2014/05/01 - 2014/05/03
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Tam-Kさん
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瀬戸内海に浮かぶアートな小島、直島、昨年の春、この島をはじめて訪れて以来、それまで何の興味も関心も無かった現在アートに魅せられてしまいました。
今年も春の訪れと共に再び瀬戸の島々に点在するアートを巡る旅へ、
GWのど真ん中、5/1〜5/3の3日間で直島、豊島、男木島、女木島、高松などを巡ってみました。
実のところ今回の旅では、もう少し西にある粟島とそのすぐ隣にある小さな島、志々島も巡ってみたかったのですが、日程的に厳しく残念せざるを得ませんでした。粟島はNHKの番組、鶴瓶の家族に乾杯で出演された藤井フミヤさんが世界で一番好きな島といわれており、またその番組で鶴瓶さんが志々島に行かれ、そこで登場した霊木おおくす、これをぜひ見たかったのですが、、、次回の楽しみとしておきます。
今回は、GWの中間の3日間、全く天候には恵まれ、今更ながら自分は晴れ男、いや、やはりこれは日頃の行いの賜物、、、素晴らしい島や海の景色を満喫することができました。また、ゆるい島の雰囲気を楽しみつつ、安藤忠雄さんや西沢立衛さん設計による素晴らしい美術館などの建築に感心し、そして島のそこかしこに点在する現在アートを眺め、わからんなー、、、などと感じつつ、、、
五感が刺激されることで何となく感性が磨かれたのかなぁ、、、
などと思いつつ、のんびりとした島での時間を過ごしてみました。
写真は、本村の街の中にある空き缶アート@よいち座さんです。
それでは瀬戸内の島とアートを巡る旅、1日目、直島です。
今回の直島は、久しぶりに本村の家プロジェクトをゆっくりと巡ってみました。また、できることなら李禹煥美術館などベネッセ・アートサイトの美術館も訪れてみたかったのですが時間が足りず、、、ついついのんびりとしてしまい、時間だけが早く進んでしまうような気がします、 やはり直島は居心地がよく、何度きても飽きませんね。
第1日目 直島
http://4travel.jp/travelogue/10882363
第2日目 豊島
http://4travel.jp/travelogue/10882400
第3日目 男木島
http://4travel.jp/travelogue/10883441
女木島
http://4travel.jp/travelogue/10885850
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船
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-
今回の島旅、先ずは高松港から直島に向けて出発です。
高松港から直島までは四国汽船のフェリーで約1時間、料金も520円ととてもお得です。また、高松からは高速艇も直島に運行しており、こちらは25分と半分の時間ととてもスピーディなのですがその分料金も高く1,220円となります。
四国汽船のHPです。
http://www1a.biglobe.ne.jp/shikoku/ -
高松からフェリーに揺られること約1時間、直島の玄関口、宮浦港に到着です。途中フェリーは女木島の南端をかわすように進み、左手に大きな三角島、大槌島と小さな三角島、小槌島やその向こう側の瀬戸大橋を眺めながら直島に向かって進みます。
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宮浦港のフェリーターミナル、海の駅「なおしま」もここにはあり、カフェやお土産、島の情報などのパンフレットが沢山ここに置いてあります。
海の駅「なおしま」HPです。
http://www.naoshima.net/view/view_spot.html
