2009/07/09 - 2009/07/12
3299位(同エリア5595件中)
RiEさん
マレーシア滞在3日目。
今日は1日KL市内観光をするため、朝から気合いを入れて出発♪
まず最初に向かったのはKL市内最古であり、その美しさに定評あるイスラム寺院:Masjid Jamek。
シンガポールでもイスラム教寺院は見学した事があるけど、ここは肌を露出していなくてもスカーフ着用必須という厳格さ。
真っ白な大理石がふんだんに使われた贅沢な建物と玉ねぎ型のドーム屋根、青空に映える美しきイスラムシルエット…清らかかつ、厳粛な雰囲気に包まれたMasjid Jamekを見学させてもらった。
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昨日は朝早くマラッカへ向かったので、この日初めてHOTELの朝食ビュッフェへ。
思いのほか広くて種類も豊富だった。ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル
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中東系の宿泊客も多いせいか見たこと無い中東系Menuもあり、ちょっと興奮♪
周囲を見回してみると全身を黒い布で包み、目だけを出した状態の女性も多く、改めてこの国がイスラム国家であることを思い出す。
口元も黒い布で覆っているのでどぅやって食べるのか気になり、こっそり観察していたら、食べるときだけ口元の布を少しめくって下からスプーンを入れ、パクり。
「と…取らないんだ」とカルチャーショックだった!!ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル クアラルンプール ホテル
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宿泊しているベルジャヤ タイムズ スクエアは、HOTEL前からKLモノレールが発着しているけど、今回はLRTに乗りたいので乗り換えが面倒だし1駅分歩く事に。
この長く続く壁は、HOTELの窓から見える旧プドゥ刑務所。 -
私たちと同じように、乗り換えの手間を省く通勤者が逆方向からどんどんやって来る。
HOTELにはデパートも併設されているので、オープン前のこの時間帯は通勤者が駅から人がなだれ出てくる。 -
延々と続く旧プドゥ刑務所の壁には様々な壁画が描かれていて、殺風景で寂しい印象とは程遠い。
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この施設は1881-1996年まで現役で使用されていた街中の刑務所。
現在は立ち入ることはできないけど、その存在感は大きい。 -
刑務所の長い壁をしばらく歩くと突然途切れ、どこまでも続くただっ広い芝の空き地が広がっていた。
繁華街が近いのに活用されていない場所が多いのにビックリ。 -
そして到着したのはLRT:Hang Tuah駅。
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まずは自販機で切符を購入。
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駅員&警備員らしき人がいるけど、おしゃべりに夢中で構内はのんびりとした雰囲気だった。
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Masjid Jamek駅まで1人:1.2RM。
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改札を通ると、ちょうどホームに電車が滑りこんで来たところでGoodタイミング。
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Masjid Jamek駅に到着。
政府の施設などもあるこの駅はKLの中心地でもある。
駅のホームから後ろを見下ろすと…マスジット ジャメ駅 駅
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白い玉ねぎ型のドーム屋根が並ぶKL市内最古のモスク“マスジッド・ジャメ”を眺める事が出来る。
美しいシルエットに胸が高鳴る。マスジッド ジャメ 寺院・教会
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駅の周囲はビルや店が並び、車や人の行き来も多い。
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改札を出て外へ。
階段を下ってモスク入口を探す。 -
少し迷ったけど、無事入口を発見♪
…ところが門はピッタリと閉じられ、周囲には出入りする人もおらず、中にいる人に声をかけようとも遠過ぎて、途方に暮れる事5分(笑。マスジッド ジャメ 寺院・教会
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大きく手を振って、やっと気づいてもらうことに成功した。
