龍口神明社元宮

2010/09/11 - 2010/09/11

　藤沢市片瀬の龍口寺山門前横に龍口神明社元宮はある。大正12年 (1923年)の関東大震災により社殿などが全壊したが、昭和8年 (1933年)に龍口の在のままで復興した。
　昭和22年（1947年）に、龍口山は片瀬町として藤沢市に編入され、それ以降は境内地のみ鎌倉市腰越町（旧津村）の飛び地として扱われ、現在も津（津1番地）のままになっている。
　太平洋戦争後は交通事情も悪くなり、神輿渡御も難しくなったために昭和53年（1978年）に村人達の総意により江の島を遠望し、龍の胴にあたる氏子の里、鎌倉市腰越字蟹田谷1548番4へと遷宮した。今は､湘南モノレール西鎌倉駅が最寄の山の地にある。
（表紙写真は龍口神明社元宮鳥居）

エリア 鎌倉(神奈川)

• 交通手段: JRローカル 私鉄

元宮境内の石碑。

龍口神明社縁起。

龍口神明社元宮狛犬。

龍口神明社元宮狛犬。

龍口神明社元宮本殿。

龍口神明社元宮本殿の龍の彫刻。龍口神明社のパンフレット（100円）には元宮の彫刻として3人(4人？）の天女（？）と壷の極彩色の彫刻の写真が載っているがどこにあるのであろうか。

元宮境内参道。

元宮境内参道脇の庚申塔（○○4年銘）。足元に掘られている3つは三猿だろう。

元宮境内参道脇の道祖神。

元宮境内参道脇の道祖神（文化2年（1805年）銘）。

元宮境内参道脇の道祖神（慶應2年（1866年）銘）。