また、島を自転車で周るときはここでレンタサイクルを借りることもでき、また島の中を走る町営バスの停留所もここにあります。バスは町営バスの他にベネッセ・アートサイトの地中美術館行きなどもあり、ベネッセ・アートサイトの美術館を見に行きたい時は直接地中美術館行きに乗るのが便利ですね。
写真は町営バス、宮浦から本村の農協前、積浦からベネッセ・アートサイトの入口、つつじ荘まで行っています。 -
海の駅「なおしま」のバス停の向かいにある直島の案内図、フラワーです。
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直島の玄関、宮浦の海の駅、「なおしま」の前にある住吉神社です。
この神社の右側の道を進めば家プロジェクトの本村方面へ、
また、神社の裏手の道を左に進むとアートな銭湯「I Love 湯」のファンキーな作品ともいうべき建物、島の銭湯へと向かいます。
先ずは家プロジェクトを巡りに本村へ向かいます。 -
宮浦から上り道を登りっきたあたりの右手に立派な校舎が並んでいます。ここは直島の文教地区、幼稚園、小学校、中学校がならび、そして5月の爽やかな風に悠々と泳ぐ鯉のぼり、、、
美しい島の環境の中、きっとこの島のこどもたちもこの鯉のぼりのようにのびのび育っていることでしょう。 -
本村、農協前バス停のすぐウラ、ラウンジ&アーカイブス(L&A)、
先ずはこちらで家プロジェクトのチケットを購入、
家プロジェクトは以下の6家を鑑賞できて1,000円のセット券、1件のみ鑑賞したい場合は400円です。
家プロジェクトセット券
南寺
護皇神社
角屋
碁会所
石橋
はいしゃ
この他に完全予約制の「きんざ」、安藤さんの「ANDO Museum」などがあります。
また、本村にはギャラリー嶋屋やギャラリーくらやなどベネッセ・アートサイト関係とは別に個人的なギャラリなどもあるほか、個性豊かなカフェや街中にさりげなく飾られた壁画やのれん、ちょっとした気遣いがうれしい置物や、島の景色に溶け込むように街中を歩く猫、、、ゆるさが何とも心地よい感じを与えてくれます。 -
最初に向かったのは「ANDO Museum」、昨年の瀬戸内国際芸術祭2013の春の会期中に開館した、この直島では一番新しい施設です。
爽やかな島の風に門の暖簾がゆらゆらとなびいています。
古民家をリノベートして安藤さんが造られたもので、内部には外観と全く違った安藤さん独特のコクリート打放しの空間が広がります。
人工的なコンクリートの中にさりげなく自然光を取り入れるスリット、ここには安藤建築の特徴が凝縮されています。
ここは家プロジュエクトとは別料金、500円でした。 -
家プロジェクト一軒目は「南寺」、これも安藤さんの建築で内部にジェームス・テレルによる暗闇と光の作品、「バック・オブ・ザ・ムーン」が展開されています。
ここは真っ暗な闇の中に身を置き、五感をフルに生かして体感する作品です。
普段ではほとんど体験できないような暗闇の世界、この暗闇の中に身を置き、体験することによって感じるアート、とも言うべき作品でしょうか。 -
「南寺」へ入場、係員さんの指示に従い、壁に手を当てながら奥の暗闇の空間へと入っていきます。
真っ暗な空間の中、壁に添えた手だけを頼りに進み、この壁の終わりを回り込んだ所が長椅子になっています。この長椅子に腰を掛け、順に端へと詰めていきます。詰めるといっても隣の人など何も見えず、気配か隣の人に接触することでやっと定位置に付けるといった感じです。全員(左右8人ずつ)が座ったところで真っ暗な正面を暫く見つめ続けます。
目が慣れると正面に何か見えます。一体何が見えるのか??
しばらくすると不思議なことに、前方に薄っら、何やらスクリーン状のものが現れてきました。
そして、全員立ち上がって前方のスクリーンまで歩いていきます。暗闇の中立ち上がり、スクリーンとおぼしき、わずかな光を目標に、両手を前に探りながら恐る恐る前へと進みます。そして、スクリーンの真ん前に到達、スクリーンに手を伸ばします。
しかし、スクリーンに手を伸ばすと、、、
触れない、、、何も無い、、、何故?!
