子連れ旅行　イタリア・ヴェネツィア　自由気ままに街歩き２「イカスミパスタ食って、ゴンドラ乗るぞ」

2011/08/22 - 2011/08/22

さぁて、今日はヴェネツィアをぷらぷらっと観光するぞ－っ
って感じで、自由気まま「ノープランの行き当たりばったり」ツアーの続きです。

今日は前半で「イカスミパスタ」は食すことができたので、次っ！
ヴェネツィアといえば・・・「ゴンドラ！！」
そう、「ゴンドラに乗らねば！！！」です。
子供たちも、ディズニーシーで乗って以来、ずーっと「乗りたい乗りたい！」と話していました。
さぁ、日も暮れ始め過ごしやすい気温になってきたので、出発です。


まずは、ゴンドラ（ゴンドリエーレ）を選びます。
小運河にもゴンドラ乗り場はあり、そこでも「ゴンド～ラ～ゴンド～ラ～」とゴンドリエーレ達が客引きをしていますので、そちらで交渉。

ガイドブックには協会規定で40分80ユーロだが、コース・値段共に＜要交渉＞と書いてある。ヤレヤレ、規定の必要あるのかな？

場所はサン･ズリアン教会西側、値段は
「スタンダードコース120ユーロ、ロングコース150ユーロ！！」正直、高い！
「リアルト橋とため息橋へ行きたい」と言うと、「ベリーロング200ユーロ！」なんて言いやがる、一気に戦意喪失しバイバイ。相手もあっさり引いちゃった。

気を取り直して次っ！場所はサンマルコ広場ドゥカーレ宮南側。
規模が大きく、ゴンドリエーレ達がたむろしてる（笑）
相手が多すぎて、戦意喪失。そこから東に５０ｍほどにこじんまりとした乗り場発見！近づくと・・・イケメンゴンドリエーレが近づいてきた。
「ショートコース100ユーロ、ミディアムコース120ユーロ、ロングコース150ユーロ！！」なんだよ、さっきと変わらないなぁ。

同じように、「リアルト橋へ行きたい」と言うと、「ロングコース、150ユーロ！！、ショートコース35分100ユーロ、ため息橋、サンタ・マリア・フォルモーザ、ゴンドラ工場、ベリーナイス」なんて言いやがる。うーん・・・やーめた。あっちの乗り場へ行ってみよう！

と、思ったら、奥で聞いていたチョイ悪風ゴンドリエーレが・・・
「ジャッポネーゼ？俺ジャポネーゼ好きなんだ「友達」の友って好きなんだよ。俺のに乗れよ」と言ってくる。値段は？と聞くと、
「リアルトはロングコースだ、45分?50分で120ユーロでどうだ？」と言ってくる。
だんだん日も暮れてくるし、交渉も面倒だし、30ユーロ下がったから良しとするか？と若干あきらめムードで右手を交わしてみた。

最初に交渉したゴンドリエーレは、「お前ズルイなぁ」って感じで何かを言っていました。しょうがないじゃん、高いんだもん。

さてその120ユーロ、高いか安いか？４人で乗ったので、一人当たり３０ユーロ。そう考えれば安いか？
ゴンドラは６人乗りなので、嫁は「その辺を歩いている、かわいい女の子の二人連れを（格安で）誘えば良かったね～」なんて言ってました。

＜行程＞
ホテルで小休止(15:00ごろ)→出発(17:15ごろ）→ゴンドラ選び→サンマルコ広場近くのゴンドラ乗り場(17:45ごろ）→（ゴンドラ乗船）→戻ってきた（18:40ごろ）

実際のルートはこちら↓
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=211276671883611031917.0004ad928622f6803c18e

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩

ドゥカーレ宮の南側から、ため息橋の水路はスグ。残念ながら工事中のため一部しか見えない。

さて、このゴンドラ「友」が好きなゴンドリエーレだけあって・・・ゴンドラに「友」の文字がモザイク風に書いてある。
この「友」の文字・・・うーん・・・写真に写っている長女（7歳）が書く字の方が上手いぞ（苦笑）
まぁ、口だけで「ジャポネーゼ好き」「“友”が好き」と言っているヤツでは無さそうと判断してあげることにした。

