2011/09/20 - 2011/10/15
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keithforestさん
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ヘヴィーズからペーチという街に移動します。今日もとてもよい天気で、全然秋が近づいている雰囲気がしないんですよ。
朝ヘヴィーズを出発して直線距離で約80kmほど南東に向かいます。
ハンガリーの一番南にある州にあって、とっても古い街なんですね。なんたって考古学的にいったら6千年も昔から定住していた形跡があるってんですから、驚き桃の木であります。大聖堂のすぐ傍にはとてつもなく古い教会の遺跡がありますし、オスマントルコが残していったモスクを教会に改装してあったり、モスクがそのまま残っていたり、シナゴーグがあったり、挙げ句にジョルナイ焼きの博物館があったりして、いやもう、忙しいのなんのって。
その上滞在したホテルが随分古い雰囲気のホテルだったのですが、のんびりした雰囲気が好きだなぁと(嫌みでなく)思ったりして、来てみて良かったとすっかり思い込みましたよ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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今日の朝ご飯は全くいつものような具合ですが、ここのソーセージは旨かった。
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こっちは先を急いでおりますが、地域の生活が優先でございますよ。それに正確を期すると、こっちも実はそんなに急いじゃいません。なんたって遊びに来ているんだもの。
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ハンガリーに入ってから、ずーっと気になっておりました。これが電柱なんです。日本だったら昔は木のぶっとい柱でした。今ではコンクリートの電柱になっていますよね。円柱でもないわけです。これはコンクリートで、間があいているんですよ。これで強度は本当に大丈夫なんですかねぇ。なんだか信じられないくらいです。
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ホテルの5階のベランダから街を見やると、まぁ、実によい景色で、その古いままの一体いつから時間が止まっているのかといいたい景色が実にその、嬉しいです。
ちょっと映っているベランダの外側がなんともアール・ヌーボーしているとおもっちょります。 -
取り敢えずの昼飯はこの街では知られている発泡ワインのお店です。見るからに昔はここはワインケラーだったわけでございましょうねぇ。
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じゃ、てんで日頃のビール一辺倒をやめて、飲み慣れちゃいない白ワインなんぞをオーダーに及びました。
食べ物は、いつものものにちょっとしたバリエーションがありますが、ビーフのコンソメ、クリームソースと覚しきグヤーシュでございますよ。 -
こんな具合がよくこの食堂に似合いますな。
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いいですか?いいですね?
入り口の呼び鈴です。誰が見てもわかります。しかぁ〜し!誰のところはどれを押したらいいのか、私にはわからんなぁ。 -
日陰になっているので、あんまり色がよくわからないのですが、ジョルナイ焼きによって彩られているんでございますよ。ひとつひとつを見るととても面白いことになっています。
ここではお見せできませんけれど、いつかどこかで並べてみましょう。 -
屋根をご覧いただけると、これくらいはお見せしておかないと、ほうら、こんな具合でございますよ。
ブダペシュトに行くと郵便貯金局から、博物館からジョルナイ焼きの屋根ですが、屋根の宿命から、全部をつまびらかにしてみることができないのが残念です。しかし、このデザインを考えついた時、これは誰に見て貰えるという設定で考えたんですかね? -
この街は旧市街の中にも若い人たちがたくさん居て、街のハードに較べて随分雰囲気が華やいでいるところが他の街と較べてよい雰囲気ですよね。
なにしろペーチの大学はハンガリーで最古の大学なんだそうです。 -
誰がどう見ても、これはイスラム教の建物そのものだと思うのが自然だといっても良いんじゃないかと思いますよね。
誰もこれがキリスト教の教会だなんて思わないじゃないですか? -
ドームの上に乗っかっているものを見てください、といわれて仰ぎ見ると、なんだこりゃ!?
イスラムの半月の上に十字架が乗っかっているわけです。つまり、イスラムを支配した十字架を意味しておりますぞ。教会に転用したところで、ただ単に十字架を載せればいいのに、わざわざこんなことをするんだから、性格悪いなぁ。 -
実際に訪問した順番は異なりますが、この際だから、この教会の中がどうなっているのかご覧に入れるとしましょう。
入り口に女性がお二人おられて英語で対応して戴けました。入場料としていくら払ったのか、記憶にはありませんけれど、大した金額ではありませんでした。
しかし、中はまさにイスラム的そのものであります。 -
真ん中にあるこの壁が最初からあったのか、あるいはキリスト教会になってからしつらえたのか判らないけれど、この壁のおかげで真ん中に祭壇が造られています。牧師はきっと落ち着かないことでしょうね。
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こうやってみると、礼拝の時は絶対にこっち側半分に信者の皆さんが座って行われているんじゃないかという気がしますね。
クリスマスとイースターの時に限ってきっと向こう側にも人が座っているという状態じゃないですかね?勝手にこんなことをいったら怒られちゃうか? -
この円形に沿って曲がっている長いすがとっても面白いですねぇ。
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丸天井にはこんな具合に描かれています。
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うわぁ、これを見てにわかに教会だと判断できる人がそんなにたくさんおられるとは思えませんですよね。
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ご存知、ジョルナイ噴水。わかる人はこの呼び方であぁとわかるんですけれど、ご存じない方には一体なんのこっちゃということですが、これです。
噴水の水の出口がジョルナイ焼きの牛ってんです。 -
で、それがこんな具合になっておるわけです。この牛、私は前からどうも南米のアステカ文化かなんかのデザインを思い浮かべてしまいます。
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それなら、この際ジョルナイの博物館を見に行こうじゃないか、ということなんです。
ところが閑静な美術館が建ち並ぶ地域に来てみると、とてもひっそりしているんです。庭に足を踏み入れると、こうしてジョルナイの作品がそこここに置いてあるのですが、職員のおばさん達は、実に暇そうに煙草をくゆらしておられるんだすなぁ。なんだか、倦怠感が漂っておられますよ。 -
如何にも、如何にものジョルナイ焼きでございますね。もうここから先、ハンガリー国内ではあちこちでジョルナイの洗礼を受けることになるわけです。
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お、このパターン!なかなかかわゆいではありませぬか!誰かがどこかで使っちゃいそうだな。私が中学生だったら飛びつきそう。
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このタイルは随分渋いですねぇ。ジョルナイ自身はこの辺りが好きだったのでしょうか。周囲はこれがジョルナイ特有とは認めてくれていないような気がして。
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これを見せられると誰もが「ジョルナイだね!」というでしょうけれど。
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うんうん、これでいい!