本当に不思議な空間です。
これは地中美術館の同じジェームズ・タレル作、オープン・フィールドに似たテイストの作品だと思います。
この「南寺」を体験した後、是非とも地中美術館のジェームス・タレルの一連の作品も鑑賞するとより世界が広がる気がします。 -
ちなみにこの「南寺」、もともとこの場所に南寺という寺が本当にあったということで、現在もこの南寺の手前にあるこの島唯一の寺院、八幡山極楽寺、これをこの島では中寺と呼び、更にその北側、現在写真の薬師堂がある辺りに北寺、高原寺があり、南寺として地蔵寺が存在していたということです。
北寺、南寺共に現在では廃寺となっています。
なお、北寺、高原寺はその名のとおりこの島を治めていた水軍大名、高原氏の菩提寺であったことからその名を頂いたそうであり、江戸期の高原氏改易後にこの寺も廃れていったのでしょうか。 -
家プロジェクト、「南寺」に続いて「護皇神社」を訪ねてみます。
「南寺」から「護皇神社」へはまず、中寺、八幡山極楽寺のとなりにある鳥居をくぐり、坂道と石段を登って行きます。
途中、山門をくぐり、坂道と石段をひたすら登って行きます。 -
石段を登りきった所に八幡神社があります。
この神社の拝殿の中に時々ねこがいるそうです。この猫を「しあわせ招き猫」と呼んでいるという話を聞いたことがあります。拝殿の中で居眠りをしている猫を見つけると、幸せが訪れる、、、
賽銭を投げ入れ、拝んだ後、拝殿の中を覗き込んでみましたが、猫は見当たらず、、、残念です!! -
八幡神社を後に尾根伝いに進むと「護皇神社」に到着、
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杉本博司さんによる神社そのものを題材とした作品、というかどちらかといえば建築、といった方がしっくりするかもしれません。
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これは、当地の護王神社の改修に合わせて造られた作品、神社そのものに空間に浮かぶかのようなガラスの階段、そしてこのがらすの階段は地上から地下へと伸びています。神社の階段の前の拝殿を思わすような屋根の下には大きな一枚物の岩が横たわっています。この巨岩の下の地下に空間が設けられ、ガラスの階段はこの地下の空間へと続いています。
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拝殿下の地下の空間へは、神社の右側に回り込んだ所にある狭いスリット状の開口部から地下の奥へと進んでいくことによってはいることができます。
一番奥に行くと地上から伸びるガラスの階段が、、、この会普段は、地上で浴びた光を地下の暗闇に僅かに漏れ伝え、複雑な階段の形状により少しの光は分光し、虹のような単色光のいくつかの色の筋を作り出します。 -
地下の一番奥でガラスの階段を見た後、振り返って帰り道であるコンクリートのスリット状の通路を見ると、その先には光の輝き、、、
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そして、コンクリートのスリット状の通路を出るとそこにはお大きく視界一杯に広がる美しい瀬戸の海、
普段なに不自由なく感じる光の美しさ、そしてありがたさを感じることができる作品でした。 -
「護皇神社」から木漏れ日のトンネルを下り、次の家プロジェクト「角屋」へ向かいます。
-
「角屋」ここは家プロジェクトとして最初に完成した作品です。
本村にある古民家、玄関を入ると外の光が遮られたうす暗い空間、本来畳が敷かれた座敷に水が張られちます。水が張られた座敷分の周囲に板の間が巡らされ、その板敷の歩きながら水の中を覗くと点滅する赤い無数の数字、それぞれが自身の意思を持ったかのように独自のタイミングで数字の明滅を繰り返します。
「Sea of the time '98」
うす暗い静かな空間で繰り広げられる赤い数字の明滅、板敷の脇に腰掛けてゆっくりと眺めると、何となく落ち着いた気持ちに、、、
何とも不思議な空間です。 -
「角屋」は、家プロジェクトの最初の作品として、元々この本村にあった古民家をリノベートして造られたものです。このプロジェクトが始まった当初は、この島の人々もこういった事業に対して興味もなく、むしろ怪しげな企み程度に見られていたのではないでしょうか。そういった中、島の人々、子供から年寄りまで、このタイマーのタイミング設定ゆだねたそうです。これにより、島の人々の関心も高まったとのこと、
自身が携わった、これによって他人事ではなく自身の身近な出来事として受け止められる、つまり繋がりができる。人間はやはり一人ではなく繋がりの中で生きている、そういうものなでしょか。面白いですね。 -
「碁会所」
ここはふたつの建物がならび、その真ん中の通路から中に入ると庭があり、ふたつの建物共に庭の方に戸が開かれ、その中の畳の間に置かれたもの、
左の部屋には椿の花、右の部屋には竹が、、、
ただ、これら花びらや竹、全て木彫り、 驚きの職人芸です。 -
「碁会所」続き「石橋」へ
「石橋」へはここ、一丁台を右にまわり、路地を進んでいきます。 -
「石橋」
ここも大きな古民家をリノベートしたもので、内部は広い板敷きの座敷に黒い板壁、そこに滝を思わせる絵が描かれています。
何よりもここの縁側に腰掛け、庭を眺めるのが私の一番のお気に入りです。日の光を浴びつつ、爽やかな風を感じる、時折周囲の竹やぶで笹が触れ合う音を聞いているだけで、本当に癒された気持ちになれます。
ただ、今回悲しいことに来客数が多いため、縁側に座ってゆっくりできず、、、 ここはオフシーズンの人が少ない時に来るのがいいかもしれません。 -
「はいしゃ」
