ノスタルジックなイスラムの香りを求めて in Malaysia★2009　01　1日目【名古屋⇒HK⇒KL】　

2009/07/09 - 2009/07/12

旅行を決めるのはいつもギリギリだけど今回は最高記録！出発10日前に夫がつぶやいた「７月の中旬なら週末に２連休を足して、４日間休み取れそうだけど…？」の一言から始まった。
毎年お盆時期に合わせて、私たち夫婦の誕生日旅行（1週間違い）に行くのが恒例だったのに、今回はゆっくり休みが取れなさそうなので思いきって格安なこの時期は…？と数分で話がまとまり、その夜から１日中PCに向かって私は今からでも行けそうな行き先を猛検索。
出発１週間を境に航空券が抑えられる会社がどんどん限定されていき、もう行けないかも…と諦めかけた矢先、見つけたのがクアラルンプール。
旅行日数・滞在時間・料金・航空券・HOTEL…全て納得の、初のマレーシア行きが決定した。
１年半前にマレーシアのマラッカに行きたくて、全部手配しあとは出発のみ…の状態で、夫の仕事の都合により流れた幻の旅行がやっと実現。今回は日数の関係でマラッカ滞在が日帰りだけど、行けるだけでも最高にうれしい♪
多様な文化が入り混じり融合したマレーシアの世界を駆け巡る４日間がスタート！

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: キャセイパシフィック航空

ハネムーン以来になる大型連休周辺以外の出国。
混んでいるのが見慣れた光景だけど、平日のセントレアのロビーは気持ちが良いらい空いていた。

中部国際空港セントレア 空港

今回は香港経由でマレーシアへ。

中部国際空港セントレア 空港

雲を見下ろし、彼方まで広がる深い空を進んでいく。

機内は閑散としていて、ビジネスマンの姿も目立っていた。

私の機内食は肉。
セントレアから日本を発つこと13回目にして、初めて機内食に名古屋名物“ういろう”が登場♪
地元に住んでいるとはいえ滅多に口にすることが無いういろうは私の大好物で、ほのかな甘みと、あの食感がたまらなく好きだから嬉しい。
変な組み合わせだけれど、ういろうと果物をおつまみにした。

夫の機内食は魚。

香港へ到着。
本当は寄りたい店があるけど、ターミナルが違ったので今回は我慢。
出発ロビーを目指してウロウロしていると…

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ちょうどこの日はA380機のシンガポールのファーストフライトだったらしく、一部をセレモニー会場にして大々的にイベントが行われていた。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ファーストフライトのお客は会場内に入るときにシャンパンが手渡され、A380を見ながら乾杯中していた…うらやましい！

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

オープニングイベントが始まるとフラッシュの嵐。
安全を願って獅子舞が行われ、多数のマスコミに交じって私もシャッターを切る（笑。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

クアラルンプール行きの搭乗口は、広い香港の空港の１番端。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

あっという間に香港を出発。
目指すは、マレーシアの首都：クアラルンプール。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

ワインを飲みたくて選んだパスタの機内食。
クリームソースがかかっているけれど微妙でミスセレクトだった。

こちらはダ夫の機内食。
中華系の味付けがされた肉が入っていて、こちらの方が美味しそうに見える。
以前、香港→ＢＫＫ間をキャセイで飛んだときに食べた機内食が激ウマで、香港発の機内食ってなんて美味しいんだろう！と感動したけど、今回は違った。

無事、クアラルンプールに到着。
マレーシアでの両替はキャッシングが１番お得と聞いていたので、空港内で済ませておく。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

今回は送迎が無いのでエアポートTAXIを利用してHOTELまで行くことに。

カウンターで目的地のHOTEL名を告げると、行き先に応じた定額の料金を先払いして、チケットを発行してもらう。
ちなみに空港から宿泊先の“ベルジャヤ タイムズ スクエア スイーツ アンド コンベンション”までは67.4RM。
先払いなので料金トラブルも無いし、行き先もチケットに明確に表示されるので初めてでも安心。

TAXI乗り場では係りの人か、タバコ吸いながら客待ち中のドライバーにチケットを見せればOK。
トランクにスーツケースを詰めてもらっても、特にチップ等は不要だった。