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ジョルナイ工房もジャポニカ!
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ア〜ル・ヌゥ〜ボ〜ですよ、これはどう見ても。
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わぁ、これはすごいっ!
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このお婆さん(そうだよね、お婆さんじゃない?)の顔つきがたまらんですよねぇ。
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果物皿なんですかねぇ。
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あ、これなら、ジョルナイ工房独特の釉薬も、私は許しちゃうな。
尤もここまで見に来ているクセにジョルナイの釉薬がいまいち気に入らないって奴がおかしいかもですが。 -
欧州の皆様は昆虫がお好きでございますよ。私は残念ながらこの模様のお皿で何かを食べるなんてとんでもございませぬ。といいつつも眼が吸い付けられちゃいます。
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お庭のベンチで一休みして頭を冷やしたっすよ。
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ペーチの街といったら世界遺産になっている「初期キリスト教墓地遺跡」でございますな。
とても綺麗にその見学施設・保存ができていて、この遺跡に力が入っているのが判ります。
多くの宗教施設が一般的に昔の施設の上にその拡大施設が建設されるというのが良くあることなんですが、ここでも遺跡はとても複雑に入り組んでいるので、模型でその位置関係を確認してから見て回った方が分かり易いかも知れません。
ガラスで仕切ってあるので、わが一行のよっちゃんの様にガラスにおでこをぶつけないようにお気を付け下さい。 -
ペーチといえば、やはり宗教施設としてはこちらの大聖堂でございますよ。
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入り口の扉がこんな具合のアイアンレース調になっておりまして、圧巻でございますよ。
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この大聖堂のこの様子はとても興味深いものがありますよね?とても見慣れない雰囲気でございますよねぇ。
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こんな具合の祭壇は私は見た覚えがありませんねぇ、本当に。
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見上げるとこれです。ガイドの方がおられれば、この天井絵について解説して戴きたいくらいですが、そうすると多分クビが痛くて元に戻せなくなりそうですよねぇ。
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説教台も凄いことになっております。
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振り返るとこのパイプオルガンです。
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隣の部屋がこれですが、こんなことをいうと怒られますが、全身入れ墨、とでもいうような綿密な絵が描かれています。
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19世紀末の再建にもかかわらず、なんだか随分トルコ風というか、アラビック系ではありませぬか。
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入り口の大扉はこんな具合です。随分飛びますが、サンフランシスコのGrace Cathedralの扉を思い出しました。→http://4travel.jp/traveler/keithforest/album/10254164/
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これは多分バベルの塔ですよね?
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こちらのお宅、閑静な住宅街の一角にある大きなお屋敷なんですが、なにやらオリンピックのマークのついたプレートがついているんです。
どうも(ハンガリー語というか、マジョルカ語というか、私は判りませんけれど)Abay Nemes Oszkárさんという方で、1936年のベルリン・オリンピックで水泳の800mリレーで銅メダルを獲得したチームの一員だった方のお宅だったようですよ。 -
こちらのお宅の屋根の上に立っているのは一体なんですか?灯り取りの窓、煙突は判りますが、これは一体?
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もっとわからないのはこれです!一体オブジェなんですかね?それとも太陽神でしょうか。
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街をそぞろ歩いているうちに見付けたのがこれです。これで通行人の方が立ち止まったとしても、中が見えませんから、なんの店だか、やっぱりわからんのよねぇ。
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これ、多分郵便局ですよね?全身これジョルナイ焼きで潔くってようございますよねぇ。
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こちらは新しくデザインされたショッピングアーケードという雰囲気ですが、大通りとの間は何となく、寂れているんです。どうしたんだろう・・?
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ホテルに帰る道すがら、夕陽に映えるこのお宅。なにかの施設のようかと思うようなかなり奇抜なデザインなんですけれど、広く不特定多数の方に公開されているような施設とは思えないんです。
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どう見ても普通じゃない・・・。
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お、このバス、雰囲気良いなぁ。
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お、そのままのモスクじゃないですか。
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