台でパラグライダーなど、見どころがたくさんあります。残念ながら、今回は乗り換え時間での短い観光なので、タクシーで茶園を見て茶葉を買っただけになりました。

(この旅行記は2021年に大幅に書き直しています。旅行記の区切りも変更しています。元の旅行記にいいねしてくださった方、申し訳ありません。なお、文中の「今・現在」は2021年5月を指します。)

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  延平郷から鹿野駅前までバスに乗ってやってきました。写真はバス停付近の9号線。ここで列車に乗り換えて台東市に戻ります。<br />

     延平郷から鹿野駅前までバスに乗ってやってきました。写真はバス停付近の9号線。ここで列車に乗り換えて台東市に戻ります。

  •  位置関係はこんな感じ、今考えると散策がてら歩いてもいいくらいだったな。当時は列車の時間もその場で調べられなかったし、グーグルマップで簡単に所要時間を計ることもできなかったからなあ。

     位置関係はこんな感じ、今考えると散策がてら歩いてもいいくらいだったな。当時は列車の時間もその場で調べられなかったし、グーグルマップで簡単に所要時間を計ることもできなかったからなあ。

  •  写真奥にあるのが鹿野駅。<br />

     写真奥にあるのが鹿野駅。

  •  13:00、鹿野駅で列車の時刻を確認。<br /> 通常の時刻表では次の列車は16:43ですが、清明節の臨時列車があるはず。幸い14:03の台東行きがありました。

     13:00、鹿野駅で列車の時刻を確認。
     通常の時刻表では次の列車は16:43ですが、清明節の臨時列車があるはず。幸い14:03の台東行きがありました。

  •  駅前のタクシーは常駐しているわけではないようですが、幸い客を乗せてきたタクシーを拾うことができました。<br /> 「鹿野高台を一巡りして、14:03の列車までに戻りたい。いくらで行ってくれますか?」と聞くと、「200元」とのこと。私の感覚としては妥当な値段だったのでそのまま乗りました。交渉制のタクシーはよほど近ければ150元、通常は200元が初乗り料金、というのが私のイメージ。

     駅前のタクシーは常駐しているわけではないようですが、幸い客を乗せてきたタクシーを拾うことができました。
     「鹿野高台を一巡りして、14:03の列車までに戻りたい。いくらで行ってくれますか?」と聞くと、「200元」とのこと。私の感覚としては妥当な値段だったのでそのまま乗りました。交渉制のタクシーはよほど近ければ150元、通常は200元が初乗り料金、というのが私のイメージ。

  •  タクシーは茶畑と林が続く緩やかな坂道を気持ちよく上っていきます。<br /> ガイドブックでは鹿野は「高台茶園」が有名で、丘の上にお茶畑が広がりお茶農家が営む民宿もあるそうです。茶畑を見物するだけのつもりだったのですが、乗ってから急に「そうだ、茶葉を買おう」と思い立ちました。運転手さんに「茶葉を買いたいのでお店に連れてってください」とお願いして、お茶屋さんに連れて行ってもらうことに。<br /> 地図を確認していなかったので店の場所は不明ですが、到着した店は道のわきにぽつんと立っていました。運転手さんとお店の人は知り合いのようです。

     タクシーは茶畑と林が続く緩やかな坂道を気持ちよく上っていきます。
     ガイドブックでは鹿野は「高台茶園」が有名で、丘の上にお茶畑が広がりお茶農家が営む民宿もあるそうです。茶畑を見物するだけのつもりだったのですが、乗ってから急に「そうだ、茶葉を買おう」と思い立ちました。運転手さんに「茶葉を買いたいのでお店に連れてってください」とお願いして、お茶屋さんに連れて行ってもらうことに。
     地図を確認していなかったので店の場所は不明ですが、到着した店は道のわきにぽつんと立っていました。運転手さんとお店の人は知り合いのようです。

    鹿野高台 草原・平原

  •  試飲のお茶を淹れてくれます。

     試飲のお茶を淹れてくれます。

  •  高山茶を300グラムとお土産用に個装パックの梨山茶を購入。合計750元。<br /> いずれも「この地方の特産茶ですか」と確認して買ったのですが、「梨山茶」って台中県にある梨山が特産なんじゃないの?まあ、後から思ったんですけどね。

     高山茶を300グラムとお土産用に個装パックの梨山茶を購入。合計750元。
     いずれも「この地方の特産茶ですか」と確認して買ったのですが、「梨山茶」って台中県にある梨山が特産なんじゃないの?まあ、後から思ったんですけどね。