市内の中心部へ向かう間に太陽が沈み、辺りはどんどん色濃くなっていく。
到着したのはアパートメントタイプのHOTEL“ベルジャヤ タイムズ スクエア スイーツ アンド コンベンション”。
宿泊先を決めるのに結構時間がかかり、駅が遠い・中心地へのアクセスが不便・口コミ評価が悪い・治安が悪いなど、何処も一長一短で悩みまくって選んだのがココ。
駅が徒歩圏内であること・４-５つ星HOTELにしてはお値打ちなこと・屋台街のアロー通りが近いこと・TAXIチケットセンターが併設されていること(エアポートTAXIと一緒のシステム)が決め手になったけど、到着してみると予想以上に豪華でびっくり！デパートが併設されていて、フロントは14階にある。
そして、ロビーには見慣れないアバヤを着用したムスリム女性で溢れていて「あぁ！イスラム圏に来たんだ！」と実感した。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

フロントはとても広く、お洒落なソファーが置いてあって素敵♪
チェックインはダンナさんにお任せして…(*^^)v

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

アパートメントタイプなので、鍵を貰ったら自分で部屋まで向かう。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

HOTELが描かれたカードキー。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

扉を開けると…

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

わぁぁ！広い、広すぎる！
一度に部屋を紹介できないので、入口扉を中心に反時計回りで見ていくと…まずはキッチン。
L字型でスペースも広いけれど、なぜかシンクしかない。調理スペースが無いのはマレーシアの外食文化の影響かも。
右下に見える白い箱は冷蔵庫で、ベッドルームの対極にあり位置が悪く、ちょっと喉が渇いた時はグルっと歩かなくてはないので不便だった。
広すぎるが故の悩み。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

キッチン脇の扉を開けると、超広いビデ付きのサニタリールーム。
４畳強はありそうな全然落ち着かない空間だけど、水の流れが良好だった。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

その向かいにはこれまたビッグサイズの洗面台。
朝は便利だけれど、トイレの正面の壁半分が鏡…ってのはやっぱり落ち着かないかも。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

その先にある扉を開けると、少し小さめの洗面台とバスタブが。
アメニティーは…石鹸・バスジェル・シャンプー・コンディショナー・ボディローション・シャワーキャップ・サニタリーバッグ・綿棒・歯ブラシ・ミネラルウォーターは１人２本ずつ。
その他ドライヤー・ティッシュBOX・スリッパも置いてある。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

バスタブは、縦が驚くほど長くて浅かった。
可動式のシャワーが設置されているけどシャワーカーテンが無いので、身体を洗うときはシャワールームを利用した方が良いかも。
このバスルームは不満だらけで…最初の２日間の朝・晩は火傷しそうなくらい熱い湯が出たのに、３日目の夕方からずっと水しか出なくて、３日目の夕方以降帰国日の朝まで水シャワー(涙。
あとシャワールームの縁の立ち上がりが浅く、ドアの下が３mm程開いているため隙間から水が漏れるから、シャワールーム前は常に水浸しだった。
私は水シャワーで風邪をひきそうなのに、呑気な夫は「南国だから大丈夫、フロントに言うのが面倒くさい」とそのまま放置された。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

バスルームの扉を抜けると、ベッドルームに。
横幅はキングサイズくらいあって広いのに、縦が短いという不思議なベッドで、小柄な日本人は問題ないけれど長身の人は厳しそう。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

クローゼットにはバスローブが。
その隣には、結構大きめの鏡台があるのでメイクする時は便利だった。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

ベッドルームを抜けるとリビングになっていて、デスクと…

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

ソファー、TV(NHK視聴可能)、ミニコンポが設置されている。
１人掛け用ソファーの後ろには小さなテーブルがあり、ウェルカムフルーツと、有線のLANが出ているのでPCを持っていけば利用可能。
今回、急な旅行だったので色々調べる時間が無くて、ラップトップを購入して持って行ったから、早速繋げてみるとパスワードを購入して利用する有料システムだった。
HOTEL１階のスタバに行けば、無料無線LANが通っているので、夫は珈琲がてらスタバで利用していた。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

入口扉横にあるコントローラーで、エアコンは微調整可能に。
回遊式になっているので最初その広さに感動するけど、何をするにもグルグル回らなくてはならず、例えばトイレに行くにはバスルームを横切って…とか、結構面倒だったり。
立地等は満足だけど、部屋の設備や使い勝手は★２つ…あまりお勧め出来ない。

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル

荷物を片付けて外に出てみると、既に真っ暗。
夜の街歩きをあまり怖いと思ったことは無いけど、目力が強いインド系・マレー系の人が集団で暗闇からジロッと視線を送って来るのに慣れず、日本人の観光シーズンを外しているせいか私たち以外に日本人らしき人に出会わなかったので余計に不安だった。

