ウイーンのたび　2011年7月　（０）ねこの紹介

2011/07/13 - 2011/07/20

ウイーンは初めてです。
一度行った家内が、スイーツと美術館が飽きる程あるわ、との言葉につられての訪問です。
二人で撮った写真が大量で、その整理が大変ですので、最初にねこに旅行の概要を紹介してもらいます。

よろしく

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ねこです。

ご主人と奥様と、久しぶりの海外です。

さて、 ここはどこでしょうか？ これから出す三つのヒントに関係した都市です。

ヒントその1。
この公園の彫像は誰でしょうか。

前の記号は、ト音記号なので、音楽家ですね。

ご存知 ・・・ モーツアルト像です。市内のベルグ公園にあります。

ヒントその２。
このスイーツはなんていうか分かりますか。

そうです・・・ ザッハ・トルテです。

ザッハのチョコレートケーキは、杏のジャムがはいっています。 濃いチョコレート味には、酸味が隠し味でなかなかのお味でした。

ヒント３。
この少し太めの女性は、どなたでしょうか。

そう正解・・・ マリア・テレジアです。
シェーンブルン宮殿で会いました。

彼女は、ハプスブルク家の女帝と呼ばれたほど有能な皇后でした。

ソフィア・コッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」のなかで、娘を心配するしっかりものの母親で出ていました。

