2度目のHCM＆初めてのカンボジア 7日目

2010/04/28 - 2010/06/06

先発組は十二分にホーチミンを満喫済みだが、お嬢にとっては半日しかないホーチミン
そういう訳で、今日はお嬢の行きたい店、行きたい場所に行くことになっている。

とりあえずイパニマとテウテウは外せないらしい。
食べる方は、ゴックスーン、キムタイン、上海コムガー。

イパニマとテウテウは3年前の好印象をキープしていることを先発組が確認済みだが、後は行ってみないとわからない。
お嬢にとって充実した半日になりますように。


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イパニマ、テウテウ、キムタインはハナマルだったが、上海コムガーは期待はずれ。
ゴックスーンは、何とも評価が難しい。メチャクチャ安くて、とても美味しかったので普通ならハナマルなのだが、3年前の感動を再現したとはとうてい思えない。
3年前の蛤があまりにも美味しすぎた。いつかリベンジしなければ。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ANA

▽タンソンニャット空港

11時40分、予定より10分早く到着

▽タンソンニャット空港

マダムはちゃっかり座っている。
マダムの横に座っているのは中国の団体さんのツアコン。彼女もちゃっかり座っている。日本のツアコンなら座らないだろうな。

▽ビナ

又々、タクシー争奪戦かと憂鬱になっていたら、ビナのドライバーがおいでおいでをしている。
街中でもあまり見かけないビナだが、ビナサン、マイリンとともに信用できる３社の一つだ。
呼び込みしている点が不安材料だが、背に腹は変えられない。

カラベラまで10万ドン弱＋5千ドン、何の問題もなかった。夜と日中では様子が違うのかもしれない。

☆カラベラ

今回最後のホテルはカラベラ
ロビーはコジンマリしているが、漂っている雰囲気はさすがに格がある。

☆カラベラ＜1501号室＞

そんなに広くもないが狭くもない。
調度品も豪華でないが貧相でもない。
同じ5星でも、レジェンドより雰囲気がある。ソカとはモノが違う。

☆カラベラ

ホテルの前には評判の悪いサイゴン・ツーリストが並んでいてボッタくられたとのクチコミがあり心配していたが、ドアマンに「ビナサンorマイリン」と告げるとビナサンかマイリンを呼び込んでくれる。

何度目かのドアマンは心得たもので、当方が「ビナサンorマ」まで言うと、「イリン」と続けてくれた。

5月4日（火）　昼

【上海コムガー】

本日のランチはお嬢の大好きな鶏料理
ガイド本では必ず紹介されているローカルな鶏飯屋だが、Ｃ級グルメに似つかわしくない外観

【上海コムガー：333ビール 17,000D】

東京からホーチミンに着いたら地方都市に来た気分になるが、シェムリアップからだとすごい大都会に来た錯覚に陥る。
333も先進国の味がする。

【上海コムガー：コムガー 14,000D】

鶏の出汁がきいて美味しい。
当たり前だが、タイのカオマンガイに似た味だ。

【上海コムガー：ガークアイ [ローストチキン] 40,000D】

この店の看板メニューだが、クチコミで読んだとおりパサパサしていて味がうすい。
コムガーを炊いた残骸との説もあるが、なるほど頷ける。

【上海コムガー：ヘオクアイ [ローストポーク] 39,000D】

中尾彬が絶賛したと言うローストポーク。たしかに、チキンよりこっちの方が美味しい。
ただし、絶賛するほどではない。

【上海コムガー：合計 110,000D】

2F席はローカルっぽいが、3Fは店内もきれいでエアコンもある。
ローストチキンはイマイチだったが、コムガーは美味しかった。
でも、わざわざタクシーで来るほどかって訊かれたら、Yesとは言い難い。その程度ってことだ。

○レズアン通り

キムタインに向かう途中、いきなりサイゴン大聖堂が見えた。
観光に時間を割かない我が家なので、ホーチミン2回目にして、初めてのサイゴン大聖堂。
新婚カップルの撮影風景もチラ見できた。

【キムタイン】

前回も一応候補に入れていたが、絶対行きたい訳でもなかったので、結局は行かなかった。
今回、事前に調べた中では評判が高い。

【キムタイン：プリン×3、ヨーグルト×3】

とりあえずプリンとヨーグルトを1個づつ食べてみる。
プリンは普通だが、ヨーグルトは評判どおり美味しい。

【キムタイン：飲むヨーグルト×2】

飲むヨーグルトもなかなかいける。

【キムタイン】

マダムはプリン1個とヨーグルト3個、お嬢はプリン1個とヨーグルト1個と飲むヨーグルト1杯、Ｒはプリン1個とヨーグルト2個と飲むヨーグルト1杯。

上海コムガーとの連戦だったので、お腹がいっぱい。余裕があれば、もっと食べたかった。特にヨーグルトは秀逸。

≪イパニマ≫

お嬢がホーチミンで行きたいショップはイパニマ
3年前にも母娘で買いまくっている。
キムタインの前のインターコンチからタクシーでイパニマまで移動。普通は歩く距離だが、時間がもったいない。

