子連れ旅行　イタリア・番外編　ユーロスター・イタリア　ES*　AVに乗るのだ　＜自動券売機の使い方＞

2011/08/26 - 2011/08/26

今回の都市間移動はすべて鉄道を利用しました。

・Milano　～　Venezia
<EurostarCity:ESc> : FrecciaBianca（白い矢）
　<EuroCity：EC> : ETR610

・Venezia　～　Firenze
　<EuroStar AV：ES*> : ETR610/ETR485 FrecciaGento（銀の矢）

・Firenze　～　Roma
<EuroStar AV：ES*>： ETR500 FrecciaRossa（赤い矢）
　<EuroStar AV：ES*> : ETR610/ETR485 FrecciaGento（銀の矢）

３区間の利用にあたって白･銀･赤の三種類の矢をコンプリート使用と計画したのですが、時間の都合で白ではなく、Eurocityとなりました。

優等列車（EC/ES*/ESc）は全車指定席なので乗車前にあらかじめ指定券が必要です。

今回は３区間とも「Tranitalia」HPからあらかじめ購入していましたが、主要路線で本数も多いからか？意外と現地で調達しても大丈夫そうでした。

窓口は相変わらず長蛇の列がありましたので、数も増えてきた自動券売機でのチケット購入の参考になればと思い、画面遷移をご案内します。

BILIETTELIAは相変わらず長蛇の列。イタリア人？は並んで買うのが好きなのでしょうか？きっと、世間話調な感じで会話をしながら購入するんでしょう。なのでなかなか列は進みません（笑）

なので、会話に難がある私としては、券売機は非常に助かります。
早速、使ってみることにしましょう。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅構内にはこんな図体の券売機があちらこちらに設置されていました。
日本の様に固まっていたり、柱の下に置いてあったり・・・ホントあちこちという感じにあります。

これは新しいタイプで、従来からある黄色のものも稼働していました。

もちろん、ES*だけではなく、短距離を含むすべてのチケットを購入できます。
本当は「ピサ」へも訪問予定だったので、使うハズだったのですが。

さっそく画面にタッチしてみると・・・
ただの券売機では無いようです。

とりあえず英語表記にしてみましょう。イギリス国旗をタッチ

左側大きいボタンの上「BUY　YOUR　TICKET」をタッチ

Departure station:Firenze S.M.Novella　はあらかじめ表示されます。
変更したい場合は右側のMODIFYをタッチします。

今回はそのままArrival Station（到着駅）を選択します。
右に主要駅が表示されますが、ない場合はアルファベットをタッチすると候補駅が表示されます。

今日はローマへ向かうので、「Roma　Termini」をタッチ

現在時刻から後の列車が表示されます。

9：09分に9：10発の列車を選択したら、ワーニングが表示されました。

練習？撮影だけ？なので、そのまま続けちゃいましょう。

チケットの種類を選びます。
Base：標準
FLESSIBILE:制限付き（払い戻しや変更に条件があります）
PROMO:プロモーションチケット
GLOBAL PASS：周遊券など

すぐに乗るのですから、FLESSIBILEとかPROMOで買っても問題ない（キャンセルとかしないという意味で）
・・・というか、直前でも割引切符を買えるとは親切かも？

とりあえず「BASE」をタッチ。

１等（PrimoClasse)
２等（SecondClasse)　を選択します。

枚数を選択します。

選んだ列車が表示されます。

そのまま席を選ばないのなら、右下の「FORWARD」をタッチします。
今回は選びたいので「CHOOSE」をタッチ

「SEAT」をタッチすると、どの辺の席が良いかを選べます。

窓側を選択しました

最終確認です。

先ほどの席選択によって、割り当てられた席は
３号車の５６番でした

問題なければ「PURCHASE」をタッチします。

現金かカード払いかを選択し、決済します。

カード払いを選択すると、画面右側のテンキー上部の液晶画面に決済金額が表示されるので、カードを挿入し（カードは飲み込まれません、奥にぶつかるまで入れます）PINコードを入力すると完了です。

大掲示板を確認して、ホームで列車が到着するのを待ちます

到着しました。
ＥＴＲ５００　FrecciaRossa（赤い矢）です。

いやー格好良い！

ドアの脇に１等車、２等車の表示と、行き先等の電光掲示板が付いています。

車両に張ってありました

一等車（PrimaClasse)の車両中央部の席です。
簡易的に間仕切りがしてありました。

１等車のみ、新聞と茶菓のサービスがあります。
専用のおしぼり、クッキー、飲み物（コーヒー、ジュース、ワインも！）のサービスがあります。

ココで驚くことがありました。３日前にVeneziaからFirenzeへ向かったときのサービススタッフの方と再会！（ちなみにこの列車はMilano発）
ちゃんと覚えていただいていて、お互いに再会を喜びました。こっちが喜ぶのは分かりますが、相手も共感してくれるなんて嬉しいです。

手袋をちゃんと外して握手をしてくれる紳士な方でした。

Wi-Fiが利用できます。

私は次の都市での計画を確認しました。

ココで発覚したのは、ローマで行こうと思っていた
「La　Carbonala」が夏休みだということでした。残念！

現在地が地図上に表示されています。

これから車内を散策します。

完全なコンパーメントもあります。

ビジネスの表記がされていました。シートも革張りでした。

１等車はこんな配置（２＋１）になっています。

２等車は（２＋２）です。

FrecciaRossaには食堂車が連結されています。

ここでもご飯を食べたかったなぁ。

同じくBar車両です。飲み物と軽食が購入できます。

当たり前のようにエスプレッソマシンが備わっているので、美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。