後で調べたら金曜日礼拝時間以外は、観光客も見学可能で通常は門が閉まっているから私たちのように声をかけて開けてもらうのだそう。
敷地に入ると、タンクトップ&ハーフパンツの夫は全身を覆うローブを、日焼け対策のため肌を露出していない私は髪を隠すようにスカーフを手渡された。マスジッド ジャメ 寺院・教会
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日陰をゆっくりと優雅に横切るネコ。
マスジッド ジャメ 寺院・教会
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スカーフを貸してくれた建物に貼ってあった礼拝の手順。
男女で動作が違い大変興味深いので、このあとイスラム系の書物を取り扱う書店で子供用に作られた礼拝の教本を購入した。 -
1909年にイギリス人の建築家によって建てられたこのモスクは、素焼きレンガの壁と磨き上げられた大理石の床の組み合わせが大変美しい。
マスジッド ジャメ 寺院・教会
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太陽の日差しを浴び輝く真っ白な床…床に映る柱のシルエットも計算されたかのようにまた美しい。
マスジッド ジャメ 寺院・教会
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どこまでも続く大理石の床は何も無く、誰もいない巨大な空間になっている。
周囲は喧噪に包まれているのに、敷地に入ると凛とした空気に包まれ神聖な雰囲気が漂う。マスジッド ジャメ 寺院・教会
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履きものが散らばっているのに、人の姿が見えなかった。
マスジッド ジャメ 寺院・教会
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マスジッド・ジャメを後にして、ムルデカ・スクエアを目指す。
LRTの線路に沿って歩いて行くと、建物に囲まれて日陰になっていて少しだけ涼しい。 -
旧市庁舎の建物。
丸いパンチ穴が開けられた鉄格子の奥には、アイアンで造られた丸窓が見えた。旧市庁舎 建造物
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大通りにぶつかったので、LRTの路線とはココで別れて左へ曲がる。
この周辺の街灯は、ハイビスカスの装飾が付けられていて派手だった。 -
ムルデカ・スクエア周辺は、19世紀後半ー20世紀前半にかけて建てられた建物が集まっていて、イギリス統治時代の面影を色濃く残す。
趣ある建物が多く、デザインもシルエットも本当に素敵だった。 -
所々に飾られた色鮮やかな花が、この場所が南国である事を思い出させてくれる。
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観光客が多いエリアのせいか、大型観光バスが多数停車していた。
右側に見えるマレーシアの国旗は、100mという世界一の高さの掲揚塔に掲げられていて、マレーシアの象徴を風になびかせている。 -
夫が横断歩道を渡ったので慌てて後を追うと、均等に並んだ背の高いヤシの木と、きれいに手入れされた青々と生い茂る芝生が見えた。
そう、ここがムルデカ・スクエア!ムルデカ広場 広場・公園
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夫が向かったのは、その右手側にある赤い屋根と白い壁が可愛らしい建物“聖マリア教会”。
セントマリー聖堂 寺院・教会
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外を囲む柵にはアイアン製の小さな十字架が幾つも並んでいて、小振りな教会に似合っていた。
セントマリー聖堂 寺院・教会
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周囲にはハイビスカスの花が咲き誇り、太陽の恵みを感じさせてくれる。
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アーモンド形をした入口をそっと潜って、建物の中へ。
セントマリー聖堂 寺院・教会
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可愛らしい外観通り、建物の中も温かみを感じる柔らかい雰囲気♪
この教会は1895年完成した英国国教会の教会で、イギリス・ゴシック様式を採用しているそう。セントマリー聖堂 寺院・教会
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優しい空気がこの大聖堂を包んでいるようで、居心地がイイ。
セントマリー聖堂 寺院・教会
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私が撮影に夢中になっていると、この教会の方から「どこから来たの?」と色々話しかけられた。