また、このゴンドリエーレが日本人の彼女（？）しかも「ともちゃん」の写真を嬉しそうに見せてくれた。

そうそう、このゴンドラ。それぞれのゴンドリエーレが拘ってオーダーするようで、船体がとっても凝った彫刻があるものやら、ピッカピカの装飾が付いているものやら、椅子が超豪華風なふわふわだったりと様々。
ゴンドリエーレ選びも大切ですが、ゴンドラ選びも良いと思いますよ。タクシーだって、できれば綺麗な車に乗りたいと思うでしょ？それと同じです。

そう考えてみると、今回乗せてもらったゴンドラは・・・若干年季が感じられました。
ちなみに、最初に交渉したゴンドラは、超綺麗な黒光りピッカピカで彫刻も素敵で装飾品も金ぴかの極上な感じでした。どうせ乗るなら、最初の方が良かったかなぁ。
なんとなくですが、路地にいるゴンドラのほうが素敵な装飾のものが多かった様な気がします。

「友」好きのゴンドリエーレがこちら！典型的なイタリア男とみた。

日本人の彼女がいる・・・と豪語、じゃなかった、「日本と“友”という言葉が好き」と豪語するだけあって、多少の日本語ができる、っぽい。
あいさつと、ちょっとした単語と、日本語でも歌う。子供たちにはウケた。

基本コースでもある、サンタ・マリア・フォルモーザ教会。

えーっと、誰かの家だったと言っていた。が、失念！
そういえば、どこかにモーツァルトの家だったところもあったっけなぁ〜
なんて、思い出す。

こんな感じで、何隻ものゴンドラとすれ違う。
「ちゃ～おっ！」

さて、細い運河を右へ左へと抜けていくと、そこは「カナル・グランデ」
ぎりぎりのところを、ヴァポレットが通り過ぎる。

こんな沢山の船がいる中で、衝突したりしないのだろうか？と少し心配になるが。。。上手いもんだ。

さぁ、最大の目的「リアルト橋」である。
本当は下をくぐりたかったのだが・・・

ゆっくりと眺めさせてくれたので、良しとするか。

帰りは、サンタ・マリア・デッラ・ファーヴァ教会の方を抜けて、最初にくぐった「ため息橋」をもう一度くぐって、サン・マルコ運河に戻ってきた。

この頃、次女（3歳）はゴンドラの揺れが心地よかったのか、すでにおやすみモード（笑）
なんとも言えない表情で寝てしまっていた。

あっという間の45分。
ドゥカーレ宮に戻ってきた。
よくもまぁ、こんなに正確にタイマーで計ったのかの如くの時間で戻ってくるもんだ・・・と感心。

だんだんと陽が沈んできました。
これから乗る人たちは、ゴンドラセレナーデってやつですな。なんて思いながら。

これで、ヴェネツィアでのミッション２つ目
「ゴンドラに乗る」を完了！！

まぁ、自己満足なんですけどね。

下船したところで、約束の支払い。120ユーロ＋気持ちを支払う。
最初は怪しい男だなぁと心配しましたが（失礼！）リップサービスもあり、歌もありと、ゴンドラクルーズとして家族全員満足できました。

子供たちは、このゴンドリエーレと記念撮影。
長女（7歳）は彼とのツーショットを彼の携帯でパシャり。

きっと今頃は日本人相手に「日本人の友達なんだぜ」と言いながら、営業活動をしているに違いないっ！！と、勝手に想像するkumasukeでした。

☆　もし、このゴンドリエーレのゴンドラに乗って、わが娘の写真を見せられた人はメールくださいね（笑）☆

「楽しかったねぇ～」という子供たちの言葉に「ホッ」とします。
またプラプラしながら、ホテルへ帰ることに。

サン・マルコ寺院はもう閉まってしまっていたので、外側だけ。

サン・マルコ広場は相変わらず混んでいました。

サン・マルコ寺院脇です。黄色の建物が宿泊したホテル。
今日は疲れてしまったので、食べ物をスーパーで買い込んでホテルの部屋で食事をしました。

もう、明日はフィレンツェに向かって出発します。