  •  お店では2歳くらいの男の子がお父さんらしき人と遊んでいました。お茶を淹れてくれた女の人は男の子のおばあちゃんかな?<br /> 子供が私の携帯電話に興味津津で弄ろうとするのを、「不行不行、阿姨的阿姨的!」と止めていました。「阿姨=おばさん」ではないとわかっていても頭の中で自動的に「だめよだめよ、おばちゃんのよ」と翻訳してしまいます。まあ、確かに私は「おばちゃん」なんですけど、通常女の人への呼びかけは「小姐」なので、ちょっとガクっと来ました。台湾で小姐は年齢制限なく女性に使われますが、阿姨は成人女性にしか使われないんです。<br /><br /> 買い物に時間がかかってしまって高台一周はできなかったのですが、駅へ戻る際は「緑色隧道」という並木道を通ったりして、鹿野の景色を楽しめたと思っています。

     お店では2歳くらいの男の子がお父さんらしき人と遊んでいました。お茶を淹れてくれた女の人は男の子のおばあちゃんかな?
     子供が私の携帯電話に興味津津で弄ろうとするのを、「不行不行、阿姨的阿姨的!」と止めていました。「阿姨=おばさん」ではないとわかっていても頭の中で自動的に「だめよだめよ、おばちゃんのよ」と翻訳してしまいます。まあ、確かに私は「おばちゃん」なんですけど、通常女の人への呼びかけは「小姐」なので、ちょっとガクっと来ました。台湾で小姐は年齢制限なく女性に使われますが、阿姨は成人女性にしか使われないんです。

     買い物に時間がかかってしまって高台一周はできなかったのですが、駅へ戻る際は「緑色隧道」という並木道を通ったりして、鹿野の景色を楽しめたと思っています。

  •  13:53、駅まで戻ったけれど、どうしてもおなかが空いた!<br /> 清明節連休だからか、駅前のお店はほとんど休業。やっとのことで開いているお店を発見。<br /> 現在このお店はもうないみたいで、探してみたらこの場所は薬局になっていました。(移転かもしれませんが)

     13:53、駅まで戻ったけれど、どうしてもおなかが空いた!
     清明節連休だからか、駅前のお店はほとんど休業。やっとのことで開いているお店を発見。
     現在このお店はもうないみたいで、探してみたらこの場所は薬局になっていました。(移転かもしれませんが)

  •  ショーケースに並んでいる数種類の麺から選んで注文するのですが、一番細い麺が一番早いと思い冷麦くらいの太さのを選ぶと、お店の人が「こっちのほうが少し早くゆであがるよ」とラーメンぐらいの太さのを勧めてくれました。<br /> 食べてる時間はなさそうなので「持ち帰りにして」と言うと、「列車に乗るの?」と聞かれました。そうだと答えると、「スープはないほうがいい?」とのこと。なるほど、汁なしもアリなんだ。結局スープ有りにしたんですが、持ち歩くにはないほうが断然楽ですよね。<br /><br /> 駅前ではさっきのタクシーが次のお客を待っていました。列車の時間に合わせてやってくるんですね。<br /><br /> ホームで麺を大急ぎで食べましたが、今回の列車は空いていたので中で食べてもよかったかな。清明節の臨時列車ですが、連休最終日ともなれば台東方面へ移動する人は少ないのでしょう。<br /> 鹿野から台東へは15分もかからず到着。三度目の台東駅ですがこれが最後の利用なので駅前を歩き回ってみました。コーヒーショップがあったくらいで、特に新たな発見はなかったけど…。

     ショーケースに並んでいる数種類の麺から選んで注文するのですが、一番細い麺が一番早いと思い冷麦くらいの太さのを選ぶと、お店の人が「こっちのほうが少し早くゆであがるよ」とラーメンぐらいの太さのを勧めてくれました。
     食べてる時間はなさそうなので「持ち帰りにして」と言うと、「列車に乗るの?」と聞かれました。そうだと答えると、「スープはないほうがいい?」とのこと。なるほど、汁なしもアリなんだ。結局スープ有りにしたんですが、持ち歩くにはないほうが断然楽ですよね。

     駅前ではさっきのタクシーが次のお客を待っていました。列車の時間に合わせてやってくるんですね。

     ホームで麺を大急ぎで食べましたが、今回の列車は空いていたので中で食べてもよかったかな。清明節の臨時列車ですが、連休最終日ともなれば台東方面へ移動する人は少ないのでしょう。
     鹿野から台東へは15分もかからず到着。三度目の台東駅ですがこれが最後の利用なので駅前を歩き回ってみました。コーヒーショップがあったくらいで、特に新たな発見はなかったけど…。