つたない英語で頑張っていると…いつの間にか夫の姿が無い!また置いて行かれたみたい。セントマリー聖堂 寺院・教会
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建物の後部は木がふんだんに使われていて、更に親しみを感じる雰囲気。
天井部分もチョコレートバーの様で可愛らしかった。セントマリー聖堂 寺院・教会
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アイアン模様の涼しげなガラス扉。
セントマリー聖堂 寺院・教会
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教会を出て、ムルデカ・スクエアの芝生を目指す。
お洒落な噴水があるココはThe Royal Selangor Club。
ムルデカ・スクエアの社交クラブ兼クリケットクラブがあり、芝生の奥には立派なクラブハウスも建っている。ザ ロイヤル セラン ゴール クラブ 建造物
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そして、ここが1957年8月31日に独立宣言がされた場所…ムルデカ・スクエア。
ギラギラと照りつける太陽の下、広大な芝生を勇んで横切る。ムルデカ広場 広場・公園
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端まで来るとまたまた、噴水が見えた。
こちらはデザイン性が高く、周囲は家族連れで大賑わい♪
この後は道なりに歩いてチャイナタウンへ行き、関帝廟とスリ・マハ・マリヤマン寺院を見学する予定。
続きは06へ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2010/05/20 10:03:43
- 玉ねぎドーム
- こんにちわ〜〜
クアラルンプール町歩きもめちゃめちゃ楽しそうですね☆
やっぱり活気溢れる町はただ歩いているだけで楽しそうです。
ホテルのブッフェ、中東系の方たちのメニューって一度味わってみたいな。
やはり人種の坩堝的な場所って
メニューのバラエティがあって面白いですね。
日常でいただけないようなメニューがホテルなので
安心していただける。。。。これもまた旅の醍醐味♪
イスラム圏の方は食べるときも大変なんですね〜〜
良かった、楽な日本人で(笑)
それにしても刑務所の壁、驚きですね〜〜アーティスティック!!
それに玉ねぎドームの白いモスクもテンション上がる〜〜↑
そんなに露出していなくても首もとまでスカーフ巻かないといけないなんて本当に厳格なんですね。
また完成した頃にお邪魔しますね〜〜♪
たらよろ
- RiEさん からの返信 2010/05/20 12:28:58
- RE: 玉ねぎドーム
- たらよろさん、こんにちわ(*^。^*)
いつも遊びに来ていただいて、ありがとうございます!
ホテルの朝食は、見つけた時「絶対食べよう!!」と意気込んで
Menu数も数品だったので、一応全制覇しました(笑)。
基本的にサラダ・前菜風のが多く、味はシンプルでした。
…が、ミントやパセリがこれでもかッ!って位
モリモリに盛られていて、両方苦手な私は辛かったです((+_+))
食べるときだけじゃなく、シンガポールで見た出国審査も衝撃でしたよ〜。
私が審査を終えてすぐの場所で、ダンナさんを待っていたら
全身布で覆ったムスリム女性と、そのダンナさんがcheckを受けていたのですが…
女性の審査は、顔を覆っている布を超★★★早業ッ!!!
マジックのように一瞬めくって終了〜。
あれじゃ、似た人なら不法入国出来てしまえそうです♪
私は、紫外線アレルギーなのでどんなに暑い国でも昼間は
長袖&長ズボン・首にはスカーフ・帽子・UV手袋…と、まさに顔以外の
露出してない状態で怪しく観光していますが(笑)
普通の人からしたら、黒い布で覆っている状態に近いかもしれません(+o+)
私もそうですが、暑さや不便さはもぅ…慣れだから、きっと
あの大変そうな食事風景も彼女らにしたら、日常の1部なんでしょうね〜。
日本人は何でも食べられるし、行きたい国にも行ける、服装をはじめ自由が多い、
パスポートもほぼFree★Passだし…普段気づかないけれど
海外に出ると“日本人である事の幸せさ”を実感してしまいます。
それよりも露出は目元だけ…の厳格な国は(マレーシアは髪〜胸元までのスカーフでOK)
宗教的な意味合いに加えて、女性の姿を隠して、男性はどれだけ嫉妬深いんだッ!!と思ってしまいます(笑)。
黒い布の下は好きなファッションでいいようですが、家の中など限られた場所でしか
布を外せないのはやっぱり、つまらないですよね。
玉ねぎ型のドームは、モスク敷地内からは全然見えないので
駅の高いホームから見下ろすか、モスクを囲むように川が流れているので
川越しで見るのが素敵だと思います。
白くて滑らかなシルエットは、とても印象的で実はまた、
夕暮れ時に見に行ってしまいました♪
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