2011/07/13 - 2011/07/20
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トムソーヤさん
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3日目は、
シュテファン寺院、王宮宝物館、美術史美術館、市庁舎、リンク内(旧市街)と、
散策します。
ハプスブルク帝国の財宝、豪華な衣装、装飾品、美術品、建物、彫刻などと見るものに事欠きません。
結局、見切れずに終わったものも沢山有りました。
ウイーンは、ハプスブルク家のマイ・ホームなのでしょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルの朝食。
ホット・ミールは、 ベーコン&エッグ。
量は多いけれど、素直な味でおいしい。 -
シュテファン寺院。
本日はここから始めます。
外側を修理中。
右側が137mの南塔で、左が北塔。財政難のためこちらが低い。
後期ゴシック建築だそうで、確かに空を突き刺す尖塔がいかめしい。 -
シュテファン寺院のマップ。
中は見学できます。 -
シュテファン寺院。
壮麗な教会内部。 -
シュテファン寺院。
柱や壁面の彫刻が多くて、豪華です。
というよりも、ごてごて飾りすぎか。
神の居場所としての寺院・教会の性格ですか。 -
シュテファン寺院。
宙に浮かぶ十字架のキリスト。 -
別の日に家内が北塔に登りました。
タイル模様の屋根が美しい。向こうは南塔。 -
塔から下を見ると。
下の広場に止まっているのは、観光馬車フィアカー。
シュテファン寺院の広場が、駐車場になっているのです。 -
王宮のスイス門。
名前の通り、昔スイス兵が護衛していました。
ウィーン少年合唱団で有名な王宮礼拝堂と、中庭とを結びます。 -
王宮内のフランツ2世。
何か呼びかけているようですが、良くわからない。 -
王宮宝物館の入り口。
ここで、個人でお願いしたガイドさんと待ち合わせ。約1時間ほど解説してもらいます。 -
王宮宝物館。
ハプスブルク家のまさに宝物館です。華麗な衣装や豪華な宝石類が見られます。
ポスターにあるのは、オーストリア帝国の王冠。 -
王宮宝物。
これは巨大な翡翠の彫刻。 -
王宮宝物館。
これは何かわかりますか・・・
キリストを十字架に打ち付けた釘です?!
当時の王室には、このような海千山千の品物が持ち込ます。
王宮内ではまじめに議論され、その結果これは本物とみなされたそうです。 -
王宮宝物館。
これは、最後にキリストの腹を突き、止めを刺した槍の先。
キリストの血がついているので、最強の剣だそうです?? -
王宮宝物館。
色とりどりの宝石で飾り立てた、十字架。
当時は、ダイヤモンドのカット技術がなかったため、色鮮やかな貴石が用いられました。
有る意味わかりやすいけれど、なんとなく子供のオモチャのような。 -
王宮宝物館。
左がマクシミリアン1世(後の神聖ローマ皇帝)で、右がマリア(ブルゴーニュ公女)。
マクシミリアンは神聖ローマ皇帝の継承権を持つ新興勢力で、経済力を求め、マリアは豊かなブルゴーニュ公国の継承者で、権力基盤の安定を求めていたそうです。
富と力の結婚です。
ハプスブルク家は、婚姻により勢力を拡大します。
マクシミリアンの、
「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」
が有名な言葉です。 -
王宮宝物館。
これは金羊毛騎士団(きんようもうきしだん)のペンダント。
ブルゴーニュ公フィリップ善良公によって作られた世俗騎士団。
名前の由来は、ギリシア神話のイアソンの物語からきているようです。(アルゴ探検隊の主人公イアソンが、探した金の羊毛です。)
今上天皇もこのペンダントを送られています。といった話をガイドさんから聞きました。 -
新王宮。
翼を大きく広げた建物。
結局、中は見物せず。
ウイーンは、見るものがあリすぎて。 -
新王宮付近。
その中央には、オイゲン公騎馬像。
彼は、ハプスブルク家ではよほどに評価されているのでしょうね。 -
マリア・テレジア像。
その名もマリア・テレジア広場の中央に鎮座します。 -
左の建物は・・・
美術史美術館。
オーストリア、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、オランダなどハプスブルク家の領土を中心とした美術コレクションが中心です。 -
その後ろの建物は・・・
ミュージアム・クオーター。
バウハウス系のアーチストで有名なルートビッヒ財団近代美術館(MUMOK)や、エゴン・シーレなどウイーン世紀末派の作品で有名なレオポルド美術館があります。
今回の旅行では、ここもパスしました。でも、人が多いですね。 -
その右側の建物は・・・
自然史博物館。
フランツ・シュテファンのコレクションが基礎となった、自然科学の博物館です。 -
本日は、美術史美術館を見学します。
-
美術史美術館。
館内に入り天井を見上げると。
ちょっとしただまし絵ですが、教会などにある宗教画と同じです。 -
美術史博物館。階段の途中には、こんな彫刻群が。ギリシャ神話からきているのか、ちょっとわからない。
-
美術史美術館。2階ホールにある、カフェ・ゲルストナー。
有名なカフェで、本店はケルントナー通りにあります。 -
美術史美術館。
丸天井。
建物自体が、一級の美術品です。
2階は絵画展示ですが、ここは一見の価値あり。
ブリューゲル、クラナッハ、デューラー、ルーベンス、アルチンボルドなどなど。
西欧絵画といえば、フランス・イタリアと思っていた身には、この美術館は新鮮。
ハプスブルク帝国の領土が、スペイン、ドイツ、ネーデルランドなどを中心としていたためもあり、フランス・イタリアとは違った雰囲気の絵画でした。 -
美術史美術館。
中央のアーチ状の壁と左右の柱の間の絵は、見えないでしょうね。
クリムトの絵で、左が古代ギリシャ、右がエジプトです。
正面玄関を上った壁面上部にあります。 -
美術史美術館。
でも一番見ごたえがあったのは、やはりこれ。
ブリューゲル。
バベルの塔、不思議な雰囲気を出しています。
このタッチは、最後の審判などのボッシュに似ていますね。
影響を受けているとの評価もあります。 -
美術史美術館。
ブリューゲル、でもこちらは、農村の婚礼の系列の作品。
謝肉祭と四旬節の喧嘩。
酒樽に乗った酔っ払いの姿に、思わず感動しパチリ。 -
美術史美術館。
英語で、The Fight Between Carnival and Lent.
