優しさの国チュニジア　（３）ケロアン　part2

2011/12/23 - 2012/01/02

チュニジアは、数々の遺跡や世界遺産の旧市街メディナなど、見所満載の国でした。食べ物も全ておいしく、街を歩くだけでも、楽しい！そして何よりも、人の優しさにあふれる国でした。私達は何度も、沢山の人々に温かい手を差し伸べてもらいました。穏やかで優しい笑顔のこの国に起こったジャスミン革命から、ちょうど一年です。
チュニスを拠点に、ドゥッガ→ケロアン→スース→カルタゴ→シディブサイドを訪れました。
　
ケロアンpart1・・・モスクや霊廟などの見所
ケロアンpart2・・・メディナの中の路地
ケロアンpart3・・・市場、チュニス広場、メディナの中の11月7日通り

エリア ケロアン(チュニジア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、メディナの中の細い路地に入り込んだら、さぁ〜大変！！
私の好きな世界が沢山待っていてくれましたぁー♪

様々なおしゃれなドアを眺めたり

可愛い窓を眺めたり

時には「ファティマの手」（悪魔から身を守る道具）を眺めたり

家も眺める。
右の茶色い隙間から洗濯物が見えた。
抜けるような空に、はためいて、気持ちよさそう・・・。

きゃぁ〜、なんて見事な窓☆☆☆

細〜い路地に入ると、さらにたまりません・・・（笑）。
私の好きな世界が、あちこちに！

チュニジアと言えば、マリンブルーがイメージカラーだけど、この色合いも好きだなぁ〜！

奥へ奥へと、引き込まれていきそう・・・。
ここは、魔力がある所だなぁ〜♪
このメディナは、世界遺産に登録されているけど、私にとっては、それ以上に魅力あふれる所。

風景の中に自転車がぽつんと置かれている光景は、どの国でもグッと惹かれちゃう♪

アーチの上は、誰かのお部屋？
そこから外を見てみたいなぁ〜。

この先は何かな？と気になりながら、進んでいく。

地図もなく、入り組んだメディナなので、とにかく歩いてみる。
迷ったら、迷ったでいいかなぁー。
それも楽しい！

シンプルに白いドア

二つよりも、一つの方がなんだか不気味かも・・・。

笑顔をありがとう！
シュクラン！

わざとちょっとすねたような表情

シャイな少年

物静かに、男の子達が遊んでいるのを見ていた少女
「サラマリコ（チュニジアの女性言葉で、こんにちは）！」

私達の様子をじっと見ていた二人。

この汚れ具合がまたいい味を出している。

右側の小さいドアが、またキュート☆

香ばしい、いい香りがしてきたと思ったら・・・
路地裏のパン屋さん
チュニジアのパンは、皮がカリッとし、中はモチモチ、本当においしい☆☆☆

どんな人が住んでいるんだろう？

４トラの会員さんの旅行記に「細い路地には、後姿が似合う」とお書きになっているものがありました。
私はこのメディナで、そのお言葉を何度も思い出しました。
Fさん、おっしゃるとおりですね！

ここをくぐってぬけると、どんな風景があるのかなと、ワクワク♪

表示があっても、よくわからないから、行きたい方へ進んでいく。

アーチの向こうの、さらに向こうは、グランド・モスクへと続いています。

カッタン、カッタン、機織の音が聞こえてきました。
許可を頂き見せてもらうことに。
ここケロアンは、カーペットの産地でもあります。
「ありがとうございました。」

ちょうど月曜日が、カーペットの市が開かれる日で、カーペットが並べられます。

色鮮やかなカーペットが、壁の白に映えて美しい！

自分で織ったものでしょうか、重いカーペットを抱えて歩く女性の姿を見かけました。

ケロアンの町は、犬よりも、ネコが似合うような気がする・・・。

ニャンコ率高し！

果物屋さんが見えてきましたね。

お勉強中ごめんね

世界遺産に指定されているため、地元の皆さんは、家並みを維持していかなければならないのでしょうね・・・。
マリンブルーにぬったり、タイルを直したり、ドアや窓を個性的にしたり。

「なんだか、変な外国人が来たぞー」
「ほんとだー！」
と言われていたかも。

朽ちた感じと、落書きがまた良いなぁ。

私達は、チュニジアの旅を最初は1週間以上と考えていたので、交通の便が不便な南部も検討してみました。
現地チュニス発2泊3日、効率よく沢山の名所を廻り、南部の町で2泊するツアーがありました。
ただ、南部で一番行ってみたいクサールギレンという所が、ツアーに含まれていなかったため、止めました。
そのツアーは、3日目にベルベル人の村を回り、ケロアンに寄って、チュニスに帰るコース。
私は、ケロアンをゆっくり歩きたいと思っていたので、もしそのツアーに参加したら、ケロアンでツアーから離れるつもりでした。
この町をゆっくり歩き、町の良さを感じる事ができ、うれしく思います。

この旅行記へのコメント （8）

• ままさん 2018/03/10 10:20:30

  サラマリ～♪

  
  町子しゃん　チュニジア楽しくて仕事もしないで見てるwｗ　(笑)
  
