2008/11/18 - 2008/11/18
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中国の風景さん
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留園は蘇州城の西にあり、拙政園と並び中国四大庭園のひとつ。明代万歴年間に太朴寺少卿徐秦時の私家庭園の東園として建設された(西園は現在寺院)。明の嘉靖年間(1522−1566年)に徐時泰が建て、当時は東園という名前だった。清の乾隆末(18世紀末)に劉恕が視察・拡大工事をして寒碧荘と言ったが、俗称は劉園と呼ばれた。そして同治12年に盛康という人が買い取り、そのとき劉と留の中国語の発音が同じなので留園となった。
「留園」は、「拙政園」と並ぶ蘇州の名園。中国四大名園、蘇州四大庭園にも数えられている。「拙政園」がすっきりとした景色に感動するなら、この「留園」は、建築物の密集と広がりによって作られた緊密な構造に唸る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
30元
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東、中、西、北の4つの部分に分かれている。東部は持ち主の邸宅部分である。観劇/遊戯/宴会/読書/詩吟/絵画/碁室があり、重厚な建築が中心。北部は田園の趣を現している。西部は山林、中部は山水。 -
留園路に面した入口。
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こちらは意外にも留園18景の1つだとか。柏の樹と雲南山茶のみが植えられただけという簡素な空間には、伝統中国画の技法が用いられています。その極意とは、簡素な空間でありながら何とも上品な趣が再現されるというもの
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また回廊を飾る「漏窓」と言われる透かし窓も見もの。一つとして同じデザインはなく、その一つ一つの窓から見える眺めも異なり、それぞれに完成された一副の絵画を見るようだ。
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入り口近くの 「古木交柯」 近くにある地味な建物 「緑陰」を覗いてみました。明代詩人の詩から名付けられた小さな空間は、係員のおじさんに手入れされた鮮やかな花で今日も彩られますそれぞれの空間がたくみに組み合わされており、その配置の妙と華麗な庁堂が目を引く。
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「涵碧山房」 から池の方向を見た左手には、また築山が見えています。ここを登って通り抜けながら、池の北側に足を伸ばしてみるとしましょう。途中には 「聞木犀香軒」 という、庭園中部で最も高い位置に建つ建物も見えます。
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池の北側に建つ小亭 「可亭」 の傍から先ほどの 「涵碧山房」 を眺めていると、その、気になった建物が 「涵碧山房」 の脇に建つ建物「明瑟楼」。
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池を中心に明るく静かだ。池の北側は、石を積み上げてできた築山があり、南側は建物が巧みに配置され築山と池の景色を格別に美しく見せている。
池を中心に楼閣や築山が広がり“山水を表現した” という言葉がまさにぴったり。 -
これを遠くから眺めると、船の形のように見えるんです。最近、明清時代の庭園に行くとかなりの確立で船の形を模した建物に遭遇ます。もう一度この建物の場所まで戻ってきました。内部に入ると、やはり説明書きには 「恰航(つまり、船!)」 と書いてあります。
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池に掛かる小橋からは、「濠濮亭」 という瀟洒な建物も。水面に建てられているんですが、この池に立つ “印月” にお気づきでしょうか?これを見て、杭州十景にある “三潭印月” (一元札の裏側にも絵があります) を思い出した。
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後で説明を見てみると、「濠濮亭」 のこの池に立つ “印月” が水辺に映ることで、月夜でなくとも水面に月が映っているように見える効果があるそう。“印月” の用途は杭州十景と微妙に違うかもしれませんが、西湖十景の親戚を発見した気分です。
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そのまま先へと十数m続く 「曲渓楼」 内を歩いていきます。左脇に見える小窓の風景が次第に華やかになってきた。
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そのまま先へと十数m続く 「曲渓楼」 内を歩いていきます。左脇に見える小窓の風景が次第に華やかになってきた。
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向かいに立派な築山の庭園を控え、幾重にも扉を持つ平屋建ての建築物が静かに姿を現しました。この五峰仙館は園内で最も大きい広間だそうで、梁や柱、調度品などに楠が使われていることから 「楠庁」 とも呼ばれています。豪華で広々とした空間は左右対称の空間構成が取られ、中国古典庭園に見る庁堂の典型スタイル
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かつ江南式庁堂の代表格!明るい風格を持った清々しい空間に感じます。
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留園には、700メートルあまりの長い回廊があり、雨にぬれたり、日に焼けたりする心配はないのが特徴です。 -
かつて庭園の持ち主が読書や書道をたしなむ間として使われた 「揖峰軒」 や 「還読我書斎」 などがあります。この 「還読我書斎」 に当たる部分は今では骨董類のギャラリーになっているんですよ。興味があればこちらもどうぞ!