ここはその名のとおりかって歯医者さんだったお家を使い、大竹伸郎さんがその独特の世界を展開された作品です。
大竹伸郎さんといえばこの直島の宮浦にあるアートな銭湯、I Love 湯 や女木島の「女根」などがあります。 -
2階の窓を覗くと自由の女神が、、、
これにて家プロジェクト、6軒、ひと通り巡ってみましたが、この他にこの島にはたくさんのおもしろいアート作品???がいたる所に点在しています。 -
南寺の前の広場にある藤棚、紫色の綺麗な花が咲いていました。
本当にいい季節ですね。 -
南寺の手前のお家の門に燕の巣を発見、
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入口の横にはさりげなく飾りが、、、いいですね。
この家の表札を見ると三宅親連、と書かれていました。
瀬戸内の小島にも関わらず直島は産業、観光それなりに成立しており、現在アートの島としてその知名度は世界に広がっています。
正に今の直島を形作ったのが9期36年にわたって直島町長を務められたこの方、三宅親連氏、三宅家は代々八幡神社の宮司であり、島民からも親しまれ、島の発展に大きな貢献をされた方のおうちだったんのです。 -
ねこ、直島の路地にはねこがよく似合います。
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イチオシ
空き缶アートのよいち座、
よいち座のお店の入口に飾られふたつの空き缶アート、
とてもユニークですね。 -
本村の街中を歩いているとそこかしこでかわいいアートに出会えます。
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イチオシ
夕日のおっちゃんで有名な方のおうち、ここにもこんなアートが、
ここのおっちゃん、まだ出会ったことがないのですが、、、
どんな方なのか、一度お目にかかってみたいものです。 -
直島の家は焼杉の板を張った建物がたくさんあります。この黒い外面を利用したアートがたくさんあります。
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これの壁面アートです。
いたる所にこのようなアートがあり、なかなか気を抜いてありけません。 -
おうちの屋号が書かれたプレートです。
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きちだゆう、光がプレートを通過し、木漏れ日のように文字が壁に浮かび上がってました。とても珍しい光景です。
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ギャラリーくらや
石橋の手前にあるアーティストの宿、
くらやさんのHPです。
http://kuraya-naoshima.net/ -
くぐり戸をくぐると小物や写真が展示されており、その先に中庭、
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中庭の左側の部屋がギャラリーになっています。
実は昨年の5月、この宿で泊まったのですが、ちょうどギャラリーの展示の入
れ替え時期だったようで、この部屋に宿泊しました。
静かでなかなか居心地のいい部屋でした。 -
ギャラリーくらやの少し先にある島小屋、なんとテントと寝袋で寝るという、島の夜の空気を直に感じられる宿です。
島小屋さんのFacebookページです。
https://www.facebook.com/shimacoya?fref=nf -
母屋の中にテントがあります。
宿泊はこのテントで寝袋に潜り込んで眠るのですね。お値段もリーズナブル、次回はここに泊まってみようかな、 -
ちょうどこの時期、アーティストの尾柳佳枝さんがここに滞在しながら壁画などのアートを製作中でした。
ちょうどこの日は丸窓の作品が養生中でまだ手付かずでしたが、きょうここのFacebookで完成している写真がありました。
https://www.facebook.com/shimacoya/photos/pcb.233851900138075/233850860138179/?type=1&theater
この本村のすぐ向かいの島、向島をモチーフに作られるというお話を聞きました。とても素敵な作品ができましたね。ご苦労様です。 -
ここでランチタイム、
お昼は玄米ごはんのシャレたカフェ、「あいすなお」へ
ここでは前から気になっていたすすりこ定食、
島ではそうめんがよく食べられ、そうめんをごまの油でアクセントをつけたお出汁で煮込んだにゅうめんと玄米ごはんのおにぎりのセット、
とても美味しく頂きました。
あいすなおのクチコミです。
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kagawa/shodoshima/naoshima/tips/11128394/ -
ねこカフェ、にゃおしま、
この外壁のねこ、とてもよく目立ちます。 -
直島ご当地バーガーとして確固たる地位を築いたmaimai、
ここのバーガー、この島のハマチをカツにして挟んだ絶品バーガーです。
ここに来たら是非味わってみてください。テイクアウトもできるので、ここで買って海を見ながら食べたりもできます。 -
島のパン屋さん、本村港から積浦への途中にある島唯一のパンやさんです。
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イチオシ
本村に続き、つつじ荘からベネッセ・アートサイト、ビーチエリアへ
草間弥生さんの黄色いかぼちゃです。 -
イチオシ
浜辺の突堤にちょこんと乗ったかぼちゃ、
アートの島、直島のシンボルですね。