HOTELからアロー通りまでは、徒歩５分程度。
立ち並ぶ屋台や店舗からは食欲をそそる匂いが溢れ、何処からともなく聞こえてくる音楽と様々な言語…ここは小さな通りに集約されたグローバルな世界だった。

アロー通り 露店・屋台

アロー通りは１番奥にレストランを兼ねた店舗があり、店の簡易厨房や小さな屋台が道路に迫り出していて、プラスチック椅子が並べられたテーブルがズラっと置いてある。店先ではどこも必死な呼び込みとアピールの声が飛び交っていた。
アロー通りは歩行者天国では無いので車の往来も頻繁あり、奥のレストランの上階は集合住宅になっているので、ローカルエリア色がとても強く雑然とした印象。
暗くて撮れなかったけれど、通りの始まりから終わりまで続く凸凹集合住宅は、個性的で圧巻だった。

アロー通り 露店・屋台

全部見てから決めたのは“Sam Kee Food Stall”という、通りの中腹にある店。

この通りは中華系の店が多く、どの店もMenuは漢字＆英語が載っている。
あと、ほとんどの料理がサイズを大・中・小と選べるのもウレシイ。

【タイガーBeer（小)】7.5RM
日本のジメジメした気候から逃げて来たので、この暑さも心地よくてビールがうまい！

【黒椒牛肉(小)】15RM
牛肉と野菜の黒胡椒炒めで、あんかけ風になっていて辛くなく食べやすい。

【イカフライ(小)】13RM
ぽってりとした衣に包まれたイカフライ。
横に添えてあるスウィートチリをつけるとビールに良く合う♪

【清炒壅菜(小)】８RM
やっぱり、どこへ行ってもオーダーしてしまう青菜炒め。

【肉骨茶(小)】15RM
【白米】6RM
マレーシアに来たらバクテーを食べなくては！とオーダーしたら、この夕食で夫の１番のお気に入り料理に。
しっかり煮込まれたハーブや漢方系の香りがするアッサリスープが飲みやすく、とっても身体に良さそう♪
合計：69RMだった。

食事中、不安定な天気が崩れて雨がパラパラしはじめた。
外で食べていたので建物内へ異動させられると思いきや、スタッフたちは手慣れた手つきで驚くほど巨大なパラソルを各テーブルに配置。
１個のパラソルで1.5テーブル分をカバー出来るようで、近くのテーブルを合体させて上手く雨をしのいでいた。
雨が降ると、少し風が出てきて肌寒く感じる。
明日はマレーシア最大の目的地、憧れのマラッカへいくので、飲み足りないけれど重い腰を上げてHOTELへ戻る。
続きは02へ。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2010/03/09 20:31:29

  ノスタルジックかぁ〜〜〜

  こんばんわ〜〜
  
  4日間あったら、マレーシアクアラルンプール＆マラッカ行けちゃうんだよね〜
  スゴイなぁ。
  実は私もシンガポール＆マラッカを検討していたんだけれど、
  5日間欲しくて、なかなか5日間が難しいのよね〜
  4日間でも可能かな。
  RiEさんの旅行記を見て、また検討してみたいと思います。
  続きを楽しみにしていますね☆
  
  　　たらよろ

  RiEさん からの返信 2010/03/09 21:50:31

  RE: ノスタルジックかぁ〜〜〜

  たらよろさん、こんばんわ(*^_^*)
  
  今回のマレー旅は、朝出発便＆早朝帰国便、実質滞在中２日の強行★トラベルです。
  1年半前のドタキャン旅行★リベンジ！って感じだったので
  マラッカ重視、クアラルンプールの観光は全然（笑）。
  ４日の弾丸で全然行けちゃいますが、
  結果的にはもぅ、１日クアラルンプール観光の時間が欲しかったかなぁ〜。
  
  大慌ての旅行なので結局、調べる時間が無いため、
  クアラルンプール市内のLAN環境がまぁまぁ良さそうなので
  ネットBOOKを購入して、現地で調べるStyleを取りました。
  滞在先のHOTELの１階に無料無線LANが整ったスタバが併設されていたので
  私がメイク中にダンナさんが１人で珈琲Timeがてら利用したり…すごく助かりました。
  
  マラッカは想像通りの可愛らしくて、今度は夕日観賞がてら宿泊してみたいですね〜。
  ゆるい時間と、入り混じった文化の風を感じる…どこか懐かしく、優しい街でした。
  
  年々、花粉症が悪化していて非常につらいです。
  毎年11月〜5月中旬まで体調不良が続くのですが
  頑張って更新していけたらなぁ〜、と思っています(*^_^*)