≪イパニマ：150USDぐらい≫

今風のビニール生地なのでけっこう軽い。
黄色と迷っていたが、最終的には無難な黒にした。

≪イパニマ：50USDくらい≫

一見イパニマらしからぬ落ち着いた感じのパーティーバッグだが、ビーズとレースでゴージャス感が出ている。さすがベトナム、仕事が細かい。

≪イパニマ：200USDくらい≫

これは、柔らかい羊革。
ビーズの刺繍がアクセントになっている。

≪イパニマ：80USDくらい≫

これはマダム。
白いレースに見えたが、よく見るとビニール生地を型抜きしてある。
内側のピンクはシルクですごく軽い。

≪Bee line !≫

2日目にマダムが見つけたアンテプリマもどきのワイヤーバッグ屋。
イパニマの近くだし、お嬢も欲しいと言うので覗いてみることに。

≪Bee line !：ワイヤーバッグ 29USD≫

前にいたオネエサンがいないので、マダムが買った紺のバッグは22USDだったと言っても信じてくれない。
マダムも頑張ったが、今日のオネエサンは強気で29USDが精一杯。

≪ユニーク≫

セールの看板があったので覗いてみたが、マダムとお嬢の好みとは違ったみたい。

☆カラベラ＜1501号室＞

荷物を置きにホテルに帰る。
ドンコイのホテルはこういう時に便利だ。

☆カラベラ

コンセルジェにゴックスーンを予約してもらう。
ゴックスーンはお嬢のリクエスト。今夜の便で帰国なので、ゴックスーンで待たされないよう予約した方が安心だ。

★健之家：フット60分 180,000D×3

ベトナムのマッサージが凄いのか、健之家が特別なのかは判断できないが、とにかく健之家はいい。
お嬢も行きたいらしいが、今日は最終日。ジカンニ、カギリガアリマス。
最終的には、ショッピングの時間を削って健之家のフットマッサージを選択。

結果は、お嬢も大満足。これは、すごいねと驚いていた。

≪テウテウ：ワンピース≫

バッグはイパニマだが、服の一押しはテウテウ
奇抜でなく上品なデザインで縫製もキッチリしている。その上、メチャクチャ安いので、コストパフォーマンスが高い。

≪国営デパート≫

最後は職場のバラマキ土産
安くて美味しそうなものは沢山あるが、かさが低くて軽いものを探すのは難儀する。

5月4日（火）　夜

【ゴックスーン】

3年前に行った3号店（106 Suong Nguyet）はゴージャスで素敵なんだけど、ちょっぴりかた苦しい雰囲気だったので、今回は庶民派の1号店（17 Le Quy Don）にした。

タクシーにはマリーナ店で降ろされたが、よくあることなのか案内係風のオジサンが１号店まで案内してくれた。徒歩１?２分の距離だけど、何となく嬉しい気分になる。

７時前、大きな店なのにほぼ満席。予約しておいて正解だった。

【ゴックスーン：333ビール 16,000D】

庶民派レストランと言っても、そのへんのローカルレストランとは違うちゃんとしたシーフードのレストラン。
でも、値段は恐ろしく安い。
333の価額が比較の目安になるが、今回のレストランの中でここが一番安かった。

【ゴックスーン：レモンティー 15,000D×2】

3号店とはスタッフの様子が全然違う。フレンドリーなオネエサンだったのでオーダーしやすかった。

我が家の席は、2階にある中規模の部屋。周りの客は中華系ローカル。
3年前の3号店では皆がドレスアップしてて面食らったが、こちらは普段着だ。
1階に生バンドがいたが、話し声が煩く、何も聞こえてこない。

【ゴックスーン：ライススープ 25,000D×3】

ライススープは3年前に食べた。とっても美味しかったので、今回も迷わずオーダー。
あの時は取り分けサイズだったので、1つだけオーダーしたら、今回は1人前サイズだった。一口食べて美味しかったので、急いで2杯追加。

レシートには「Chao Tom 3×25,000D」となっていた。チャオトムは、エビのすり身揚げのはずなのでミスタッチだろう。
他の料理の値段から考えても、1杯25千ドンは高すぎだ。

【ゴックスーン：Cha Gio Tom Cua L [海老と蟹肉の揚げ春巻き] 79,000D】

今回の旅行では、初めての揚げ春巻き。
3年前は何回かオーダーしたが、次回も絶対食べたいと言う程のものでないと結論が出ていた。

でも、ここの海老と蟹肉の揚げ春巻きは美味しいとのクチコミがあったので、試しにオーダーしてみた。これが当たりでかなり旨かった。

3人では食べきれない。残りはテイクアウトにし、飛行機の中で食べることにする（結果、飛行機の中で食べずに捨てたらしい）。
なお、量が多すぎと思っていたら、Lサイズになっていた。

