子連れ旅行　イタリア・ローマ　テルミニ駅からフィウミチーノ空港まで＜レオナルド・エクスプレスに乗るのだ＞

2011/08/27 - 2011/08/28

イタリア旅行も最終日。
ローマには少なくとも２泊、できれば３泊位したい。だって、見どころを全部こなせてないし。。。（涙）
朝、１時間くらい早起きすれば、真実の口くらいは行けたかな？

翌日の帰国の途の準備ために選んだ駅近のホテルが、期待以上に素敵だったので、子供たちはもっと泊まりたいと駄々をこねてるし（笑）

さて、ローマ　フィウミチーノ空港発は１２：３０

2時間前には空港に着くことを考えると・・・遅くとも１０：００にはテルミニ駅を出発しなくてはなりません。
もう、帰るだけ・・・寂しいものです。

テルミニ駅から空港までの交通機関はというと、列車「レオナルドエクスプレス」（約３１分）かバス（４５～６０分）

今回の旅は、列車を中心に動いてきたので、ここでも列車を使って空港に向かうことにします。
このためもあって、テルミニ駅に近いホテルを選んだりもしました。

毎時２２分、５２分（３０分ごと）にテルミニ駅を発車します。

さて、本当は朝早起きして、もうひと観光！と言いたいところでしたが、さすがにそこまでのパワーもなく、普通に起床して朝食を食べて、準備を整えたらもう時間でした（汗）

あっという間に今回のイタリア旅行も終了。
まだまだ、見たい場所で行けなかった場所も多かったので「また行きたいね」と言いながらイタリアを後にしました。

－行程－
テルミニ駅　9：52
↓
フィウミチーノ（レオナルド・ダ・ヴィンチ）空港駅　10：23
↓
チェックインして出国手続き、ゲート到着　11：40
結構ギリギリでした（汗）
空港内でお土産を買おうと思ってたのに、買えませんでした（涙）
↓
ＣＸ２９２　12：30発　香港行き（Ａ３４０）
↓
香港国際空港　6：50着
↓
乗継　
↓
ＣＸ５４８　8:35発　東京（羽田）行き（Ｂ７７７）
↓
東京国際空港

※ＣＸ２９２(FCO-HKG)からＣＸ５４８(HKG-HND)への乗り継ぎ時間は１時間半ほどと、チョット心配な感じがしましたが、心配をよそに余裕でした。
　まぁ、朝が早いために、香港国際空港内のお店も大半が閉まっているため、逆に時間をつぶすにもつぶせません。帰りに何か買って帰ろう位に思っていても前述の理由のとおり無理でした。チョッと残念。

エリア ローマ(イタリア)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルからすぐ、テルミニ駅です。

駅構内で列車の時刻と発車ホームの確認をします。

自動券売機でビリエット（切符）を購入します。
以前来た時は有人の窓口が並んでいた場所が、ほぼ全部新型券売機に更新されました。イタリアも省力化？

さて、早速購入。大人２枚、子供１枚・・・と。
大人１４ユーロ、子供（１２歳未満）は無料！

イタリアの子供料金は良く分かりません。大人と同額だったり、半額だったり、無料だったり・・・毎回聞いてみないと分からない。

ちなみに、レオナルド・エクスプレスは１等しかありません。

子供は印字すらありませんでした（笑）

自動券売機の使い方はこちら
http://4travel.jp/traveler/katsuyao/album/10620326/

タッチパネルなので、簡単に購入できました。

駅構内です。

駅の構内は色々なお店が並んでいます。
JR東日本で言うエキュートかっ？

おっと、ヴァリデーション（刻印）を忘れないようにしなきゃ。ＥＳ＊ＡＶのようにチケットレスの場合はいらないのですが、普通の切符のときは必須です。

刻印を忘れると、切符をちゃんと持っていても罰金です。要注意！

駅の見取り図がありました。
だいぶ年季が入った見取り図です。

「レオナルド・エクスプレスは２５−２９番線。奥まっているので時間に余裕を」とガイドブックにあったので確認。

ホームが書いていないのに、番線の数字だけが書いてある。

一番端は２４番線。２４番線をひたすら歩きます。

レオナルド・エクスプレスのホームはこの先にあります。
チョット先位とおもっていたら、結構な距離があります。

イメージで言うと、埼京線のホームの恵比寿寄りの先端から渋谷駅の山手線のホームまで歩く様な感じです（分かるかな？）
これって、結構不便じゃない！？　

あ、でも、成田エクスプレスも東京駅だと地下ホームだから遠いか。

やっと２８番線に停車中のレオナルド・エクスプレスとご対面です。

結構いい距離でした。時間も余裕を持たないと乗り遅れます。

このホーム手前側でも切符を販売していました。

こちらが機関車側では無い、先頭車両です。

車両の格好は他のと同じですが、赤いマスクです。３倍速かったり！？　そんなわけないか。
レオナルド・エクスプレス専用車両です。

フィウミチーノ（レオナルド・ダ・ビンチ）空港まで３１分で結んでいます。
しかし、イタリアの列車に＜１分＞という感覚ってあるのかなぁ？と思うのは私だけ？そんなことないですよね。