お話に聞いたのですが、このかぼちゃ、何度か台風何度で海が荒れた時に行方不明になるという事件があったそうです。その度に島の漁師さんたちが船を出して付近を捜索、救助ならぬ回収し、再びこの定位置に返されたとか、、、
この島のアートは島の多くの人々によって支えられているんですね。 -
ベネッセ・アートサイト、ビーチ・エリアのショップです。
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ショップの隣の通路にもこんなアートが、
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このビーチエリアにはたくさんの屋外アート作品があります。
先ずは先程のショップの入口にある
「腰掛け」 ニキ・ド・サンファール -
「らくだ」 ニキ・ド・サンファール
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「ねこ」 ニキ・ド・サンファール
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「象」 ニキ・ド・サンファール
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「かえると猫」 カレル・アペル
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このビーチエリアで一番の人気者はやはり草間さんの黄色いかぼちゃですね。
ここで写真を撮ろう行列が絶えることがありません。 -
この海岸線、そして海岸から続く斜面が山へと続き、その中腹にベネッセハウス・ミュージアムが、さらにその山頂付近にも建造物、ベネッセハウス・オーバルが海岸から山頂へ順に配列されています。
自然の山と緑の中に存在するコンクリートの建築物、一軒ん違和感のある組み合わせですが、ここではて建物が自然の緑の中でアクセントとなり、いい意味で調和が取れているように思えます。 -
つつじ荘バス停の前にある足が半分砂に埋まった鳥居、何とも不思議な存在です。
ここの地名は、琴を弾く地と書いて琴弾地(ことだんぢ)と読みます。この地名の由来は古く、平安末期、平家物語の時代に遡ります。保元の乱によって敗れた崇徳上皇が京より讃岐へ流される途中、この直島にしばし逗留されたということです。
その際、島の人々が琴を弾じて院へのお慰めをこの地で行ったことからこの地名、琴弾地となったとのことです。
また、この直島という島の名前についても院が島民の純朴さに感銘を受け、真島と名付けられたとういうのが期限とされ、その後、素直な島、直島という名が定着したということです。
これらのお話は、昨年この直島を訪れた際、本村でお話した地元のおばあさんから教わりました。 -
積浦の天皇下バス停のすぐ上にある神社、地元では天皇さんと呼ばれて親しまれている崇徳天皇宮、
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ここに院の仮御所が建てられ、その当時ここで過ごされたということです。
こんな小さな島なのですが、なかなか壮大な歴史のドラマが刻まれてきた、いろんな面でこの島には興味が尽きません。 -
本村から直島ダムの脇を進むと突然現れる巨大なゴミ箱、
こんな人郷はなれた辺鄙なところにもさりげなくアート?があります。
ちなみにここから地中博物館側でなくつつじ荘方面へ向かう山への上り道を行くと「ねこバスの停留所」などという不思議なものもあります。また、この坂を登りきった地蔵山の山頂にも頭だけのとても不思議なお地蔵様がおられます。この位置は直島で最高高度位置であり、ベネッセ・アートサイトや眼前一杯に広がる海の眺めが最高です。 -
「地中庭園」
チケットセンターからから地中美術館へ向かう道沿いにある庭園です。 -
「地中美術館」
ここの詳細は以前に行った時のクチコミ
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kagawa/shodoshima/naoshima/tips/10593717/ -
地中美術館から宮浦港へ向かう下り道、ここからの景色もなかなかいいです。
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宮浦港に到着しました。
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イチオシ
宮浦のアートな銭湯 「I Love 湯」
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イチオシ
ここはファンキーな雰囲気がいいです!
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イチオシ
宮浦港、フェリー乗り場横の「赤かぼちゃ」
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赤かぼちゃちゃの近くにある血小板のような形の椅子
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宮浦港にフェリーが入港してきました。
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帰りの高松行きフェリーが到着、
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楽しかった直島ともお別れです。
あすは豊島、楽しみです。
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