【ゴックスーン：Ngheu Kieu Phap L [蛤のクリームスープ蒸し] 83,000D】

我が家の海外旅行の中で忘れられない程美味しい料理の1つに、3年前に食べたゴックスーンの蛤のクリームスープ蒸しがある。
今回、ゴックスーンを選んだのも、もう一度あのスープを食べたかったからだ。

【ゴックスーン】

少しクリーム（牛乳）の味が強すぎて、記憶の味と違う。これはこれで美味しいのだが、こんなもんでは納得できない。

半分ぐらい食べてから、蛤の味が効き出してきた。イメージに若干近づいてきたが、それでも例の味には程遠い。

【ゴックスーン：Mi Xao Cua [カニ肉入り春雨炒め] 83,000D】

広州在住の食通ブロガーさんが絶賛していた。
薄味だが、春雨にカニのダシが染み込んでいて、なるほど旨い。

【ゴックスーン：Tom Cang Hai Mua [手長エビ] 216,000D】

シーフードレストランにせっかく来たのだからとオーダーした品。
キロ72万ドン（1匹300グラム）と他の料理とは桁が違う。
高いだけあってプリプリ。
3人でシェアしたら１口で終わりだった。

【ゴックスーン：合計 588,000D】

これだけ食べて、1人千円弱。手長エビを食べなかったら１人600円だ。
もう嘘のように安い。

でも、やっぱり前に行った3号店にすべきだった。あの蛤が忘れられない。

≪ニューラン：バインミー 20,000D×2≫

お腹はいっぱいだが、お嬢の夜食用にバインミーを買う。お嬢はニューランのバインミーが大好きなのだ。
ゴックスーンの前で拾ったビナサンは非常にいい人だった。
ニューランと告げて、次にカラベラに行くから待っててもらったら、何とエンジンを切っていた。当然、メーターも回っていない。こういう人にはチップをはずむ。

☆カラベラ＜1501号室＞

昨夜の内に、お嬢に持って帰ってもらう荷物（当然20Kg以内）と我々が翌日持って帰る荷物（40Kg以内）を仕分けてあったので、今日の買物分を若干微調整すれば荷造りは終了。

ちょっと早いが、渋滞の危険もあるので出発する。

▽タンソンニャット空港 出発フロアー

街を抜けるまで少々渋滞していたが、出発２時間前の21時55分に無事到着。

上海コムガーに1人でいた日本人男性を発見。インパクトがある体型なので覚えていたが、空港でも遭遇するとはホーチミンは狭い。
マダムとお嬢に教えると、何とマダムは昼間のタクシー移動中にも歩いている彼を見かけたらしい。
ホーチミンが狭いのか、彼がそれほど目立っていたのか？

【illy】

建物の入口で制服がチェックしている。どうやら、飛行機に乗らない人は建物に入れないようだ。
見たところ混雑しているようでもないし、調度イリィもあるので最後のコーヒーでも飲むことにしよう。

【illy：コーヒー】

今回、ベトナムコーヒーを飲み損ねたとお嬢が悔やむ。

▽タンソンニャット空港 出発フロアー

22時13分、一足早く帰国
最近は途中合流が多いお嬢だが、1人で帰国するのは今回が初めて。少し不安そうだが、ANAなので心配ないだろう。

▽タンソンニャット空港 到着フロアー

例によって例の如くタクシーに乗れない。
今夜は制服を着た空港職員のような奴がいるためか、ビナサンとマイリンのネクタイがいつも以上にカード、カードと騒いでいる。

制服が後ろに引っ込んで暫くたってから、ビナサンのネクタイから次だと告げられた。
ホッとしていると、突然日本人のオジサンから同乗させてくれと話しかけられる。
変な人でもなさそうだし、カラベラの近くのアパートだと言う。何よりタクシーに乗れずに困っている事情は十分わかっているので断りがたい。

▽ビナサン

車中で仕入れた情報によると、２月からホーチミンに単身赴任しているらしい。空港には何度も来ていて、今まではすんなり乗れた。今夜はカードを持っていないと駄目だと断られた。カードの存在自体知らない。

アパートと謙遜していたが、予想どおり高級マンションだった。
オジサンが10万ドンを出すので、5万ドン返そうと財布を探したら2万ドンしかない。いいです、いいですと言うオジサンに2万ドンを渡して勘弁してもらう。

○ドンコイ通り

ほんの10メーターぐらいなので気にしなかったが、カラベラの玄関のチョイ手前でタクシーが止まる。

メータは10万ドン強。例の5千ドンを足して11万ドンを支払うと、運ちゃんが空港道路使用料のレシートを見せながら、金が足らないみたいなニュアンスを言ってくる。ファーストホテルの時と同じパターンだ。

現地に着いた日にこれをやられたら、パニックになる可能性もあるが、毅然と無視してやる。
ホテルマンが来ないように、チョイ手前で停めたってことか。


●2度目のHCM＆初めてのカンボジア 8日目～9日目＜完＞
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