モーツアルト、ザッハ・トルテそしてハプスブルク家で

・・・ 正解はウイーンです。

これはシェーブルン宮殿の庭園にある、ローマ時代の遺跡です。

ウイーンは、ケルト人の集落ヴィンドボナを、ローマ人が軍団基地として作りあげた都市が起源です。 ヨーロッパ中で似た話がありますね。

恐るべし、ローマ人。

リンク内（旧市街）のマリアテレジア広場にある、 マリア・テレジア像。

威風堂々としています。何しろ、16人の子供を生み、その傍ら国政も見ていたのですから。

この左にあるのが・・・ 美術史美術館です。

ハプスブルク家の領土を中心に生み出された、400年間に亘る美術コレクションが見られます。

美術史美術館で、一番目立つのが、ブリューゲルでした。

これは、バベルの塔。結構リアルですよ。

その右にあるのが ・・・ 自然史博物館です。

マリア・テレジアの旦那さんの、フランツ・シュテファンの集めた、自然科学全般にわたる収集コレクションが収められています。

自然史博物館のシーラカンス。古代の魚はにがてだよ。

ベルヴェデーレ宮殿のスフィンクス。
なかなかナイス･バディです。

この宮殿は、オイゲン公の離宮です。彼の騎馬像は、新王宮の前にも飾ってありました。
トルコ軍からウイーンを救った英雄だそうです。

ヨーロッパの宮殿の庭には、必ずこんな噴水があります。 当時の流行みたい。

一日かけて、ヴァッハウ渓谷観光に行きました。

ここは、メルクの修道院。 なかなか広大で、豪華な修道院でした。

メルク修道院の付属教会。

内部の装飾は華麗です。 ちょうどミサの前に見学できてラッキーでした。

午後からは、ドナウ川クルーズです。

一番美しいというシェーンヴュール城。

デュルンシュタインで下船します。

手前が、聖堂参事会修道院教会、山の頂にあるのがケーンリンガー城跡。
イングランドのリチャード獅子心王が閉じ込められたお城です。

まるで中世の都市ですね。

デュルンシュタインは小さな町です。

ここは、ハウプト通りにある市庁舎、というより町役場。結婚式ができるようにきれいにしているそうです。

リンク（旧市街地）の王宮内にある、シシー博物館。

シシーは愛称で、正式には、后妃エリザベート。
ウエスト50センチというモデル体型で、並外れた美しさだったそうです。

このシルエットもあながち嘘ではないみたい。

こちらが、ブルグ公園にある皇帝フランツ・ヨーゼフの像。
シシーの旦那さまです。

でも、宮廷をきらって旅行ばかりの奥様と、内憂外患の国政からくる心労で、みるからに哀愁を帯びた後姿です。

市庁舎では、毎日屋台市を開催しているようでした。

この赤い鳥頭のおねえさんは、t-mobileの宣伝ガール。アメを配っていました。

リンク内（旧市街） の中心は、やはりシュテファン寺院。

ハプスブルク家の墓所で、そのゴシック様式の大聖堂で有名です。

いまは、ウイーンの目抜き通りの基点で、観光客が多数押し寄せます。 残念ながら、寺院の一部が工事中でした。

シュテファン寺院周辺で見かけたパフォーマ（大道芸人）。

演奏がうまくて、おひねりを随分もらっていました。
自前のCDも売っていたみたい。

リンク内（旧市街）のクルントナー通り。
ウイーンの目抜き通り。

欧米人は勿論、中欧や中近東の人たちも。大変な人だかりでした。

さてさて・・・
本格的なアップは、もう少しまってね、との事です。

この旅行記へのコメント （7）

• エンリケさん 2012/03/24 20:28:14

  すごい表情のねこに驚き（笑）

  トムソーヤさん
  
  こんばんは。
  ねこの紹介って、すごい表情をしているねこだなと思ったら、人形だったのですね・・・。
  
  表紙のお写真を見たときにホンモノかと思ってしまいました（笑）。
  
  わたしもヴァッハウ渓谷やデルンシュタインにも行ってみたかったですね。
  
  いつか機会を作って本気でウィーンに再チャレンジしてみたいですね！

  トムソーヤさん からの返信 2012/03/25 11:02:45

  RE: すごい表情のねこに驚き（笑）

  エンリケさん
  
  再度のご訪問有難うございます。
  
  アバターのねこは、時々海外についてきます。
  
  ハウスキーパのお姉さんからからチョコをもらったり、ドアマンのおじさんから声をかけられたり、
  シンガポールでは、現地の女の子に日本語で、かわいいといわれたり、飼い主より人気者ですよ。
  
  ちなみに、写真は、ミュンヘンの公園で日向ぼっこをする、ねこです。
  
  エンリケ王子さんの旅行記、また訪問させていただきます。
  
  よろしく
  
  
  

• arimaさん 2011/07/31 04:31:10

  ウィーンの最新情報

  ８月１０日、ベルリン・イン、ブダペスト・アウトで中欧ヨーロッパ旅行に出発します。オーストリアのウィーンに３泊します。
  
  ウィーン名物、お決まりのザッハ・トルテ。私も賞味したいですね。それと、ウィーン・シュニッツェルも。
  
  トムソーヤさんの滞在時はウィーンは天候には恵まれたそうですね。でも、今年の中欧ヨーロッパはやや気温が低めですね。日本の夏の感覚で行くと、面食らうかもしれません。服装には気をつけようと思っています。
  
  バッハウ渓谷もウィーンからの日帰り旅行で考えたのですが、思いきってモーツアルトの故郷、ザルツブルク日帰りにしました。
  
  ブリューゲルの「バベルの塔」も一度見たかったので、楽しみにしています。
  
  旅の続きも期待しています。

  トムソーヤさん からの返信 2011/07/31 13:11:31

  RE: ウィーンの最新情報

  arimaさん
  
  ご訪問有難うございます。
  
  8月上旬にウイーン等に行かれるとの事、小生帰ったばかりですが、なつかしく写真の整理をしています。
  
  根が怠け者なので、旅行記すべてをUPするのは8月10日では無理ですので、気のついたお勧めをいくつか。
  好みがありますので適当に取捨してください。
  
  小生たちは、ウイーンに6泊し、内一日はバッハウ渓谷観光でした。
  
  ○天気
  
  ヨーロッパの天気は、暑い日、寒い日というよりは、朝曇りで、昼はかんかんでり、夜は雨で寒い、といったところのようです。
  カジュアルとジャケットと、傘といった全天候型ををお勧めします。
  
  ○料理
  
  ザッハ・トルテやウインナ・シュニッツェルおいしかったですよ。
  シュニッツェルは、ウイーンのcafeの定番料理ですので、食べ比べるのもいいかもしれません。インペリアル・ホテルのcafeは上品な仕上がりでしたよ。
  
  もう一つお勧めは、ターフェルシュピッツ。
  牛肉と野菜を煮込んで、最初に野菜の入ったビーフコンソメ、その後引き上げた牛肉を西洋わさびなどのペーストで食べます。
  小生たちは、プラフッタに行きましたが、評判店のようで予約をお勧めします。
  
  ○市庁舎
  
  建物も見ごたえがありますし、夕方になると屋台市が開催されます。
  オーストリア人の目から見た、日本料理やアメリカ料理などそのユニークさも面白いですし、疲れた胃にはちょうどいいかもしれません。
  写真のような、赤い鳥頭のギャルがいるときもありますし、地元の人、観光客入り乱れています。
  
  ○市立公園
  
  公園自体はそんなに大きくありませんが、緑が多くのんびりできます。
  またシュトラウス像、修復中のため、表彰台にのっかています。？
  これも面白いかも。
  
  ○美術史博物館
  ブリューゲルをはじめ、クラナッハやルーベンスなど見るもが多いのですが、巨大なルーブルと違って、建物の2階だけなのでゆっくり見ても時間はかかりません。
  