  私もチュニジアンブルーも好きだけど朽ちた壁の雰囲気も好き～
  自転車のある風景も好きヨ（←これ、るなちゃん旅行記から学んだの）(笑)
  
  ベティーまま
  
  

  川岸　町子さん からの返信 2018/03/10 21:20:56

  RE: サラマリ?♪

  べティーままさん、こちらへもありがとうございます(^-^)
  
  私、お名前を間違えて大変失礼致しました。正しくは「べティーまま」さまで、私は失礼ながら「ー」を入れておりませんでした。すみません。
  
  > 町子しゃん　チュニジア楽しくて仕事もしないで見てるwｗ　(笑)
  
  お疲れ様です〜！チュニジアへ観光客が大勢訪れてほしいのに、様々な問題や事件のせいで、減少傾向なのでしょうね。残念です。
  
  > 私もチュニジアンブルーも好きだけど朽ちた壁の雰囲気も好き?
  > 自転車のある風景も好きヨ（←これ、るなちゃん旅行記から学んだの）(笑)
  
  朽ちた壁や建物は、そこにかかわってきた人の手を感じますね。
  るなさんと私、二人で妄想して楽しんでいます(笑)あちこちの地名が出てきて、妄想旅となるのです(笑)
  
  町子

• 豚のしっぽさん 2012/02/01 15:05:18

  同感♪

  私も大好き(^^♪
  
  
  １日かけて歩いても　飽きないやろなぁ〜
  
  
  それにみんなの笑顔が優しい！
  
  
  　　　しっぽ

  川岸　町子さん からの返信 2012/02/02 21:48:33

  RE: 同感♪

  シッポさん♪
  
  > 私も大好き(^^♪
  >
  >
  > １日かけて歩いても　飽きないやろなぁ〜
  >
  >
  > それにみんなの笑顔が優しい！
  
  　そうなんです、みんな柔らかい表情でした☆
  　そうそう、チュニジアで、YHの看板を見つけました。
  　そこでも楽しい想い出やストーリーが、生まれているんでしょうねー。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川岸　町子

• エンリケさん 2012/01/28 18:18:38

  チュニジアン・ブルーの数々

  川岸町子さん
  
  こんばんは。ケロアン旅行記の続き、拝見しております。
  メディナの中の路地は楽しい仕掛けがいっぱいですね！
  
  特に、チュニジアン・ブルーと言われる鮮やかな空色の扉や格子窓に目を奪われます・・・。
  
  こんなに素敵なところならミャンマーより先に行っておくべきでした。
  やっぱりわたしは身近なアジアの旅より遠い異文化の国々の旅の方が合ってるのかも・・・。
  
  まだまだ旅行記はたくさんあるのですね。
  また訪問させていただきます！

  川岸　町子さん からの返信 2012/01/29 00:06:27

  RE: チュニジアン・ブルーの数々

  エンリケさん
  　ご覧頂きありがとうございます。
  　
  > こんなに素敵なところならミャンマーより先に行っておくべきでした。
  > やっぱりわたしは身近なアジアの旅より遠い異文化の国々の旅の方が合ってるのかも・・・。
  　そんなことはないですよ〜。
  　旅先って、その時々の縁かもしれませんね。
  　何より、あれほど様々な事を文章とお写真で、私達多くの人に伝えて下さるじゃないですかぁ〜。
  　おかげで、行ったことのないパガンやマンダレーなどを沢山知る事ができ、私は益々ミャンマーへ行きたくなりました。
  　さらには、テレビなどでは知りえない、ミャンマーの人達の思いまで教えて頂き、改めて「人は生まれる国を選べない」と感じました。
  　
  
  > まだまだ旅行記はたくさんあるのですね。
  > また訪問させていただきます！
  　ありがとうございます。
  　見所満載のチュニジアなので、観光に時間がかかる分、写真も二人で大変な枚数になりました。
  　旅行記を作りながら、もう少し時間があったらと、欲張りな気持ちになります。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川岸　町子
  
  　

• わんぱく大将さん 2012/01/22 23:41:30

  扉

  川岸　町子殿
  
  扉と言うのは、大切なもので、自分の安楽の地でもあり、それを開ける、閉めるという行為は、すごく意味シンですね。友人、知り合いには、楽しみ、喜びを持って開けるのが、敵からはその扉が守ってくれる。板、一枚のことなのですが。　それもその家の顔でもあります。
  
  　大将
  
  

  川岸　町子さん からの返信 2012/01/23 21:06:51

  RE: 扉

  大将さん
  > 扉と言うのは、大切なもので、自分の安楽の地でもあり、それを開ける、閉めるという行為は、すごく意味シンですね。友人、知り合いには、楽しみ、喜びを持って開けるのが、敵からはその扉が守ってくれる。板、一枚のことなのですが。　それもその家の顔でもあります。
  　いいお言葉ですね。
  　チュニジアの人にとって、表現の一つですね。
  　そう思ったら、もっときれいに掃除しないとなぁー。
  　私、掃除あまり好きではないんです・・・。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川岸　町子