キリストの復活までの四旬節(Lent)は、酒や肉を絶ちますが、その前の一週間は、呑めや歌えの乱痴気騒ぎの日々、謝肉祭(Carnival)になります。
ハチャメチャな日々ですね。 -
市庁舎。
中央の塔は98m、目立ちます。 -
下に大きなスクリーン。
後で知ったのですが、7・8月は、フィルムコンサート・フェスティバルと称して、これまでのニューイヤーコンサートなどのフィルムを無料で映すのだそうです。
知りませんでした。 -
市庁舎。
夕方の6時ごろ。
ウイーンではまだ昼間です。
でも、たくさんの人が。観光客より地元民が多かったような。 -
市庁舎。
むしろお目当てはこちら、市庁舎の前で屋台村。
赤い鳥頭のギャルは、T-MOBIELの宣伝ガール?
飴を配っていました。 -
市庁舎。
屋台村は、ちょっと不思議な中国やタイなどの東南アジアから、ウイーン人が見たイメージのイタリア、アメリカ、勿論ドイツ、オーストリアの郷土料理と多種多彩。 -
こ、これは。TEPPANYAKI。
でも、シェフはオーストリア人とアジア人?ちょっと心配。
・・・このシェフは見たことがある。
DO&CO、オーストリア航空のフライング・シェフの会社です。
まあ、いいか、と購入します。 -
野菜と鳥肉炒め。
お米はタイ米で、かかっているソースは、タイのスイート・チリ・ソース。
でも、食べなれた味なのでおいしくいただきました。
ここは、シンガポールと思えばいいのですから。 -
リンク内(旧市街)。
パトカーが周りを警戒中。 -
リンク内(旧市街)風景。
ペーター教会。
グラーベン通りから、ちょっと奥を見ると。
なんとなく、つつましく建っているバロック様式の教会です。 -
リンク内(旧市街)風景。
ケルントナー通りで見かけた、パフォーマ3人組。
女性の楽器が、不思議な音色。
演奏もうまく、皆さん聞き入っていました。
後ろの男性に楽器、大きいな、と思うと・・・ -
リンク内(旧市街)風景。
・・・巨大な、バラライカでした。思わず笑ってしまいます。
演奏がうまく、曲終わるたびに、小銭が投げ込まれます。
自作のCDも出しているみたい。 -
リンク内(旧市街)風景。
中欧や東欧系、おなじみイスラム系の観光客も多くいます。
人並みが途切れませんね。 -
グランド・ホテルの部屋にもどると、ねこが恨めしそうにこちらを見ていました。
一日ほって置いて、ごめんごめん・・・。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ciao66さん 2011/08/13 20:50:06
- シュテファン寺院の屋根・ブリューゲルの絵
- 屋根の横から眺めるのは絶景ですね。
でもこれではちょっと急すぎて屋根の上に乗れそうにも有りませんね。
ブリューゲルの絵
ずっと眺めていても飽きないような。
私も好きな絵なのです。
ただの風刺ではないブリューゲルの人間に対する洞察力の凄さには感服します。
樽の上の酔っぱらにもおろかと思いながらも何故か共感できるような。
酔っぱらいは馬に乗ったつもりなんでしょうね。
バベルの塔ですが美術史美術館のあの有名な絵のほかに別のバージョンが有るようです。もう少し建築が進んでいる絵。
http://matome.naver.jp/odai/2128123945162612801
- トムソーヤさん からの返信 2011/08/14 17:03:51
- RE: シュテファン寺院の屋根・ブリューゲルの絵
- 屋根の上に登るのは無理ですよ。
この写真は、狭い窓から手を伸ばして撮ったそうです。勿論出られません。
別の旅行記にも似た写真がありました。アングルが固定しているので、同じ写真になるのでしょうね。
ブリューゲルの他の絵、拝見しました。
連作ものが多いので、バベルの塔シリーズものもあるのですね。
ちょっと、感心。
バベルの塔、ヘブライ学校バージョンにこんな話があります。
塔の頂に登るのに1年かかるため、てっぺんから人が落ちても嘆かないが、一個のレンガがおちると、手に入れるのに1年かかるといって、悲しんだ、というブラックなお話。
この話から触発され、アメリカのSF作家テッド・チャンが「バベルの塔」を書いています。不思議な雰囲気の話です。興味があればどうぞ。
「あなたの人生の物語」(ハヤカワ文庫SF)に収録されています。
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