  •  急いでいたのでこのあたりから写真が激減です。<br /> <br /> バスがいなかったので市街地まではタクシー利用。ガイドブックに「駅→市内のタクシーは200元~」とあったので、乗り場のタクシーに「市内まで200元でいいか」と聞くと、理由はよく聞き取れないけどダメだと言います。<br /> あっちに停まっているタクシーに乗れって言っているようです。市街地などの近距離と、遠距離のタクシー乗り場が分かれているんだろうか。でも指し示す方向にタクシーなんていません。<br /> よくわからないので、少し離れた場所に停まっていた別のタクシーにも聞いてみました。すると「市街地のどこまで?」と言われ、「鼎東客運山線ターミナルまで」と答えると「山線なら250元」とのこと。よかった、とりあえずタクシーには乗れたぞ。<br /><br /> 山線ターミナルから荷物を引き取りにホテルへ。(写真は朝撮影したバスターミナルのもの)<br /><br /> チェックアウトの時には会えなかったあのお姉さんがいたので、お別れに天龍温泉でとった水着動画を披露しちゃいました。ちゃんとウケてくれましたよ。

     急いでいたのでこのあたりから写真が激減です。
     
     バスがいなかったので市街地まではタクシー利用。ガイドブックに「駅→市内のタクシーは200元~」とあったので、乗り場のタクシーに「市内まで200元でいいか」と聞くと、理由はよく聞き取れないけどダメだと言います。
     あっちに停まっているタクシーに乗れって言っているようです。市街地などの近距離と、遠距離のタクシー乗り場が分かれているんだろうか。でも指し示す方向にタクシーなんていません。
     よくわからないので、少し離れた場所に停まっていた別のタクシーにも聞いてみました。すると「市街地のどこまで?」と言われ、「鼎東客運山線ターミナルまで」と答えると「山線なら250元」とのこと。よかった、とりあえずタクシーには乗れたぞ。

     山線ターミナルから荷物を引き取りにホテルへ。(写真は朝撮影したバスターミナルのもの)

     チェックアウトの時には会えなかったあのお姉さんがいたので、お別れに天龍温泉でとった水着動画を披露しちゃいました。ちゃんとウケてくれましたよ。

    鼎東客運山線総站 バス系

  •  再び山線ターミナルへ行き知本温泉行のバスに乗ります。<br /> 写真の時刻表には17:40発に印がつけてありますね。当初の予定ではそれに乗る予定だったんですが、実際は15:25発に乗りました。

     再び山線ターミナルへ行き知本温泉行のバスに乗ります。
     写真の時刻表には17:40発に印がつけてありますね。当初の予定ではそれに乗る予定だったんですが、実際は15:25発に乗りました。

  •  台東市街地を出るとしばらく郊外を走り知本の市街地へ。そして鉄道の知本駅に寄ってから温泉街に入って行きました。駅、市街地、温泉はそれぞれ結構離れています。(写真は別の日撮影の知本駅)

     台東市街地を出るとしばらく郊外を走り知本の市街地へ。そして鉄道の知本駅に寄ってから温泉街に入って行きました。駅、市街地、温泉はそれぞれ結構離れています。(写真は別の日撮影の知本駅)

    知本駅

  •  乗降は台東市内でも郊外でもそこそこにありましたが、温泉街に入ると降りる一方です。メインの温泉街を過ぎてしまうと、乗客は私だけになりました。<br /> 切符売場で泊まるホテルの名前を言って、どのバス停で降りればいいか聞いた時は「終点」と言われたのですが、かなり手前にそのホテルの看板があります。運転手さんに「Y-Y旺(アヤワン)はこのあたりでしょうか?」と聞いてみました。すると「ホテルの前まで行くから乗ってて」と言っているようです。<br /> おかげさまでバス停でないにもかかわらず、ホテルの目の前で降ろしてもらえました。山線の運転手さんには本当にお世話になりました。 

     乗降は台東市内でも郊外でもそこそこにありましたが、温泉街に入ると降りる一方です。メインの温泉街を過ぎてしまうと、乗客は私だけになりました。
     切符売場で泊まるホテルの名前を言って、どのバス停で降りればいいか聞いた時は「終点」と言われたのですが、かなり手前にそのホテルの看板があります。運転手さんに「Y-Y旺(アヤワン)はこのあたりでしょうか?」と聞いてみました。すると「ホテルの前まで行くから乗ってて」と言っているようです。
     おかげさまでバス停でないにもかかわらず、ホテルの目の前で降ろしてもらえました。山線の運転手さんには本当にお世話になりました。 

    アヤワン ホット スプリング リゾート【ペット可】 ホテル

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

2009 春の台東

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったホテル

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

台湾で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
台湾最安 145円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

台湾の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP