2011/09/20 - 2011/10/15
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keithforestさん
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今日はプラハを離れます。
実は昨日の午後、チェコの通貨コルナが心細くなってきたので、ホテルのすぐ傍にあったexchangeで日本円からの両替レートを聞いてみたら、空港で交換したよりも数段良いレートだったので替えてみました。
1万円が2,200数十コルナになったのですが、なんとこんな大きな額のお札で貰っちゃいました。と、いってもまぁ、日本だって一万円札があるんですから、なんつうこともありませんけれど。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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そんなわけでまず私達は温泉で有名、知らない人はいないというくらいの、カルロビ・バリ (Karlovy Vary)にむかいます。
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温泉というものは古今東西、お湯が出てくるわけです。そうじゃなくてはそんな風に呼ぶこともございませんね。
で、必ず傍に川でございますな。こことて例外ではありませぬ。でもってこの街には軒並みに土産物屋、喰いもの屋、そしてブランド品やさんでございます。 -
ここがかなり有名な宿泊施設なんだそうですが、ものの見事にここに遊びに来るのは当然の如く高齢者達ばかりでございますよ。
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これこれ!これです!テレビで見ました!これで温泉を汲んで、傾けて細い管から吞もうてんです。しかし、考えたらなにもこんなんじゃなくたって呑めるわけです。それだのに、なんでなんだろうとおもったら、お湯が鉄分を含んでいるわけで、がばっと呑み込むのは無理があろうというものでございます。
そろそろ吞む、ってやつです。しかし、鉄分を含んだ温泉はまんま有馬温泉みたいなものですから、私はその気が進みませんねぇ。 -
カルロビ・バリの名物といえばこの二つでございます。左側がゴーフルでございますね。右側はベヘロフカ(Becherovka) という、ま、チェコ版養命酒とみんながいっているお酒です。レシピは二人しか知っている人がいないというのが代々の言い伝えなんだとテレビでいっていたのを思い出します。
このゴーフルが例の日本のゴーフルそっくりだといったら、こっちが元祖だッてんですな。これはまん丸版だけじゃなくて、小さい版、八分の一版なんてのがあって、スーパーマーケットでも売っているというものでございます。 -
これまたテレビで見たまんまの「トルジニーコロナーダ」です。大体解説書を読むとみんな「レースみたいな」とか「駅舎のような」とか書いてありますが、その通りですよ。
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こっちがギリシア神殿のような造りの「ムリーンスカ・コロナーダ」といわれているところで、4つの蛇口があります。
いろいろな温度の温泉を吞んでみましたけれど、温度が低ければ低いほど鉄分の味がして吞みにくく、私には思えました。熱いといっても70数度でしたけれど、その方がまだ呑めます。 -
ピルゼン(Plzeňと書いてチェコ語だとプルゼニ)にあるビール工場の食堂でランチです。もちろんピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquel)のビール付きです。
東京でもキリン・シティなんかで「ピルスナー」というビールが供されますが、それはこのビールが元祖、ってわけです。
吞みやすくてスルスル入ります。バドワイザーというビールはアメリカのビールですが、あれにも元ネタがあってチェコのBöhmisch Budweisの名前をドイツ系アメリカ人が勝手に使って売り出した、という話です。 -
これからどこまでも、このうどん粉のくねくねした「すいとん」みたいな、ダンゴの出来損ないみたいな、ものが出て参ります。
ところがこうした豚肉が結構いけるんでございますよ。ザッワークラウトは定番です。これは諦めて食べられるようにしちゃいましょう。 -
14世紀にはプラハ、クトナー・ホラに次いで3番目に大きな街だったといわれるピルゼンですし、20世紀前半はチェコ一の重工業企業、シュコダ(Škoda)の本拠地でしたから大きな街だったわけです。
今ではプラハの他は4つくらいの街がいい勝負の人口(10数万から20万くらい)を抱えているようです。
シュコダ・オート社は今ではフォルクス・ワーゲンの子会社となっていて、シュコダ財閥とは別会社です。 -
チェスキー・クロムロフに向かう途中でCeske Budejoviceというこれまた古い街に立ち寄りました。
なんだか雲行きが怪しくなってきました。 -
これが誰もがこの街に来たら見に行きますが、塩の家(この街は塩の取引で大賑わいだったのですよ)ですが・・・。
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壁にこんな顔が2つ、3つくっついているんですよ、それもなんだかかけ離れて。きっと何かいわく因縁があるに違いないですね。
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味があって、ゆったりしているように見えて、小綺麗なんですが、なんとなく侘びしい感じもする、そんな街のように感じたのです。
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インフォメーションに飾ってあった航空写真で見ると真ん中にあるのが、この広場なわけですね。
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バスに帰ろうと広場から歩き出すとなにやら生バンドの音が聞こえます。それも80年代の曲ですぞ。今日は金曜日ですし、もう午後遅くなってきましたからこの店界隈はたくさんの人たちが集まってビールを呑みながら彼等に声援を送っています。こりゃビールも進もうってものでしょう。
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やれやれ、もう夕方になってしまいましたけれど、チェスキー・クロムロフ(Český Krumlov)に到着です。
ところがこのホテル、チェックインするのに「全員のパスポートナンバーと誕生日を記入しろ」と要求するのですよ。今時珍しいといったら「本来的には記録しなくてはいけないのだけれど、多くの場合は見逃されているのに、なぜか、このホテルは警察の眼が厳しい」というのであります。
「トリップ・アドヴァイザー」でもこのホテルのこの点について台湾のお客さんが不満を述べているのに対して、同じ趣旨をホテルが主張しています。
→ http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g274688-d497466-Reviews-Hotel_Bellevue-Cesky_Krumlov_Bohemia.html#CHECK_RATES_CONT
本当にそうなのかも知れないのですが、2泊する間、このホテルの従業員があまりにもアンフレンドリーなのを見たら疑ってしまうのも無理からぬところです。台湾・日本の観光客の利用がとても多いホテルなんですが、それも従業員のこのとんでもない働きぶり(働かない振り?)に関係があるかも知れませんね。
なにしろ、朝「good morning!」と挨拶してもしらんぷりだったり、挨拶が帰ってきたとしてもリンゴを食べながらだったりするというお粗末。共産圏のサービスとはこんなものだったんだろうなという「テーマパーク」だったと思いたいくらい。呆れかえりました。 -
チェスキー・クロムロフといったら、このお城と・・・
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この古い街並み、路地、ですよ。
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その上、今日から奥の広場ではお祭イベントが開かれていて、ステージでは次から次にと地元グループの唄やダンスが行われる上に・・・
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たくさんのお店が夜まで出ていて、いやが上にも盛り上がりますよ!
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おかげで私達も浮かれて、夜遅くまで街中をうろついていました。
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ライトアップされたお城っていうのもなかなか味がありますぞ。そんなわけで今日はバッタリと寝入ってしまいました。
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