ガイドブックやらネットで調べると、時間は正確だしスト（ショーペロ）も回避する。と書いてある。
おお、なるほど。やはり空港アクセス列車は国の玄関的な交通機関ですからね。

すべて１等の車内は・・・
コンパートメント（６名）と開放席（２＋２）があります。車両中央に荷物置き場、トイレも付いてました。

しかし、１等といっても、くたびれてるし、お世辞にも綺麗とは言えない車内・・・うーん。イタリアの入口になる列車なのになぁ・・・いかがなものか。
空いていたので、コンパートメント（６名席）を家族で陣取らせていただきました。

ミラノのマルペンサ・エクスプレス（ミラノ・中央駅行き）は綺麗だったなぁ。

開放席部分です。車両中心部に荷物置き場がありました。

ＥＳ＊もそうでしたが、デッキは盗難の心配があるからでしょうか？車両内に荷物置き場がありました。

客車の中央に荷物置き場があれば、目が届きやすいので、置き引きの心配が少し減りますね。

ＥＳ＊に前に乗ったときは、デッキに荷物置き場があったので、チョッと心配だった記憶があります。なので、今回は対策（気休め？）でコンパクトなチェーンロックを持っていったのですが・・・いずれの列車でも用無しでした。（とはいえ、油断は禁物です）

先頭は電気機関車です。すごい落書き。
やはりこちらも赤いマスク。綺麗だったら格好良さそうなのに残念。
しかし、何で車両に落書きをしようと思うのか疑問。

イタリアの普通列車は、機関車＋客車の形態が多く、推進運転が日常的に行われています。機関車も両側に運転台が付いていないのが普通？で、最後尾客車に運転台が付いています。

日本だと、推進運転とやらで、制約が多いのがウソのような感じです。

テルミニ駅を（ほぼ）定刻に発車。
並走しているのは、元祖ユーロスターイタリア（ペンドリーノ）のＥＴＲ４５０。さすがに古さを感じるスタイルですが、振り子が付いていて最高速は２５０ｋｍ／ｈ！侮れません。現在は高速線（ディレッシマ）を走る事はなく、都市間の特急に転用されているそうです
どことなく新幹線スタイルは親しみを持ちます。

途中の景色は結構ローカル線な雰囲気を醸し出していました。
ふと線路が分岐したと思うと・・・

何度か空港に向かう高速道路から見えていた、アーチ状の電柱の下を走ります。もうすぐ空港なんだな〜って思いました。

しかし、３１分。なぜ？３１分？しかも、ゆっくり走っています。
本気で走れば２５分位で着いちゃうんじゃないかな？

チョットだけ頑張れば３０分！ってなるのになぁ。。。って考えてしまうのは日本人的？

ちゃんと３１分？（時計で確認を忘れました）で到着しました。

空港駅では、レオナルド・エクスプレス専用の券売機が用意されています。クレジット・カードも利用可能です。

空港の駅らしい雰囲気です。まぁ、皆さん大荷物ですからね。
さぁ、国際線のターミナル3へ向かいます。

ターミナル３は空港駅を降りて目の前でした。

相変わらず免税手続きとは無縁の我が家は、そのままチェックインカウンターへ向かいました。

ターミナル１は国内線、ターミナル２はシェンゲン内、ターミナル３がシェンゲン以外の国際線のターミナル。
今回は、香港経由で日本まで帰るので、ターミナル３から帰ります。

※免税のカウンターはこのターミナル３にあります。

ターミナル３は初めて使いました。いつもはシェンゲン内での乗り継ぎが多かったので・・・
途中、モノレールまで使ってやっとゲートまで辿り着きました。

余裕だと思っていたのに、意外なほど時間がかかってしまい、結構ギリギリになってしまいました。

子連れだったお陰で、出国の手続きの列も大幅に短絡させてもらったりもしていたのですが・・・
（結構、係員の人が小さな子連れの人達だけを誘導して優先的に手続きをしてくれていました。）

出発２時間前に空港着では時間的に厳しいかもしれません。子供連れじゃなかったら・・・もっと時間がかかってしまったのは間違いありません。

帰りの便もキャセイパシフィック
ＣＸ２９２　香港行きです。機材はＡ３４０−３００
今回の隠れた目的のＡ３４０でした。ＪＡＬ・ＡＮＡ共に採用されていない機材なので乗る機会がありませんでしたが、やっと念願叶いました。

最近はＢ７７７やＡ３３０のような双発機が多くなってしまい、４発機はなかなかお目にかかれません。
なんとなくですが、個人的に４発機は静かで良いなぁと思っています。世間での話題はＢ７８７ですが、次はＡ３８０に乗ってみたいな。