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太湖石は「漏痩皺透」(穴が多く、ほっそりしており、襞が多く、すっきりしている)のものが良いとされています。
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この池の南側に建つ 「林泉奢碩之館」 も留園内でも著名な建築物の1つです。
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「鴛鴦庁」(おしどり広間)と呼ばれているそうです。その由来は、男女の客がそれぞれ分かれて利用した二つの広間となっているからだそうです。中国の封建社会では、男女は親しくやりとりをせず、男性の客は男性の主人が、女性の客はその夫人が接待をした、男女の客が、それぞれ異なる広間を使わなければならなかったから・・・だそうです。北が男性、南が女性の部屋で、北の部屋の方が大きく、南はやや小さく、男尊女卑という封建的な思想が、庭園建築の中にもハッキリと現れているのだそうです。
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中には樹齢100年以上の木々も立ち並んでいます。ちゃんと看板も付けられて、すごく偉い樹のように見えます。そんな木々を見ると 「へー、凄いね」 と思いがちですが、留園の歴史はそれ以上だと言うこともお忘れなく。
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東部の一番奥地にあるウワサのノッポな太湖石(たいこせき)を見に行ってみましょう。太湖石とは蘇州の西は太湖周辺から切り出される石灰岩で、有名な庭園ではよく見られる大変貴重な石なんだそう。留園ハイライトの1つですね。このニョキッと立ちはだかる 「冠雲峰」 が高さ6.5mの園内で最も有名な太湖石。池の北側に “冠雲”、“瑞雲”、“岫雲” と並んで立ち、留園内でも有名な姉妹三峰とされています。
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池の北側に “冠雲”、“瑞雲”、“岫雲”と並んで立ち、留園内でも有名な姉妹三峰とされています。
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池の北側に “冠雲”、“瑞雲”、“岫雲”と並んで立ち、留園内でも有名な姉妹三峰とされています。
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冠雲峰の北側には六角形の小亭 「冠雲亭」
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さらに今や茶館として利用されている 「冠雲楼」 があります。中では地元の人か旅行者か、中国人客がお茶を飲み飲み世間話に花を咲かせていました。 -
冠雲楼の二階に上がり龍井茶(12元)を飲む。
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冠雲楼の二階は静かに前庭を見る、至福のひと時を過ごす。
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なおシーズン中は庭園内の各部屋で、琴、笙、楊琴、ニ胡等民族楽器の演奏がある。 庭園はもとより、建物の門/窓/鴨居などに施された精巧な彫刻や、贅を尽くした造りに心を奪われる。
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竹林脇の散歩道。先ほどの 「冠雲堂」 前を抜けつつ、引き続き北部エリアに入っていきます。この北部エリアは、田園の赴きが広がる空間です。
石畳の道を歩くと、左右には緑が広がります。笹の葉もサラサラと風に揺れ、先ほどまでの少し薄暗い回廊から一変、気持ちいい散策道になりました。 -
お次は盆栽園が広がります。ひたすら、盆栽、盆栽…。この庭園北部のいわゆる田園エリアというものは、盆栽園であった。
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西部は、木々が茂り渓流が流れる。山林風光の趣に富む。盆栽エリアを通過したら、庭園の西側へ到着。この西部は山林の趣を表現したエリアということだそうで、のっけから岩山ハイキングの様相を呈しています。 -
西部の山林の中の東屋。岩山を登ると言っても、ほんの少し登るともう山頂です。山頂近くには 「至楽亭」 などの小亭が建っています。北側を見ると、先程の盆栽園も見えます。
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池の南に堂々と構える 「涵碧山房」 は、別名を 「荷花庁」 とも呼ぶんだそう。天井も高く、窓も大きくとられているので、スッキリした佇まい。その中に木々や池の緑が美しく溶け込んで、一体感のある景色を生み出している気がします。「涵碧山房」 の向かいに広がる池。
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山頂に来たかと思うと、既に下りに差し掛かりました。ここを下ると左手に 「活溌溌地」という簡素ながら風情のある建物が見えてきました。秋には周囲の木々が紅葉し、この景色に色を添えてくれるそうですよ。そのまま南手には特に建物はなく、緑の池と木々がまさに静かな山林のイメージを作り出しています。
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「涵碧山房」 や 「明瑟楼」 の南側に出口案内の看板が出てきました。出口の手前は、この庭園の資料館になっています。さらに、資料館を抜けると土産物店が続き、再びスタート地点の “留園路” へ戻ってくることができました
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