  ○自然史美術館
  フランツ・ヨーゼフの大コレクションがベースのためか、いかにも18世紀趣味的な世界の稀少標本なども多く、ちょっとレトロな感じがあります。
  
  上記の両博物館は、対面しているので見学しやすいですよ。
  
  楽しいご旅行を！
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  > ８月１０日、ベルリン・イン、ブダペスト・アウトで中欧ヨーロッパ旅行に出発します。オーストリアのウィーンに３泊します。
  >
  > ウィーン名物、お決まりのザッハ・トルテ。私も賞味したいですね。それと、ウィーン・シュニッツェルも。
  >
  > トムソーヤさんの滞在時はウィーンは天候には恵まれたそうですね。でも、今年の中欧ヨーロッパはやや気温が低めですね。日本の夏の感覚で行くと、面食らうかもしれません。服装には気をつけようと思っています。
  >
  > バッハウ渓谷もウィーンからの日帰り旅行で考えたのですが、思いきってモーツアルトの故郷、ザルツブルク日帰りにしました。
  >
  > ブリューゲルの「バベルの塔」も一度見たかったので、楽しみにしています。
  >
  > 旅の続きも期待しています。

  arimaさん からの返信 2011/08/01 06:28:17

  RE: RE: ウィーンの最新情報

  トムソーヤさん、こんにちは。
  
  いろいろとアドバイス、ありがとうございます。
  
  ウィーンに６泊もしたのですか。じっくり観光できたでしょうね。私はウィーンに３泊しますが、そのうち１日はザルツブルグ日帰り旅行ですからゆっくりはできないです。ポイントだけ回ることになると思います。
  
  > もう一つお勧めは、ターフェルシュピッツ。
  これも、ウィーン名物でしたね。フランツ・ヨーゼフ皇帝が好きだったとか。食べてみたいです。
  
  > ○市庁舎
  先日ウィーンを紹介したテレビを見ました。この市庁舎の前で、劇場で上演されている公演のパブリック・ビューイングが無料でできるとか。最も、８月はシーズン・オフですが。楽友協会のコンサートチケットはネットで予約済みです。
  
  初ウィーンなので、楽しんできます。
  >
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  > > ８月１０日、ベルリン・イン、ブダペスト・アウトで中欧ヨーロッパ旅行に出発します。オーストリアのウィーンに３泊します。
  > >
  > > ウィーン名物、お決まりのザッハ・トルテ。私も賞味したいですね。それと、ウィーン・シュニッツェルも。
  > >
  > > トムソーヤさんの滞在時はウィーンは天候には恵まれたそうですね。でも、今年の中欧ヨーロッパはやや気温が低めですね。日本の夏の感覚で行くと、面食らうかもしれません。服装には気をつけようと思っています。
  > >
  > > バッハウ渓谷もウィーンからの日帰り旅行で考えたのですが、思いきってモーツアルトの故郷、ザルツブルク日帰りにしました。
  > >
  > > ブリューゲルの「バベルの塔」も一度見たかったので、楽しみにしています。
  > >
  > > 旅の続きも期待しています。

• ciao66さん 2011/07/28 20:36:59

  お天気・歴史・続編

  ハイライトの画像を拝見すると青空が綺麗なので
  ずっとお天気に恵まれた旅だったのでしょうね。
  ウィーンは行ったことは無いのですが
  今は無きハプスブルク帝国の歴史も有り、美しくて街歩きにはとても良さそうな所ですね。
  他には何処を回ってきたんだろうと興味津々で・・・本格編の展開を楽しみに待っています！
  

  トムソーヤさん からの返信 2011/07/29 20:55:57

  RE: お天気・歴史・続編

  7月中旬だったのですが、天気がよく、日差しが強くて日焼けしてしまいました。
  でも乾燥しているせいか、日陰はさわやかで過ごしやすい街です。
  
  ウイーンは、歴史の塊のような街ですね。
  
  狭い地域に見るところが集中しているので、ひたすら歩きました。（少しトラムも乗りましたが。）
  
  ciao66さんと違って、根が怠け者なので少し時間がかかるかもしれませんが、しばらくお付き合いください。
  
  
  
  
  
  > ハイライトの画像を拝見すると青空が綺麗なので
  > ずっとお天気に恵まれた旅だったのでしょうね。
  > ウィーンは行ったことは無いのですが
  > 今は無きハプスブルク帝国の歴史も有り、美しくて街歩きにはとても良さそうな所ですね。
  > 他には何処を回ってきたんだろうと興味津々で・・・本格編の展開を楽しみに待っています！
  >